長引く新型コロナによって、生活の変化や窮屈さから疲弊している人が増えているようです。
そこで、わたしが実践していることのなかから、コロナ疲れ・リモート疲れ対策についてお話をしてみます。
変化と窮屈とを強いられる日々。
きょうは、2021年1月10日。2020年始めから長引く新型コロナによって、日々の生活は「変化」と「窮屈」とを強いられています。
密を避けねばならない、マスク無しではでかけられない、対面ではなくオンライン、大勢の会食や不要不急の外出は控えるべき、などなど。
その結果、「コロナ疲れ」や「リモート疲れ(リモートワーク疲れ・テレワーク疲れ)」といった言葉が生まれ、実際に疲弊している人も増えているようです。
わたし自身は、そのようなこともなく。いまのところ、「心身ともに健康」との自覚があります。そこで、わたしが実践していることのなかから、コロナ疲れ・リモート疲れ対策についてお話をしてみましょう。
具体的には、こちらの5つです↓
- 時間を管理する
- 孤独になる
- 運動をする
- よく眠る
- チャレンジする
それではこのあと、順番に見ていきましょう。
コロナ疲れ・リモート疲れ対策のススメ5選
【対策1】時間を管理する
コロナ以降、良くも悪くも「おうち時間」が増えました。プライベートはもちろん、勤め先・職業によっては仕事もおうちで、ということもあるでしょう。
そんな「おうち時間」が増えることで、「管理できる時間」が増えているはずです。もう少し正確に言うと、「じぶんでコントロールできる時間」が増えているはずです。
たとえば、これまであった外出や通勤などが減れば、単純にその分の時間が自由になります。つまり、その分だけ、管理できる時間が増えています。
また、テレワークによって、管理できる時間が増えたという人もいるでしょう。職場の拘束や上司の監視から解放されて、じぶんの裁量幅が広がったようなケースです。
その「管理できる時間」をじぶんでコントロールできないと、ついついダラダラしてしまう、やる気が出ない… ということはあるものです。自己肯定感が下がり、自己嫌悪にもなってしまうでしょう。よくありません。
そうならないためのおすすめは、「時間を管理する」ことです。
いまさら時間管理なんて、と思われるかもしれませんが。時間管理がヘタクソな人は少なくないものです。かく言うわたしも、以前はそうでした。いまは、だいぶ良くなったと思っています。
では、時間を管理するときのポイントはどこにあるのか? わたしなりのポイントをまとめましたので、よろしければこちらの記事もどうぞ↓
管理できる時間が増えたのに管理をしない。管理をしないから、ダラダラしてしまう。ダラダラするからなお、やる気が出ない。やる気が出ないじぶんに自己嫌悪… 悪循環です。ダラダラしてしまう自覚がある人ほど、時間管理にはこだわりましょう。
【対策2】孤独になる
コロナ対策として、「対面」での接点が減ったことで、「オンライン」での接点がいっそう増えています。
Zoomなどを利用したオンラインミーティングもそうですし、メールやチャット、SNSでのやりとりが増えた、ということもあるでしょう。
おかげで、人との接点が増えた、絶えず人との接点にさらされている。それで疲れてしまった… そんな人もいるのではないでしょうか。
であるならば。おすすめは「孤独になる」ことです。
わたしがやっているのは、オンラインの「通知オフ」。パソコンもスマホも、通知はオフにしています。新着情報は、決まった時間にだけ、じぶんのほうから見にいくスタイルです。
「決まった時間にだけ」というのも、さきほどの時間管理の一貫になります。通知が鳴るたびに新着情報を確認していたのでは、集中力も削がれてしまうし、気疲れもしてしまう。だから、通知はオフがおすすめです。
仕事の関係で「常時オフ」はムリだという場合でも。1時間オフ、30分オフなどであればできるでしょう。それでも、やらないよりは効果があるはずです。
わたしは、ニュースサイトを眺めたり、SNSを眺めたりも控えるようにしています。イライラしたり、モヤモヤしたりする情報が混じっているからです。それで疲れてしまうのであれば、もともと見ないに越したことはありません。
ここも時間管理をしていれば、不用意にニュースやSNSを眺めるのを避けることができるはずです。
便利な時代であり、便利なツールがあるがゆえに、絶えず人に振り回されるようになった、とも言えます。あえて人との接点を絶ち、孤独になることは疲れを避けるひとつの方法です。
【対策3】運動をする
おうち時間が増えたことで、なにもしなければ「活動量」は落ちてしまいます。活動量が落ちれば、肥満や筋力低下につながることは容易に想像できるところです。
