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やっちまった…自主開催セミナーで失敗したこと・困ったこと

自主開催セミナーでの失敗

うわぁ、やっちまった・・・

という、自主開催セミナーでの失敗や困ったことについてをお話します。

目次

自主開催セミナーでの失敗・困ったことを振り返る

2016年9月以来、本投稿日(2017年10月25日)までの1年ちょっと。その間、毎月欠かさず、29のセミナーを企画・開催してきました。

自分で企画・開催する、いわゆる「自主開催セミナー」を毎月やり続けているということです。

なんて、エラそうに言ってますけれど。小さな声でこっそりお話しますが、「参加者ゼロ」のときだってありましたよ、うん。あるある。

もともと少人数セミナーでもあり、告知も当ブログとメルマガへの記載のみ。だからなんなんだ、という話ですね。すみません、ただの言い訳です。

また、開催日を狙ったかのように台風がやってきたので、参加者の安全を考慮してやむなく中止にした日もありました。いろいろありますね、はい。

なにはともあれ、ブログの成長とともに少しずつ人目に触れるようになり、参加者の方も増えてまいりましたとさ。めでたしめでたし。

とはせずに。記念すべき30回目のセミナーを前に、ここはひとつ「これまでの失敗や困ったこと」を振り返ってみようじゃないか! と考えたしだいです。

右も左もわからずに自主開催セミナーをはじめた、わたしならではのことかもしれませんが。反面教師にしていただければ、ということで。

このあと、こんな感じのことをお話していきます ↓

自主開催セミナーでの失敗・困ったこと
  • 建物古っ!
  • ホワイトボード小っさ!
  • テーブルも小っさ!
  • エアコン弱っ!
  • ケーブル短っ!
  • 会場わかりにくっ!
  • 服装がウサン臭っ!

では、それぞれについて見ていきましょう。

 

建物古っ!

わたしが自主開催するセミナーはいつも、民間の貸会議室(レンタルスペース)です。

最近はニーズも大きいようで、無味乾燥な「いわゆる会議室」というものだけではなく。オシャレな空間をウリとするような貸会議室も増えているようです。

そんな「オシャレ」にほだされたわたしは、オシャレ会議室を好んでセミナー会場にしていたことがあります。

とくに、「フリーランスのための確定申告・経理セミナー」は女性の受講者が多く、オシャレはウケるにちがいないとの浅はかさもありまして。

ところがあるとき、毎回セミナー後にご回答いただいているアンケートで、ある女性の受講者からご指摘を受けました。

ご指摘の内容について、わかりやすいように多少デフォルメして言うと、「建物がボロすぎる。崩れそうでコワかった」と。

たしかに歴史溢れるビルであり、建物自体はかなり古い。ただし部屋のなかはオシャレにリノベーションしてある、という貸会議室でした。

もちろん、大地震でもなければ突然崩れたりすることはないでしょうが、要らぬ不安を抱かせてしまったことは事実です。セミナーへの集中力も削いでしまったことでしょう。

わたし自身はそこまでコワくはなかったけれど・・・というのはこちらの都合でしかありません。

というわけで。現在では、がっちりした建物の中にある会議室をご用意しております。ご安心ください。

 

ホワイトボード小っさ!

いまは開催場所が固定されつつありますが、セミナーをはじめた当初はいろいろな場所を転々としました。

ですから、「今回がはじめて」という場所での開催もありました。その際、現場に行ってみて気が付いた、ということがいくつもあります。

そのうちのひとつがホワイトボード。

わたしはセミナーではそれなりにホワイトボードを使うので、あるていどの大きさのものが欲しいのですが。

行ってみたら、「ホワイトボードがおもちゃみたいに小さかった」とか、「すごいヘンな場所(部屋のスミ)に固定されて動かない」とかありました。

使えるはずのものが使えないと、けっこう焦ります。

わたしは、ネットの貸会議室・レンタルスペース予約サイトで場所を決めていましたが、サイト内の写真や情報だけでは様子がわからないことも多いものです。

とくにセミナーをはじめたばかりの頃は、なにを確認すればよいかもよくわからず。「ホワイトボード有り」と書いてあれば、「OK!」と真に受けていました。

そんな感じで場所を決めてしまうと、行ってみてからびっくりすることはいろいろあるので注意が必要です。

 

テーブルも小っさ!

ホワイトボードと似たようなこととして。会場のテーブル(机)が小さい、ということがありました。

予約サイト上の現地写真で、そのテーブルが「円」であること、それなりに「小さい」であろうことは想像していました。

とはいえ、オシャレに目を奪われていたわたしは、実用性よりも雰囲気を取ってしまい・・・

いざ会場に行ってみると、「これはけっこう小さいな・・・」と思ったわけです。

案の定、セミナー後のアンケートで受講者からご指摘をいただきました。「セミナーを受けるにはスペースが小さく使いづらかった」と。

いまとなってはあたりまえのことなのですが、自分も受講者の気持ちになって、椅子に座ったり、テーブルを使う姿を想像できなければいけません。

 

エアコン弱っ!

