マイボトル歴2年半のわたしが、いま愛用しているマイボトル。片手1秒で開閉できる魔法瓶「REVOMAX」をレビューします。
ようやくたどりついたマイボトル「REVOMAX」で救済された僕
かれこれ「マイボトル」歴は2年半ほどになります。マイボトル、つまり、「じぶん用の水筒」を持ち歩くようになって2年半。
マイボトルは「エコ」や「節約」という目的がよく挙げられます。加えてわたしには、「いつでもどこでも温かい・冷たいコーヒーを愛用の水筒で」との目的がある。
とにかく毎日コーヒーを飲むのですが、冷めてしまったホットコーヒーや、ぬるくなったアイスコーヒーはちょっと… というワガママ者です。
それはそれとして。2年半のあいだずっと、好きなカフェである「スタバ」のステンレスボトルを使ってきたものの。
時の経過とともに傷んできたので(アスファルトの上に落としたり…)、次なるマイボトルを探してきました。かれこれ半年以上。コレだっ! というものがなかなかなくて。
けれどもついに、いま現在での「愛用マイボトル」が見つかりました。それがこの「REVOMAX」。なんだかめっちゃ強そうなネーミングです ↓
ひとくちに「水筒」と言っても、とんでもない数・種類があるわけで。いったいどれを選べば? となりがちですが。
わたしのように長きにわたりさまよい続ける、いわば「マイボトル難民」のご参考になればと。REVOMAXをレビューします!
「オススメな点」と「イマイチな点」とにわけて、このあとお話をしていきます。
REVOMAXの「オススメ」な点
まずはじめに、REVOMAXのオススメな点は次のとおりです ↓
- 片手1秒で開閉できるフタ
- 他人と被らないデザインとフォルム
- スタバのトールサイズにぴったり 355ml
- じゅうぶんな保温・保冷機能
- いつものカバンに入るサイズ感
- 飲み口がなめらかでやさしい
- 手に馴染むマットな質感と太さ
- 驚きの30年保証
- 炭酸もOK
上記のオススメな点について、順番に見ていきましょう。
片手1秒で開閉できるフタ
REVOMAXの最大の「ウリ」と言ってよいでしょう。それが「片手1秒で開閉できるフタ」です。
回して開け締めするタイプの水筒だと「片手で」というわけにはいきませんよね。
その点、REVOMAXならば、開けるときは指を3本使ってボタンを押すだけ。「ポンっ」と空気が抜けるような音がしてフタが開きます ↓
ボタンが3つあるのがポイントで、すべてのボタンをいっしょに押さないとフタは開きません。ゆえに、ちょっとしたはずみでボタンが押されて開いてしまう… ということはまずないでしょう。
また、締めるときには、ボトル本体にフタを差し込んで、フタの「トリガー(引き金)」を指で引き上げるだけ ↓
こんなにお手軽なフタで、中味が漏れたりしないんでしょうね? と不安にもなるところですが。しっかり密着・密閉の独自構造のフタこそがREVOMAXのウリです。
他人と被らないデザインとフォルム
マイボトルを持つからには、「他人とカブりたくないんじゃ」という思いがあったりします。ヘンなところで個性を発揮しようとするわたしです。
この点で、REVOMAXのデザイン・フォルムには「個性」がありますね。いわゆる「ノーマル」なタイプのステンレスボトルと比べると、その違いは明確です ↓
前述した独自構造のフタも個性的であり、膨らみのある本体も個性的。全体に「スタイリッシュ」なフンイキが漂います。
2016年には、世界的にも権威がある「iFデザイン賞」を受賞しているとのこと。納得です。
REVOMAXは、「他人とはちょっと違ったモノを持ちたい」というヒトの心をくすずるデザイン・フォルムと言えるのではないでしょうか。
REVOMAXは、色がいろいろ用意されています。わたしが買った「オニキスブラック」のほかにも、ファイヤーレッド、ライラックパープル、ジュエリーブルー、ギャラクシーシルバー、ティファニーグリーン、グレイシアシアン、レモンイエローの8色。色でも個性を出せますね。
スタバのトールサイズにぴったり 355ml
わたしはスタバ(スターバックス)が好きで、スタバのコーヒーをマイボトルに入れる機会があります。
そのときのサイズは「トール」です。コスパがいいのは、さらに大きな「グランデ」「ベンティ」ですが、そこまでの量になると水筒がデカくなりすぎます。持ち歩くのタイヘン。
よって、いちばん小さな「ショート」サイズよりは大きい「トール」を選んでいます。って、完全にわたしの個人的嗜好ではありますが。
