セミナーを自主開催したいけれど、参加者はどうやって集めれば・・・?
わたしは「自ブログサイトでの告知」で、毎月セミナーを開催しています。
やっていること3つ、やらないようにしていること3つ
2016年4月に独立開業してから数か月後、自主開催セミナーをはじめました。
その後、2016年10月からは「毎月開催」を掲げ、本投稿日現在(2017年9月)まで、その毎月開催を続けています。
「セミナーを開催する」とは言っても、参加者がいなければ話にならないわけで。当然のごとく、はじめのうちは苦労をしました。ぜんぜんっ、ヒトが来ない (笑)
試行錯誤でああでもないこうでもないとしているうちに、ご参加をいただけるようになったいま。
「自ブログサイトの告知だけでセミナーを自主開催するためにやっていること」と題して、お話をしてみることにします。
「やっていること」を3つ、それから、あえて「やらないようにしていること」も3つ。それぞれについて ↓
【 やっていること3つ 】
- セミナーのテーマに合うブログ記事を書き続ける
- あえて少人数セミナー
- アンケートをとり、結果をブログサイトに掲載する
【 やらないようにしていること3つ 】
- リアルで集客活動をしない
- 広告をしない
- 人が集まらなくてもやめない
それでは順番に見ていきましょう。
自ブログサイトの告知だけでセミナーを自主開催するために「やっている」こと
まずは、「やっている」ことのほうからお話をします。
セミナーのテーマに合うブログ記事を書き続ける
わたしが毎月開催しているセミナーは2つ。そのテーマはそれぞれ「フリーランスの確定申告・経理」と「銀行融資・資金調達」です。
この2つのテーマについては、今も昔も当ブログサイトにて記事を書き続けています(これからも書き続けるでしょう)。
それらの記事がきっかけで、当ブログサイト(あるいはわたし)のことを知り、「セミナーもやっているなら行ってみようかな」という流れが生まれます。
つい先日ご参加いただいた方もまさにそうでした。ネットで「勘定科目」や「経費」で検索、当ブログにたどりつき。
いくつかの記事を読んでいるうちに、「もっと勉強しよう、セミナーを受けたい」ということでセミナーにご参加いただきました。
なにを言いたいのかというと。セミナーの告知をしているだけでは、ご参加をいただくのは難しいということです。
セミナーでお話するようなことも含めて、得意分野の情報を普段からブログで公開しているからこそ、「この人のセミナーなら・・・!」という動機になりえるわけです。
あえて少人数セミナー
わたしが開催しているのは、最大4人の少人数セミナーです。
正直言えば、いまのわたしのチカラでは何十人も参加者を集めることはできません。が、負け惜しみではなく、その必要もないと考えて、「あえて少人数」にしています。
さきほどお話をしたとおり、セミナー参加者には「積極的な動機」があります。当サイトのブログ記事をきっかけに、「もっと勉強しよう、勉強したい」との思いがあります。
そのような方々にとって、「少人数」は魅力のひとつです。講師との距離感が近いことで、濃い学びの機会を得ることができそうだとの期待感がある。
実際、セミナー中は毎回、みなさんからかなりのご質問・ご意見をいただくことができます。「積極的な動機」の表れですね。
このように参加者の質問・意見に対応できること。また、参加者の状況(業種・経験・習熟度など)に応じて、その場でセミナー内容を調整できるのも少人数ならでは。
参加者の満足度を高める要因になります。
アンケートをとり、結果を掲載する
セミナー後は、メールでアンケートへの回答をお願いしています。
現地でアンケートをいただかないのは、「講師を目の前に本音は書きにくいだろうから」「落ち着いて書いてもらえないだろうから」との理由からです。
いまのところアンケート回収率は9割以上。たくさんのご意見・ご感想をいただいております。その中から公表を承諾いただいた回答を、セミナー告知ページに「参加者の声」として掲載しています。
いまにして思うと、この「参加者の声」が掲載できるようになってから、参加者の数も増えてきたように思います。
