ブログを書くときにやらないようにしていること、ってありますか?
自分の軸をしっかりと、ブレずに書き続けるためにも。
「ブログでやらないことリスト」をつくってみるのはどうでしょう。
いま僕の『ブログではやらないこと』リスト
毎日毎日ブログを書いているわたしが、自分自身のブログについて「やらないこと」をリストにしてみました。
書き続けているうちに、リストの内容も変化をし続けているものではありますが。少なくとも現時点でやらないこと、やってはいけないこととして。
すこしでも良いブログを書こうというルールとして。掲げている「ブログでやらないことリスト」のご紹介です。
【 僕のブログでやらないことリスト 】
- 毎日書かない
- 自分がおもしろくないのに書く
- サクッと書く
- 執筆の時間を制限しないで書く
- 日記を書く
- 漢字と横文字表現を多用する
- 妻の検閲を受けずに公開する
それでは、順番に見ていきましょう。
『毎日書かない』をやらない
毎日書かないをやらない、ってわかりにくいですね。書いてから思いました。要は、「毎日書く」ということですね。ややこしくてすみません。
さて。ブログを書きはじめてから、きょうで531日になりました。1日も休むことなく、毎日更新を続けてきました。いまのところ。
「ブログを毎日書くぞ、更新するぞ」と決めているからです。いまのところ。
「いまのところ」などと言っているくらいですから、これから先も毎日書けるかどうかの自信は正直あまり無いわけで。
これまでだって、「やめたい」と思ったこともあれば、「ほんとうにやめてやるジョー!」と決意した日(2017年6月鬼嫁一喝事件)もありました。それでも、なんとか乗り越えてのきょうです。
そんな「ガラスの自信」を持つわたしでも。毎日書くぞ、と決めています。先のことはわからないけれど、それでも、目の前にある「きょう」は書くぞ。そう決めています。
そのワケは? 毎日書けなければ意味がない。毎日書けなければきっと書けなくなる、書かなくなる。そう考えているからです。
書きたいことがあってはじめたブログです。伝えたいことがあってはじめたブログです。その書きたい気持ち、伝えたい気持ちがホンモノであれば、毎日書けるはずだ。
という、ちょっとおかしな思考回路になってきているわたし個人のことですから。マネしなくてだいじょうぶです。毎日書かなくったって、ぜんぜんだいじょうぶでございます。
けれども。ブログを書くのであれば、「なぜ、きょうもまた僕(私)はブログを書いているのか?」との自問はすべきです。惰性や慢心のまま書くことなかれ。
『自分がおもしろくないのに書く』をやらない
自分がおもしろいとは思えない記事を書かないようにしています。書いてしまうことはありますが、結果、おもしろいと思えなければ公開はしません。
いやいや、公開していてもおもしろくない記事があるじゃん! というご指摘はごもっとも。すみません、精進します。それはそれとして。
ここでわたしが言いたいことは、「自分がおもしろいと感じるかどうか」です。まず、自分自身がどう感じるかという話。
そもそも、ブログには「読者のために」という大原則はありますが。それでも、自分がおもしろくもないのに書いているものを、読者だってそれほどおもしろいとは思わないだろう。そう思う。
ですから、明らかに読者のためになるようなテーマを見つけていたとしても。自分がおもしろいと感じる切り口で書けない、たのしく書ける記事にはならない、というのであればあきらめます。
ある意味「自分本位」なこの傾向は、日々強まるばかりです。なんというワガママ。でもやっぱり、毎日時間をかけてブログを書くのは自分自身です。おもしろく、たのしく書くのがいちばんです。
その副次効果というか、副作用というか。ブログをはじめた当初とくらべると、文体・口調がだいぶ変わってきました。ラフなテーマの際には、少々壊れているかもしれません。ポンコツです。
またコイツつまらない冗談言ってるよ、と思われるかもしれませんが。決してふざけているわけではなく、おもしろくたのしく書きたい気持ちの表れでして・・・
ビジネス寄りのテーマのときにはマジメに書きますのでご容赦を。
『サクッと書く』をやらない
お伝えのしかたが難しいのですが、「サクッと書く」ことをしないようにしています。言い換えると、ラクをして書かない。
形式的なことで言うのであれば、「ひとつの記事に3,000字ていど以上」という目安を持って書いています。3,000字というと、書くにもそこそこのボリュームを感じる文量です。ラクじゃない。
別に文量が多いほうが良くて、少ないのが悪いと考えているわけではありません。
だいたい3,000字くらいが、わたしが読者になにかを伝えるにあたって必要な文量だ。経験則的にそう考えているだけです。
これより文量が少ないと、ほんとうは伝えるべきことが伝えきれない。なにかを削らなくてはいけないとか、省略をし過ぎてしまう、ということが起きやすいという経験則。
書き手からすると、なにかを削ったり、省略をすればラクではあるのですが。読み手としては物足りない、消化不良、誤解をさせる、といったことにもなりかねず。
あくまで目安ではありますが、「文字数3,000」を意識して書いています。
だから、それよりも文量が少なくてラクに書けた、サクッと書けた、という自分の記事をわたし自身が信用していません。
そういう意味では、たとえ文量はあっても、内容が薄い、構成が甘い、などの理由でラクをする、サクッと書けることもあります。そういう記事もあるな・・・ いまさら反省しています。
『執筆の時間を制限しないで書く』をやらない
さきほど、「文字数3,000字」という話をしました。これについてわたしは、日々のスケジュール(毎朝、朝イチで計画)で「2時間半」という時間を充てています。
