いつも使っているパソコンについて。あえて捨てたものがいろいろあります。
捨てるにいたった経緯、目的・理由などについてお話をします。
僕が捨てることにしたパソコンに関する5つのこと
パソコンをまともに使うようになって、かれこれ20年になります。
この20年を経て、そのパソコンに関して捨てることにした、捨てていることがあります。次の5つです↓
- 安い
- マウス
- テンキー
- 内臓ストレージ
- Windows
捨てたものはいろいろですが、その目的、理由はさまざまです。
そこにいたった経緯なども含めて、捨ててしまった5つのことについてお話しします。
「安い」を捨てる
パソコンについては、「安い」を捨てています。「価格が安い」を最優先にパソコンを選ばないということです。
もちろん、安い・高いの価値判断は人それぞれですし、とにかく高いパソコンを買えば良いというわけでもありません。
けれども、相対的に安いパソコンよりも高いパソコンのほうが性能が高いものであり。あまりに価格重視でいくと、「性能が悪すぎた」ということが起こり得ます。具体的には、
- 起動が遅い → ストレスがたまる、時間がもったいない
- 動作が重い → ストレスがたまる、時間がもったいない
パソコンを頻繁に使うという人ほど、これらの影響は大きくなります。ひとつひとつの影響はわずかでも、「頻繁に」積み重なれば、甚大な影響に及びます。
結果、作業を効率化するはずのパソコンで、「ストレスがたまる、時間がかかる」のでは本末転倒だと言えるでしょう。
というわけで。パソコン選びについては、「価格よりもまず性能」ということを考えているわたしです。
ちなみに。「性能」というのは使ってみてはじめて気づく、というところがあります。ですから、性能の良いものを使ってみないと、性能が悪いものに気づかなかったりします。
そういう意味でいうと。思い切って、いつもより高いパソコンを、性能を重視して買ってみる。ということも、ひとつのナイスチャレンジです。
仮に、20万円のパソコンを買ったとしたら。2年間使うと考えれば、1日あたり273円です。毎日フル活用するパソコンならば決して高くない、とも納得できたりします。
マウスを捨てる
パソコンで使うマウスについて。その「マウス」を捨てるようにしています。
と言っても、ゴミ箱に投げ入れたわけではなく。わたしが言う「マウスを捨てる」には、次の2つの意味があります。
- 一般的なマウスを使わない →トラックボールマウスを使う
- マウス操作を極力しない → キーボードでショートカットキーを使う
一般的なマウスは、「マウス自体」を動かすことで操作するわけですが。あまりにマウスを愛用しすぎたために、いっとき手首を痛めました。
それをきっかけに、手首に負担の少ないマウスは… とたどりついたのがトラックボールマウスでした。
トラックボールマウスは、マウス自体は動かすことがなく、ボールを指先で転がすことで動かします。手首の動作が少なくなりますから、負担も少ない!
また、マウスによる操作をなるべくしないように気をつけています。
キーボードから手を離し、マウスを操作するということは、その分、時間を余計に食うからです。もちろん、手首への負担も生じますからできるだけ避けたい。
一回一回はわずかな時間、わずかな負担でも、繰り返し積み重なれば影響は大きくなります。
そこで、キーボードによるショートカットキーです。ウィンドウの操作や、ブラウザの操作、エクセルの操作など、普段よく行う操作はショートカットキーを覚えるようにしています。
覚えるまではすこしタイヘンですが、いちど覚えてしまうと、その速さとお手軽さは手放せません。
テンキーを捨てる
けっこう最近のことですが、キーボードの「テンキー」を捨てました。そのためにフルキーボードを切断しました、なんてことはありません。ただただ壊れます。そうではなくて、こういうことです↓
- 使っている13インチのノートパソコンには、そもそもテンキーは無い
- テンキー付きのフルキーボードをやめ、テンキー無しのキーボードに買い換えた
このようにテンキーを捨てたのは、キーボード入力のスピードを高めるためです。
マウスに手を伸ばすのと同様、テンキーに手を伸ばせば、やはり時間を余分に食う。この時間ロス削減にチャレンジするためにテンキーを捨てました。
また、テンキーは便利なのですが、あまりに慣れすぎるとテンキー無しで数字入力ができなくなります。
結果、出先などでテンキー無しのノートパソコンで作業をする際には、数字入力で作業効率が落ちるようになります。かといって、テンキー持ち歩くのもねぇ… というハナシです。
ちなみに、オフィスではノートパソコンと27インチディスプレイのデュアルディスプレイ体制。キーボードは外付けのものを使っています。テンキー無し↓
あればついつい使ってしまいますからね、習慣で。実際に無ければあきらめるほかありません。そんなこんなで、フルキーボードは封印です。
内臓ストレージを捨てる
パソコンの「内臓ストレージ」も捨てるようにしています。どういうことかというと、パソコン本体の中にデータを置かないようにしているということです。
ですから、基本的にパソコン本体の中にあるのはOSやソフトなどのプログラムのたぐいのみ。
あとのデータは、「クラウドサービス(DropboxやEvernoteなど)」または「外付けハードディスク」に置くようにしています。そのようにしている理由は、
- パソコンにデータがあると、そのパソコンが壊れたらデータが飛んでしまうから
- パソコンを買い換えるときに、データを入れ替えるのが面倒だから
- どこにいても、どの端末(メインPC、サブPC、スマホなど)からでも、同じデータを扱えるようにするため
- パソコンの内臓ストレージ(とくにSSD)の容量を上げようとすると割高だから
そんなわけで。パソコンを買うときには、内臓ストレージはできるだけ少なめ、ということにしています。
とはいえ、あまりギリギリに過ぎると色々と不具合を生じますので。そのあたりも考慮して、いまはメインPC・サブPCともに256GBです。
Windowsを捨てる
つい最近の話になりますが、「Windows」も捨てました。正確にいうと、「Windowsパソコンだけ」というのをやめました。
ということで、Macパソコンも使うようになりました。理由は、カッコいいから。
…………
というのもあるのですが。マジメな話、お客さまや身の回りでのMac使用率が高くなり、自分の対応力も上げておかねば。とも考えたしだいです
(ただ単にMacが欲しくて、それを正当化するための後付けの理由だ。と言われても、あまり反論はできない状況にあります)。
インストール型の会計ソフトなどは、Windowsのみ対応が常識ですが、最近ではブラウザ上で動くクラウド会計が広がりを見せています。
ブラウザであれば、Windows環境でなくとも動くわけですから、Macで会計処理という機会は増えるわけです(会計ソフトを例に挙げているのは、わたしが税理士だからです)。
そんなこともあって。ここはひとつ、オレもいよいよMacでしょ。というようなカンジで「脱・Windows」しました。
現状、メインPCはMacBook Pro13インチ、サブPCはWindows機であるDellのXPS13です。
MacもWindowsもわかります、というほうがたしかに現場での対応の幅が広がります。Windowsしかあつかえないことも少なくない税理士業界にあっては、「Macもわかる」が差別化にもなり得ます。
まとめ
あえて捨てることにしたパソコンに関する5つのこと、についてお話をしてきました。
捨てたものはさまざまであり、目的・理由もいろいろですが。
捨てるにいたった大きな共通点は「効率化」と「成長」だと考えています。
いまよりもっと効率化、いまよりもっと成長。その姿勢が、わたしに「捨てる」を選ばせているのだ、と。
仕事や生活に欠かせないパソコン。効率化と成長を目指して、なにか捨ててみませんか?
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きょうの執筆後記
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