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撃沈…!はじめての山手線一周ランニング。10kmはウォーキングと化す【体験レポート】

山手線一周ランニング&ウォーキング

平日早朝から、はじめての山手線一周ランニングに行ってきました。

途中からは 10kmほどウォーキングになる… という不甲斐なさではありましたが。一周はしました、というお話です。

目次

山手線一周ランニングは 全29駅・全長約40km

2018年3月にはじめてフルマラソンを完走して以来、興味が芽生えていた「山手線一周ランニング」。

多くの方がご存知、東京のメジャー鉄道路線である「山手線」に沿って、ぐるーっと一周走ってみようよ。ということです(山手線は環状線で、円になっています)。

全 29駅(2020年までに新駅ができると30駅になる)・全長 40km前後。距離がちょうどフルマラソンくらいということもあり、ぜひともチャレンジをしてみたいと時期をうかがっていました。

そこで本日(2018年9月13日・木曜日)、早朝から行ってきました。動画にするとこんなカンジです(無音ですから安心して再生してください) ↓

ちなみに。上記の動画の「タイトル」にもあるとおり。まことに遺憾ながら、途中からはウォーキングになりました。いったい、この夏、なんのためにを走っていたんだか。やれやれです。

それはともかく。正直、ウォーキングすらツラかったのですが。ブログでネタにする以上は、せめてゴールだろう…そうだろう…とブツブツ言いながら、なんとか完走&完歩しました。

動機はどうあれ、ゴールまであきらめなかったじぶんを褒めておきたいと思います(← 相変わらず、じぶんには甘い)。

わたしのランニング・ウォーキングの様子はのちほど「ダイジェスト」でお話をしますので、ご興味のある方はそちらをどうぞ。

それよりもその前に。わたしのように、「じぶんも山手線一周ランニングしてみようかな・してみたいな」という人のために。「注意点」なんぞをお伝えしてみることにします。

 

山手線一周ランニングの注意点

わたしが実際に体験してみて感じた、山手線一周ランニングの注意点はこちらです。

コース選び

わたしが、山手線一周ランニングをするにあたって、いちばん最初に直面した問題。それは「コース」です。いったい、どこからどう走ればいいわけ?

だいたいにおいて、約 40kmと言ったって、道に迷ってウロウロしていたら 40kmでは済みませんこれは注意です。だいいち、走りながら迷いたくはないですし。

そこで、いろいろググってみた結果、こちらを参考にさせていただきました ↓

引用元は、一般財団法人アールビズスポーツ財団さんが運営する「走ろうにっぽんプロジェクト」のWEBサイト

同サイト内で紹介をされている「どの駅からでも走れる!山手線一周コース」が、上記のMAPです。

スマホのGoogleマップで拡大して、それを見ながら(見るときは走りながらではなく、止まりましょう)走れば、問題は解決です。

このコースのいいところは、29駅どこの駅からでもスタートできるようになっていること(必ず駅前を通るコースになっています)。すばらしい。

そして、全長 40.4kmと、ほぼほぼ 40kmであること。コース選びに迷っているなら、参考にしてみるとよいでしょう。

【参考】コースの高低差

おおむねフラット(平坦)です。日暮里近辺で、多少の山谷があるかなぁというくらい。ほかは、ほんとうに短い坂があるくらいのイメージです。

坂でやられた、ということは基本ないでしょう。道に迷わないかぎり(後述しますが、わたしは迷いました)。

歩いている人たち

山手線沿線を走るということで、そこは「都会」です。歩いている人たちには注意をしなければいけません。

わたしは今回、平日の朝から、品川駅スタート・反時計回り方向で走りました。

そうすると。7時半から8時くらいの時間帯は、お勤めの方が増えて走りづらくなります(もちろん場所によって程度加減はありますが)。

また 8時前後には学生が増えます。小学生など小さい子もいますし、自転車通学の学生もいますから、けっこう気をつけなければいけません。

音楽を聴きながら走る、という人であれば。それはやめておいたほうがよさそうです。音が聞こえないうえに、注意力も削がれますからね。

【参考】なぜ、平日の午前に、品川から走り始めたのか?

