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体験レポート/ホテルメッツでテレワーク【STATION WORK・JR東日本】

体験レポート/ホテルメッツでテレワーク【STATION WORK・JR東日本】

JR東日本が展開しているシェアオフィスサービス「STATION WORK(ステーションワーク)」を使って、ホテルメッツにてテレワークをしてきましたので体験レポートです。

目次

STATION WORK 提携ホテルの客室を体験レポート

JR東日本が展開しているシェアオフィスサービス「STATION WORK(ステーションワーク)」を使って、テレワークをしてきましたので体験レポートです。

ちなみに「STATION WORK」とは、WEBサイトでは次のように案内されています↓

STATION WORK(ステーションワーク)は駅構内にあるシェアオフィスサービス。
JR東日本の強みである駅ナカを拠点とする事で移動時間のロスが最小となり、すきま時間を有効にご活用できます。

STATION WORK WEBサイトより引用

シェアオフィスの「種類」としては、おもに3つ。こんな感じです↓

  • STATION BOOTH(電話ボックス的なブース)
  • STATION DESK(いわゆるコワーキングスペース)
  • 提携ホテルの客室

このうち、STATION BOOTH については、以前に利用して体験レポートを書いています↓

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で、今回は。「提携ホテルの客室」を利用してきましたので、そのレポートになります。ちなみに、利用したホテルは「ホテルメッツ横浜」。AM business プラン(8:00〜12:00)で 2,300円(税抜)でした。

このあとの話の内容は、次のとおりです↓

このあとの話の内容
  • 客室のようす
  • 利用時の注意点
  • 利用の流れ

それでは、順番に見ていきましょう。

 

客室のようす

STATION WORKでは、「ホテルメッツ」「プリンスホテル」「リッチモンドホテル」「ホテルメトロポリタン」などの客室を、シェアオフィスとして利用することができます。

今回、わたしが利用したのは「ホテルメッツ横浜」。シングル仕様で、こんな客室でした↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室

ホテルメッツは、いわゆる「ビジネスホテル」です。したがって「豪華」ではないけれど、じゅうぶんキレイで「清潔感」がある客室でした。

目的はテレワークなので、デスク回りから見ていくと↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室

机の大きさとしては、じゅうぶんなのではないでしょうか。目の前には、大きなディスプレイ。HDMIケーブルで、パソコンのモニターとして使うことも可能です。が、「目の前過ぎて使えんだろ…」とは思います。

電源(コンセント・USB)も机まわりやベッドサイドにも確保されているので、問題ないでしょう。机まわりだと、こんな感じです↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 電源

テレワークには必須の「イス」については、ちょっと残念な状況です…↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 イス

申し訳ていどに「クッション」がついています。とはいえ、別にディスる意図はなく。ビジネスホテルとしては、妥当なイスだと言っていいでしょう。ただ、お尻が弱い(?)わたしとしては不安のあるイスです。

デスク回りを離れて、空調はと言うと。じぶんの好きなように、完全にコントロールできます↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 空調

ホテルなんだから、部屋ごとにコントロールできるのはあたりまえっちゃあ、あたりまえですけど。あとは、きちんと空調が効くのかどうか。ちゃんと効きました。わりと寒い2月のある日でしたが、足元含めて「寒い」と感じることもなく。

室温はいいにしても、湿度はどうなのよ? と言うのであれば(わたしは言います)。「加湿機能付き空気清浄機」が置かれていますので安心を↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 加湿機能付き空気清浄機

空気清浄機の加湿機能って、申し訳ていどなんじゃないの? と、思いきや。入室時には 14%しかなかった湿度が、きちんと 40%まで上がりました。いろいろな意味で湿度は大切なので満足です。

なお、客室からの眺めは… まぁ、フツーに街なかですね。ビジネスホテルとは、そういう立地ですから ↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室からの眺め

 おまけとして、客室以外のようすも少々。こちらがエントランス ↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・エントランス

続いて、客室フロアの廊下↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室フロアの廊下

さいごに、今回利用した客室前↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室前

とにかく、清潔感がありますね。ドアのカギは「カード式」。そのカードが無ければ、エレベータに乗っても、客室フロアまでは上がれません。セキュリティ面での安心感もあります。シェアオフィスとしては、じゅうぶんでしょう。

 

利用時の注意点

ここからは、STATION WORK 提携ホテルの客室を利用するときの注意点について。実際に利用してみて、感じたことも含めてお話をしていきます。

客室のベッド・トイレ・風呂は使えない

わたしが利用したのは「AM business(8:00〜12:00)2,300円」のプランです。ほかにも、「PM business(12:00〜19:00) 3,200円」「1day business(8:00〜19:00) 4,500円」といったプランがありますが、いずれも、客室内のベッド・トイレ・風呂は使えません。

ベッドの上には「注意書き」が ↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 ベッド

トイレ・風呂のドアにも「注意書き」があって、「使っちゃダメよ」と ↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 トイレ・風呂

なお、「1day(8:00〜19:00)5,500円」のプランだと、ベッド・トイレ・風呂も使えます。

部屋にベッドがあれば、寝っ転がりたくもなるでしょう。風呂に入ってリラックスしたくもなるでしょう。でもまぁ、リーズナブルな料金で使わせてもらっているわけなんで。そもそも目的はテレワーク、じっとガマンの子です。

いやいや、でもトイレはさすがに… と、思いますよね。わたしも思いました。でも、休憩として「歩く」のに、よいきっかけにはなるでしょう。

客室の6階から、ロビー階の3階まで降りて。エントランスを出てすぐのところに、共用トイレがありました。4時間利用するあいだに、なんどもなんどもトイレに行くわけでもないので。よくよく考えてみれば、とくに問題はありませんね。

