いまさらではありますが、ノートパソコンを持ち運ぶメリットについて、注意点もあわせてまとめてみました。メリットを理解せずに持ち歩いていると、ノートパソコンも効果的な使いかたができていない… ということはありえます。
いつの時代のハナシをしているのか?
きょうは、2022年7月3日。いまさら「ノートパソコンを持ち運ぶ」など、いったいいつの時代のハナシをしているのか? と、おもわれるかもしれません。いまや、多くの人がノートパソコンを持ち運んでいるだろう? そうおもわれるかもしれません。
が、意外と持ち運んでいないときもあったり、持ち運んでいたとしてもメリットがあいまいであるがゆえに、効果的な使いかたができていなかったり… ということはありえます。
そんなわけで、本記事ではあらためて、ノートパソコンを持ち運ぶメリットをまとめてみました。具体的にはこちらです↓
- 作業効率を落とさずに済む
- どこでも仕事ができる
- 習慣を継続できる
- 余計なことをしなくて済む
- リュックになる
これらのメリットとあわせて、ノートパソコンを持ち運ぶ際の注意点についてもふれていきます。それでは、順番に確認していきましょう。
ノートパソコンを持ち運ぶメリットと注意点
作業効率を落とさずに済む
いまは、スマホがあるのだから、別にノートパソコンがなくったっていいだろう。と、おもわれるかもしれません。なので、「ちょっとした外出などであれば、ノートパソコンを持ち運んだりはしない」という人もいるでしょう。
ですが、わたしはちょっとした外出であっても、基本的にノートパソコンも持ち運んでいます。なぜなら、作業効率を落とさずに済むからです。
たとえば、メール。送るのであれば、入力作業が生じます。スマホでフリック入力と、ノートパソコンでキーボード入力。どちらが速くてラクかといえば、わたしは後者です。まぁ、いまどきの人は前者かもしれませんが。
そうだとしても、ノートパソコンには「一覧性」のメリットがあります。比べるまでもなく、ノートパソコンの画面はスマホよりも圧倒的に大きいですから、書くにも読むにも速くてラクだといえるでしょう。ブラウザで調べ物をするときも同じです。
スマホは便利ではありますが、あるていどの時間・量を要する作業については、ノートパソコンのほうが効率的であることは、あらためて理解しておきましょう。あえてノートパソコンを使うほうが効率的な場面は少なくない、ということです。
だとしたら、ノートパソコンを持ち運んでいたほうがよくないですか?
どこでも仕事ができる
スマホとノートパソコンを比べたときに、ノートパソコンではできるけど、スマホではできないこともあります。できたとしても、機能が限定的だということもあるでしょう。
すると、仕事がしたくてもできない… ということはあるわけで。いまはリモートワークやワーケーションという流れもありますから、ノートパソコンを持参することで、どこでも仕事ができるのはメリットです。活動範囲が広がり、活動の自由度が上がります。
というのは、わざわざいわずともわかることですが。注意したいのは、「どこでも仕事ができる」を過信してはいけない、ということです。
たとえば、カフェにいって仕事をする、コワーキングスペースに行って仕事をする。たしかに、ノートパソコンがあれば、そこでも仕事ができます。が、生産性が上がっているかどうかは別のハナシです。
わたし自身に関していえば、自宅のデスクに比べて、カフェやコワーキングスペースでは生産性が落ちることが少なくありません(ふだんから生産性を計測しているのでわかります)。
外部刺激(話し声やBGM、人の気配など)に対する耐性もありますから、慣れでは解決できないことがあるでしょう。つまり、どこで仕事をしても生産性を保てる人もいれば、保てない人もいるということです。
もし、じぶんが保てない側の人間であった場合、「どこでも仕事ができる」のだとしても、「できるだけ、どこでも仕事はしないほうがいい」と理解しておく必要があります。
