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fitbit ionicはランニングウォッチとして使えるか?

fitbit-ionic

フィットネストラッカーを手がけるfitbit社のスマートウォッチ、「fitbit ionic」。

活動量計としては申し分ありませんが、ランニングウォッチとしては果たしてどうなのか?

目次

fitbit ionicはランニングウォッチとして使えるか?

フィットネストラッカーを手がけるfitbit社のスマートウォッチである「fitbit ionic」。

活動量計としての機能・性能は申し分ありませんが、ランニングウォッチとしてはどうなのか? お話をしていきます。

では、はじめに結論から ↓

本記事の要点さきどり

fitbit ionic はランニングウォッチとして使える。

が。場合によっては、バッテリーに不安あり。

ランニングウォッチとしての機能・性能に問題はないものの。

いちどにたくさん走る(目安としてフルマラソン以上)ようなケースでは、バッテリーに不安が生じる。そういう結論です。

このあと、詳しく見ていきます。

 

【参考】スマートウォッチとしての fitbit ionic レビュー記事はこちら ↓
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ionicがランニングウォッチとしてできること

fitbit ionic(以下、ionic)が、ランニングウォッチとしてできることを挙げてみます。機能面でのお話です ↓

ionic がランニングウォッチとしてできること
  • ランニング中に手元の ionic で各種リアルタイム情報を確認できる
  • ionic はGPS内蔵なので、スマホを持たなくてOK
  • bluetooth接続のヘッドホンがあれば、ionic で音楽を聞きながら走れる
  • 立ち止まると記録の一時停止、走りはじめると記録の再開、が自動
  • ランニングの結果は、スマホのfitbitアプリに保存される(PCブラウザでも確認できる)

では順番に見ていきましょう。

ランニング中に手元の ionic で各種リアルタイム情報を確認できる

ionic 単体で、ランニング中に各種のリアルタイム情報を確認できます。

後述しますが、ionicはGPS内蔵であるため、わざわざスマホを持たずとも、多くのリアルタイム情報を取得できるのが魅力です。

走りながら手元の ionic で確認できる情報は次のとおり。表の右側はサンプル画面です(クリックで拡大可) ↓

スタートから現在までの走行時間image1
スタートから現在までの走行距離image2
現在の走行速度
(時間/km)
image3
スタートから現在までの平均速度
(時間/km)
image4
現在の心拍数image5
スタートから現在までの消費カロリーimage6
スタートから現在までの歩数image7
現在の時刻image8

上記の情報は、ionic本体左側のボタンを押す、もしくは画面を指でスワイプすることで切り替えることができます。

ionic はGPS内蔵なので、スマホを持たなくてOK

ionic はGPS内蔵型のスマートウォッチであるため、スマホを持ち歩かなくてもGPSの電波を取得できます。

前述したとおりの、正確かつ多様なリアルタイム情報を確認できるのはそのためです。

GPS電波取得の手順としては、走りはじめる前に ionicのランニングアプリを起動してしばらく待つ。それだけ ↓

image9

場所にもよりますが、15秒から30秒ほどで電波をつかみます。電波取得が完了すると、ブルブルの振動と画面表示とでお知らせしてくれます ↓

image10

あとはそのまま走ればいい。「そもそもGPSが必要か?」という議論はありますが、スマホを持たずに走ることができるというのは一つのメリットでしょう。

とくにランニングを習慣として、毎日近所をちょこっと走るというわたしのような人には、「手ぶら」はなんとも心地よく。

が。問題は、長距離を走ろうかというときです。具体的には、GPS利用時のバッテリー消費の早さ。これが問題。

fitbit社の公表値として、GPS利用時のバッテリー持ちは約10時間、らしいのですが。日々使ってみて様子を見ている限り、実際には6~7時間くらいなのでは? と疑っております

