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同業者からも仕事をいただけるようになった5つの理由

同業者からの仕事をいただけるようになった理由

独立開業してから3年。気がつけば、「同業者(税理士)」の方からの仕事をいただけるようになりました。

その理由について、お話をしていきます。

目次

「同業者からの仕事もやる」という選択

ひとり税理士として独立開業してから3年になります(本投稿日 2019年5月5日現在)。

開業当初は考えられなかったことではありますが、いまは「同業者(税理士)」の方からの仕事をいただけるようになりました。具体的には、

  • ひとり税理士としての開業に関する個別相談
  • セミナー開催に関する個別相談
  • 銀行融資に関する個別相談
  • 銀行融資に関するマンツーマンセミナー
  • 税理士向け銀行融資セミナーへのご参加

上記のような「同業者からの仕事」をやりたいか・やりたくないか、という議論はさておいて。

わたし自身は、同業者から仕事をいただけるようになってよかった、と感じています。

その理由として、単純に「仕事が増えてよかった」ということは正直あるにしても。それだけ、でもありません。

これから開業される同業者の後押し、これから始められるサービスの後押しをすることができる可能性がある。という喜びがひとつ。

また、同業者の方を通じて、そのお客さま(顧問先など)に対しても、相談・セミナー受講の内容が役立つ可能性がある。という喜びもあります。

わたしもまた、先輩同業者の方々からの後押しをいただいたり、相談・セミナー受講があっての「いま」です。だから、じぶんのできる限りでその恩返しを!  

そんなことを考えているわたしが、同業者の方からの仕事をさせていただけるようになった理由についてお話をしてみます。次の5つです ↓

同業者からも仕事をいただけるようになった5つの理由
  1. Twitterをやっている
  2. 著書がある
  3. ブログで情報発信をし続けている
  4. 同業者向けセミナーを開催している
  5. サービスメニュー・依頼フォームがある

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

 

同業者からも仕事をいただけるようになった5つの理由

《理由1》Twitterをやっている

仕事をいただくにあたってはまず、「じぶんの存在」を知ってもらうことが必要です。

この点で、仕事を依頼される方から「Twitterで知りました」とお聞きすることは少なくありません。

他人の「リツイート」や「いいね」を通じて、わたしのことを直接知らない方にも知ってもらえるかもしれない。Twitterには「可能性」があります。

開業したときにとりあえずはじめてみた Twitterですが、いまは「やっていてよかったなぁ」と感じるもののひとつです。

ちなみに。同じSNSでも、「Facebookで知りました」という話は聞きません。

わたしのFacebook利用が「ブログ更新情報」に限られているから、ということもあるのでしょうが。それは Twitterも同じようなものだったりします…

熱心にやりはじめるとキリがないので、利用にはあるていどの距離を置く。というのが、わたしのTwitter・Facebookに対する姿勢です。

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《理由2》著書がある

よいご縁をいただき、本の執筆をさせていただきました。ひとり税理士 10人が、それぞれの生き方を書いた共著です。

本には、開業するにあたっての苦労話や失敗談、逆に上手くいったことなどが書かれていることから、開業を考えている同業者の方には関心がある内容だと言えるでしょう。

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実際、セミナーを受講される方からは「本を読みました」とお聞きしたり、「本を読んで、話も聞いてみようかと」と開業に関する個別相談のご依頼をいただいたり。

よく聞くハナシではありますが「著書があることによる影響は大きいのだなぁ」とあらためて実感をするところです。

もっとも、本は書きたいからと言って書けるわけではなく。「いつかは単著で」がかなわずに、もどかしい思いをしているわたしではありますが(汗)

共著のご縁をいただいたのは、開業から書き続けていたブログがきっかけでした。というわけで、次にブログのお話をします。

《理由3》ブログで情報発信をし続けている

前述したとおり、開業から書き続けていたブログがきっかけで本を書くことができました。

それとは別に、日々のブログによる情報発信が、同業者の方から仕事をいただく際の後押しにもなっているようです。

仕事をいただいた理由をお聞きしてみると、「ブログ更新頻度の高さ」や「記事内容の質の高さ」を理由にされる方もいるからです。

なかには、「そこまで無料で情報発信してしまっては仕事にならないのではないか?」と言われる方もいます。

たしかにそういう見方もありますが、わたしからすると「そこまでしなければ、その先の仕事にもつながらないだろう」という考えです。

つまり、日々のブログでそこまで話をできるから、「この人の話をもっと聞いてみたい」とか「仕事を頼んでみよう」ということになるのかな、と考えています。

もともと、わたし自身には「会社の看板」のようなネームバリューも信用もありません。代わりに「日々のブログ」を積み重ねることで、わたしにとっての信用をつくってきたつもりです。

