ハンドスピナー? なにそれ。
いやいやいや、もうだいぶ日本列島にも浸透しましたよ。でも、「まだ知らない」というあなたのために。
いまさら聞けない「ハンドスピナーってなに?」 についてまとめます。
「ハンドスピナー」ってなに?
ハンドスピナーとはなんなのか? をひとことで言うのであれば。「おもちゃ」です。手(ハンド)というよりは、指で遊ぶおもちゃ。こんなヤツです ↓
おもちゃと言っても、子供から大人まで。アメリカなど海外で流行し、その波がいよいよ日本にも。と、言われております。
ほんとうに流行っているのか? 一儲けを狙う誰かが流行らそうとしているだけなのか? ハンドスピナーの真の実力は未知数なのではありますが。
いまさら聞けない過熱感もある「ハンドスピナー」についてまとめてみましょう。だって、昨日買ったんだもん ♪ っていうオチにもならないオチもありつつ・・・
- ハンドスピナーの遊び方・使い方
- ハンドスピナーの発祥(そもそもなんのためのおもちゃだったのか)
- ハンドスピナーをおすすめできるヒト
- ハンドスピナーの種類・価格
ハンドスピナーの遊び方・使い方
まずは、ハンドスピナーとやらの遊び方・使い方から見てみましょう。
ただ回す、それだけ。
ハンドスピナーの遊び方・使い方について。実演販売していたおじさんが、たいへん的確な説明をされていました。
「ただ回す、それだけ。」
以上。あまりにシンプルな言葉の余韻に残されたものは、「コレをおもしろいと感じるか、おもしろくないと感じるかは、アナタ次第だよぉ・・・」という無言のフォロー。
おじさんに手渡されたいくつかのハンドスピナーを、かれこれ2~3分、ただ回してみたボク。うん、買う。ということで、買ってみたしだいです。
指ではじいて回す、眺める。そして、感じろ。
具体的な遊び方・使い方は、次のとおり。
- 親指と人差し指で、ハンドスピナーの中心をつまむ
- ハンドスピナーの羽を指ではじく→ 回る
- いろいろな回し方を楽しむ
- 回る様子を眺める
- なにかを感じる(任意)
各ステップを詳しく見てみましょう。
① 親指と人差し指で、ハンドスピナーの中心をつまむ
慣れてくると回し方もいろいろありますが、オーソドックスなやつで説明します。まずは、中心部を親指と人差し指でつまみましょう。
② ハンドスピナーの羽を指ではじく → 回る
ハンドスピナーを持つ手とは別の手の人差し指で、羽をはじいて回します。
③ いろいろな回し方を楽しむ
そのまま楽しむのもOKですが。カンタンなところでは、つまんでいた親指を離して、人差し指の上でバランスをとって回すのもGOOD ↓
ここから先は、
- どれだけカッコよく回せるか
- どれだけ長く回せるか
- どれだけヘンな場所で回せるか
- どれだけスゴイ必殺技を編み出せるか
- 空中を飛ばす、宙に浮かしてみせる(そりゃムチャだろう)
といったディープな世界です。興味があるならば、ネットの世界でいくらでも探せます。
④ 回る様子を眺める
ひととおり回すことを楽しんだら、あとは回る様子を眺めます。
ハンドスピナーの種類・性能によりますが。2~3分程度は回っていることでしょう。だいぶ長いこと回ります。
長く回ると言っても、なにかの電源で回るわけではありません。ベアリングという軸と、周囲の重りとで回転を維持するというしくみ、らしいです(← よくわかっていないワタシ)。
⑤ なにかを感じる(任意)
完全に「任意」ですが、回る様子を眺めることで「なにか」を感じることができる人もいるようです。たとえば、
- 癒しを感じる
- 気分が高揚する
- 気持ちが落ち着く
- どんどん回したくなる、もっともっと回したくなる
- なんだか強くなったような気がする
ちなみにわたしは、上記のどれでもありません。たぶん、「まだ未熟だから」なのだと思います(あんまり思っていない)。
ハンドスピナーの発祥(そもそもなんのためのおもちゃだったのか)
ぐるぐる回るだけのおもちゃなような気もしますが。ハンドスピナーとはそもそもどういう経緯で誕生したものなのか? その発祥について。
筋無力症でも遊べるおもちゃとして
1990年代のアメリカ、筋無力症の娘をもつ母親の考案により生まれたとされています。病気で筋力が弱い子供でも遊べる、そういうコンセプトです。
それが、およそ四半世紀の時を経て。同じくアメリカで謎の大ブレーク。子供たちのあまりのハマり具合に、学校への持ち込み禁止令が出るほど。
その後、世界的な流行となって日本にも・・・ という状況にあります。
ハンドスピナーはなぜ流行ったのか?
