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『社長の不在がち』は銀行のウケが悪い理由とその対策

『社長の不在がち』は銀行のウケが悪い理由とその対策
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社長には社外での仕事だってある。不在にすることだってある。

けれども、「状況」によっては、社長が不在がちであることが「銀行のウケ」を悪くする。その理由と対策について、お話をしていきます。

目次

一挙手一投足を見られる社長。

銀行は、融資先の「社長」のことをよく見ています。融資をするのは「会社」であっても、その会社の代表者は社長。銀行には、「人を見て貸せ」の言葉もあります。

社長は、その一挙手一投足を見られている。と、考えておいたほうがいいでしょう。

この点で。社長が不在がち、つまり、あまり会社にいないというのは、ときとして「銀行のウケ」が悪くなるものです。社長には社外での仕事だってあるだろう? そう思われるかもしれませんが。

もちろん、そのとおりです。けれども、「状況」によっては、社長が不在がちであることが「銀行のウケ」を悪くする。結果として、融資が受けにくくなる。困りますよね。

そこで、「社長の不在がち」は銀行のウケが悪い理由と、その対策についてお話をしていきます。具体的には次のとおり、銀行は「社長の不在がち」を次のようにとらえることがあります↓

「社長の不在がち」は銀行のウケが悪い理由
  • 本業がなおざりになっている
  • 社長の仕事をしていない
  • 資金繰りがひっ迫している
  • 社内コミュニケーションが悪い
  • 時間にルーズ

それではこのあと、順番に見ていきましょう。


「社長の不在がち」は銀行のウケが悪い理由とその対策

本業がなおざりになっている

たくさんの「公職」に就かれている社長がいます。そのために、不在がちになる社長がいます。公職自体には問題がありませんが、意外と、銀行の見る目が厳しいことは覚えておきましょう。

なぜなら、「本業がなおざりになっているのではないか?」と見られるからです。

事実、熱心に公職の仕事をする社長の会社は、業績が悪い。というケースはあります。たくさんあるかどうかはともかく、ゼロではありません。だからこそ、銀行も気にしているわけです。

では、そのように「銀行のウケ」が悪いことへの対策は?

ずばり、会社の業績を落とさないことです。なんだか元も子もないようなハナシかもしれませんが。銀行の不安・心配は、実際の業績をもって払拭するほかありません。

言い換えると、会社の業績が悪いのに、公職の仕事をしている場合ではない。これには賛否両論あるとは思いますが、社長の仕事は「まず会社を守る」こと。そう考えれば、銀行の不安・心配はもっともです。

なお、似たところでは「平日日中のゴルフ」が挙げられます。やはり、業績が悪いと、本業がなおざりになっていると見られるからです。銀行員との世間話として、ゴルフの話をされる社長もいますが、ほどほどにしておくのが無難だと言えます。

社長の仕事をしていない

中小企業の社長は、社長であると同時に、ひとりの社員であることも少なくありません。社長みずから、工場で作業することもあれば、店頭に立ってモノを売る・サービス提供することもあるでしょう。

これは見方によっては、「社長の不在」を意味します。社長が社員としての仕事ばかりをしているとなれば、社長は社長としての仕事をしていない。社長がいないのといっしょ、銀行はそういう見方もしています。

社長が社長の仕事をしていない、目の前の仕事にばかり追われているとなると。いまは良くても、将来はわからない。この会社はだいじょうぶだろうか? と、銀行は不安に感じることがあります。

では、そのように「銀行のウケ」が悪いことへの対策は?

