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子どもたちの『起きてから寝るまでスケジュール』に期待する5つの効果

子どもたちの「起きてから寝るまでスケジュール」に期待する効果

子どもたちは春休み。長いお休みには、わが家では恒例のアレをまた… というわけで。

子どもたちの「起きてから寝るまでスケジュール」に期待する効果についてのお話です。

目次

親の心を、子どもたちは知らず。

きょうは、2019年3月30日。わが家の子どもたち(4月からは中2の娘と小5の息子)は春休み。

少々長い休みになりますので、休みになる前に「起きてから寝るまでスケジュール」を立ててもらいました。

具体的には、こんなカンジです ↓(娘はお年頃なので、息子のスケジュールのみ開示^^;)

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上図のとおり、朝起きてから夜寝るまでのタイムスケジュールです。わが家では「夏休みの恒例」となっていますが、ことしは春休みにも。

このような「起きてから寝るまでスケジュール」を子どもたちに立ててもらう背景には、わたし自身、そのようなスケジュールを日々立てていることがあります ↓

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そうして、日々のスケジュールを通じて感じている「効果」があって。それを子どもたちにも! と期待をしての「起きてから寝るまでスケジュール」です。

子どもたちにしてみれば、とんだ迷惑かもしれませんけど。

そんな「起きてから寝るまでスケジュール」の効果とは、次の5つになります ↓

「起きてから寝るまでスケジュール」の効果
  1. 早寝早起き
  2. 次を迷わない
  3. 天引きできる
  4. リカバリーができる
  5. じぶん自身と約束する・守る

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

 

「起きてから寝るまでスケジュール」に期待する5つの効果

《効果1》早寝早起き

極端な早寝早起き、はともかく。ふだんの生活と変わらないくらいの時間で寝起きしてほしいなぁ、と思います。

長い休みになると、生活リズムが乱れる。元に戻すのがタイヘン…というのはよくあることなので。

その点で、「起きてから寝るまでスケジュール」があれば、当然、起きてやることが決まっていますから。(それを)起きてやらなきゃ!  という意識が働くものです。

逆に、起きてからのスケジュールが無いと、起きようという意識は鈍るもの。眠いからもうちょっと… みたいな。

わたしはそういうタイプです。だから、わたし自身も「起きてから寝るまでスケジュール」を立てて毎日過ごしています。

で。子どもたちは、というと。さすがにじぶんたちではなかなか起きれないのですが、時間に声をかけてあげれば起きれています。

息子は起きてすぐに「朝ごはん」なので、じぶんでパンなどを準備して食べたり。そのあと「サーブ 100本(テニス)」とやらに備えているのでしょう ↓

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《効果2》次を迷わない

スキマなくスケジュールを立てると、次を迷うことがなくなります。「次にやること」は決まっているからですね。

これが意外とだいじで、次が決まっていないと、思わぬ方向に流されかねません。

たとえば。毎日勉強を〇時間すると決めていても、なんとなく手がつかず。気がつけば、ゲームをしていた・動画を見ていた(← ウチはこれが多い^^;)。あれ、勉強は?

こんなことになってしまうのは、次が決まっていないからだ。と、わたしは考えています。わたし自身、ビッチリとスキマなくスケジュールを立てているのは「怠け防止」だったりもするわけで。

また、「次はアレをやろうかな、それともアレにしようかな」と考えたり、迷ったりしているのであれば。時間がもったいないし、パフォーマンスも落ちてしまいます。

子どもたちは、時計とスケジュールとを見ながら、なにやらうらめしそうに勉強をはじめているようなので。効果はある、と言ってよいでしょう。うん。 ↓

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《効果3》天引きできる

だれにでも、なにかしら「やりたいこと」というのはあるものでしょう。そして、「やるべきこと」というものもあるでしょう。

では、はたしてそれらをやることはできるのか?

