ブログを続けるにはどうしたら・・・?
ツラい、ツラ過ぎる・・・もうダメかも・・・思い悩んだ時期もありましたが。気が付けば積み上げた365日。「毎日更新するぞ」とブログをはじめてから、明日で1年を迎えます。
労苦に比べ、割に合わないと感じるブログでも。1年365日毎日更新し続ける方法を、過ぎ去りし1年の中から抽出します。
ブログをやめる口実ならばいくらでもある
ブログを書く、続けるというのはカンタンではありません。よって、「やめよう」とするための口実はいくらでも出てきます。たとえば、
- 時間がかかる
- ネタがない
- ぜんぜん読んでもらえない、PV(ページビュー)が少ない
- 収入につながらない
- 読者の反応が無い、反応が薄い
- 仕事が忙しい
- 休日はしっかり休みたい
- 体の調子が悪い
などなど。1年経ったいまでも、「やめる理由」「やめる口実」はいくらでもあります。
「時間がかかる」という口実で言えば。ブログの更新には、平均して毎日165分ほどかかっているのが現状です。
ブログをやめたら、もっと違うことがいろいろできるんじゃない?とも思います。他人もそう思うことでしょう。
にもかかわらず。仕事になっているか、おカネになっているかと言うと。ブログを時給換算すれば、違法レベルの低賃金。
では、ひとまずおカネには目をつぶって見たとしても。
PVがなかなか伸びない、読者の反応が見えないなど。挫ける要素には事欠かないのがブログだったりします。要は「割に合わない」。
その辺はアンタのブログがつまらないからだろ、という批判であれば甘んじて受けますが。それすら無いのも歯がゆいところです。
そういう意味で、ブログは自分自身との戦いだとも言えます。むしろ、自分自身との戦いでしかない、と言えます。
ブログを続ける口実だっていくらでもある(はず)
やめる口実、やめる誘惑ばかりのブログに対抗する手段はなんだろう? 1年続けてきた理由はなんだったろう?
ということで、この1年をあらためて振り返り考えてみたところ。
ブログを「続ける理由」「続ける口実」だっていくらでもある、ということにたどり着きました。なんじゃそりゃ。
でも事実、ブログにはこんなイイこと、あんなイイこともある。ハズなのです。
とはいえ、「まだ1年」でもありますからね。目に見えるイイことは小さなものばかりでもあります。
だから、小さなイイものをたくさんたくさん見つけ出して積み上げることです。やめる口実に負けないだけの、やめない口実を積み上げることです。
そんなわたしのブログを続ける口実とは・・・
ブログの力で仕事が創れる
ブログをやっていなければ出来なかった仕事ができるようになりました。こんな仕事です ↓
少人数セミナーですが、ブログサイトからの申込だけで毎月開催できるようになりました(ブログ以外からの申込方法は設けていません)。
実績は少ないものの、ブログサイト経由で執筆の依頼もいただくことができました。
また、大きな金額がはありませんが、ブログ内の広告による収入、アフィリエイト収入もあります。
これらは、いままで通りの「税理士業」をやっているだけでは絶対にできなかった仕事です。
いまはまだ小さく、少ないかもしれないけれど。あたらしい仕事を、この手(いや、この指)で創り上げた喜びは大きく。これからの可能性にも期待できるものです。
時間管理能力がアップする
冒頭触れたとおり、ブログの更新にはおそろしく時間がかかっています。
もっとサクッと書ける人はいるでしょうし、サクッと仕上げるという方法もあります。
それでも、いまのわたしには「165分」という時間が必要。これは変えられない、とするならば。
あとはいかに確実に、その165分を確保するかです。
わたしはこれを、スケジュールを立てる習慣、それをできる限り実行するためのしくみとで乗り切っています。
毎日いろいろなことがある中で、確実に165分を確保するために、イヤでも身に付いた「習慣としくみ」だとも言えます。
この「習慣としくみ」のおかげで、時間管理というアタマの痛い問題にも、うまく取り組めるようになったと感じています。
カラダが強くなる(気がする)
習慣としくみの話をしましたが。それだけではどうにもならないときがあります。体調不良です。
カラダの調子が悪ければ、ブログを書くのもタイヘンでしょう。