真夏のセミナーで、ある暑い日の午後でした。会場に着いたわたしはまず、エアコンを全開にして部屋を冷やすことを試みました。

ところが、エアコンが超弱いの。明らかに部屋の大きさに合っていないタイプのエアコンであり、うまく部屋が冷えません。

受講者から苦情が出るまでには至りませんでしたが、暑そうな様子はわかりました。わたし自身もまた、話しているあいだもなんだか暑くて暑くて。

その会場自体ははじめてではなかったものの、エアコンを使うのははじめてでした。エアコンを使うまでは、「問題のない会場」という認識だったわけです。

真夏や真冬などに開催する場合は、エアコンの効き具合についても気を配らなければいけない。と、気が付いたしだいです。

 

ケーブル短っ!

またしても設備系ですが、「ケーブル類の長さが短い」ということもあります。

電源の延長ケーブルや、ディスプレイとPCをつなぐケーブルなど、「短すぎじゃね?」ということもあります。びっくりします。

びっくりしてもどうしようもないので、ヘンな位置にパソコン(スライドを表示するための)を置いてセミナーをしなければならないことがありました。

パソコンの画面を見ながら、キーボードでスライド操作をするような場合には困ってしまいます(わたしは、黒曜石というリモコン操作なので困りませんが)。

セミナー慣れをしていると、延長ケーブル的なものを持ち合わせていたりするのでしょう。それがベストです。

そこまでするのは・・・ ということであれば。最低限、会場予約時に管理者・運営者に「確認」をするとよいですね。わたしはそうしています。

 

会場わかりにくっ!

あるセミナーの際に、受講者の方がおひとり、開始時間になってもいらっしゃらないことがありました。

結局、20分ほどの遅刻。しかしその原因は、わたしが事前にメールで案内した「会場の住所」に誤りがあったことでした。

もう少し具体的に言うと、「横浜市○○区△△町□□-□」のような住所のうち、「△△町」が抜けていたのです。

結果、その受講者の方はスマホの地図アプリに住所を入れたものの、全然違う場所に案内をされてしまい・・・

ではなぜ、わたしは会場の住所を間違えてしまったのか?

実は、貸会議室予約サイトに掲載されていた会場の住所が誤っていたことに気付かず。その住所をコピペして案内メールを送ってしまっていたのです。

まさか、予約サイトの情報が間違っているなんて、想像もせず。想像力が無さ過ぎました。悪いの当然に、わたしです。

遅れることになってしまった受講者の方はもちろん、そんなトラブルでバタついた雰囲気に巻き込まれた他の受講者の方にもご迷惑をおかけしてしまいました。

場所に限らず、日にち、時間、料金など。受講者への案内に関わる項目は、細心の注意が必要です。

 

服装がウサン臭っ!

ある受講者の方からご回答いただいたアンケートの中に、「わたしの服装」に関するご指摘がありました。

そのままの言葉をお借りすると「(服装が)胡散臭い」と。

これはさすがに衝撃でした。ショックのあまり、こうして記事にすることをためらいましたが、徐々にキズも癒えてまいりましたのでがんばって書きます。

思い返してみれば独立開業してから、スーツを着たのは数えるほど。あとは、カジュアルにジャケット・パンツのスタイルです。

夏場になるとジャケットはやめ、半袖襟付きシャツにニットのネクタイが基本のわたし。

「問題」のセミナーの際、わたしの服装は、黒色のポロシャツに黒色に白で模様が入ったニットのネクタイ。パンツの色はグレー。おまけにカバンはシルバーのアタッシュケース。

俗っぽい言い方をするならば、「ちゃらい」ということなのでしょうねぇ。

わたしとしては、あえてカジュアルを狙ってそういう格好していたのですが。その受講者の方からは、「仕事の場に合わない。ブログとのギャップに動揺した」とまでご指摘をいただきました。

わたしがなにを狙うかは自由にせよ、受講者の方を不安がらせるようなことでは本末転倒です。

わたしの場合には、セミナーはブログ読者との初対面の場でもあります。初対面にふさわしい格好、という発想が抜け落ちていたことが失敗でした。

受講者の方からすれば、たいへんに書きにくいことだったことと想像しますが、忌憚のないご意見にただただ感謝をするばかりです。やはりアンケートはとるべきですね。

ところで。正直、これを記事にしたものかどうかはほんとうに迷いました(意外と心のキズが大きく・・・(笑))。それでも、失敗は失敗として潔く挙げてみました。

「そんなんオマエだけだろ!」みたいに笑い飛ばして(あるいは、あきれて)いただければ、それはそれで幸いです。

 

本記事中の受講者アンケート結果について
本記事中に掲載させていただいた受講者アンケートの「声」は、いずれもご本人様から公表の許可をいただいておりますことを申し添えます。
 

まとめ

自主開催セミナーでの失敗・困ったことについてお話をしてきました。

あなたが自主開催セミナーをされるとしても、わたしの失敗や困ったこととまったく同じことは起きないかもしれません。

けれども大事なことは、これら出来事の表面的なことではなく、その根底で共通している「受講者本位の姿勢」です。

受講者のことをいちばんに考える「受講者本位の姿勢」を大切にしましょう。

受講者の想い、感覚、思考、行動などに対する姿勢が弱いと、セミナーでの失敗や困ったことはカタチを変えて起こり続けるばかりです。

 

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  きょうの執筆後記
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