猫背矯正ベルトって、窮屈・・・ しかも、拘束感に不便を感じる・・・ でも、効果はありそうだ。
ということで。その先にあるメリットを得るための「あえて不便・あえて窮屈」についてお話をしていきます。
猫背矯正で思い出す、あえての不便・あえての窮屈
唐突ではありますが。最近になって、こんなモノを使い始めました ↓
見てのとおり、猫背を矯正するためのベルトです。
ふだんから猫背が気になる、というほどではないのですが。デスクワークをしているときはどうも猫背になっちゃうんですよね。
でも、そんな猫背には、次のような「悪影響がある」と言われています ↓
- 肩こりや腰痛 → むかしから両方ある・・・
- 背筋、腹筋の筋力低下 → マラソンで必要なのに・・・
- 代謝の低下 → 最近、体重が増えやすくなった・・・
- 胃腸の働き低下 → むかしよりも胸やけする・・・
そこで、の「猫背矯正ベルト」着用でした。
矯正と言っても、ベルトは1日中つけているようなものではなく、はじめは10分ていどから。慣れても数時間ていどまでです。
ただ、そのあいだは当然ながら「窮屈」を感じます。窮屈を感じたままカラダやアタマを働かせるのは、ある意味で「不便」でもあります。
けれども。窮屈と不便に耐えたのち、ベルトをはずしてみると。もう矯正はされていないのに、自然と背筋を伸ばそうとしているじぶんに気が付きます。これはなかなかおもしろい。
まぁ、いまはまだ、ベルトをはずして時間がたてば、また猫背に戻ってしまうレベルではありますが。続けていれば、もっと長く効果が出そうだと感じているところです。
こんな具合に、あえての窮屈・不便ではあるけれど、その後のメリットにつながったモノもあったなぁ・・・ と、思い出したので。このあといくつかお話をしてみます。
その先にあるメリットを得るための「あえて不便・あえて窮屈」
《その1》24時間、腕時計をし続ける
気が付けば、ほぼほぼ 24時間ずっと腕時計をしている生活になりました。
ちなみに、その腕時計というのはこちらの「活動量計」です ↓
これを腕につけておけば、歩数、心拍、消費カロリー、睡眠、運動、などのデータを確認することができます。
わたしはそのデータを毎日Excelに記録して、データの推移を確認することで健康管理に役立てています。
単純なことで言えば、睡眠不足だとか運動不足だとかの不摂生は一目瞭然。言い訳の余地を残さないのが、データを記録するメリットです。
24時間ずっと腕時計をし続けるのは、窮屈と言えば窮屈ではありますが。健康(ここ3年、風邪をひいていない!)には代えられません。
《その2》スマホは左手で操作する
わたしの利き手は「右」ですが、スマホは左手で操作するようにしています。
当然、慣れるまでのあいだは、不便な思いをしなければいけません。けれども、その先にはメリットがあります。
1めのメリットは、利き手とは逆の手を使うことで、脳がより活性化する。いつも利き手しか使わないと、脳は刺激が不足して働きが鈍くなるそうです。
そして2つめのメリットは、利き手を空けておくことができる。スマホを操作しつつ文字を書いたり、といったときには便利です。
なぜ、ほかのモノではなく、スマホを左手にしたのかと言えば。わたしにとってスマホはよく使うモノだし、使わないわけにはいかないモノだからです。
であれば、イヤでも左手でなんとかするだろう、と。
ちなみに。スマホは iPhone7(いまだに)で、ロック解除の指紋は左手だけを登録しています。こうしておくと、うっかり右手(利き手)を使うことを避けられます。
《その3》マウスを捨てた
1年半ほど前に、マウスは捨てました。いや、ほんとうにゴミ箱に投げ入れたわけではないのですが、マウスを使うのをやめた、ということです。
マウスをやめるメリットのひとつは、パソコンの操作がより速くなること。
マウスを使っているとどうしてもマウスに依存します。結果、マウスとキーボードのあいだを右手が行ったり来たりでタイムロスです。
もうひとつのメリットは、手首の痛み(腱鞘炎?)からの解放。いろいろなマウスを試しましたが、わたしの場合は、手首の痛みがゼロにはなりませんでした。
でも、マウスをやめたら治りました。まぁ、あたりまえですが。
さらにもうひとつのメリット、マウスを持ち歩かなくていい。ふだんマウスに慣れていれば慣れているほど、どこでもマウスを使いたくなります。
すると、外出時にマウスを持ち歩くことになる。マウスをやめれば、外出時の荷物が減ります。地味にうれしい。
マウスをやめた当初は、マウスが無くて不便な思いはありました。20年近く使ってきたツールですから、慣れがすごい。
それでもやめることができたきっかけは、メインPCをWindows機から MacBook Pro に変えたこと。
MacBook Pro のトラックパッドがあればマウスいらず、とは聞いていたので。ならば、と思い切ることができました。たしかに、段違いの使いやすさです。
ところで、MacBook Proが修理のために1週間ほど不在にしており、サブのWindows機を使う日々。Macのトラックパッドが恋しいばかりです。
《その4》テンキーも捨てた
マウスといっしょにテンキーも捨てました。
もしかすると、そんなの別に大したことではないだろう、と思われるかもしれませんが。数字とは切っても切れない関係の仕事をしているために、テンキーを捨てるのには覚悟がいりました。
それこそ 20年近くずーっと、数字の入力はテンキーオンリー。テンキーが無いノートPCに備えて、外付けテンキーを持ち歩いていたほどです。
でもいまは、テンキー無し。はじめは入力に手間取り不便もありましたし、いまでもテンキーほどの入力スピードではありませんが、テンキーが無い環境は苦にならなくなりました。
なお、テンキーほど入力スピードが上がらないことで、「そもそも数字をガシガシ入力するのもどうなのか?」という気づきもありました。
できるだけ元データや外部データの数字を使えば、じぶんの入力作業は減らせるわけで。意識改革という点でのメリットと言えるでしょう。
また、テンキーがあるとマウスと同じように、右手がテンキーと文字キーとのあいだを行ったり来たりになります。やはり、タイムロスです。
テンキー無しには、このタイムロスを減らすメリットもあります。
そのような考えの延長線上で、タッチタイピングやショートカットキーに興味を持てたこともメリットでした。おかげで少しずつではありますが、入力スピードは上がっています。
《その5》データはすべてクラウドに保存する
データはすべてクラウド環境に保存をしています。ExcelやWord、PowerPoint、PDF文書もメールも。仕事で使う会計ソフトや税務ソフトのデータもすべて。
じぶんの手元にあるPCのなかには、ごくごく限られたデータ(クラウドと同期はしている)・一時的に保存するデータ以外のものはありません。
そのメリットとしては、ネット環境があれば、どこからでもデータを取り出せる。PCの故障・入替のときに困らない(いままさにメインPCが故障で修理中)。
また、ストレージ容量が大きいPCは必要ない。などといったものが挙げられます。
その昔は、じぶんのPCやら、USBメモリやら、会社のサーバやらに保存をするのがあたりまえ。
「クラウドなんてだいじょうぶなのか?」との固定観念に窮屈な思いもありましたが、いまは存分にメリットを感じられるようになりました。
まとめ
その先にあるメリットを得るための「あえて不便・あえて窮屈」についてお話をしてきました。
とくに、なにかをはじめるときには、不便や窮屈な思いがツキモノです。
けれども、あえて不便・あえて窮屈の先にこそ、いままでに得ることができなかったメリットがあるかもしれません。
あえて不便や、あえて窮屈にチャレンジをしてみるのはいかがでしょうか。