じぶん自身で気を張るよう努めたり、じぶん自身で叱咤激励もしなければいけない。じぶんのメンタルはじぶんで整えなければいけないフリーランス。
というわけで、フリーランスの僕がメンタルを整えるために欠かさない10の方法についてお話をします。
ひとりこそ、メンタルを整えなければならない
「メンタルが強い」とか、「メンタルが弱い」とかいう表現があります。
じぶんに関して言えば、「メンタルが強くはない」でしょう。とりわけ弱いわけでもないが、決して強いとは言えない。
この「じぶんは強くはない」という認識(あるいは自覚)が、意外と重要なのではないか? わたしは、そう考えています。
なぜならば。強くはない、だから、強くありたい。強くあるために、できることをやってみよう。との考え・行動につながるからですね。
現状に甘んじる者に成長なし。
なんて、カッコいいことを言っていますが。話を戻せば、要は「メンタルが強くはない」。なんとかしなきゃ、という現状なのです。やれやれ。
この点で、会社勤めをしていたころは(いまは独立開業して3年弱)、日々、上司やら同僚やらの「目」がありますから。
自然、気も張っているものですし、腑抜けていれば叱咤激励を受けることになります。これはこれで、会社勤めの良さのひとつだよなぁ、などといまさらながらに思うわけですが。
「周囲」がじぶんを鍛えてくれる、「周囲」がじぶんを鍛えるきっかけになる。フリーランスとして、ひとり仕事をするいまとなっては「それ(周囲)」がありません。
じぶん自身で気を張るよう努めたり、じぶん自身で叱咤激励もしなければいけない。つまり、じぶんのメンタルはじぶんで整えなければいけない。
これは、ひとりで仕事をする時間がたてばたつほどに、強く実感するところです。
というわけで。そんなわたしが、メンタルを整えるために日々欠かさない10の方法についてお話をしてみます。こちらです ↓
- 毎日、ブログ・メルマガを書く
- 2日に1冊、本を読む
- 毎月、120km走る
- 毎日5分、瞑想をする
- 毎朝、神棚にお参りをする
- 毎朝、寝るまでのスケジュールを決める
- 毎月、セミナーを開催する
- 毎日、名言に触れる
- 毎朝、やってはいけないことを暗唱する
- 毎日、きのうまでできなかったことを1つやる
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
フリーランスの僕がメンタルを整えるための10の方法
《方法1》毎日、ブログ・メルマガを書く
きょう(2019年2月2日)まで、1,021日のあいだ毎日ブログを書いています。また、855日のあいだ毎日メルマガを書いています。
これらは伝えたいことがあるから書いているものですが。いっぽうで、「日々書く」という行為には、じぶんのメンタルを整える側面もあります。
生きていれば日々いろいろありますからね、喜怒哀楽です。そのなかで喜・楽はいいにしても、怒・哀の感情を「引きずる」のはいいものではありません。
こんなとき、毎日のブログ・メルマガは、いい「スイッチ」になります。読者を前にして、ことのほか冷静になれる。
そんなわけでもし、ある日突然、怒・哀をあらわにしたブログ・メルマガがあったなら。「あぁ、よほどガマンならないことがあったのだろう」とお察し願います。
《方法2》2日に1冊、本を読む
できるだけ本を読むようにしています。具体的に言うと、2日に1冊のペースです。
ジャンルはいろいろ。実務書が多いですが、自己啓発的なものや小説なんかも読みます。マンガも読みます。
実務書であれば、知識のほかにも「へぇ、すごいな。じぶんもやってみよう」というやる気を得ることができます。
自己啓発書もまた、やる気を高めてくれる効果があります。小説やマンガはリラックスできて楽しさもあり、ときには感動によってモチベーションを高めてくれます。
ちょっとメンタルが乱れているときほど、内容をより理解できる、得られるところが大きかったりするのは読書のおもしろいところです。
本を読まないとなると、そのような「機会」をまるまる失うことになる。なんとももったいないことだなぁ、ということで、できるだけ本を読むようにしています。
《方法3》毎月、120km走る
ひとことで言えば、「運動はいいよ」ですね。カラダを動かしたり、汗をかいたり、が気分がよいことは誰しも経験があるでしょう。
運動といってもいろいろありますが、わたしは「お手軽さ」で走ること(ランニング)を選びました。
たいそうな準備もいらないし、気が向いたときにすぐにできるのがよいところです。
日中、仕事をしているときでも、「天気もいいし、暖かそうだから走りに行くか」と走りにいける。これは、自由がきくフリーランスとも相性がいい。
で、走っていると。ちょっとしたモヤモヤなどは、わりとスッキリしてしまいます。科学的にも根拠はあるところですから、メンタルを整えるのに走るのもよいでしょう。
ちなみに。フルマラソンなども走りたいので、「毎月 120km走る」との目標を掲げています。が、少々未達気味だったりで、気合が足りませんね、はい。
《方法4》毎日5分、瞑想をする
1日のなかでストレスを感じたときや、モヤモヤした気持ちを感じたときを目安に瞑想をするようにしています。
目を閉じて、ゆったりと呼吸に集中する。スマートウォッチの瞑想用アプリを使って、5分ほど瞑想をします。
瞑想には、ストレス解消や集中力アップなどの効果があり、瞑想を日々継続することでさらに効果が上がるとも言われています。
メンタルが乱れるときには、カラダが緊張したり、呼吸が乱れたりしているもの。そのようなときに、瞑想は少なからず効果があるように感じます。
メンタルを整えるのに役立つものと位置づけて、わたしは続けているところです。
《方法5》毎朝、神棚にお参りをする
1年ちょっと前から、自宅兼事務所の仕事部屋に「神棚」をつくりました ↓