ハンドスピナーの販売については、「ADHD(注意欠陥多動性障害・発達障害のひとつ)に効果あり」という謳い文句もあったようです。
効果のほどは定かとされていませんが、流行にいたる「認知」を支えたひとつの要素ではあるでしょう。
そもそも1990年代という昔のおもちゃが。そして、一部の人たちを対象にしていたおもちゃが。世界中の老若男女にまで流行したのはなぜなのか?
その理由のひとつに、「現代人が抱えるストレス」が挙げられています。
- ハンドスピナーを回しているとイライラがおさまる
- 集中力を高めることができる
- 手持ち無沙汰が解消される
- スマホ依存から抜け出すことができる などなど
現代社会の闇に、どこかでピタリとはまったハンドスピナーの流行。その持続性は謎ではありますが、流行の理由には納得できるところがあります。
ハンドスピナーをおすすめできる人
そんなハンドスピナーは、やはり「ただ回す、それだけ。」なのであります。その「ただ回す」だけのおもちゃをおすすめできる人とは?
おすすめできる人たち一覧
こんな人にはおすすめできる、と言われていることをまとめてみました。
そろそろお気づきのとおり、きょうは「言われていること」をまとめております、はい。手抜きだといわれぬよう、がんばってまとめております!(それが手抜き)
- なにやらストレスを感じている人
- 手グセが悪く、なにかをイジらずにはいられない人
- 鉛筆回しなどの手遊びが好きな人・好きだった人
- いつも手持ち無沙汰でしようがない人
- 貧乏ゆすりが止まらない人
- 脱スマホ依存、禁煙したい人
- あたらしい特技を身につけたい人
- とりあえず流行に乗ってみたい人(← ボク)
ハンドスピナー体験者の感度分布(モロトメジョー税理士事務所 調べ)
ハンドスピナーを体験した我が家。体験者それぞれの「感度」は次のとおり ↓
男性や小さな子は、おおむね好意的。女性にとってはビミョーな位置づけのおもちゃのようです。
妻にいたっては、なかば逆ギレです。何にキレているのかはわかりませんが、すみません。もう少し回すとストレスがやわらぐのかもよ、とは言えず。
というわけで、明暗がわかれるおもちゃになりますので。自分が楽しいからといって、他人に強要してはいけません。しないか。
ハンドスピナーの種類・価格
さいごにハンドスピナーの種類や価格について。実に豊富な品揃えとなっております。
標準タイプ
フツーのハンドスピナーであれば「1,000円」もあれば十分です。
まずは3枚羽のタイプ。初心者でも回しやすいのが特徴です。
2枚羽のタイプ。金属製のモノが多く、見た目がイカしています。反面、3枚羽に比べると、回しにくくバランスが取りづらい。というのがわたしの感想です ↓
高品質・高価格タイプ
良質な素材、より長く回る、ということでやや高めのハンドスピナーもあります。たとえばこんなの ↓
こちらは5分以上回るらしい・・・ ↓
カタチもいろいろと変わったものがあります。いつか怪物をやっつけられるようになるのかもしれません ↓
まとめ
日本で流行しつつある(あるいは今がピーク?)ハンドスピナーについてまとめてみました。
ひとまず、食わず嫌いせずに一度回してみるとよいでしょう。思いのほか楽しいかもしれないし、思いのほか楽しくないのかもしれない。
やってみないとわからない。そういうおもちゃです。
《2017年7月1日 追記》
ハマった息子が、その後いくつかのハンドスピナーを入手。
200円のガチャで買ったヤツ。プラスチック感バリバリですが、回す感触と雰囲気は十分に楽しめます。30秒くらいは回ります ↓
次は、街中で1,300円くらいで買ったやつ。缶ケース入り。羽は金属製で重い。だからなのか、円形だからなのか、1度で3分くらいは回る優れもの ↓
さらに、縁日で購入した500円ほどのやつは、カバンの中に入れていたら無残に軸が破損。あっという間に再起不能に・・・ ↓
ハンドスピナーはピンキリです。それぞれの個体のアタリハズレも含めて、それも醍醐味。
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きょうの執筆後記
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