これへの対策としては、経営計画書をつくり、銀行に提示・説明することです。経営計画をつくるためには、会社の現状を分析したうえで、将来の方向性を考える必要があります。

それがほかでもない社長の仕事、社長にしかできない仕事です。きちんとした経営計画書があれば、たとえ現場に立ってばかりに見える社長であっても、銀行に安心感を与えることができます。

資金繰りがひっ迫している

なんだかここのところとくに、社長が不在がちにしている。というようなことがあると、銀行は「資金繰りがひっ迫しているのだろうか?」と想像するものです。

事実、資金繰りがほんとうに厳しくなると、社長はあちこち金策に奔走するため、不在がちになることがあります。銀行はそういった会社をいくつも見ているので、不安にもなるわけです。

では、そのように「銀行のウケ」が悪いことへの対策は?

まずは、資金繰り予定表をつくることです。向こう1年ていど先までの資金繰り予定表をつくり、銀行に提示・説明するようにしましょう。資金繰りを見通していること、問題がないことを明らかにするためです。

そのうえで、資金繰り予定表の毎月末の預金残高が、「平均月商(年間売上高÷12)の1ヶ月分未満」にならないようにコントロールします。これは、銀行が「平均月商の1ヶ月分未満の預金残高」の会社を、「自転車操業の会社」と見ているからです。

そうなると、融資も受けにくくなってしまいます。ですから、資金繰り予定表をつくって、預金残高が少なくなる前に対応する。預金残高があるうちに融資を受けておくのも、ひとつの方法です。

社内コミュニケーションが悪い

社長の居場所を社員が知らない、という会社があります。たまにはそういうこともあるかもしれませんが、ほぼほぼいつもそんな感じだ、という会社ははあるものです。

この点で、いざというときに社長に連絡が取れない。社員でさえ連絡が取れないとなると、銀行としても困ってしまいます。融資審査を進めているときなどはとくに、です。

融資審査がはじまると、そのなかで「あらためて」社長に確認をしたいことが出てきます。このときに、社長に連絡が取れないことが続くと、「社内コミュニケーションが悪い会社だ」と見られてしまう。「こんなことで、ふだんの仕事はだいじょうぶなんだろうか?」も心配されてしまうでしょう。

では、そのように「銀行のウケ」が悪いことへの対策は?

言わずもがなではありますが、社員からの連絡は取れるようにしておくことです。融資審査中にはとくに、不在にするのであれば、連絡を取りやすいようにしておきましょう。銀行を待たせて良いことは、なにもありません。

もちろん、銀行融資の面以外に、社内コミュニケーションの改善面でも、不在時の連絡の取り方について検討するようにしましょう。

時間にルーズ

朝の出社が遅い社長がいます。これが状況によっては、「時間にルーズ」と思われる原因にもなるところです。

9時に出社する「はず」の社長が来ない。社員に聞けば、「わりとよくあることなんで」と。ヒドい場合には、朝寝坊とか二日酔いとか… これでは、「時間にルーズ」と思われてもしかたありません。

また、ひとり社長の場合などには、始業時間を過ぎて会社に電話をかけても、だれも出ない… というケースもあります。これまた、「時間にルーズ」を疑われるところです。

では、そのように「銀行のウケ」が悪いことへの対策は?

言うまでもなく、時間を守ることです。9時に出社する「はず」なのであれば、きちんと出社する。一人社長が、始業時間を過ぎて会社を不在にするのであれば、留守電・転送はきちんとセットする。

あたりまえのハナシではありますが、あたりまえができていないケースはあるものです。銀行は「時間に厳しい」ことは覚えておきましょう。ですから、約束の時間に遅れたりすると、かなり印象が悪くなります。約束を忘れてしまうなどはもってのほかです。気をつけましょう。

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まとめ

社長には社外での仕事だってある。不在にすることだってあるでしょう。

けれども、「状況」によっては、社長が不在がちであることが「銀行のウケ」を悪くする。その理由と対策を押さえておきましょう。

「社長の不在がち」は銀行のウケが悪い理由
  • 本業がなおざりになっている
  • 社長の仕事をしていない
  • 資金繰りがひっ迫している
  • 社内コミュニケーションが悪い
  • 時間にルーズ
『社長の不在がち』は銀行のウケが悪い理由とその対策

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