以来、毎朝お参りをしています。
わたしはまったくもって信心深いわけではありませんが。それでも、神さまに向かって「きょうも1日、じぶんにできること・すべきことに努めます」と宣言することには清々しさを感じることができます。
また、お参りには、1日をはじめる「スイッチ」の役割もあります。会社勤めをしていて朝礼があったりすると、それがスイッチになりますが。お参りは、その代わりのようなものです。
ひとりで仕事をしていると、メリハリがつきにくくなる。であるならば、じぶんでじぶんにスイッチを入れる「しくみ」が必要です。
《方法6》毎朝、寝るまでのスケジュールを決める
毎日、朝のうちに、その日のスケジュールを立てるようにしています。その日、夜寝るまえでのスケジュールを「分単位」で決めてしまう。
きょうはこれをやる、こう動くと決まりますから、「迷い」が少なくなります。
逆に、あいまいなスケジュールでスタートすると、途中で「次、なにしよっかなぁ?」という迷いが生まれたり。迷っているあいだに、どうでもいいことを考えてしまったりします。
結果、やるべきことができず、やりたいこともできず、不安や悩みを感じてしまう… メンタルが乱れる。という過去がわたしにはあります。
ところで、「分単位」のスケジュールなど、完璧に守れるものではありません。スケジュールを狂わせる要素はそこかしこ、だからです。
それでも、目指すべきもの、よりどころとしてのスケジュールがあることで、迷いなく考え・行動することができるところにメリットがあります。
《方法7》毎月、セミナーを開催する
独立開業してから2年半近く、毎月、セミナーを企画・開催しています。
そのセミナーにも、メンタルを整える効果がある。わたしは、そう感じています。
セミナーでは、知らない人・会ったことがない人が来てくださり、あたらしい刺激をいただくことができます。
少人数セミナーにしていることもあり、セミナー中にも対話をできますし(対話するようにも心がけています)、セミナー後の懇親会でもいろいろなお話ができます。
フリーランスは、ひとりで仕事をしている時間もありますから、ともすれば、メンタルが「内」に向きがちです。内に向くこと自体は悪いものではありませんが、内に偏るのはよくありません。
この点で、人と会うセミナーは、メンタルを「外」に向け、「バランスをとる」ことに貢献しています。セミナーにはメンタルを整える効果がある、というのはそういうことです。
《方法8》毎日、名言に触れる
昔から、いわゆる「名言」が好きで、気に入った名言を見つけてはストックをしています。
本を読んでいるとき、街中の広告を見ているとき、SNSを見ているとき、テレビを見ているとき、など。名言と感じるものは、Evernoteにストックする。
名言、つまり、言葉にはチカラがあって、生き方のヒントになったり、勇気づけられたりという経験がある人も多いでしょう。
というわけで。ふとしたときに、それらの名言を見返してみると、メンタルを整えるのにも役立ちます。
ちなみに。最近ストックした、お気に入りの名言はこれ ↓
今日いい稽古をしたからって明日強くなるわけじゃない。でも、その稽古は2年先、3年先に必ず報われる。自分を信じてやるしかない。
《九重親方・千代の富士》
《方法9》毎朝、やってはいけないことを暗唱する
じぶんが「やらない」と決めていることをリストにしています。通称、やらないことリスト。このリストを毎朝、暗証しています。ブツブツと。
たとえば、「じぶんでコントロールできないことを考える」。これは、実際に、わたしの「やらないことリスト」に記載をされているもののひとつです。
わたしはときどき、考えてもしかたないことを考えてしまうクセがあるので、リストを見て「姿勢を正す」ようにしているわけです。
人間、弱っていたり、迷っていたりすると、やらないと決めていたことでもやってしまったりします。
すると、ますます弱くなり、ますます迷います。悩みも深くなる。さきほどの例で言えば、考えてもしかたないことを延々と考え続けてしまう。
そういう深みになるべく落ちないように。メンタルを整えるべく、やらないことリストを利用しています。
《方法10》毎日、きのうまでできなかったことを1つやる
毎日、きのうまでできなかったことを1つやる。なにかチャレンジしたことを記録に残すようにしています。
できなかったこと、と言っても。それほどたいそうな話ではありません。
ある日の記録には、「新発売の缶コーヒー〇〇を飲んだ」なんてものもあります。ぜんぜん、たいそうじゃない。
それはそれとして。どんな小さなことであれチャレンジは前向きな行為であり、前向きな気持ちをつくる、ひいてはメンタルを整えるのに貢献するはず、との考えで取り組んでいます。
わたしは保守的なところがありますから、油断をするとチャレンジが減ります。そんなじぶんを知っているので、「毎日1つやる」をルールにしています。
じぶんは保守的だとの自覚がある人には、たいへんおすすめです。きちんと記録に残して、たまには見返してみましょう。自信にもなります。
まとめ
フリーランスの僕がメンタルを整えるために欠かさない10の方法、についてお話をしてきました。
じぶん自身で気を張るよう努めたり、じぶん自身で叱咤激励もしなければいけない。じぶんのメンタルはじぶんで整えなければいけないフリーランス。
そのための方法として、ご参考になるものがあれば幸いです。
- 毎日、ブログ・メルマガを書く
- 2日に1冊、本を読む
- 毎月、120km走る
- 毎日5分、瞑想をする
- 毎朝、神棚にお参りをする
- 毎朝、寝るまでのスケジュールを決める
- 毎月、セミナーを開催する
- 毎日、名言に触れる
- 毎朝、やってはいけないことを暗唱する
- 毎日、きのうまでできなかったことを1つやる