” いままでWindowsしか使ったことないんだけど。Macにするとどうなの?”
というわけで。「ずっとWindowsからのMac」のメリット・デメリットを5つずつ、お話をしていきます。
『ずっとWindowsからのMac』のメリット・デメリットを5つずつ
社会人になってから本格的に使いはじめたパソコン。それから20年、Windowsひとすじでした。
と言っても、とくにこだわりがあったわけではなく。なんとなくWindows、で過ごしてきただけのことです。
職場のパソコンはすべてWindowsだし、家用もWindowsでまぁよかろう。そんなカンジです。
そんなわたしもいろいろあって(?)、いまでは MacBook Proを使いはじめて半年ちょっとになります ↓
わたしにとって、パソコンは欠かすことができないメインの仕事道具ですから。毎日使い続けることで、はじめてのMacにもすっかり慣れました。
そこで、「ずっとWindowsからのMac」について、わたしなりのメリット・デメリットをお話してみます。
Macにしちゃおっかなぁ、どうしよっかなぁ… とお悩みのあなたの。なにかしらご参考になれば幸いです。
そのメリット・デメリットはこちら ↓
- 入力スピードが上がる
- 「えぇMacです」のどや顔が可能になる
- 結局、Windowsも使える
- Macを前にしても恐縮せずにすむ
- ある種の勇気が持てる
- パソコンとしては安くない
- ちょいちょいトラブる
- 故障を恐れ、持ち運ぶのに躊躇する
- Macがらみのモノがいろいろ欲しくなる
- Windosのショートカットキーを忘れていく
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
「ずっとWindowsからのMac」のメリット5つ
まずは、メリットのほうから。
《メリット①》入力スピードが上がる
かねがねウワサには聞いていましたが。Macのトラックパッドは「ウワサ以上」でした。とにかく操作性がいい。
気づけば「もう、マウスなんていらなくね?」ということになり、トラックパッドオンリーに。マウスに手を伸ばすという動作が減った分だけ、入力スピードがアップしました。
ついでにショートカットキーを覚えたら、もっとスピードアップできるじゃないの。ということで、いまにいたっています ↓
いっぽうで、Windowsのトラックパッドはと言うと。決まってマウスが恋しくなります。
《メリット②》「えぇMacです」のどや顔が可能になる
税理士でMac、というのはまだまだ少数派のようで(わたしは税理士です)。「へぇ、Macなんですね」と物珍しげに言われることがあります。
そんなときは、「えぇ、Macなんです」と軽く笑みを返してみるのですが、気持ちはどや顔です。いや、実際にもどや顔なのかもしれん。
しかしまぁ、なぜMacだというだけで、どや顔になるのかはさっぱりわかりませんが。「スタバ、Mac、どや顔」の3点セットで語られるように、Macと言えば「どや顔」なのです。
「オレ、Mac」はひとつのステータス。そんなステータスはもうないのかもしれないけれど。20年ものあいだずっと、Windowsに甘んじてきた43歳のささやかなる自己満足としてお許しをいただければ。
《メリット③》結局、Windowsも使える
税理士という職業柄、会計ソフトを使います。いまでこそ「クラウド会計」なんてものもありますが、従来からあるインストール型の会計ソフトはWindows環境が必要です。Macは不可。
さてどうしたものか、といったところではあるものの。Macでも、Windowsの「仮想」環境をつくることはできるんですね。そのために、わたしが使っているのはこちら ↓
上記の「Parallels」のほかにも、無償の「BootCamp」というツールがあります。ただし、WindowsとMacを切り替えるのに、いちいちシャットダウンしなければいけない。これは不便。
この点で「Parallels」は、WindowsとMacをいっしょくたに扱うことができるというスグレモノです。いずれにせよ、MacでもWindows専用ソフトを使うことができます。
《メリット④》Macを前にしても恐縮せずにすむ
Windowsしか使ったことがないのに、お客さんが使っているパソコンがMacだと。「はぁ、Macですかぁ…」とわけもわからず恐縮していました。
事実、使ったことがないからわけもわからないわけで。パソコンのことでなにかを聞かれても、「いやぁ、Windowsなもんで…」とふたたび恐縮をするばかり。
でも、いまは違います。Windowsだろうが、Macだろうが、恐れることはありません。いままでは、触れることができなかったお客さんのMacでも触れます。
って、なにを大げさな。そう思われるかもしれないけれど。Windowsばかり20年にもなるとねぇ、そんなもんなんですよ。けっこう。
《メリット⑤》ある種の勇気が持てる
さきほど、恐れ多かったMacにも躊躇なく触れるようになった、と言いました。これはひとつの「成功体験」でもあります。