平日を選んだのは、フリーランスらしく自由を活かそう、という趣旨です。休日の都会も混んでいたりしますので。

また、朝は4時台に起きて、5時半の電車に乗り、品川駅着 6時です。ひとえに、通勤ラッシュに巻き込まれたくないから。座っていけるので、体力温存もできました。

品川駅をスタートに選んだ理由は。わたしは横浜在住なので、横浜からいちばん近い山手線の駅が品川駅だからです。

信号、そして、開かずの踏切

当たり前といえば当たり前なのですが。信号が多いです。すごく多い。

ですから、途中途中でかなり足止めをされます。もちろん、信号無視はできませんので待つわけですが。

これがペースを乱されるようで、わたしのような短気な人間はけっこうイライラします。

しかも、信号が変わるまでメチャメチャ長いところもあったりで(大きな道路は車が優先?)。イライラMAXです(笑)

ふだん信号がない・あまりないところを走っている人は、そのあたりを覚悟しておきましょう。

ついでに、都会には「開かずの踏切」なんてものもあります。

今回遭遇したのは、新宿駅〜代々木駅のあいだにある小田急線の踏切です。まぁ、開きません。右が過ぎれば左から、左が過ぎればこんどは右から。挙げ句は左右両方から。

もっとも、そのころのわたしは「疲弊」していたので、路肩で座って休んでいましたのでイライラしませんでしたけど。

バッテリー

コース選びのところで触れましたが。わたしは、スマホのGoogleマップをたよりに走りました。

その際、GPS(全地球衛星測位システム。じぶんの居場所がわかるヤツ)を使うこともあり、けっこう激しくバッテリーを消耗しました。

わたしはそれを見越して、モバイルバッテリーを持参していましたが。それがなければ、おそらく途中でスマホはバッテリー切れを起こすでしょう。

(いや、わたしみたいに鈍足ではなく、早く走れればだいじょうぶなのか?) 

必要だと思われる方は、モバイルバッテリーの準備・持参をお忘れなく。

服装

わたしが今回走ったのは、9月13日。天気予報はこんなカンジでした ↓

image1

気温はそれほど高い、というわけではありません。日差しもそれほどなく、この時期にしては「恵まれた」ランニング日和でした。

半袖・短パン・ランニング用のタイツ・帽子、加えてウエストポーチ1個。

ポーチには、スマホ、モバイルバッテリー、エネルギー補給用ゼリー飲料、ペットボトル、緊急時用の現金。基本的に軽装備です。

あとの荷物は、スタートした品川駅のコインロッカーに突っ込んでいきました。

しかしまぁ、これが 400円なの。高くない? コインロッカーって300円くらいのイメージが… って、100円くらいでなんだよ、というハナシですけど。

 

