ブログを続けているとよく聞かれることに、「ブログを書くのにどのくらいの時間がかかりますか?」があります。
そんな質問に対する回答と考察について、お話をしていきます。
1勝2敗でも負けではない
このブログをはじめてから、かれこれ3年半になります。
いまのところ、なんとか「毎日更新」をしながら続けていることもあり。ブログを続けるための方法や考え方などを聞かれるようにもなりました(ときどきセミナーもやっています)。
この点で。よく聞かれるなぁ、という質問のひとつに挙げられるのがこちらです↓
「ブログを書くのにどのくらいに時間がかかりますか?」
つまり、1つの記事を書くにあたって、どれくらいの時間をかけているのか? との質問です。対する、わたしの回答がこちらになります ↓
「2時間半で書く、と決めています。ただ実際には、それよりももっと時間がかかることもあれば、逆に早く終わることもあります。」
もちろん、「2時間半」はわたしにとっての目標であって、万人に共通するような目標というわけではありません。
それはそれとして、そんなわたしの「実際」はどうなのか。目標に対して実際のところはどうなのか。ここ3ヶ月の実績をグラフにしてみました ↓
上記のとおり、日々のブログ執筆時間には「なかなかの差」があります。
なお、赤い点線が「目標」の2時間半ラインであり。目標をクリアできていない日もずいぶんありますね… という状況です。
ところで、わたしは「毎日更新」していますが「毎日執筆」はしていません。ときどきですが、書き溜めていることがあります(詳しくはこちらの記事を ↓)
ゆえに、1日に2記事書くような日は、おおむね倍の時間がかかるので、そのとときはグラフが上に伸びます。いっぽうで、まったく書かない日もありますので、そのときはグラフが下に伸びることになります。
まぁ、それとは関係なく、ずいぶんと時間がかかる記事というのもあるものです。2記事を書いていないような日もグラフが上に伸びてますし。
結果、この3ヶ月(89日)のうち、目標である2時間をクリアできた日数は 31日でした。達成率にして約 35%。勝ち負けで言えば、1勝2敗ペースで負け越しです。
また、グラフ内の黄色い点線は、この3ヶ月の「実績平均」であり、ちょうど3時間でした。ですから、平均で見ても目標に届いていないわけです。
じゃあ、2時間半などという目標は無意味なのか? と言えば。そんなことはありません。
2時間半という目安があるからこそ、毎日その時間を確実に確保しようと計画・行動をすることができるからです。
逆に、目安がなければ、どれだけの時間を確保すればよいかもわからず。場当たり的な対応は避けられず、結局ブログが書けませんでした… になりがちだ。わたしはそう考えています。
というわけで。
ブログを続けることを前提に「ブログを書くのにかかる時間」を考えるのであれば、「目安としての目標」を決めておくことをおすすめします。
たとえそれが達成率(わたしは 35%)の悪い目標であったとしても、そこは誤差の範囲にとどまるものです。目標をクリアしよう、との意識が働くからですね。
わたしの場合には誤差(目標 - 実績平均)が30分ですが、このていどならば他をやりくりして1日のなかで飲み込むことができます。
それに、たとえ勝率(わたしは1勝2敗)が悪くとも、続けることが前提であれば、続けた者勝ちでもあります。
とはいえ。「目標 2時間半」はわたしの目安であって、万人に共通の目安でないことは、さきほどもお話をしたとおりです。
ではいったい、「ブログを書くのにかかる時間」をどう決めたらよいのか? わたしなりの考察をまとめてみることにします ↓
- ムリなく書ける時間にする(とくに、はじめは)
- 何かと置き換えられる時間で決める
- 書き始める時刻を決める
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
「ブログを書くのにかかる時間」をどう決めるか?の考察
ムリなく書ける時間にする(とくに、はじめは)
ブログを続けることを前提に「ブログを書くのにかかる時間」を考えるのであれば、「目安としての目標」を決めておきましょう。というお話をしました。
ここで「高すぎるハードル」を設定しすぎないことです。
この点で、わたしは「2時間半」というハードルを設定しています。けれども、もしこれが倍の「5時間(を確保する)」だったら、とうに挫折をしていることでしょう。
5時間もブログを書こう、などというのは極端な例だとしても。高すぎるハードルは挫折のもと、注意しなければいけません。
あたりまえのような話に聞こえるかもですが。とくにブログをこれからはじめようとか、はじめたばかりという場合には、勢い勇んで「高すぎるハードル」を設定しがちです。
まずは、「ムリなく続けられる時間」を目標にしましょう。
仮に1日1時間がじぶんにとってムリのない時間ならば、それはそれです。「1時間のなかで書ける内容・書ける分量」を検討するのがよいでしょう。
もちろん、毎日書くのか、平日だけ書くのかなどの「頻度」は人それぞれです。じぶんが考える頻度もふまえて、「ムリなく続けられる時間」を考える、ということになります。
何かと置き換えられる時間で決める
そうは言っても、「ムリなく続けられる時間」って具体的にどんだけだよ? と思われるかもしれません。
そのときには、「何かと置き換えられる時間」がひとつのヒントになります。
わたしの例で言うと。ブログを書くときの目標にしている「2時間半」は、かつて勤め人をしていたときの「通勤時間」とほぼイコールです。
わたしは自宅兼事務所で独立開業をしたことで、その通勤時間がなくなりました。「通勤時間を、ブログを書く時間に置き換える」と考えれば、ムリなく続けられそうだ、言えるでしょう。
独立開業は大きな変化であったため、大きな時間を置き換えることができましたが。小さな時間の置き換えを積み重ねることもできるはずです。
たとえば、「テレビをダラダラ見る時間」とか「なんとなくスマホでゲームをする時間」とか。わたしもそうですが、置き換えるべき「悪しき習慣」というものも少なくありません。
そのようなものを具体的に洗い出したうえで、「ブログを書くのにかかる時間」と決めれば。悪しき習慣をあらためることができるし、ブログを書くことの実行度合も上がります。
ぜひいちど、「何かと置き換えられる時間」について考えてみましょう。
書き始める時刻を決める
「ブログを書くのにかかる時間」を具体的に決めることができたなら。もうひとつ決めるべきことがあります。
それは、「書き始める時刻」です。
わたしの場合には、2時間半を何時から書き始めるのか? たとえば、朝7時から書くと決めれば、9時半までブログを書く。ということになります。
これが決まっていないと、格段に実行度合が下がるだろう。というのが、わたしの考えです。
「日中は外出で、帰宅してから書けばいいや」などと考えていると。日中の予定が押して、帰宅が遅くなってしまったり。疲労が大きく、ブログを書く気力・体力が残っていなかったり(ブログは気力・体力が重要!)。
2時間半とだけ決めていても、書き始める時刻があやふやだとうまくいかないものです。
だから、あらかじめ「何時から何時までの○時間」と決めておく。わたしはこれを毎朝起きた直後に決めています。
何時からがよいのかは人それぞれはありますが。できることなら、やはり「朝早く」がおすすめです。
気力・体力も充実していますし(極端な夜型でなければ)、前に予定がありませんから予定がズレて時間がなくなることもありません。
なんにせよ。目標として決めた時間を確保することができるのに適した「書き始める時刻」を決めるのがおすすめです。
まとめ
ブログを続けているとよく聞かれることに、「ブログを書くのにどのくらいに時間がかかりますか?」があります。
「ブログを書くのにかかる時間」をどう決めたらよいのか? わたしなりの考察がご参考になりましたら幸いです。 ↓
- ムリなく書ける時間にする(とくに、はじめは)
- 何かと置き換えられる時間で決める
- 書き始める時刻を決める