(あくまで、わたしの利用環境における限られた回数での計測による推測です。個体差もあるのかもしれませんのでご参考まで)。

もしそうだとすると。わたしのような「のんびりランナー」の場合、フルマラソンは厳しいじゃないかっ! と心配をしておるわけです。フルなんて走ったこともないのにね。

とはいえ、そろそろフルマラソンにもデビューをしたいわたしとしては、もっと速く走ればいいんじゃん。とあきらめた、否、やる気を起こしたしだいです。

【2017.11.5 追記】
先日、2時間半近く連続でGPS接続をしてみたところ、10時間くらいはもちそうであることが判明。バッテリー持ちは、使い方によって差が出るのかもしれません。

bluetooth接続のヘッドホンがあれば、ionic で音楽を聞きながら走れる

これについては、実際に試すことができていません。機能的にはできるはずなのですができていない。

その理由として、ionic 本体に音楽データを移行する手順の煩雑さが挙げられます。わたしの理解によるところでは、つぎのような手順を要します ↓

  1. PCにfitbitアプリをインストールする
  2. PC と ionic を同じWi-Fiネットワークに接続する
  3. PCのfitbitアプリを通じて、音楽データを ionic 本体に転送する

と、書いてみると意外とカンタンそうなのですが。

そもそも「PC」と「PCアプリ」が要るんかいっ! というのはツッコミどころです。なにそのメンドーな感じ。スマホから直接とかダメなの? と思ってしまいます。

ついでに。どういうわけか、ionic のWi-Fiがちょいちょい切れます。安定しないので、データを転送する前に切れる・・・ ダメだこりゃ、とさじを投げている状況です。

今後、うまく転送できたとしても、前述したバッテリー問題を考えると微妙なところはあります。音楽を聴きながらGPSを利用しつつ走ると、バッテリーはどれだけ持つのやら。

検証できましたら、ここに追記することにします。

立ち止まると記録の一時停止、走りはじめると記録の再開、が自動

ionic の便利機能として、「オートポーズ」があります。自動停止、自動再開の機能です。

ランニングをしている途中で信号につかまり停止。そんなときには、自動的に記録を一時停止してくれます。タイマーが止まります。

信号が青になって走り出せば、自動的に記録を再開してくれます。タイマーが動き出す。

停止するときも再開するときもブルブル振動しますので、ionicの画面を確認しなくても、停止・再開したことはわかります。

このオートポーズ機能は、コース上にいくつも信号があるような街中を走るランナーには、地味にうれしい機能と言えるでしょう。

なお、停止も再開も若干タイムラグ(数秒ていど)がありますので、気になる方はオートポーズ機能をオフにして、手動で停止・再開をすることも可能です。

ランニングの結果は、スマホのfitbitアプリに保存される(PCブラウザでも確認できる)

ionic で計測したランニングの記録は、スマホのfitibitアプリに自動的に保存されます。同じ情報はPCのブラウザからも確認できます。

PCのブラウザだとこのようなカンジです ↓

image11

記録されるデータは、次のとおりです ↓

  • 走行軌跡
  • キロメートルごとスプリットタイム
  • ペース推移
  • 標高推移
  • 心拍数推移
  • 消費カロリー推移
  • 歩数
  • 走行距離
  • 走行時間
  • 走行平均ペース
  • 走行平均心拍数
  • 走行消費カロリー

と、盛りだくさんになっております。記録しておく情報としては十分なのではないでしょうか。

ちなみに、内蔵GPSによる走行軌跡の精度も悪くありません。スマホによる計測と比べて、大きな差異はないと感じています。

 

 

まとめ

fitbit ionicはランニングウォッチとして使えるか? について、お話をしてきました。

結論は冒頭にも示したとおり ↓

本記事の要点まとめ

fitbit ionic はランニングウォッチとして使える。

が。場合によっては、バッテリーに不安あり。

フルマラソンを走るようなときには注意して、といったところです。

それ以外に関しては、ランニングウォッチとして使える。ということで報告を終わります。

 

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  きょうの執筆後記
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