わたしの山手線一周ランニングをダイジェストでレポート

続いて、今回のわたしの山手線一周ランニング(途中からはウォーキングですが)について、ダイジェストでレポートしてみます。

品川駅を6時10分すぎにスタート

通勤ラッシュを避けて、早めに都内に乗り込んでのスタートです。

このときは、お昼ご飯なんかも食べつつ、13時くらいには戻ってこれたらいいなぁ、なんて。身のほど知らずとはこのことだ、と気づいたのはだいぶあとです。

序盤は当然に「好調」

序盤は元気ですからね、当然に好調です。

品川駅を出てから 20kmくらい。駅にすると「田端駅」までは、足取りも軽く、タイムも悪くありません(タイムは、詳しくは後述します)。

田端駅着が 8:35、スタートから2時間半弱です。このまま行けば、「13時に品川」とか余裕じゃね?などと思いながら。

20km折返しということで、ちょっと座って休憩をして怠けておりました。

中盤は道に迷い、ムダに体力を消耗

田端駅を過ぎると日暮里方面、少し「山」めいた地域に入っていきます。

そんな中、まずまずの下り坂があらわれました。「これはラッキー、一気にくだっちゃおう!」と、突っ込んでいったまではよかったのですが。

下り終わってから、道を誤ったことに気が付きました。これって、登りを戻らないといけないんだよね、やっぱり…

結果、ムダに距離を走ることになり。予定コースでは 40.04kmのはずが、44.27kmになってしまったのは「こういう理由」が含まれています。

30kmのカベ現る

よく 30kmの壁、などと言われますが。まさに来ました、30kmちょうどで。

場所は高田馬場駅ちかく。脚にガクッと来ました。なかなか足を前に出すことが出来ず。

そんなこともあり、おにぎりを食べ、池袋駅で調達したエアーサロンパスを吹きかけて回復を図りましたが。効果もむなしく。

このあとも、がんばって走り続けたものの、新宿駅の人混みでは歩かざるをえず。いちど歩いてしまったことで、緊張の糸が切れました(あらためて後述します)。

原宿〜渋谷のあたりも人が多く。これ幸いと歩く頻度が高くなり。それでも、ときどきは走りながら渋谷に到着。ここまで 約 35km。

渋谷ストリームにて終了〜

今回、渋谷の新名所である「渋谷ストリーム」に立ち寄ろうと決めていました。なにしろ、きょうオープン。

ちょうどコース上に近いところでもありましたから、予定どおり立ち寄りました ↓

 
 
 
 
 
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今日オープンの渋谷の新名所へ。山手線一周ランの途中で。おおむね、ここで撃沈しました(^^; #渋谷ストリーム #完走できず

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これで一瞬、テンションが上ったようにも思えたのですが。昼時でもあり、飲食店は混みまくって、ひとりとてつもなく汗臭いであろうわたしが入れるようなフンイキでもなし。

しかたなく、そこいらのベンチに座っていたところ、右足のふくらはぎが激しく「つる」始末。

しばらく休んだあとで走り始めて感じたのは、完走はムリだ、というあきらめでした。足は重いし、ツラいし、ちょっと気分も悪いしで。

終盤、GPSまでもが調子をくずす

それでも、「ブログで記事にする以上は…」という、ひとりよがりなブロガー魂を燃やし。

もう走ることはできませんでしたが、残りの10km弱をとにかく歩き続けました。駅の横を通るたびに、「ここで電車に乗ったら、品川はあっというまなんだよね」という気持ちと戦いつつ。

そんな戦いに水をさすかのように、スマホのGPSが不調に陥るという事態。どういうわけか、しばしば道一本分くらいズレている。

おかげでなんどか道に迷い、道を誤り。そんなことも相まって、歩くのもツラくて、なんどもなんども休憩をとるような状況でしたが、なんとかゴールまでたどり着きました。

スタートから7時間35分、さいごの10kmだけで約2時間

品川駅に戻ってきたのは、13時45分。スタートから実に7時間35分。

おまけに、渋谷を出てからは 2時間もかかっています。約 10kmの距離に2時間です。元気であれば、半分くらいの時間で済むところを…

このあとは「反省会」です。敗因分析をしてみます。

 

途中からウォーキングになってしまった敗因(というか言い訳)

さいごに。ランニングのはずが、途中からウォーキングになった「敗因」について語ります。えぇ、ただの言いわけですけどなにか。

序盤のペース配分

品川駅をスタートしてからしばらく。「じぶんにしては」ペースが早すぎた。これは、後半バテた原因のひとつだと考えています。

今回の1kmごとのタイム(1kmあたり何分かかっているか)は次のとおりです。ただし、10分以上ていどの長い休憩をとったところではタイマーを止めていることにご注意ください ↓

image2

どこが「飛ばした」んだよ、と思われるかもですが。あくまで、わたしとしては飛ばしたんです、とくに序盤。

ついでに言えば、上記の「タイム」は、信号待ちの時間は含んでいます。ですから、実際にはもうすこし速いスピードで走っていることを、あえてアピールしておきます。

それはともかく。品川駅からしばらくのあいだ、第一京浜道路沿いはランナーの方がけっこういました。しかも、スピードが速い。

わたしもはじめは元気なこともあり、なんとなく、「周り」に引っ張られたところがあります。長距離ですから、ペース配分はくれぐれも気をつけなければいけませんね。反省です。

