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『目に見えないストレス・気づかないストレス』にやられないための対策(わたしがやっていること)

目に見えないストレス・気づかないストレスにやられないための対策

「無いようでいて実は有ったり」するのがストレス。

というわけで、目に見えないストレス・気づかないストレスにやられないための対策についてお話をしていきます。

目次

目に見えないストレス・気づかないストレスが恐ろしい

ストレスが原因で退職をした経験があり(その結果、独立開業できましたが)、以来、ストレスには気をつけるようにしています。

当時は、扁桃腺を腫らして入院したり、帯状疱疹になったりで。ストレスにより免疫力が低下することの典型だと言えるでしょう。

いまはどうかと言うと。独立開業してから3年と4ヶ月、風邪もひいておらず健康です。以前のような強いストレスもありません。

とはいえ。ストレスは「無いようでいて実は有ったり」もするものです。なにせ、ストレスはその姿かたちが目に見えないから。

そんな「目に見えないストレス」を気づかないうちに溜め込んでいるとしたら… それが原因で病気になってしまうかもしれません。それは困る。

だから、たとえストレスを感じていなくても、ストレスには気をつけるようにしています。

というわけで、わたしが実際にやっている「ストレス対策」がこちらです ↓

目に見えないストレス・気づかないストレスにやられないための対策
  • 緑のなかで過ごす
  • ランニングする
  • 不安や悩みは文字にして書き出す
  • 心持ちを意識する
  • 心身の調子を計測する

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

 

目に見えないストレス・気づかないストレスにやられないための対策

《対策1》緑のなかで過ごす

「緑」にはストレスを軽減する効果があることが研究によりわかっています。緑とはつまり、木々や花々などの自然です。

ところが、都会で過ごしていると。なかなか周囲には緑などなかったり、デスクワークばかりしていれば緑に触れる機会も少ないものです。

わたしも自覚がありますから、意識的に「緑のなかで過ごす」時間をつくるようにしています。

具体的には、近くの公園(わりと木々が茂っている)を15〜20分ほどウォーキングする、という方法です。頻度は1週間に3〜4日くらい。

あわせて「瞑想」の時間にも充てています。よけいなことはあまり考えず、歩くことに注意を向けます。あるいは、鳥の鳴き声に耳を澄ませるなど。

要は、「いま・ここ」に集中する。いわゆる「マインドフルネス」ですね。

そんな瞑想もまたストレスに効果がある対策のひとつですから、「緑+瞑想」でダブルの効果が期待できるところです。

そこまでの時間が取れないなぁ、と言うのであれば。身の回りに観葉植物を置くだけでも効果がある、という研究結果もあります。

そんなんでほんとうに効果あるのかね? と思われるかもですが。

冒頭でお話したとおり、目に見えない・気づかないストレスもあるからこそ、「できることはひとまずやってみる(効果を感じなければやめる)」のがよいかと考えています。

《対策2》ランニングする

独立開業したときに、健康維持・増進のためにはじめたランニング。いまでは習慣であり、趣味でもありますが。さらに、ストレス対策も兼ねています。

その理由は、ランニングやジョギングなど、「走る」ことによって脳内で分泌が促される「セロトニン」という物質にあります。

セロトニンには「気持ちを安定させる働き」があるとされ、走ることはストレスに効く、というわけです。

なお、セロトニンの分泌をうながすのはランニングやジョギングなど「走る」ことだけではありません。

「一定のリズムによる運動」がセロトニンの分泌を促すとされ、走るのがきつければウォーキングもストレス対策になります。

走ったり、歩いたりすると「なんかスッキリした!」というのは決して気のせいではなく、医学的にも根拠があるということです。

短い時間でも効果はあるとのことなので、走る・歩くを習慣にしてみるのはいかがでしょうか。

《対策3》不安や悩みは文字にして書き出す

いろいろなことがある毎日を過ごしていれば、多かれ少なかれ不安や悩みなどネガティブな思いもあるのではないでしょうか。

わたしも以前は以前なりの、いまはいまなりの不安や悩みがあります。

そんな不安や悩みについては、1日の終りに文字にして書き出すようにしています。文字にして、アタマのなかから追い出すためです。結果、スッキリします。

イメージは、「だれかにハナシを聞いてもらう」感じです。

不安や悩みなどをだれかに聞いてもらうことで気持ちが軽くなった、スッキリした、ってことありますよね。それと同じです。

このように、だれかに聞いてもらう代わりに、不安や悩みなど、じぶんの思いを紙に書き出す。これは「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれ、研究によって効果が認められる心理療法です。

