ToDoリストに買い物リスト、世の中にはいろいろなリストがありますが。
それぞれ効用を持つ「〇〇リスト」をジャンジャンつくってみよう!というお話です。
効用はいろいろな「〇〇リスト」をジャンジャンつくる
ToDoリストや買い物リストなど。世の中にはいろいろな「〇〇リスト」があります。
リストをつくることで、 忘れてしまうのを防いだり、ものごとを整理したり、優先順位をはっきりさせたり。その効用もまたいろいろです。
わたし自身、リストの効用を期待して、さまざまな「〇〇リスト」をつくり、管理・運用しています。
たとえば、次のような「〇〇リスト」です ↓
- 日ごとToDoリスト
- 場面ごと買い物リスト
- きょうの心得リスト
- きょうのあたらしいことリスト
- やらないことリスト
- やりたいことリスト
- 失敗リスト
- ショートカットキーリスト
- セミナー開催直前リスト
それではこのあと、これらのリストについて順番にお話をしてみます。
わたしが実践している「〇〇リスト」の具体例
いろいろな〇〇リストをつくっているわたしですが。その具体例を挙げてみます。
日ごとToDoリスト
多くの人がなにかしらのカタチでつくっているのではないか。と思われる、おなじみの「ToDoリスト」。
「やることリスト」とか、「やるべきことリスト」などと呼ばれることもありますね。その名のとおり、やること・やるべきこと(=ToDo)が列挙されたリストです。
わたしもまた、ToDoリストをつくっていますが。「日ごと」に分けてつくっている、という点では特徴があります。
たとえば。9月15日というタイトルのToDoリストには、9月15日に完了すべきToDoだけを記載します。翌日以降に着手するToDoは、それぞれの日付に割り振ります。
こうはせずに、1枚のリストにすべてのToDoを列挙してしまうと。どこから手をつけてよいかわからくなったり、手をつけにくいToDoが残り続けたりします。よろしくありません。
というわけで、ToDoリストは「日ごと」でつくっています。もしも、その日に完了できないToDoがあれば、別日のToDoリストに繰り越します。
このようなToDoリストの作成・管理ツールとして、わたしはEvernoteを使っています。紙だと修正や繰越処理がメンドーですし、EvernoteならスマホでもPCでも同期できるので。
場面ごと買い物リスト
これまた、多くの人がこしらえているであろう「買い物リスト」。
わたしがつくる買い物リストの特徴としては、買い物の「場面」ごとにリストを分けているところです。
ここで言う「場面」とは、大きく分けると2つ。ネットか、リアルか。ネット店舗で買うものはネット用の買い物リストに、リアル店舗で買うものはリアル用の買い物リストに書き出します。
そのうえで、ネット店舗で買い物をするときには、ネット用のリストを見るようにすれば買い忘れはありません。リアル店舗で買い物をするときには、リアル用のリストを見ればいい。
さらに、これを細分化しておくと便利です。たとえば、「コンビニ用」とか「100均用」とか「スーパー用」とか。
それぞれの買い物の「場面」に合ったリストを見るクセさえついていれば、買い忘れることもなく・効率よく買い物をすることができます。
わたしは、買い物リストもEvernoteで作成・管理しています。
きょうの心得リスト
いまのじぶんがだいじにしている考え方・生き方を、箇条書きのリストにしたものです。
会社で言うところの「経営方針」にあたるようなものであり、わたしは「きょうの心得」と名付けています。
独立開業してしばらくたってからつくり、以来、これをわたしは毎朝暗唱しています(リストの作成・管理はEvernoteで)。
1日のはじまりに、じぶんの気持ち・姿勢を整えるための「儀式」のようなものでもあります。
フリーランスという立場に加え、仕事場は自宅兼事務所です。オンとオフの切り替えがユルくなりすぎないように、いくつかの「儀式」を持つようにしています。
5分間の瞑想(呼吸を整える)、寝巻きから着替える(出かけなくても)、神棚にお参りする、トイレ掃除をする、とかとか。
きょうのあたらしいことリスト
毎日ひとつ、きのうのじぶんがやっていなかったことをやろう、と決めています。
そこで、「きょうのあたらしいこと」を記録するリストをつくっています。
あたらしことと言っても、ほんのささいなことも含めて、きのうまで未経験なのであればなんでもOK、としています。
わたしはもともとが「保守的」なタチ、ということもあり。あたらしいこと・ものには奥手なところがあります(いまも、ですが)。
保守的が良いか悪いかは別として。毎日ほんの少しでもあたらしいことに触れてみる。あたらしいことに対する抵抗を下げ、あたらしいことをクセづけよう。