客室内で「水・湯」は使えない

いましがたお話をしたように、客室内のトイレ・風呂の利用ができないため、「水・湯」を使うことができません。これはまぁまぁ不便ですね…

おかげで、前述した「加湿機能付き空気清浄機」に使う水を、フロントまでいただきにあがる必要があります。客室からタンクを持って、フロントまで往復する姿はさびしいものです。でも、乾燥してカピカピは嫌なのだからしかたない。

また、水・湯が使えないということは、客室内に「飲み物」が無いということでもあるわけですが。でも、ロビー階には「コーヒーマシン(無料)」があります(コーヒーまたはお湯が出ます)。これはイイです↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・コーヒーマシン

トイレに行くついでに寄ることもできますので。ずっと客室にこもらずに済むと考えれば、良い息抜きにもなりますね。

また、ロビー階には自動販売機や電子レンジ、製氷機もあります↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・電子レンジ 自動販売機 製氷機

マルチディスプレイは厳しい

客室のようすとしてもお伝えをしたとおり、客室にあるディスプレイ(テレビ)はデスクの真正面。デスクの前に座ってディスプレイを見るには、ディスプレイが大きすぎるし、近すぎる。

なので、客室のディスプレイを、ノートパソコンのマルチディスプレイとして使うのは厳しいかと思います。マルチディスプレイを期待しているのであれば気をつけましょう。

というわけで。わたしはMacBooK Pro(13インチ)に加えて、iPad Pro(11インチ)も持参。iPad Proをマルチディスプレイとして使うと快適でした↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 ディスプレイ

客室のディスプレイでは、各種動画サービス(ログインが必要なものも有り)を楽しむこともできます。わたしは、YouTubeでカフェミュージックを流していました。ホテル特有の静寂が苦手なヒトなどにおすすめです↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 動画サービス

お尻が弱い人は対策を

わたしはヒトよりもお尻が薄いのかどうなのか。クッションが弱いイスに長く座っていると、お尻が痛くなってきます。

客室のようすとしてもお伝えをしたとおり、客室のイスはクッション性がなく。わたしにとっては、長く座るのにツラいイスでした。というわけで、スタンディングで作業もできるパソコンスタンド「MOFT Z」を持参しました↓

STATION WORK ホテルメッツ横浜・客室 スタンディング作業

わたしのようにお尻が弱いヒトや、いろんな場所でスタンディング作業したいヒトには、「MOFT Z」はおすすめです。レビュー記事も書いています↓

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部屋の備品は使えるモノと使えないモノとがある

STATION WORKでのホテル客室利用では、客室の備品について使えるモノと使えないモノとがあります。ベッドやトイレ・風呂が使えないことは、さきほどもお話をしたとおりです。

ほかの部分として、「使えるモノ」はこちらになります(いずれも、ホテルメッツ横浜の場合)↓

  • スリッパ
  • 消臭スプレー
  • メモ帳
  • ティッシュ
  • 冷蔵庫
  • ゴミ箱
  • 靴べら
  • ハンガー
  • バゲッジラック
  • 洋服ブラシ
  • 携帯充電器
  • デスクライト
  • 折りたたみ鏡

続いて、「使えないモノ」としては、

  • タオル類
  • アメニティ

ちなみに、「貸し出し備品」は次のとおりです ↓

  • HDMIケーブル
  • ブルーレイプレイヤー
  • アイロン

 

利用の流れ

STATION WORKで提携ホテルの客室を利用するときの流れは、次のとおりです↓

  1. はじめての利用であれば、「STATION WORK」の会員登録をする
  2. STATION WORKのWEBサイトで、希望のホテル・希望のプランを予約する
    スマホだと、こんな感じです↓
    STATION WORK ホテルメッツ横浜 予約STATION WORK ホテルメッツ横浜 予約さくさくと、あっという間に予約できます。予約の開始時刻前まで、キャンセルも可能です。テレワーク利用だとホテル側の負担(客室清掃)も少ないために、キャンセルにも柔軟なのでしょう。
  3. 当日、ホテルのフロントで QRコードを提示する
    STATION WORK ホテルメッツ横浜 QRコード
  4. 利用が済んだら、フロントに「ルームキー(カード)」を返却しておしまい
    支払いは、会員情報登録時に登録したクレジットカードで自動的に決済されます。フロントで支払い手続きをしなくていいのはラクチンです。
  5. WEBサイトから、領収書をダウンロードする
    テレワーク利用、つまり、仕事なのですから。利用料金を精算するために、領収書をダウンロードしておきましょう。このあたり、チェックアウト時に発行してもらう手間が省けるのもいいですね。

 

まとめ

JR東日本が展開しているシェアオフィスサービス「STATION WORK(ステーションワーク)」を使って、ホテルメッツにてテレワーク。という体験レポートでした。

わたしが利用した「AM business」プランだと、4時間で 2,500円くらい(税込)です。コワーキングスペースなどに比べると割高ですが、「完全個室」を使えるという意味では、ひとつの選択肢になるでしょう。

空調をじぶんの好きにできる(コワーキングスペースだとムリ)。リモート会議をするにも、まわりを気にしなくてすみます。withコロナにあっては、マスクを外すことができるというメリットもあるでしょう。コワーキングスペースだと、近くにヒトがいればマスクを外せませんので。

STATION WORKは、駅ナカ・駅チカという「好立地」も魅力です。移動の合間など、今後もうまく利用をしていければと考えています。

体験レポート/ホテルメッツでテレワーク【STATION WORK・JR東日本】

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