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コーヒーのフルコースを堪能できる。KOFFEE MAMEYA Kakeru体験レポート

コーヒーのフルコースを堪能できる。KOFFEE MAMEYA Kakeru体験レポート

東京・清澄白河にある、コーヒーのフルコースを楽しめるカフェ。KOFFEE MAMEYA Kakeruに行ってきましたので、その体験レポートです。いろいろな意味で、衝撃が走ります。

目次

コーヒーが変われば人生が変わる。

こんにちは、コーヒー好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、コーヒーしてますか?

というわけで(どういうわけで?)、今回は、コーヒーの「新体験」を提供するお店、「KOFFEE MAMEYA Kakeru」の体験レポートです。以前から「行きたいなぁ、行きたいなぁ」とおもっていたところ、先日、行ってまいりました。

まずは、結論として。「コーヒー好きは、ぜったいに行け。コーヒー好きじゃなければ、ぜったいに行け」、つまり、ぜったいに行け。とにかく、いろいろな意味で、コーヒーに対する価値観が変わります。舌がピリピリとしびれるくらいに変わります(後述)。

心が変われば行動が変わる。行動が変わればコーヒーが変わる。コーヒーが変われば人生が変わる。そう言ったのは、わたしです。いったいなにを言っているのか、わかりませんか? だいじょうぶ、「コーヒーは美味しい、コーヒーは楽しい」ということです。

ますますわけがわからなくなってきたところで、体験レポートをはじめていきましょう。

KOFFEE MAMEYA Kakeru とは

原宿・表参道にある、コーヒー豆のセレクトショップ「KOFFEE MAMEYA」の2号店として、2021年1月にオープンしたのが「KOFFEE MAMEYA Kakeru」です。1号店については、以前レポートしました ↓

2号店「KOFFEE MAMEYA Kakeru」が、1号店と違うのは、コーヒーの「フルコース」を提供しているということ。食事のフルコースではありません。飲み物としてのコーヒー、コーヒーオンリーのフルコースです。尖りすぎ。

ゆえに、1号店とは別におとずれる必要がありました。その「KOFFEE MAMEYA Kakeru」の場所は、東京・清澄白河です。JR・清澄白河駅からは、徒歩10分ほど。まずまず、歩きます。そして、「住宅街のど真ん中」というロケーション。

なので、周囲からは異彩を放つ存在感があります ↓

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って、なんかボロくね? と、おもわれたかもしれませんが。もともとは、倉庫らしく。リノベーションですね。そんな外観からは、なかなか想像ができない「内観」がこちらになります ↓

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4m × 4mという迫力のカウンターが取り囲む中央に、作業台が並んでいます。白衣をまとったバリスタたちが行き来するようすは、さながら「実験室」です。知らずに来た人は、「ここは、ほんとうにコーヒーショップなのか?」と目を疑うことでしょう。

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ちなみに、「KOFFEE MAMEYA Kakeru」は、「事前予約制」です。知らずに行かないようご注意を。

KOFFEE MAMEYA Kakeruのメニュー紹介

入店をしたところで、まずは、メニュー選びから。

「KOFFEE MAMEYA Kakeru」には、コーヒーのフルコースがある、と言いました。わたしが、この日(2022年5月末)おとずれたときのコースは以下のとおり ↓

  • 5,000円 … Colombia Geisha – Cerro Azul Course – (コロンビア ゲイシャ セロアズールコース)
  • 2,800円 … Koffee Mameya Course(コーヒーマメヤコース)
  • 3,800円 … Koffee Mocktail × Kashi Pairing Course(コーヒーモクテル × カシペアリングコース)
  • 4,200円 … Koffee Mameya Cocktail Course(コーヒーマメヤカクテルコース)

※ 上記料金は、各コースの基本料金です。それぞれオプション(お高い豆にアップグレードする、とか)を選択すると、追加料金があります

なにやら、いろいろあって迷ってしまいそうですが。おしゃれでときめくようなメニュー表を前に、バリスタさんがていねいに説明をしてくれますので安心してください ↓

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ちなみに、コースではなくて、単品でのオーダーも可能です。浅煎りから中深煎りまで、世界各国、いろいろなロースタリーから取り寄せられた、さまざまな豆がそろっています。