エネルギー不足

わたしの愛機「fitbit ionic」によれば、今回の山手線一周にともなう消費カロリーは 3,774kcalとのこと。

これに対して、ランニング前からランニング中にわたり、わたしが摂取していたカロリーはと言えば。こんなカンジです ↓

摂取したタイミング摂取したモノ摂取カロリー
ランニング 30分前「アミノバイタル」ゼリードリンク SUPER SPORTS100 kcal
ランニング開始後 1時間コンビニのバウムクーヘン227 kcal
ランニング開始後 3時間半「アミノバイタル パーフェクトエネルギー」ゼリードリンク180 kcal
ランニング開始後 4時間コンビニのおにぎり181 kcal
ランニング中ヴァームウォータークリアアップル500ml0 kcal
ランニング中南アルプススパークリング グレープフルーツ0 kcal
ランニング中コカ・コーラ ペットボトル 300ml135 kcal
ウォーキング中ポカリスエット 500ml125 kcal

というわけで、以上、合計で 948 kcalなり。消費カロリー 3,774kcal からみると、さすがに少なすぎでは… とくに序盤がヒドいですね。

途中でエネルギー切れを起こしていたようにも思います。ただ、これには事情がありまして。

ちょうど、けっこうツラめの口内炎を患っており、どうにも固形物をとるのがメンドー。だとか言っていたらこうなっちゃいました。

次回からはいろいろ気をつけます、はい。

いちど歩いたことで緊張の糸がプツリ

前述した「1kmごとのタイム」に、赤字でメモ書きしましたが。途中、人混みで走れないところがありました。

まずは、新宿。続いて、しばらく行って、原宿〜渋谷のあたり。午前中から昼時ということもあり、道は混んでいました。さすがにマナーとして走れない。

ですから、やむなく歩くわけですが。これまで、いずれのレースもすべて「完走」を掲げ、実行してきたわたしの緊張の糸がプツリと切れました。

あぁ、歩いちゃったな、と。じぶんでも驚くほど、興ざめしたようなところがあって、その後も歩くことに抵抗がなくなってしまったように感じます。

はい、ただの言い訳です。限界だから歩いたのは、それはそれで事実なんで。でも、ずっと走り続けていたら… もうすこし粘れたような気もする。そのていどです。

日ごろ短い距離ばかり

夏場も含めてここ数ヶ月以上。月 120kmランニングの目標を立て、それを続けてきました(多少、届かなかった月はありますがおおむね達成)。

にもかかわらず、完走できなかったことはかなりのショックです。真夏も走っていたことで、体力アップを期待していたのにさ…

ただ、いまさらながら思うのは、日ごろ走るのは、ほとんどの場合、1日に5kmていど。長くても 10kmまでです。

フルマラソンなど長い距離を走るのであれば、ときにはもうすこし、長い距離を走っておかないと。感覚も体力も身につかないのかなぁ、と思っております。

また、来月以降にはフルマラソンが控えていますので。練習についても見直します。

 

まとめ

ふだんは電車で移動するところを、まんま走るというのも貴重で新鮮な体験です。ご興味を持たれた方はぜひ!

わたしもまた、いつの日か必ずリベンジします。

完走できなかった、という「くやしさ」はありますが。「リベンジ」の楽しみができた、そんなはじめての山手線一周ランニングでした。

山手線一周ランニング&ウォーキング

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