ただ、幸いこの1年間、風邪らしい風邪もひかずに済んでいます。
これはもしかして、ブログ毎日更新の効果もあるのではないかと「勝手に」思っています。
わたしは基本的に朝にブログを書くのですが、そうすると夜更かしや夜遊びは自然と控えることになります。不摂生も少なくなります。
そうカンタンに病気にはなれんぞ、という気持ちで免疫力も高まっているのかも。そういうことにしておこう。そうに違いない。という思い込みも大切です。
毎日あたらしいジブンを見つけることができる
ブログを書くということは、とりもなおさず、自分の考え方を「見える化」することです。
アタマの中にある「わかっているようでいて不確かなモノ」を、ブログを通じて毎日毎日、目に見える言葉として吐き出しているわけです。
言葉を目にすることで、あらためて物事に対する考え方が整理されたり。あたらしい発想が生まれたり、という機会になります。
自分の中にある軸が少しづつ削りだされてカタチになっていく、あるいはあたらしい軸がみつかる。そんなイメージです。
ブログをはじめる前のことを思い出すと。なかなかこういう機会は持てるものではありませんでした。
アタマの中には気になることがいくつもあるけれど、放置され、忘れ去り。突然、また思い出し。そんな毎日、いつも同じ自分だったように思います。
それがブログを書くことで、毎日あたらしい自分に出会うことができるようになったと感じています。
インプットへの動機になる
ブログを毎日書いていると「ネタが無い」という事態に直面します。
わたしのアンテナ感度が低いからなのでしょう。1年経ったいまでもときどき言っています、あぁネタが無いネタが無い。
そんなことがないように、何かとインプットを試みるようになりました。
なにかあたらしいことはないか、と考えることはもちろんですが。気になったこと、やりたかったことを実行するスピードも速くなりました。
速くやればこれはネタにできるぞ、みたいな。いいんだか、わるいんだか・・・
もともとが慎重派・保守的(石橋は叩いたら崩れるから叩かない)なわたしですから、意外と良いバランスになったかなと言う気もしています。
妻との意思疎通のきっかけになる(といいな)
このブログは毎日、妻が見ています。「ただ見ている」というのではなくチェックをしてもらっています。
そもそも公に向けた文章を書く習慣もなかったわたしです。そのわたしがブログを公開することには、ある種のコワさがあったんですね。
ですから妻に、誤字脱字の確認、わかりにくい表現の指摘などを当初お願いしていた。それが日常になった、ということです。
ところで時々、こんなことを妻に言われます。「これは違うのではないか」「こういうことを言ってはいけないのではないか」。なかなか言ってくれるじゃない。
これには短気なわたしは一瞬カーっとくるわけで。それでも2分くらい考えてみて、たいてい折れます。わたしが悪うございました、と直します。
こういうことを通じて、わたしの考え方を知ってもらい、妻の考え方とすり合わせ。意思疎通のきっかけになっているといいな。そう考えています。希望的観測。
ブログがなければ、そういう機会も少なくなるわけで。これもブログを続ける理由のひとつ、とわたしは考えています。夫婦間の意思疎通。
毎日毎日文句も言わずチェックをしてくれる妻には、この場を借りて深く感謝申し上げます(この場を借りずに面と向かってちゃんと言え、というハナシ)。
まとめ
1年365日毎日更新し続ける方法について、「やめる口実に負けないだけの、やめない口実を積み上げること」だという話をしてきました。
はっきり言って、わたしはこのさきも365日更新し続ける自信はありません。
更新したい、更新しようとは考えていますが、意志だけで実行できるものでもないでしょう。パソコンに向き合うのがツラくなる日もあるはずです。
そんなときにいま一度、自分を奮い立たせようというのが「やめない口実」たち、ということになります。
ブログを続けていくのなら、「やめない口実」をどんどんストックしていきましょう!
************
きょうの執筆後記
************
ブログには書けない・書きにくいことその他。きょうの「執筆後記」は毎日メルマガでお届け中です。
よろしければメルマガ(無料)をご登録ください! → 登録はこちらから