で、わたしたち(妻と行きました)が選んだコースは、前述のうち「2,800円 … Koffee Mameya Course(コーヒーマメヤコース)」です。コーヒーを「いろいろな抽出方法」で楽しめるコースであり、もっともオーソドックスなコースだと言ってよいでしょう。

「5,000円 … Colombia Geisha – Cerro Azul Course – (コロンビア ゲイシャ セロアズールコース)」は、いまではすっかり広まった「浅煎り」中心のようでして。浅煎りが苦手だったりすると、厳しさがあるやもしれません。それも含めて、新体験というのもよいわけですが。

「3,800円 … Koffee Mocktail × Kashi Pairing Course(コーヒーモクテル × カシペアリングコース)」は、コーヒーモクテル(ノンアルコールのコーヒーカクテル)を中心にすえたコースです。お菓子とのペアリングを楽しみます。ある意味、変化球なコース。

「4,200円 … Koffee Mameya Cocktail Course(コーヒーマメヤカクテルコース)」は、コーヒーカクテルのコースです。つまり、「酒が飲める、酒が飲める、酒が飲めるぞ」というコーヒーになります。違う、飲むのはあくまでコーヒーです。

いよいよ、実食。

前置きが長くなりました、いよいよ実食(実飲?)といきましょう。

コールドブリュー(水出し)

Koffee Mameya Course(コーヒーマメヤコース)の1品めは、コールドブリュー。つまり、水出しのコーヒーです。お湯で抽出して冷やすのではなくて、そもそも、コーヒー粉を水にひたして抽出する方法になります ↓

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きれいだろ、コーヒーなんだぜ。と、ふざけている場合ではありません。さすがの「コース仕様」です。見た目にも、強いこだわりを感じます。これだけでも、新体験であり、価値観を揺さぶられるのではないでしょうか。

で、そのコールドブリュー。KOFFEE MAMEYAでは、13時間くらいかけて抽出するそうです。みたいなことを、一品一品、バリスタさんがていねいに説明をしてくれます。原宿・表参道の1号店と同じく、「バリスタ=カウンセラー」の位置づけであり、いろいろと話をしながら… というのも KOFFEE MAMEYAの特徴であり、楽しさのひとつです。

なお、左手のグラスは、コールドブリューそのまんま。右手のグラスは、モクテル(ノンアルコールのコーヒーカクテル)。これらを飲み比べできるようになっています。

そもそも、コールドブリューというと「まろやかな味わい」みたいなイメージですが。豆の特徴もあるのか、けっこうエッジが立った「キリり!」とした印象を受けました。いっぽうのモクテルは、甘みや香り付けされており、「コーヒー感と、コーヒーじゃない感」のバランスが、なかなかの衝撃です。

ミルクブリュー(ミルク出し)

2品めは、ミルクブリュー。こんどは、ミルク出しのコーヒーになります。水ではなくて、牛乳にひたして抽出するコーヒーです。こちらになります ↓

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この絵力よ… もはや、見た目だけで美味い。いやいや、飲みなさいよ、ということで飲みます。右手のグラスは、ミルクブリューそのまんま。左手のグラスはモクテルで、甘みや香り付けされたものです。

これ、さきほどのコールドブリューと同じ豆が使われているのですが。フシギなことに、水出しのときとは、豆の印象がだいぶ変わるんですよね。ミルクの強さにコーヒーが負けそうにおもえますが、逆。ミルクによって、豆の特徴がより際立つイメージ。これは、すごい。新発見だ。

というわけで、帰り際にはミルクブリュー用に、豆も購入しました。KOFFEE MAMEYAでは、気に入ったコーヒーや気になるコーヒーがあれば豆も買えますので、家に帰ってからもなお楽しめますね。わが家の抽出環境をバリスタさんがヒアリングして、それに合ったレシピも書いてくれます ↓

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左はコーヒー豆、右はそのレシピ

ちなみに、ミルク出しの場合には8時間ほど漬け込むのがよいそうです。水出しよりも時間が短いのは、牛乳のほうが水よりも抽出力が高いから。ためになったねぇ、ためになったよぉ。と、ふざけてはいますが。最近流行っているなぁ、とおもいつつ、実ははじめてのミルクブリューだったので。ほんとうにためになりました。

フィルターコーヒー(ドリップコーヒー)