そんな趣旨で、このリストを運用しています。極端を言えば、「新発売のジュースを飲みました」だってよいわけで。とにかく、毎日なにかしらの「あたらしい」をリストに書き加えています。
なお、このリストについては、データベースと位置付けて「Excel」で作成・管理をしています。
やらないことリスト
これはやらないぞ、と決めていることをリストに列挙しています。そのまんまですが、「やらないことリスト」です。
よくよく考えてみたら「やらなきゃよかった」などということをやっていたりします(わたしは)。
じゃあ、次はやらないかと言うと、そういうわけでもなく。性懲りもなく、また同じことを繰り返していたりするんですね、これがまた。だってニンゲンだもの。
と、あきらめてばかりもいられませんから。「やらなきゃよかった」と感じることは、つどリストに加えて、じぶんに言い聞かせるようにしています。
前述した「きょうの心得」といっしょで、やはり毎朝暗唱です。こうでもしないとダメなようです、わたしの場合。
結果、「どうやらやらないことが定着した」と言えるようになったものはリストから外します。
この「やらないことリスト」は、Evernoteで作成・管理をしています。
やりたいことリスト
いわゆる「夢」とか「目標」とか言われるたぐいのことをリストにしたものです。
たとえば「ホノルルマラソンを完走する」とか。そういう「楽しみな未来」を文字にして、リストにしてみる。
アタマのなかにある、という状態もひとつですが。文字にして可視化することで、よりはっきりとじぶんでも認識をすることができるものです。
それをふとしたときに眺めてみると、思いのほか元気や勇気が出たりもしますから。文字にしておくことにはメリットがあります。
やりたいことリストもEvernoteで作成・管理しています。
失敗リスト
「やっちまった…!」という間違い・ミスについては、「失敗リスト」に列挙しています。
言うまでもなく、できるだけ同じことを繰り返さないようにするためですね。リストには失敗の日付・内容・原因などを記録しています。
それらを記録したらば、すぐに具体的な対応策も講じることもセットです。
なお、この失敗リストには、じぶんの失敗だけではなく、他人の失敗も記録するところに特徴があります。
たとえば。どなたかのブログ記事に、「こんな失敗をしてしまって…」などというハナシがあったとして。それを「他人事だとも言えないな」と感じたら。
じぶんの失敗と同じように、失敗リストに記録します。内容・原因を記録して、対策を考えます。
他人のことであれ、明日は我が身です。当事者視点を持つ訓練としても、失敗リストの記録を位置付けています。
このリストについては、データベースと位置付けて「Excel」で作成・管理をしています。
ショートカットキーリスト
パソコン操作について。コピーはキーボードの「Ctrl + C」で、という場合の「Ctrl + C」はショートカットキーと呼ばれます。
わたしは、パソコン作業の効率化のために、できるだけショートカットキーを身につけたいと考えています。
とはいえ、はじめのうちは覚えたつもりが忘れてしまったり、ということもあるもので。
そこで、身につけようとするショートカットキーについては、いったんリストに加えるようにしています。
リスト化しておけば、忘れてしまったときにもリストを見ればすぐにわかります。
以前は忘れるたびにネットでググっていたこともあり…これだと時間をムダにしますよね。
ショートカットキーに限ったことではありませんが、覚えたいこと・身につけたいことはリスト化をしておくのがおすすめです。
なお、ショートカットキーリストについては、データベースと位置付けて「Excel」で作成・管理をしています。
セミナー開催直前リスト
わたしは、毎月なにかしらのセミナーを開催しています。にもかかわらず(?)、気づけばウッカリとできていないことがあります。
たとえば、すぐに「え〜」と言ってしまうとか、早口になってしまうとか、手の位置がダラダラしているとか… ダメじゃん。
なので、セミナー直前に必ず確認する用のリストを準備しています。これを見て、ウッカリしないようにさいごの確認をするわけです。
これは一例で、「〇〇直前リスト」はほかにもあります。
仕事については、業務ごとに、着手する直前に確認する「〇〇業務直前リスト」。趣味であれば、「ランニングレース直前リスト」など(←先日の失敗を受けて、つい先日つくった)。
このようなリストを作成しておくことで、ウッカリを減らす効果が期待できます。
まとめ
〇〇リストをつくることで得られる効用について、わたしの実践例をもとにお話をしてきました。
リスト化すること自体に大きな手間はありません。リスト化を妨げるとすれば、「リストをつくる習慣・発想がない」ことだけです(わたしもはじめはそうでした)。
身の回りのことをひとまず〇〇リストにしてみましょう。効用に気がつけば、おのずと〇〇リストがジャンジャン増えるはずです。