そう思うと、ブログの更新無しにTwitterでなにかをつぶやいたとしても仕事につなげることは難しいでしょう(わたしの場合)。

さきほど、「Twittweをやっていたから」という話もしましたが、それもまたブログあってこそです。

対同業者には限らず、わたしが仕事をいただくうえで「日々のブログ」は大きな役割を担っています。

《理由4》同業者向けセミナーを開催している

昨年(2018年)の7月から、同業者向けのセミナー(税理士のための銀行融資入門セミナー)をはじめました。

それまでは、一般の社長さま・個人事業者さま向けにセミナーをしていたのですが、「得意なことであれば同業者にも」と思い切りました。

正直なところ、「そもそもニーズはあるのだろうか?」「同業者相手に通用するだろうか?」とい不安・心配が当初はありました。

でもまぁ、やってみなければわかりませんので。それに、ニーズがなければ引き上げればよいし、通用しなければもっと精進をすればよいことです。

結果、毎月開催を続けていますが、あるていどのニーズがあることがわかりました。じぶんの知識や経験が、受講者の方に役立つ部分があることもわかりました。

遠方からご参加をいただいたり、あるいは、マンツーマンセミナーのご要望をいただいたり。また、開催後のアンケートでは「実践できることが見つかった」とのご回答をいただいたり。

あたりまえですが、そのような「結果」を得ることができたのは、同業者向けにセミナーを企画・開催したからこそです。

そう、あたりまえなのですが。ややもすると当初のわたしのように「躊躇」があるところなのかもしれません。

そんな躊躇を経験した身からすると、「同業者にも」との思いがあるのであれば、思い切って同業者向けセミナーを開催されることをおすすめするばかりです。

繰り返しになりますが、それでダメなら引けばいい。出直せばいい。そのあたりの柔軟性の高さや、臨機応変が効くのは、「ひとり」で仕事をしている者の強みのひとつでしょう。

《理由5》サービスメニュー・依頼フォームがある

当ブログでは、提供しているサービスメニューと、その依頼フォームを用意しています。

たとえば、「個別相談」のサービスメニューでは、相談内容の具体例として次のように記載をしています ↓

  • ひとり税理士事務所の開業について知りたい(メリット・デメリット、自宅兼事務所、仕事道具、経験談など)

このような記載があるので、依頼フォームから「ひとり税理士の開業に関するご相談」という仕事をいただくことになりました。

ですから、さきほどの同業者向けセミナーもそうですが、「明確」に同業者向けだとわかる表現が必要だと考えています。

いまにして思えば「税理士のための銀行融資入門セミナー」開催の最大のきっかけは、社長・個人事業者向けセミナーに「じぶんは税理士だけど参加していいか?」と聞かれたことでした。

聞かれたのは幸運なことで、もしも「どうせ、税理士(同業者)はムリだろう」とあきらめられていた場合にはそれでおしまいです。

ときどき「同業者はお断り」というセミナーやコンサルティングなどを見かけることがあります。それらとの混同を避けるためにも、「同業者OK」がわかる明確な表現をするのがよいでしょう。

 

まとめ

同業者からも仕事をいただけるようになった5つの理由についてお話をしてきました。

わたし自身は、同業者から仕事をいただけるようになってよかった、と感じています。

同じように、同業者からの仕事を考えるようであれば、そのときのご参考になりましたら幸いです。

同業者からも仕事をいただけるようになった5つの理由
  1. Twitterをやっている
  2. 著書がある
  3. ブログで情報発信をし続けている
  4. 同業者向けセミナーを開催している
  5. サービスメニュー・依頼フォームがある
同業者からの仕事をいただけるようになった理由

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