【ちょっと今から仕事やめてくる/北川恵海】ほんとうに活かせる名言をみつけよう #6

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きょうの名言は、北川恵海さんの「ちょっと今から仕事やめてくる」から。
古今東西、世の中はたくさんの名言であふれています。
自分にとって「活かせる」名言、みつけてみませんか?

現実の「しがらみ」を言い訳にしないために

当ブログの記事になかで、投稿後もコンスタントにアクセスが続く記事のひとつがこれです ↓

仕事に疲れた、人生に疲れた…ぼくが働くことの意味を取り戻した本 3選

2016.05.29

アクセスされた方の「検索キーワード」をみていてとても心配をしています。
・人生に疲れた
・仕事に疲れた
・逃げる
・人生の意味
・仕事の意味
そのような「検索キーワード」が並ぶのです。

ブログ記事のタイトルが「仕事に疲れた、人生に疲れた…ぼくが働くことの意味を取り戻した本 3選」なのですから、結果としては当然といえば当然です。
ですが、毎日のようにこのようなアクセスがあるということに心を痛めています。
せめて、わたしが記事内で紹介した本などから、何かしらの「こたえ」をみつけられることを祈るばかりです。

記事に書いたことですが、わたし自身も、仕事と人生についてたいへん悩みました。
半年ほど前のことです。

いまにして思えば、完全に疲れていました。
でもそれは、まさに「いまにして」思うことであり、当時は自分でもよくわかっていません。

会社勤めをしていましたが、自分自身の「ある種の能力不足」と「スケジュールコントロールの未熟さ」とで、残業や休日出勤がかさんでいました。
家庭に戻っても疲労やストレスでいつもイライラしていたようですが、自覚はあまりできていなかったように思います。

それがきっかけかどうかはともかく、ストレスが原因とされる体調不良が続いたこともあり、退職を考えるようになりました。
その時点での「退職」という選択肢は、「逃げ」あるいは「甘え」であり、「こたえ」ではなかったのですが。

その後、「退職という選択肢」をきっかけに、すがるような思いで本を読みました。
記事で紹介した本以外にもいろいろと。

当時、耳から入る言葉はなかなか受け入れにくい状況でした。
それが疲れている、ということなのかもしれません。
ところが、目から入ってくる言葉は不思議と受け入れることができたんですね。

おそらく、本は自分が選んだモノであり、読もうという意思があったからでしょう。
本を読めて良かったのは、その効用として「耳が開いた」ことです。
「逃げ」と「甘え」に気づいたのです。
退職というのはそれはそれとして、「こたえ」を探さなきゃ、と。

いろいろな方と話をする中で、退職先の経営者のお二人にはとくにお世話になりました。
退職で迷惑をおかけするにも関わらず、こちらのことをいちばんに、親身に考えていただきました。

もちろん家族にも支えられながら、ようやく「こたえ」として、わたしは独立開業の道を選ぶことができました。

退職により、たくさんの人に迷惑をかけました。
いまもかけているだろうし、これからもかけるのでしょう。
長くお世話になったのにほんとうに申し訳ないことです。

でも。
自分に「こたえ」がなければ仕事にも人生にも意味を見出すことは難しくなります。
あのときの自分には、「こたえ」を出すためには、その迷惑も「しかたがなかった」とも思っています。

前置きが長くなりましたが、ここできょうの名言です。

「俺の人生を、お前が語るんじゃねーよ!」

物語の主人公「隆(たかし)」が、本のタイトル通り、仕事をやめにいったシーン。
仕事を辞めると告げた隆に、部長は「お前は負け犬」との罵声を浴びせます。
その部長に返した言葉が、上述の名言。さらに、隆は

「俺の人生は、お前のためにあるんでも、この会社のためにあるんでもねえ。俺の人生はなあ。俺と、俺の周りの大切な人のためにあるんだよ!」

この部長はなかなかのダメ部長ですので、「お前」呼ばわりもいたしかたないところがあるのですが。
言葉尻をとらえると不遜な態度ではありますが、言葉の本質には共感せざるを得ません。

本質は「結局は自分」だということです。
他人や環境に逃げてはダメなのです。
自分がどうありたいか、どうあるべきかにしか「こたえ」はない。

隆は言います。

「負け犬、負け犬って、一体何を指して負け犬なんだよ。人生の勝ち負けって他人が決めるものか?そもそも、人生は勝ち負けで分けるものなのか?じゃあ、どこからが勝ちで、どこからが負けですか。自分が幸せだと思えたら、それでいいでしょう。」

以前のわたしのように、「こたえ」だと思っていたことが、実は「逃げ」や「甘え」でした、ということがあります。
一方で、ほんとうは「こたえ」なのに、それが「逃げ」や「甘え」だと勘違いしてしまうことがあります。
現実の「しがらみ」に絡み取られている場合です。

この物語のように「雇用関係」というのは「しがらみ」の最たるものでしょう。
わたしは「退職」を勧める気はサラサラありませんが、「退職のわずらわしさ」に嫌気して「退職」を避けることは間違いだと思います。
隆が言うように、「自分が幸せだと思えたら」、その「退職」は逃げではありません。
「退職」という選択肢を、「逃げ」にするか「こたえ」にするかは自分しだいです。

「こたえ」を選択する自由と引き換えに、「こたえ」に対して責任を負うことになります。
独立開業したわたしはまさに、その自由と責任のはざまに置かれています。
責任に怖さを思うのであれば、勇気を求められるところでもあるでしょう。
きょうの名言が「しがらみ」を乗り越え、選択する勇気を見出すきっかけになれば幸いです。

 

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  きょうの執筆後記
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昨日は顧問先の監査のあと、ちょっと病院へ。このへんがひとりの良いところです。
耳を診てもらったのですが、ひとよりも耳の穴がだいぶ小さい、と医者に言われました。
41年生きてきて初めて知りましたけど・・・

ところで、今日の名言で、わたし自身の退職について話をしました。
退職という選択肢を、確固たる「こたえ」に変換してくれたのがこの本でした↓

当時、「ひとり税理士」という働き方を知り、独立開業への勇気をもらった本です。
著者の井ノ上さんのセミナーにはいちど参加させていただきましたが、やはり「こたえ」を持つ方はホンモノです。
わたしが勇気をいただいたように、わたしもまた誰かに勇気を与えられるような仕事ができるよう努力します。

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士レス経理エバンジェリスト、フリーランス型税理士。1975年生まれ。 フリーランスの経理・会社の銀行融資支援を得意にする、横浜市の諸留誕税理士事務所・所長。2016年4月、18年間の「勤め人」を脱して独立開業。以来、ブログを毎日更新中!