0から1を生み出すのはタイヘンだと言われます。だから「0から1のお手伝い」という仕事があります。
それとは別に、「0(ゼロ)を見つけるためのお手伝い」という仕事もある。そんなお話です。
0を知らなければ1は無い
0(ゼロ)から1を生み出すのはタイヘンだ、という話があります。
なにかものごとに取り組むにあたって、「はじめの一歩」がなかなか踏み出せない。なにからはじめればいいか、どこからはじめればいいかわからない… そんなところでしょうか。
というわけで、世の中には「0から1を進むためのお手伝い」というような仕事を見聞きします。イメージとしてはこんな感じです ↓
わたしもまた、お客さまが「0から1を進むためのお手伝い」をしたいという思いがありますので、そのような仕事をしています。
たとえば。銀行から融資を受けたいけれど、どうしてよいかわからない… という方のお手伝いとか。
そのような「0から1」に加えて、あるときから「0を見つけるためのお手伝い」ということを考えるようになりました。イメージとしてはこんな感じです ↓
さきほどの銀行融資の話で言うと。もしもお客さまが「銀行融資を受けたい」と考えていなければ、「0から1に進む」という発想はそもそもありません。
銀行融資という道がある、銀行融資という宝があるとしても、その道や宝の存在を知らなければ、「0から1のお手伝い」は成り立たないわけです。
いっぽうで。「銀行融資を受けたほうがいい会社もある」というわたしの考えがあります。ですから、「銀行融資を受けたい」と考えていない会社にも「0から1」を進んでほしいという思いがあります。
その思いを伝えるためには、まず「0がある」ことに気づいてもらわなければいけません。だから、お客さまが「0を見つけるためのお手伝い」を考えるようになりました。
月並みな表現をするならば・「潜在ニーズ」を掘り起こすため、になるでしょうか。
というわけで。0を見つけるためのお手伝いとして、具体的にやっていることをお話ししていきます。
- ブログ
- メルマガ
- セミナー
- SNS
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
「ゼロを見つける」ためのお手伝いとしてやっていること
《やっていること1》ブログ
このブログをはじめてから、もうすぐ3年5ヶ月になります(2019年9月14日現在)。
これまで 1,200日以上のあいだ、毎日記事を投稿し続けてきました。また、これからもできる限りそうしたい、との思いがあります。
この「毎日記事を投稿し続ける」ですが。冒頭で触れた「0を見つけるためのお手伝い」として役立つもの、というのがわたしの考えです。
(ブログをはじめた当初からの考えではなく、あるときからの「あとづけ」ではありますが)
つまり。「0がある」ことを発信し続けていれば、いずれ誰かの目に触れるチャンスもまた広がり続けるはず。
ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる、のようでカッコのよい話ではありませんね。けれども、「いまのじぶんができること・すべきこと・したいこと」として位置づけています。
さきほどまでと同じく、銀行融資を例に挙げれば。「借金は必ずしも悪いものではない、必要な借金もある」ということについて、記事にし続けているところがあります。
なぜなら、「借金は必ずしも悪いものではない(必要な借金もある)」が、「銀行融資を受ける」という道における0だからです。
多くの会社や社長にとって「だいじな0」だと考えているからこそ、同じことではあっても、時機を変え・角度を変え・表現を変えて、発信し続けています。
この点で。記事を書くときのキーワードは、あえてビッグキーワード(検索回数が多いであろうメジャーなキーワード)を外す、ビッグキーワードにはこだわらないようにしていることもあります。
検索流入を考えるのであれば、ビッグキーワードを中心に記事を書くのが普通でしょう。けれども「0がある」ことに気づいていない人は、そもそもビッグキーワードで検索などしていない可能性があるのではないでしょうか。
なにか別なことを検索しているときにたまたま「0がある」ことを目にする、というケースもあるのではないか。
そのようなことを考えて。「えっ、そうなの?」とか「なにそれ、どういうこと?」と感じてもらえるような記事タイトルを優先することがあります。ビッグキーワードは抜きにして。