それはさておき、スタバの「トール」の容量は「350ml」。これに対して、REVOMAXの容量は 355ml。ベストマッチなのです。
わたしがマイボトル探しで難航していたのは、「トール 350ml」に合うサイズかつ好みの水筒、がなかなかなかったことによります。355ml万歳。
REVOMAXには、3つのサイズがあります。本記事で紹介している 355ml。それから、592mlと 950mlです。
じゅうぶんな保温・保冷機能
REVOMAXは、真空断熱構造。ステンレス二重構造で、そのあいだが真空。これにより内部の放熱を抑え、外気温の影響を受けにくい。
さらに、真空層をすべて銅でコーティングすることで、熱をカット。とのことです。
「とのこと」レベルで技術的なことはよくわかりませんが、使用している限り、保温・保冷については「じゅうぶん」だと感じます。
「いつでもどこでも温かい・冷たいコーヒー」を飲みたいわたしとしては、保温・保冷は重要な機能です。
ちなみに、REVOMAXは、「18時間保温・36時間保冷」をうたっています。マジか!? という感じですけれど。
90度で入れたお湯が18時間後にまだ55度、2度で入れた氷水が36時間後にまだ12度、だそうです。
そこまで長いあいだ飲み物を入れっぱなしにしないので… ではありますが。いずれにせよ、じゅうぶんな保温・保冷機能がある。そういうことになります。
いつものカバンに入るサイズ感
マイボトルは「いつでもどこでも」持ち歩きたいわけで。「いつものカバン」に入らないと困ります。
わたしがふだん愛用している2つのカバンには、ともにおさまるサイズ感です。まずは、リュックサックの「code10」のサイドポケット ↓
それから、アタッシュケースの「G-BRONCO(B4サイズ版)」のなか ↓
だいじょうぶ、ちゃんと入りました。でも実は「なんとか」入った、というサイズ感だったりします。
REVOMAXは「太い」のです。そのあたりはこのあとの「イマイチな点」でお話をします。
飲み口がなめらかでやさしい
REVOMAXの「飲み口」は、なめらかに加工されており(尖った感じではない)、口当たりがやさしいです ↓
コップなどに注がずに直で飲む、ということでまったく問題がありません。
また、飲み口の口径は 4.9cmと幅が広く、コーヒーを飲むときにはしっかり香るところがイイですね。飲み口が狭いと、コーヒーの香りが楽しみにくい。
氷を入れる場合にも、じゅうぶんな口径だと言ってよいでしょう。
手に馴染むマットな質感と太さ
REVOMAXの表面は「パウダーコーティング」されており、マット調(ツルツルピカピカではなく、ザラザラ)に仕上がっています ↓
これがまた滑りにくくて、手触りもいい。機能的にも、「結露しない」というメリットがあります。
手に持って使うものですからね。持ったときに馴染むかどうかは、マイボトルを長く使う上でのポイントのひとつでしょう。
驚きの30年保証
REVOMAXの日本総代理店である「ヴェルサイユトレーディング株式会社」さんのサイトには、次のように書かれています ↓
製造上の欠陥による不良や通常の範囲内での利用によるボトルの保温保冷効力低下の場合は、ボトル本体は商品お買い上げ日から30年、キャップは1年以内でしたら無料で交換いたします。
【ヴェルサイユトレーディング株式会社 WEBサイトより引用】
ボトル本体の「30年保証」はスゴいですよね。それだけ自信がある、ととっていいのではないでしょうか。
キャップ(フタ)については、キャップ単品での販売もされているようですから、保証期間1年が切れたあとになにかあっても対応できそうです。
炭酸もOK
わたしは重視している機能ではないのですが。REVOMAXは「炭酸飲料」もOK、というのがウリのひとつです。
したがって、コーラやらビールやらを入れてもだいじょうぶなわけです。ボトルに入れる時点でせっかくの炭酸が抜けてしまいそうな気もしますが…
炭酸でも吹きこぼれたり、内圧の影響でフタが開かなくなってしまうことがないのは、やはり独自構造のフタだから。
フタにある3つのボタンを押すことで、ボトル内の空気を逃がしながら開く設計が「炭酸飲料OK」のヒミツだそうです。
REVOMAXの「イマイチ」な点
続いて、REVOMAXのイマイチな点も挙げてみます。こちらです ↓
- フタの扱いに困る
- お値段が高い
- 太い、重い
- 洗いにくい?
