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銀行から借りてでも自社の預金残高を増やす3つの得

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おカネを借りることは悪いことだ、という考え方もありますが。会社の経営・財務においては、必ずしもそうではありません。

というわけで。銀行から借りてでも自社の預金残高を増やす3つの得についてお話をしていきます。

目次

借りることは必ずしも悪くはない。

銀行から借りてでも自社の預金残高を増やしましょう、と言ったなら。なんといかがわしいハナシだ! と思われるかもしれません。

けれども、借りてでも預金残高を増やすことには、会社にとって「3つの得」があります。いかがわしいかどうかを判断するのは、3つの得を理解してからでも遅くはありません。

というわけで。銀行から借りてでも自社の預金残高を増やす3つの得が、こちらです↓

銀行から借りてでも自社の預金残高を増やす3つの得
  1. 会社がつぶれにくくなる
  2. 会社が成長しやすくなる
  3. 銀行からの協力を得やすくなる

それではこのあと、順番に見ていきましょう。

会社の経営・財務においては、借りることは必ずしも悪くはない。借りてでも預金残高を増やすことが、会社の持続・成長につながる、と気がつくはずです。

 


銀行から借りてでも自社の預金残高を増やす3つの得

《得1》会社がつぶれにくくなる

もしもいま、自社の預金残高が「平均月商(年間売上高÷12ヶ月)」の1ヶ月分にも満たないとしたら。資金繰りは危険な状態にある、と言ってよいでしょう。

多くの会社では、毎月、平均月商に近い金額の支払があるものです。であるならば、平均月商1ヶ月分の預金残高では、資金繰りに支障をきたす可能性が高くなってしまいます。

ゆえに、会社は平均月商3ヶ月分以上の預金を持つべきです。

3ヶ月分は「多すぎ」ではないか? と、思われるかもしれませんが。不測の事態が起こりうるのが経営であり、資金繰りです。新型コロナウイルスの例もあります。

日常の資金繰りばかりではなく、不測の事態にも耐えられるだけの預金残高を目指すのがよいでしょう。その目安が「3ヶ月分」です(さらに可能であれば6ヶ月分をおすすめします)。

とはいえ、自力のみで急に預金残高を増やすことは困難ですから。そこで、銀行から借りてでも、という話につながります。

銀行もまた、預金残高が少なすぎる(平均月商の1ヶ月分未満)のは危険だと考えているので、借りてでも預金残高を増やすことには「基本的に賛成」です。

賛成できないとすれば、会社の業績が悪い(赤字や債務超過)とき。そういった会社におカネを貸しても返済してもらえない可能性が高いので、借りることは難しくなります。

だから、業績が悪い会社は、そもそもおカネが増えにくいうえに借りることもできない。つぶれやすくなってしまいます。

そうならないように。業績が悪くなる前に、銀行から借りてでも預金残高を増やしておくことです。結果として、その後の業績悪化や不測の事態にも、「会社がつぶれにくくなる」という得になります。

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《得2》会社が成長しやすくなる

会社が成長する過程においては、相応のおカネが要るものです。

モノを仕入れて売るという商売であれば、売上を伸ばすためには仕入資金が必要になります。モノを製造して売るという商売であれば、売上を伸ばすためには、あたらしい機械設備の購入資金が必要にもなるでしょう。

また、店舗ビジネスであれば。売上を伸ばすためには、店舗を増やしたり、人材採用・教育のための資金が必要になるかもしれません。

というように、会社が成長する過程においては、相応のおカネが要るのです。

このとき、会社が手元におカネを持っていればよいのですが。持っていない場合には、成長のチャンスを逃してしまうことになります。

じゃあ、銀行から借りるか。そう思われるかもしれませんが、融資には審査がある以上、必ずしも借りられるとは限りません。また、借りるにも審査から入金まで時間がかかります。

タイミングがモノを言うようなチャンスであれば、借入をしているあいだに、チャンスを逃してしまうこともあるでしょう。

そうならないように、会社はふだんから預金残高を増やしておくのがおすすめです。チャンスにおカネがあれば、会社が成長しやすくなると言えます。

さきほどお話した、「会社がつぶれにくくなる」が「守りの借入」であるならば。「会社が成長しやすくなる」のは「攻めの借入」です。攻守両面で役に立つおカネを備えるために、借りてでも預金残高を増やしておくことを検討してみましょう。

また、あまりに預金残高が少ないと、社長は資金繰りに追われるものです。資金繰りに時間を奪われ、身体も心も疲労します。そんな社長が、はたして経営に集中できるでしょうか?

できませんよね。経営に集中できなければ、会社の状況は悪くなってしまいます。資金繰りはさらに悪化してしまいます。悪循環です。

これに対して、預金残高がじゅうぶんであれば。社長は経営に集中できます。社長が経営に集中できれば、会社は成長しやすくもなる。これもまた、借りてでも預金残高を増やす得のひとつです。

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《得3》銀行からの協力を得やすくなる

ここまで、借りてでも預金残高を増やす得を2つ、お話してきました。もしかすると、思われたかもしれません。借りるには、利息を払わなければいけない。利息がもったいない。そう思われたかもしれません。

けれども、その利息によって、会社は銀行からの協力を得やすくなります。それこそが、借りてでも預金残高を増やす3つめの得です。どういうことか?

銀行は、おカネを貸して「利息収入を得る」のが商売です(ほかにも違う商売はしていますが)。

この点で。会社がおカネを借りれば借りるほど、融資残高が増えますから、銀行が受け取る利息も増えていきます。したがって、融資残高が多い会社は、銀行から見て「上得意のお客さま」だということです。

このとき、ただただ融資残高が多いだけだと、「借金が多い危険な会社」になりかねませんが。いっぽうで預金残高が増えているのであれば、その分の借金は無いのと同じ。危険はありません。

すると、融資残高が多くて、預金残高も多い会社は、銀行にとってはやっぱり「上得意のお客さま」となるわけです。

上得意となれば、金利をはじめとした融資条件について、会社は交渉しやすくなります。また、ちょっと業績が悪くなったとしても、銀行はムゲにできないでしょう。銀行はそれだけの利息収入を得ているのですから。

また、預金残高が多い会社は、銀行から見て安心を感じるため(たとえそれが借りたおカネであったとしても)、「ウチも貸したい!もっと貸したい!」という銀行があらわれるものです。

こうして、借りてでも預金残高を持つことで、「銀行からの協力を得やすくなる」という得につながります。

そう考えると。会社が支払う利息が「もったいない」ということはないでしょう。たとえば、500万円を2%の利息で借りたとしたら、ひと月あたりの利息は 8,333円です。

ひと月 8,333円の利息で、500万円のおカネを余分に持てるのだとしたら。小さな会社であるほど、500万円のおカネに魅力を感じるはずです。利息はおカネを持つための必要コストと、考えられるはずです。

多くの会社にとって、銀行融資による資金調達は、資金繰りの「生命線」だと言ってよいでしょう。銀行からの協力を得やすくするためにも、借りてでも預金残高を増やすことを検討してみましょう。

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まとめ

おカネを借りることは悪いことだ、という考え方もありますが。会社の経営・財務においては、必ずしもそうではありません。

借りてでも預金残高を増やすことが、会社の持続・成長につながる。という面があることを押さえておきましょう。

銀行から借りてでも自社の預金残高を増やす3つの得
  1. 会社がつぶれにくくなる
  2. 会社が成長しやすくなる
  3. 銀行からの協力を得やすくなる

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