もう覚えるのやめた!あえて忘れる力~実践編 その1

頭の中の吐き出し

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あえて忘れることで上げられるパフォーマンスがあります。
「いまは必要のない余計なこと」を頭から追い出し、削がれた力を取り戻す。
そのための方法をお話しします。

書き出すだけでも安心できる

「あえて忘れる」ことの考え方として、GTDについてお話をしました。

パフォーマンスを上げるための「あえて忘れる力」

2016.05.03

GTDを私なりに解釈したうえで、毎日どのように実践しているかを今回はお話しします。

まずは頭の中を書き出してみる

GTDの実践について、ツールの指定はありません。
メモ用紙でも、システム手帳でも、PC内のデータでも、WEBサービスでも。
そのうえで、自分はEvernote(エバーノート)というWEBサービスを使っています。

紙を否定はしませんが、持ち運びの問題は小さくありません。
データが多くなればなるほど、「どれだけだよ!」となります。
PC内部の記憶装置はその欠点を補いますが、「そのPC」がなければいけません。
いつも身近なスマホ内部ならどうだ、とも思うでしょう。
しかし、その身近さもPCの作業効率性を凌ぐものではありません。

Evernoteを利用する最大の理由は、WEBサービスであること。
スマホ、タブレット、PCという機器の種類を選ばず、インターネット環境となにかしらの機器さえあれば、どこにいても同じデータを扱えることが強みです。

ではいよいよ、頭の中から「何」を追い出すか。
GTDの最終形としては、ありとあらゆるものすべてです。
頭に余計なものを残した分だけ、頭のパフォーマンスが落ちると考えれば、「あるゆるものすべて」というのは納得できるところではあります。

とはいえ、私なりの解釈をさせてもらえば、「まずはできるところから」でよいのではないかと思います。
0か100かではなく、1であっても踏み出してこそ、です。

そういった意味で、自分もGTDの100を実践しているわけではありませんが、十分に成果・価値を感じている部分としてお話ししていきます。

頭の中をどう区分するか

これからの手順としては、頭の中を吐き出して(準備)、整理、そのあと運用ということになります。
吐き出す前に、整理のイメージを示しておきたいと思います。

Evernoteには「ノートブック」と「ノート」いうアイテムがあります。
イメージでいうと「ノート」を集めたものが「ノートブック」。
「ノート」はメモ用紙の1枚1枚あるいは、そのつづりのようなものです。
「ノート」にも「ノートブック」にも好きなようにタイトルをつけ、好きなだけ作ることができます。

エバーノートのユーザー登録(無料)や具体的な使用方法は、
検索すれば他のWebサイトなどに十分記載されているのでそちらに譲ります。
ここでは「なんのためにどのように使っているか」の話にとどめておきます。

自分は次のようにノートブックを作成しています。
それぞれのノートブックの役割・内容もかんたんに併記します。

ノートブックの区分 ノートブックの役割・内容
INBOX 頭から追い出したことをいちばんはじめに置く場所
取るべき行動 しなければいけない行動
ビジョン いつかやりたいことや価値観・習慣についてなど
資料 ジャンルごとの資料置き場
プロジェクトリスト 連続した行動が長期に及ぶもの
プロジェクト情報 プロジェクト実行に必要な資料など
連絡待ち 誰かにまかせていること
処分 役目を終えたノート置き場(ごみ箱)

「ノート」には頭の中にあることを文字として打ち込みます。
そのノートを、上記の「ノートブック」に区分して管理していくのです。
ちなみに、ノートは文字を打ち込んだテキストだけではなく、ネット閲覧中に気になったページを保存(いわゆるクリップ)したり、ほかにも写真や音声などもノートとして保存・管理できます。

どれだけ書き出せばよいのか

では、「さあ、はじめてみよう」となったなら、まずは書き出すだけ書き出して、ノートを作成していくことになります。
最初のこの準備作業、実はかなり時間がかかります。

たとえば、
・明日 ○○さんにTEL
・今月中に、古い本を処分する
・夏休みの旅行の計画
・買い物に行ったら、牛乳とたまごを買って帰る
・今朝みた新聞記事(仕事で役立ちそうなので保存しておきたい)
・いつか高級な腕時計が欲しい
・◇◇さんから面談日時の回答を待っている

これを最終的には先ほどのノートブックの区分に応じて仕分けしますが、今の段階では1枚のノートに列挙してみることで良いでしょう。
先ほどの区分は「大区分」であって、あとで必要に応じて細分化していきます。
今の段階ではどこまで細分化するかはわかりませんので、頭の中を吐き出すことに集中です。

原則的には、頭の中にある「ありとあらゆるものすべて」を吐き出します。
すこしやってみればわかりますが、大小さまざま「思いつくこと・気になること」はけっこうたくさんあるもの。
少なくても100程度はあるのではないでしょうか。

とにかく遠慮せず、書き出すことです。
ポイントはカッコよくなんて書かなくてよいこと。
誰に見せるわけでもありませんから、自分の気持ちありのままに書きましょう。
「△△さんとデートしたい」、いいじゃないですか、それもビジョンです(笑)
公私問わずに書き出しましょう。

十分に頭の中から吐き出すことができると、この段階ですごくすっきりした気持ちを実感できるはずです。
別にものごとが済んだわけでも解決したわけでもないのですが、不思議なもので気持ちがラクになります。
自分もおどろくほどすっきりした感覚を今でもよく覚えています。

これはやるべきことや悩み事など、自分がどういう状態にあるか、ひとまず「見える化」できたことによる安心でしょう。
「わからない」という状態は不安であり、ストレスでもありますよね。
自分のことでさえ、ほんとうはよくわかっていないもの。
頭から吐き出す作業で得られる安心感はその証拠です。
安心感は「あえて忘れる力」のひとつの効用といえます。
「まずはできるところから」とは言いましたが、十分な効用を得るためにも、このはじめの準備をがんばってみてください。

これで「あえて忘れる力」実践の準備部分は終わりです。
安心ばかりもしていられません。
ほんとうの効用に向けて、次は吐き出された「材料」をどう整理するか。

「あえて忘れる力」習得の道はまだまだ続きます!
↓↓ つづく ↓↓

もう覚えるのやめた!あえて忘れる力~実践編 その2

2016.05.08

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  きょうの執筆後記
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きょうのブログ執筆には、めちゃくちゃに時間がかかってしまいました。
他のテーマで書きはじめてみたものの「なんか違う」みたいな。
内容もまだまだ、テーマ選びも含めて勉強が必要です・・・

 

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士レス経理エバンジェリスト、フリーランス型税理士。1975年生まれ。 フリーランスの経理・会社の銀行融資支援を得意にする、横浜市の諸留誕税理士事務所・所長。2016年4月、18年間の「勤め人」を脱して独立開業。以来、ブログを毎日更新中!