とかなんとか、言ってはみたものの。それが上手くいっているとの確信を得るまでにはいたっておりません。確信を得られたら、またご報告しますです。はい。
《やっていること2》メルマガ
ブログも毎日書いていますが、メルマガも毎日書いています。
言うまでもありませんが、メルマガは登録をしていただければ、毎日配信されるものです。こちらから「一方的」に。
そこがブログとは違います。ブログは見る人の「意思」や「行動」がなければ、記事までたどりつくことができません。でも、メルマガは「一方的」にお届けされます。
もちろん、届いたものを見るか見ないかは相手しだいですが、ひとまずメールを届けて「お知らせ」をすることができる。わたしの場合には、「きょうはこんなブログを投稿していますよ」というお知らせです。
そのお知らせを見て、「きょうのブログを読んでみよう」と思われる方もいれば、「きょうのブログは読まなくてもいいかな」と思われる方もいるでしょう。
それはそれとして。メルマガのお知らせから「きょうはどんなブログか」だけでも目にしてもらえれば、「0がある」ことに気づいてもらえるチャンスがあります。
「えっ、そうなの?」とか「なにそれ、どういうこと?」と、0に関心を持っていただける可能性がある。これは、わたしがメルマガを毎日書き続けている理由のひとつです。
《やっていること3》セミナー
自主企画・自主開催のセミナーを、3年ほど毎月続けています。テーマは、「銀行融資」や「確定申告・経理」「ブログの毎日更新」など。
これらのセミナーにもまた、「0がある」ことに気づいてもらえるチャンスがあります。
これまた言うまでもありませんが。セミナーでは講師が「一方的」に、伝えたいことを伝えることが可能です。受講者からすると、思ってもみなかったこと、考えてもみなかったことを伝えることができます。
あるテーマについて「0から1」を知りたくて受講してみたけれど、受講してみたら、ほかにも0があることに気がついた。0を見つけることができた。
これは、わたし自身が他のセミナーを受講したときには、何度も体験をしていることでもあります。「このセミナーを受講してほんとよかったなぁ」と感じるのは、じぶんがあらたな0を見つけたときなのです。
だから、わたしも同じような体験を受講者の方にしていただきたい。そういう思いでセミナーを開催しています。
実際にセミナーを受講された方から、「目からウロコでした」とか「あしたからやってみます」などのご感想をいただくと、「0を見つけてもらえたんだ」とうれしくなってしまう。講師冥利に尽きる、というものです。
《やっていること4》SNS
いわゆるSNSについて、Twitter、Facebook、Instagramをやっています。
このうち、「0を見つけるためのお手伝い」を意識しているのは、TwitterとFacebookです。
と言っても、基本的には「きょうのブログ記事」の更新情報を流しているだけ… なのですが。
それでも、TwitterやFacebookは、フォロワーの反応によっては、より多くの方に情報が届けられるという可能性があります。
その結果、たまたま投稿が目に止まって、「0がある」ことに気がついていただける。なんてこともあるんじゃないかなぁ、という希望的観測なのが現状です。
現状、TwitterにしてもFacebookにしても、積極的にフォロワーを増やしたり、積極的に投稿したりまでは考えていませんが。
「0を見つけるためのお手伝い」をする方法のひとつとして、使い続けてはいこうと考えています。
ちなみに。投稿が少しは目をひくようにと、アイキャッチ画像には「文字入れ」をしています(画像によってはあえてしていないときもあります)。
SNSの投稿から、ブログ記事をクリックして見てもらえるかどうかは「アイキャッチ画像」が大きな要素である、とどこかで教えてもらったことを意識してのことです。
わたしのセンスはともかく、じぶんなりに「おもしろい画とおもしろい言葉」を組み合わせるようにしているつもりです。じぶんなりに。
まとめ
0から1のお手伝いに加えて、0を見つけるためのお手伝いをしたいと考えています。0があることを知らなければ、その先に進もうという話にはならないからです。
というわけで。0があることを知ってもらうために、ブログ・メルマガ・セミナーSNSを続けているし、これからも続けていきたいと考えています。
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