結果として。あ、なんかデキるかも。あたらしいものでもなんとかデキるものなのかも。そんなある種の勇気のようなものが生まれます。
これまでは「いままでどおりでいっか」と考えていたようなことでも、「ちょっと試してみようかな」という意識に変わります。
もちろん、ヒヨっておじけづくこともあれば、試してみたけど失敗… ということだってあるけれど。まぁ、それはそれです。
「ずっとWindowsからはじめてのMac」には、ちょっとした勇気を持てるようになるくらいのインパクトがある。わたしはそう感じています。
「ずっとWindowsからのMac」のデメリット5つ
続いて、デメリットを。
《デメリット①》パソコンとしては安くない
Windowsのパソコンは安いものもあることを考えると、Macは少々お高いです。モノにはよりますけれど、Windowsほど安く買うことはできません。
よって、買うときには少々迷いが生じます。ほんとうにこれ、必要なのかな。みたいな。
そこで、いろいろとメリットやら効果やらを並び立ててはみるものの。
さいごは、おサイフの中身と相談をしながら、じぶんの気持ちと対峙しながら、決断をするよりほかはありません。さぁ、がんばって。
《デメリット②》ちょいちょいトラブる
うぉ!?なんかいきなり電源入らなくなった。画面がおかしくなった。挙動がヘン、いつもとちがう。などなど、小さなことを含めて、ちょいちょいトラブルが起こります。
Windowsであれば、長年の知恵(というより勘)があるので、どっしり構えて対応することができるのですが。
Macがトラブると、ちょっとしたパニックにおちいります。あわわわわ、どうしよう… と、すぐに浮足立ってしまいます。なにしろ、すべてが未知の事態なので。
いまは慣れもあり、落ち着きを取り戻しつつありますが。当初は、わりと本気でMacにしたことを後悔をした時期もありました。Windowsの神がお怒りになっているのだ、と。
《デメリット③》故障を恐れ、持ち運ぶのに躊躇する
いまだにウソかホントかわからずにいることとして、「Macは壊れやすい」というハナシがあります(だれか、真実を教えてください)。
そんなわけで、いまやメインPCとなったMacBook Proなのですが、外へ持ち出すのを躊躇することがあります(移動が長いときとか)。慎重かっ! はい、慎重です。
しかし、よくよく考えてみたら、「ノートパソコンを持ち歩けない」って致命的欠陥ではなかろうか? って、わたしが好きでそうしているだけなんですけどね。
外出時は、もう1台の愛機 Dell XPS13との併用です。ただ、そのXPS13もまた、2年足らずで故障をしての2代目。はたしてどちらが壊れやすいのやら。
《デメリット④》Macがらみのモノがいろいろ欲しくなる
MacBook Proを使い始めると、Macがらみのモノが欲しくなります。欲しくなるのはかまいませんが、それを買えばおカネがかかる。物入りです。
デスクで使うMagic KeyboardとMagic Trackpadなんかは、わりとすぐに買ってしまいました。それだけでも 2万円以上します。
あたらしいMacBook Proがでたら、きっとまた欲しくなるでしょう。実は、AppleWatchにも興味あるしね。なにが、「実は」なのかはよくわかりませんけど。
Macには、「Appleブランド」という強烈な魅力があるがゆえ。いちど手を出すと、物欲との負けられない戦いが待っているようです。
《デメリット⑤》Windosのショートカットキーを忘れていく
いちおう、MacBook ProとDell XPS13との併用なのですが。利用割合は日増しにMacへと偏りをみせています。
それだけ、いまのわたしにはMacが合っている、という点ではOKです。そのいっぽうで、Windowsに疎くなりつつある、という問題があります。
20年も一筋だったのに? という疑問はごもっともで。疎くなったのは、おもに「ショートカットキー」についてです。
ショートカットキーを多用し始めたのは、わたしがフリーランスになってから(2年ちょっと前から)。わりと最近のことなのです、恥ずかしながら。
ゆえに、忘れるのも早いのかもしれません。 WindowsとMacとではキーボードのちがいもありますからね。Windowsを前に、「はて、なんのキーだったっけ?」と首をかしげております。
まとめ
「ずっとWindowsからのMac」のメリット・デメリットを5つずつ、をお話してきました。
Macにしちゃおっかなぁ、どうしよっかなぁ… とお悩みのあなたの。なにかしらご参考になれば幸いです。
あまりうかつなことは言えませんけど、いちどはMacにしてみる価値はじゅうぶんにある。というのが個人的な意見です。
ダメならまた、Windowsに戻ればよしです。
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きょうの執筆後記
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