もちろん、これより早く書けることもあれば、これ以上かかるときもあります。ヒドいと、半日かけて書いています。とくに税務系は時間がかかる、かかる・・・
それでも、1日のブログ執筆の制限時間として、「2時間半」と決めています。時間管理の一環としてですね。
サクッと書かない、ラクをして書かないという意味では、執筆時間よりも記事の内容優先です。執筆時間を守るために内容は手を抜きました、では本末転倒です。
ただ、限られた時間の中で、一定の内容・質で記事を書く、という訓練もしなければいけません。無尽蔵に時間があるわけではないですから。
というわけで、いまもタイマーを眺めながら、時間と勝負をしつつ、おもしろたのしく、ラクをせずに記事を書いているところです。どんな状況だよ、これ。
『日記を書く』をやらない
きょうはどこどこに行きました、たのしかったです。なになにを食べました、おいしかったです。みたいな記事を書かないようにしています。いわゆる「日記」を書かない。
かと言って、日記を否定するつもりはありません。書かない理由は、日記を書けるだけの自信がないからです。うーん、オレにはムリ。そんな感じです。
自信がないものを書いたとして、それをなにかの加減で読むことになってしまった読者は不幸です。
どこどこのたのしさを伝えることは難しく、なになにのおいしさを伝えるのも容易ではない。食に対する語彙があまり思い浮かびません。だめだこりゃ。
だからむしろ、日記のブログ記事をじょうずに書ける人はすごいなぁ、と思いながらいつも見ています。見るたびに、オレにはムリだと尻込みしております。
なので、「やらない」と言うよりも、「やれない」のでしょう。じゃあ、やらないことリストに載せるな。そうですね、そうします。
でもですね。ちょっとしたボタンの掛け違い、ほんの出来心から、わたしが誤って日記を書いてしまうのもいけません。
どんだけ警戒してるんだ、ということではありますが。いちおう、いまの自分には「禁じ手」と位置付けているのが日記ブログです。
『漢字と横文字表現を多用する』をやらない
少しまともなことを書くことにします。ブログのテクニック面でのお話です。漢字と横文字表現(カタカナ語)を多用しない、これにわたしはかなりの注意をはらっています。
世の中にあるブログの書き方的ノウハウを見れば、「漢字と横文字表現を多用しない」というのは、ほぼほぼ言われていることではありますが。
いろいろな方のブログを拝見していると、その実行度合というのは「そうでもない」といった印象を受けます。むずかしい漢字も多いし、意味のわからない横文字表現も多い。
もちろん、読者ターゲットが「有識者層」であるとか、明確な意図があってのことであれば問題はないのですが。それもそれで「そうでもない」といった記事が散見されます。
かく言うわたしも、ブログを書き始めた当初は、漢字をもっと使っていたし、横文字表現も多かった。けれども、書くたびにそれらは減少の一途をたどっています。
わたしには自信があります。とくに、文章中のひらがな割合の大きさには自信があります。って、なんの自慢なんでしょうね。これ。
けれども、ブログに関して言えば、漢字の多い文章は読みづらく。結果として、読み手の「読むリズム」が崩れます。漢字を読みに変換する分だけ、読むうえでのリズムが悪くなるのです。
むずかしい横文字表現(カタカナ語)ばかりというのも、読み手のリズムを狂わせます。「うーん、これなんだったっけ?」と思わせてしまったら書き手の負けでしょう。
博識そうだから漢字、なんかカッコイイから横文字表現、というのは自己満足に過ぎないと、自分には言い聞かせるようにしています。
『妻の検閲を受けずに公開する』をやらない
これはかなりの「特殊状況下」でのお話になります。
わたしはブログを執筆したあと、必ず妻の検閲を受けてから公開をするようにしています。つまり、妻もまた、わたしのブログに500日以上毎日関わっているわけです。
しかしまぁ、「検閲」だなんて穏やかじゃありませんなぁ、ということですが。穏やかではないことを求めているのでOKです。
毎日ブログを書いていると、書かなくていいことまで書いてしまうことがあります。書かないほうがいいことを書いてしまうこともあります。
場合によっては、書いてはいけないことを書いてしまうこともあるかもしれません(さすがに書かないとは思うが、気の迷いが無いとは言い切れない)。
また、わたしが税理士という専門家の立場で執筆するならば、専門家でない読み手に伝わる文章になっているのか? 単純に、誤字脱字はないか? などなど。
そういった諸々について、妻に確認をしてもらっている。それが、ここで言う「検閲」。
本来、自分自身で他人の目線で確認をすべきことではありますが、やはりほんとうに他人にみてもらうのがいちばんです。
心が狭いわたしは、妻から指摘をされるとイラっとくることもしばしばです。でも、最終的にはきちんと受け入れてコソコソと直します。
あなたもよければどうですか? いやいや、ウチの妻ではなくて、あなたのそばにいる誰かに見てもらう。それが毎日ではなくても、きっと効果があることを保証します。
まとめ
500日毎日更新してきた僕の『ブログでやらないことリスト』について、お話をしてきました。
自分のブログに対する姿勢を、あらためてリスト化してみると、「自分の軸」も見えてきます。
また、時間が経てば、軸にも変化が生じるものです。ブレるのではなく、進化として変化するためにも、言葉で明瞭にリスト化しておくとよいでしょう。
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きょうの執筆後記
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