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『セミナーやるなら懇親会もやろうよ』の5つの効用

懇親会の効用

毎月、セミナーを自主開催していますが、必ず懇親会もやっています。

そんな「懇親会」の効用について、5つのことを考えています。というお話です。

目次

「セミナーやったら懇親会もやろうよ」の5つの効用

毎月、セミナーを自主開催しています。と、同時に、セミナー後には懇親会(参加希望者のみ)も必ず用意をしています。

セミナーだけでもじゅうぶん、という考え方もありますが。セミナー後の懇親会には、「こんな効用もあるよね」ということを考えています。こちらの5つです ↓

  • 参加者同士がつながる
  • 参加者の「もっと聞きたい」に答える
  • 自分の仕事につながる
  • マーケティングリサーチできる
  • 幹事能力を養える

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

 

参加者同士がつながる

セミナー参加者のみなさんは、縁あって同じ場所に集まった人たちです。

よくよく考えてみて、数あるセミナーの中から、「たまたま」いっしょになるというのはなかなかの縁でしょう。

その縁をさらに深めるお手伝いをしたい、という思いがあります。その思いをカタチにしたものが「懇親会」です。

端的に言えば、参加者同士がコミュニケーションできるように、ということですが。これは、セミナー自体の限られた時間、限られた環境のなかでは厳しいものがあります。

ですから、そこはセミナー後の「懇親会」で補いたい、という考えです。懇親会となれば、セミナーとはまた違ったフンイキで、みんな自由に話をすることができますから。

さいごには、参加者同士でLINEやメールアドレスなどの交換をされているのを拝見するにつけ、「うーん、主催者冥利に尽きる」と独りごちるばかりです(ザ・自己満足)。

ちなみに。セミナー参加者は常に複数名とは限りません。たとえ、参加者1名でもセミナーは開きます。結果、主催者のわたしとマンツーマン懇親会、ということもあります。

そのときには、「参加者同士」じゃなくてごめんね、ごめんね、ごめんね… という思いで自分を責めるばかりです。いつも安定して複数名の方のお越しいただけるよう努めます…

 

参加者の「もっと聞きたい」に答える

参加者の「質問」については、なるべくセミナーのなかでお答えできるように算段しています。

「算段」というのは、質問に回答できる時間を取っておいたり、質問をしてもらいやすいような場作りをする、ということですが。

それでも(やはり、と言うべきか)、100%お答えできているということはありません。事実、懇親会の場では、セミナーの内容にまつわる質問がいくつも出てきます。

もちろん、質問は大歓迎です。せっかくセミナーに来られたのですから、セミナー内でも懇親会内でもどんどん聞いてほしい。

そんなわけで、「懇親会」は、参加者の「もっと聞きたかった」に応える場として提供している面があります。

 

自分の仕事につながる

前段までのお話は「参加者」視点でしたが、このあたりからは「主催者」視点です。商売っ気のある、少々いやらしいハナシでもあります。

まぁ、しかたありません。セミナーは「商売」の一面があるのですから。と、なぜか開き直ってみる。

それはそれとして。懇親会では、みんなお互いに「いろいろ」な話をします。懇親会ですからね、当然といえば当然ですが。

たとえば、どうして今の仕事をしているのか、どんな想いで今の仕事をしているのか、とか。どんなことが好きで、どんな生き方をしているのか、とかとか。

自然、「人となり」がわかる、というものです。わたしに関して言えば、主催者の人となりを、参加者に知ってもらう機会になります。

人となりが後押しをして、セミナー以外のお仕事(個別コンサルティングなど)でご縁をいただくこともあるものです。これは、自分が参加者の立場で経験していることでもあります。

そう考えると、「懇親会」はきわめて自然(押し付けがましくないという意味で)な自己アピールの場にもなるわけです。うーん、やっぱりなんかいやらしいハナシになったし。

 

マーケティングリサーチできる

ユーザーがどんなことを考えてサービスを選んでいるか、なぜそのサービスを選んだのか、実際にサービスを受けてみてどうか、など。

自身・自社が提供するサービスについて、相応のお金や手間をかけてユーザーの情報を調査することを「マーケティングリサーチ」なんて言いますが。

でもこれって、懇親会のなかでも聞けることだよね、と思うわけです。「聞ける」というのは、積極的にヒアリングをする、ということではなく。

会話をよくよく聞いていると、その「はしばし」にそれらしき情報がちりばめられている、ということです。ようく耳を澄ますことです。

セミナーであれば、セミナーの参加動機や感想などはもちろん、セミナー後にはどういうことをしたい、どういうことを知りたいと考えているか、などについて生の声を聞くことができます。

これは、セミナー内容の改善や、あたらしいサービスのヒントとして、たいへん貴重な機会です。

マーケティングリサーチは、あらためて多額のおカネをかけたり、大きな手間をかけたり、躍起になってやるようなものばかりではない。それが、懇親会の場に居て思うことです。

 

幹事力を養える

懇親会を主催するには「幹事力」が必要です。会を取り仕切る能力、ですね。要るのそれ? と言われるかもしれませんが、まぁ「要る」ということで話を進めます。

参加者の方には、セミナー申込み時点で「懇親会」の参加希望を伺っています。「参加する、当日考えたい、参加しない」の3択です。

主催者側の都合を考えれば、「参加する・しない」の2択にしたいところです。3択の場合、懇親会をやらない(参加者が1人も居ない)、ということもありますからお店の予約はできません。

それでも2択にしないのは、「自分が参加者だったら」2択では困るし悩むからです。

やっぱり、その場のフンイキは見てから決めたいよねぇ… だってほかに参加者が全然居なかったら淋しいし、みたいな。そういう人ですよ、わたし。

だから、3択にしています。どうぞ、その場のフンイキ見てから決めてください、という思いです。実際、ほとんどの方が「当日考えたい」を選ばれます。

ということなので。セミナーが終わって、「いざ、やる」となってからが勝負です。なんの勝負かって、まずは場所選びですね。

その日の人数、顔ぶれ、フンイキを見て、お店の候補をピックアップ。道すがら、食べ物の好き嫌いなどをお聞きしつつ、お店に向かいます。

予約はありませんから、場合によっては入れないこともあるわけで。数軒周ることを念頭において、お店の候補は考えなければいけません。

場所選びのほかに、幹事力としてとくに気をつけていることは、「時間管理」と「お会計」です。

ダラダラして長くならないよう、最大2時間は厳守。ここは幹事が仕切っていかないと、参加者の方は「帰りたい」とは言い出しにくいものです。

また、「お会計」は割り勘なのですが、割り勘の領収書」をきちんと用意してお渡しする(お店に用意してもらう)。確定申告・経理セミナーの実践例として、意外とこだわっていたりします。

幹事力などと大げさなものでもないけれど。もともとのわたしには無い能力でしたから、養うのにはよい機会になっています。

 

まとめ

セミナー後の懇親会について、その「効用」のお話をしてきました。

いくつもの効用が示すとおり、セミナーと懇親会は、とても相性のよい組み合わせです。

セミナーを開催するのであれば、ぜひ懇親会の開催も検討してみましょう。

参加者の方にもプラス、自分にもプラスが期待できます。

 

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  きょうの執筆後記
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