3品めは、おなじみのフィルターコーヒー。つまり、ドリップコーヒーです。目の前で、バリスタさんがていねいにハンドドリップしてくれます。それを眺めながら、できあがりのコーヒーに思いを馳せる。なんとも、ぜいたくな時間です ↓

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ここまでのコールドブリューとミルクブリューと同じ豆(中煎り)を使ったフィルターコーヒーに加えて、もうひとつ、こちらの好みに合わせた豆(中煎りから中深煎りのあいだくらい)を用意してくれました ↓

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これら2つのコーヒーによる飲み比べです。それぞれの違いを、よりはっきりと感じ取ることができますね。ここからは、「ホット(温かい)」のコーヒーになりますので、容れ物のおもむきも変わります ↓

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写真からだとよくわからないかもですが、カップはかなり小さめです。通常のコーヒーカップの半分くらい。フルコースでコーヒーばかりを飲むわけですから、それぞれの量が多すぎたらタイヘンでしょう。

今回の「Koffee Mameya Course(コーヒーマメヤコース)」だと、コース全体で、ふつうのコーヒー 2.5杯分くらいだそうです。なので、それぞれのコーヒーは、だいぶ少量ずつということになります。

それでも、最終的には「おなかタプタプ」になるのですが。まぁ、それはさておき、次にいきましょう。

エスプレッソとラテ

これで、さいご。4品めは、エスプレッソとラテ、お菓子添えです ↓

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はい、安定のおしゃれ。それより、なにより、味わいはどうなのか。そもそもエスプレッソとは、エスプレッソマシンを使って「高圧力」かつ「短時間」で抽出するコーヒーです。濃厚で苦味が強いイメージがありますよね。

そのイメージで、ひとくち。ところが、こちらのエスプレッソ(画像の左側のカップ)はイメージとは異なり、舌が「ピリピリ」っとして、アタマに「ビリビリ」っときて、「あぁ、なんかヤバいものをクチにしてしまったのかなぁ」と意識がもうろうと…

することは、ありませんが。実際に舌がピリピリするくらい、衝撃を受けたのは事実です。豆はここまで使われていたものと同じ「中煎り」の豆だったのですけど、急に「酸味」が前面に押し出されてきました。

言っても「中煎り」なんですけどね。これが「浅煎り」だったらどうなるのか? と、不安になるくらいの酸味です。もう、トラウマレベルであることは確定でしょう。

それは、さておき。お菓子が添えられていますので、「衝撃エスプレッソ(←と、わたしが名付けた)」と、砂糖菓子とを合わせます。すると、あらフシギ。いい具合に衝撃が緩和されて、美味しくいただけます。でも、ふたたび、衝撃エスプレッソ単独で飲むと、ピリピリ・ビリビリしびるのでタイヘンです。

でも、だいじょうぶだ、安心しろ。オレたちにはラテがある(画像の真ん中のカップ)。ひとくち飲んで、わかりました。完璧なるラテ、名付けて「完全無欠ラテ」、ここに爆誕です。

このラテ、さきほどの「衝撃エスプレッソ」にスチームミルクを加えているわけですが、ほんとうにこれが同じ豆を使った飲み物なのか? と驚愕します。聞けば、使っている豆がミルクと合わせることを前提にブレンドされたものだそうで(こういうハナシを聞かされるので、自然、豆を買いたくなります)。そりゃあ、完全無欠にもなるというものです。

コースのおしまいにきて、まんまとやられた。ここまでの3品は、すべて前フリ。すべては、この4品めのためにあったのだとわかりました(しらんけど)。でも、ほんとうに、これが「フルコース」のだいごみ。フルコースゆえに、気付きであり、楽しみだと言えるでしょう。

まとめ

というわけで、以上が「KOFFEE MAMEYA Kakeru」の体験レポートになります。お店の場所は、東京・清澄白河。すぐ近くには、東京スカイツリーもありますので、近くに行かれる御用があれば、足を運んでみるのはいかがでしょうか。

ただし、事前の予約をお忘れなく。

いつものコーヒーとはちょっと違う、あたらしい価値観をえられるのと。ゆったり、ぜいたくな時間を楽しむことができるものとおもいます。おすすめです。

コーヒーのフルコースを堪能できる。KOFFEE MAMEYA Kakeru体験レポート

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