また、スッキリするだけではなく、書き出すことで「客観視」できるので、冷静になることができたり、問題解決に近づくことができる、という効果もあります。

ちなみに。エクスプレッシブ・ライティングには正式なやり方があるのですが、わたしがやっているのは、それをだいぶ簡略化したものです。

具体的には、いまのいちばんの不安や悩みをひとつ、1行ていどの文章にして、毎晩 Googleカレンダーに記録しています。「1行日記」のようなイメージです。

これならムリなく手軽に続けられますし、サクッと書いてサクッと忘れる。だから気にせず眠れる、という「おまじない」みたいなものにもなっています。

《対策4》心持ちを決める・意識する

いましがた、「サクッと書いてサクッと忘れる」と言いました。

この「サクッと忘れる」というのは意外とだいじなもので、それができないとウダウダと考え続けてしまいストレスになる… わたしはもともとそういうタイプですね、はい。

ただそれも「トレーニングする」ことで、あるていどは変えられるものとわたしは考えています。

トレーニングと言っても、まったくたいしたものではありません。ただただ、「心持ち」を決めて、それを意識し続けているだけです。

その「心持ち」とは。考えてもしかたがないことは考えない、です。

ストレスに影響する不安や悩みなどのなかには、「考えてもしかたがないこと」というものがあります。じぶんのチカラが及ばないところがある。

たとえば。景気が悪くなったらどうしよう? という不安。景気はじぶんのチカラひとつで変えられるものではありません。

もちろん、そのときに備えることはできますが、景気自体をどうこうはできません。だから、それ以上は考えてもしかたない。ストレスが溜まるだけなので。

代わりに、決めた「心持ち」を思い出し、意識し続けることです。考えてもしかたない、考えてもしかたない、忘れる、と唱え続けること。

元プロ野球選手の松井秀喜さんも、こんなことをおっしゃっていました ↓

自分にコントロールできないことは、いっさい考えない。考えても仕方ないことだから。

【松井秀喜さん/元プロ野球選手】

《対策5》心身の調子を計測する

冒頭、「ストレスは目に見えない」という話をしました。

ところが・心身の調子を計測することによって、「ストレスの度合を推測する」ことはできます。

ストレスは、日々の心拍数・体温の推移、睡眠の深さや質など「心身の調子」にあらわれるからです。

いまはIT全盛、そのような心身の調子を計測する「機器」を手に入れることができる時代です。

各種のフィットネストラッカーやスマホのアプリ、スマートウォッチなど。いま、わたしはこれを使っています ↓

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このような「機器」を使うことで、じぶんの「感覚」だけではよくわからない、あるいは不正確な「心身の調子」を数値として把握することができます。

結果として、客観的にストレスを自覚できるのがメリットです。目に見えないストレスを見逃さずにすむかもしれない、そういうことです。

心拍数の変動が小さければ。実はストレスが溜まっているのかな。ちょっとウォーキングでもしてみるか、とか。

睡眠が浅すぎるのであれば。少々晩酌が過ぎるのかな(わたしは晩酌しませんが…)。ちょっと生活改善をしてみよう、とか。

興味があれば、じぶんに合った「機器」を使って、心身の調子を計測してみるのはいかがでしょうか。

 

まとめ

「目に見えないストレス・気づかないストレス」にやられないための対策について話をしてきました。

「無いようでいて実は有ったり」するのがストレスです。

「目に見えないストレス」を気づかないうちに溜め込んでいる、ということがないように。じぶんなりの対策を考えておきましょう。

目に見えないストレス・気づかないストレスにやられないための対策
  • 緑のなかで過ごす
  • ランニングする
  • 不安や悩みは文字にして書き出す
  • 心持ちを意識する
  • 心身の調子を計測する
目に見えないストレス・気づかないストレスにやられないための対策

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