自分が参加をする立場であれば、「参加者の声」というのは聞いてみたいものであり。参加の意思決定を後押しする材料として、「参加者の声」はぜひとも掲載したいところです。
そういう意味では、セミナー開始当初に限り低価格の受講料で参加者を増やして「声」を集める。というのは、方法としては十分アリでしょう。
自ブログサイトの告知だけでセミナーを自主開催するために「やらないようにしている」こと
続いて、「やらないようにしている」ことのお話をします。
リアルで集客活動をしない
ブログなどネットの世界ではなく、リアルの世界でセミナー参加者を集める方法として。たとえば、交流会に参加して宣伝する。会う人会う人にセミナー案内チラシを配る。というようなことが挙げられます。
わたしはやっていません。ぜんぜんやっていません。はっきり言って、それらはやりたくないことだからです。
これから先、わたしがセミナーをやり続けようと考えるとき、交流会に参加し続けたり、チラシを配り続けなければ参加者が集まらないというのではタイヘンです。
別に「ラクをしたい」ということではなく、できるだけムリなく、この先も長く続けられる方法を探しているだけです。
そう考えると、わたしには「ブログ記事を書き続ける」ことのほうが現実的なのであり。同じマンパワー・時間を使うのであれば、リアルの集客活動はせず、ブログを書くことを選んでいます。
そういえば、自分で交流会を主催していた時期はありましたが(いまはやめました)。セミナーの参加者を集めよう、ということではなく別の意図でした。念のため。
広告をしない
セミナー告知については広告もしません。と、言いながら。おカネをかけて広告していた時期もあります。セミナー開始当初、あまりにヒトが集まらず(笑)
試してみたのはFacebook広告だけでしたが。それなりにおカネを使って結果は・・・ 全然ダメです。ゼロ。「わたしの場合は」ということですが、効果はありませんでした。
集客活動にしても広告にしても、こちらがグイグイ押せば少しは参加者を引っ張ることができるのかもしれません。
でも、来ていただきたいのは「無理矢理連れてこられた参加者」ではなく。さきほどお話したような、自ら情報を求めて勉強したいという「積極的な参加者」ですから。いまは広告はしません。
また、ちょっと性格は異なりますが、セミナー集客サイト(ポータルサイト)にも登録していません。しようとも考えていません。
もしもそのサイトがなくなったらどうすんの? ということがひとつ。ブログサイトにしてもなんにしても、この先もずっと参加者を集め続けるチカラを自分で身につけたく。
もうひとつは、そのサイトを通すがゆえに手数料を抜かれるのも「なんだよなぁ・・・」というゲンキンな思いだったりします。
人が集まらなくてもやめない
セミナーをはじめたばかりの頃はもちろん。毎月開催していれば参加者が集まらないこともあります。
小さな声でこっそりお話しますが、参加者ゼロというときだってもちろんあるのです。だって、確定申告とかって季節ものだから、時期によってはなかなかね・・・ はい、ただの言い訳です。
それでもやめないこと、あきらめないこと。わたしの場合は「毎月開催」を掲げ、きちんと毎月開催のスケジュールを取り続けることでした。
もしも、参加者がゼロだとしても。「ゼロでした、すみません」と謝る必要はもちろんありません(反省はします、落ち込みもします)。公表する必要もありません。
シレっとまた、次回のスケジュールを更新すればいい。毎月やってますよー。それでいいのです。少しくらい人が集まらなくても、あきらめずに開催をし続けましょう。
まとめ
自ブログサイトの告知だけでセミナーを自主開催するためにやっていることについてお話をしてきました。
自主開催セミナーとブログは相性がよいものだと考えています。
ブログを活かしたセミナー開催。また、セミナーを活かしたブログ記事という流れが期待できるでしょう。
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きょうの執筆後記
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