上記のイマイチな点について、順番に見ていきましょう。
フタの扱いに困る
前述した独自構造のフタ。これはオススメな点もありながら、同時にイマイチな点もあります。
それは「フタを開けたあと」の扱いに困ることです。
フタの形状から、フタを裏返して置いておく。みたいなことができません。よって、テーブルの上に置くとこうなります ↓
こうなるとどうなるか、と言えば。当然、フタについた水滴(湯気)がテーブルにつきますわな… というわけで、これはちょっと困りものです。正直、だいぶ困る。
ですから、「フタはこう持つんですよ」みたいな画像が、REVOMAXの販売サイトには貼られているわけです ↓
これを見ると、「おぉ、なんかカッコいいじゃん、スマートじゃん」とか思いがちですが(わたしは思った)。
屋外などであれば、水滴が垂れるのもOKですからこれでいいでしょう。けれども、たとえば電車のなか、だったらどうなのよ? ポタポタ垂れたら困るので、気をつけなければいけません。
いやぁ、そういうのメンドーだわ。というヒトは購入前によく検討してください。利用シーンをイメージ、です。
お値段が高い
REVOMAXは、わたしの感覚からすると、お値段がお高めです。
ズバリ、定価 4,980円(税別)。高っ!スゲー高い… ということで、正直、しばらくのあいだ買うのを躊躇しました。
でもやっぱり、前述した「オススメな点」などに惹かれて買ったわけですが。
また、REVOMAXは3つのサイズがあり、592mlは 5,480円(税別)、950mlは 5,980円。サイズが大きいほうがコスパはいいですね。
このあたりも参考に、サイズは決めることになるでしょう。わたしは、コスパよりもサイズ感を選びました。
太い、重い
REVOMAXは、ボトルが「太い」。そして「重い」です。
REVOMAXはボトルの底(一番太いところ)の直径が 7.5cmあります。内容量が同サイズ(350mlタイプ)のスタバのステンレスボトルだと 6.3cm。比べるとこんな感じです ↓
というわけで、REVOMAXはだいぶ太いです。マイボトルとして持ち運びを考えているのであれば、カバンとの相性を検討しましょう。
前述したわたしのリュックのサイドポケットは「ギリギリ」の太さでしたから。
また、REVOMAXの重さは 266g。いっぽう、スタバのボトルの重さは 167g。100gも違うし… REVOMAXは比較的「重い」という認識が必要です。
洗いにくい?
REVOMAXのウリである独自構造のフタ。分解するとこうなります ↓
3つのパーツに分かれています。ゆえに、きちんと洗おうと思うと、「いちいち分解」しなければいけません。
これを手間だなぁ、洗いにくいなぁ、と考えるか。
それとも逆に、分解できるがゆえに「しっかりきれいに洗えて清潔」という見方もあるでしょう。
前者であれば、3つのパーツに分かれるフタはデメリットです。
とはいえ、分解するのにも組み立てるのにも、それほどの時間はかかりません。15秒もあればじゅうぶんです。ご参考まで。
まとめ
わたしを「マイボトル難民」から救済したREVOMAXをレビューしました。
オススメな点は多くありますが、正直、イマイチな点もあります。購入を考えている方のご参考になれば幸いです。