だから、積極的に運動をしましょう。ということとは別に、ほかにも運動をおすすめする理由があります。運動をすると、「作業効率が上がる」「自己肯定感が上がる」などの効果もあるからです。
作業効率が上がるなんて、ほんとうかよ? と思われるのであれば、こんな本もあります↓
自己肯定感が上がるなんて、ほんとうかよ? と思われるのであれば、こちらの本もおもしろいです↓
わたし自身は、定期的なランニングと筋トレをしています。
ランニングは「密」にもならず、ひとりで好きなときにできる手軽さがいいですね。走るのが苦手ならウォーキングでもいいでしょう。とくに「緑(自然)」があるところがおすすめです。ネガティブな状態を軽減する効果があることがわかっています。
筋トレもまた、おうちのなかで、ひとりで好きなときにできる手軽さがあります。筋トレと言うと「ジム通い」を連想するかもしれませんが、筋トレは「自重(自分の体重)」でじゅうぶんです。自重筋トレなら、こちらの本もおすすめです↓
おうちのなかでデスクワークをしていると「集中力が続かない」「気が滅入る」という人は、ぜひ運動を取り入れてみましょう。
【対策4】よく眠る
よく眠る、などと言うと。またそんなあたりまえのことを… と思われるかもしれませんが。
毎日7時間以上眠っていますか? 毎日昼寝をしていますか? と聞かれて、「YES」と言える人ばかりではないでしょう。であるならば、「よく眠る」のがおすすめです。
慢性的に寝不足の人は「自制心」に欠ける、という研究結果があります。寝不足の人は、「衝動的な欲望に流されやすく、注意力散漫で、判断力が鈍りがち」なのだそうです。
睡眠不足がひどいと、「酔っぱらい」と同じ判断能力になってしまうことも研究でわかっています。酔っぱらいのまま仕事や作業をするのでは、ロクな成果にならないことはあきらかです。
また、休みの日に寝溜めをするような睡眠だと、心身に悪い影響が出ることがわかっていますので。毎日、よく眠ることが大切です。
15〜20分ていどの昼寝をすることで、記憶力や集中力が回復することが研究によってわかっています。午前中のあいだだけでも、仕事や作業で脳は疲労しますから、午後は昼寝からはじめてみるのもよいでしょう。
おうち時間が増えたことで、睡眠に対する柔軟性は上がっているはずです。ここもまた時間管理をすることで、睡眠時間を確保する、よく眠ることはできるはずです。
良い睡眠をとるための方法なども取り入れながら、よく眠るようにしてみましょう。コロナ疲れやリモート疲れからの回復に役立つはずです↓
【対策5】チャレンジする
コロナによって、わたしたちの生活は「想定外の変化」を強いられました。企業もまた変化を強いられています。そんななかでおすすめするのは「チャレンジする」ことです。
変化のなかでは、チャレンジすることが生き延びる秘訣でもありますし。ただただ変化を眺めている、変化に流されているのでは、鬱々とした気持ちにもなるでしょう。
ピンチはチャンス。チャレンジすることでピンチを乗り切る。ピンチを乗り切ることができれば、自信にもなります。また、チャレンジそのものが、みずからを鼓舞する行為にもなるでしょう。鬱々とした気持ちも晴れる、というものです。
あまりエラそうなことは言えませんが。コロナ以降、わたしもじぶんなりにチャレンジを続けています。たとえば、YouTubeやstand.fmで情報発信をはじめたり、セミナー開催やコンサルをオンラインに切り替えたり。kindle本を出版してみたり。
必ずしもすべてが「大成功!」というものではないにせよ。変化に対応するチカラを養うことにはつながっているものと考えています。なによりじぶん自身が楽しい、毎日を楽しみに過ごすことができている。これが一番です。
楽しいという部分では、「毎日ひとつ以上、きのうまで経験がないことを試してみる」ということも、かれこれ3年以上続けています。たとえば、あたらしいアプリを使ってみるとか、あたらしいコーヒー豆を買ってみるとか。そのくらいの小さなチャレンジもあります。それでも、チャレンジする姿勢・習慣が身につくはずです。
おうち時間が増えて、じぶんで管理できる時間も増えているいまこそ、なにかにチャレンジしてみる。いろいろチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
まとめ
長引く新型コロナによって、生活の変化や窮屈さから疲弊している人が増えているようです。
本記事でお伝えした「コロナ疲れ・リモート疲れ対策」について、気になるものがあれば、試してみるのはいかがでしょうか。
- 時間を管理する
- 孤独になる
- 運動をする
- よく眠る
- チャレンジする