それは、「あらかじめ時間を天引きできるかどうか」にかかっています。つまり、あらかじめ1日のスケジュールのなかに織り込んでおく。

なぜならば、「時間があったらやろう」でできたためしはほとんどないからです。

時間があったら、あとで、手が空いたときに、なんて言ったり・聞いたりしますが。実際のところ、それらが実現できることはほとんどない。というのが、わたしの経験則です。

また、「やるべきこと」には手をつけられても、「やりたいこと」が後回しになることも少なくありません。

ですから、とくに「やりたいこと」については、天引きをしておくことが欠かせない。わたしも、毎日のスケジュールで必ず天引きをしています。

天引きをしておくと、習慣化がしやくすくなる。というメリットもあります。いまは、毎日4分の「HIIT(高強度インターバルトレーニング)」の習慣化をしようとしています。

たった4分だからこそ、あらかじめ天引きをしておかないと、「空いた時間でやろうと思ったけど、結局できなかった」にもなりがちです。

そんなわけで。子どもたちにはぜひ、天引きのチカラを知ってほしい。天引きすることを覚えてほしい、と願っています。

ちなみに。息子のスケジュールには「ランニング(ママと)」「筋トレ(ママと)」が。ママの肉体改造? は、はたして息子にとってのやるべきことか、やりたいことなのか…?

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《効果4》リカバリーができる

「起きてから寝るまでスケジュール」について、スケジュールのすべてを完全に守れるかどうかは、それほど重要なことではありません、

守ろうとすることは重要ですが、守れるかどうかは別のハナシであり。そもそも、「すべてが予定どおり」はムリだからです。

いくら予定を立てたところで実際にはいろいろあります。前の予定が長引いた(ゲームのキリが悪い、とか)、急用ができてしまった(友達が遊びに来た、とか)、などということはあるものです。

もちろん、子どもたちに限らず、大人だっておなじこと。そんなとき、リカバリーをするのに役立つのが「起きてから寝るまでスケジュール」です。

スケジュールがあれば、どれだけズレてしまったかがわかります。ズレた分は、残りのスケジュールとの兼ね合いでどうするかを考えることができます。

昼間に遊び過ぎてしまったのであれば、夜の自由時間を削るとか。それはそれとして、そのあとのスケジュールは予定どおりに! と努めるか。

いずれにせよ、もともとのスケジュールが「よりどころ」として尊重されることになります。よりどころがあるのとないのとでは、不思議と「そのあと」に違いが出るものなのです。

もし、「起きてから寝るまでスケジュール」が無い場合。つまり、そのあとのスケジュールが無い場合。「ま、いっか」となりがちです。

「ま、いっか」にはじまり、そのあともズルズル、ダラダラと… このようにちょっとしたことをきっかけに崩れてしまうのを、心理学では「どうにでもなれ効果」と呼んでいます。

ひとくちケーキを食べてしまったら、ダイエットがどうでもよくなった。みたいなことも同じであり、起こりがちなことなのです。

だれにでも起こりがちなことゆえに、歯止めとしての「起きてから寝るまでスケジュール」はおすすめです。

《効果5》じぶん自身と約束する・守る

「起きてから寝るまでスケジュール」は、言うなれば、じぶん自身との約束でもあります。アレをやる、コレをやると、じぶんと約束をして。それを守れるかどうかのチャレンジです。

子どもたちにしてみれば(大人もですが)、スケジュールを立てるのなんてメンドーだし、約束にしばられるのも窮屈なものでしょう。

けれども、じぶんのこれまでを振り返ってみたときに。じぶん自身との約束が重要になった場面は数多くありました(いまも、これからもそうでしょう)。

家庭生活、仕事、勉強、部活動、友人関係、趣味、遊び、などなど。

約束できた・守れたから良い結果を出せたこともあれば。約束はできたけど守れずに、あるいは約束すらできずに、悪い結果にいたったこともある。

そう考えると。親からの押しつけではありますが、子どもたちには「じぶん自身と約束できる・それを守れる」ようなヒトになってほしい、と願うわけです。

この点で、日ごろの「起きてから寝るまでスケジュール」は、約束のトレーニングになるものとわたしは考えています。

だから、子どもたちに押し付けるばかりではなく。わたし自身も「分単位のスケジュール」で、日々トレーニングを欠かさないようにしているつもりです。

 

まとめ

子どもたちの「起きてから寝るまでスケジュール」に期待する効果についてお話をしてきました。

スケジュールの効果は、子どもにだけ期待するものではなく、大人にも期待できるものです。親子でぜひ、というのはどうでしょう?

「起きてから寝るまでスケジュール」の効果
  1. 早寝早起き
  2. 次を迷わない
  3. 天引きできる
  4. リカバリーができる
  5. じぶん自身と約束する・守る
子どもたちの「起きてから寝るまでスケジュール」に期待する効果

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