カフェに出かけたり、コワーキングスペースに出かけたり。すると、テンションは上がりますから、生産性が上がったように感じるかもしれませんが、それは錯覚かもしれない。なんとなくカフェ、なんとなくコワーキングスペースへ行こう、には要注意です。
習慣を継続できる
ノートパソコンを持ち運ぶことで、習慣を継続できるというケースもあります。わたしの場合には、ブログの毎日更新や、メルマガの毎日配信という習慣です。
ブログもメルマガもそこそこ長い文章ですから、スマホで執筆するのは厳しいものがあります。この点で、「きょうはノートパソコンを持ち運んでいないから」となればどうでしょう? 習慣が途切れることになってしまいます。
言い換えると、ノートパソコンを持ち運んでいないことが、習慣を継続できない「言い訳」になってしまう、ということです。
なので、パソコンを使って継続したい習慣があるのなら、パソコンを持ち運ぶことで継続しやすくなるのはメリットでしょう。そういう意味では、「どこでもパソコンを使えるようにしておく」のはだいじなことですね。
ノートパソコンを持ち運ぶのはもちろん、ネット環境を確保しておく(モバイルWi-Fi、スマホでテザリングなど)、電源を確保しておく(充電ケーブルやモバイルバッテリーなど)といったことが考えられます。
加えて、わたしは「キーボード」も持ち運びの対象です。これがあるのとないのとでは、執筆作業の生産性に差が出るので、少々荷物ではありますが持ち運んでいます。これもまた、習慣を継続しやすくするためのくふうです。
余計なことをしなくて済む
スマホの便利さ・手軽さは、ときにデメリットとなるものです。ふと気がついたら、スマホでゲームをしていた、SNSやニュースを見続けていた、ネットフリックスを見ていた… こんなはずではなかったのに。みたいなことが、だれにもいちどくらいは経験があるでしょう。
もちろん、わたしもあります。なんなら、いまでもあります。なので、できるだけスマホには触らないようにしているくらいです。そういう人にとっては、ノートパソコンを持ち運ぶことでスマホを触らずに済む、というメリットがあります。
つまり、不用意にスマホを触ることで、余計なことをしてしまうのを避けられるということです。
とはいえ、ノートパソコンにも似たようなことはありますね。ネットに繋げば、なんとなくネットサーフィン、なんとなくSNS、なんとなくネットフリックス… はあるものです。結果、パケット通信がかさんで、通信量が高くなるのでは目も当てられません。
というわけで、ノートパソコンを持ち運ぶときには、「オフライン環境が基本」と考えるとよいでしょう。持ち運び時の仕事として、オフラインでもできる仕事を用意しておくとか。オフラインでも仕事ができる環境を整えておく、とか。
たとえば、わたしはふだんからブログを投稿するときには、Notion(オフライン利用可)で執筆をしてから、WordPressの管理画面(オンライン)で投稿作業をします。なので、オンラインを要する時間はごくわずかです。
というように、オフライン環境が基本であれば、ノートパソコンで余計なことをしてしまうリスクを軽減できます。ノートパソコンを持ち運ぶ際には、あえてオフラインも検討してみましょう。
リュックになる
なんのこっちゃ? とおもわれるかもしれませんが。ノートパソコンを持ち運ぶようになると、それなりの荷物になるので、いちどはリュックを検討することになるでしょう。手提げのカバンよりも、リュックのほうがラクに持ち運べそうだからですね。
はい、ぜひそのまま、リュックにしてしまうのはどうでしょう。ラクに持ち運べるのはもちろん、リュックになると両手が空きますので、機動力が上がります。おかげで、ウォーキングやジョギングで移動したり、シェアサイクルで移動したりがしやすくなるのもメリットです。
ついでに、靴も移動しやすいものに変えられるといいですね。わたしは、仕事でもプライベートでもスニーカーを履いています。ただし、リュックにはリュックのデメリットはあるもので。過去にはこんな記事も書きました ↓
まとめ
いまさらではありますが、ノートパソコンを持ち運ぶメリットについて、注意点もあわせてまとめてみました。
メリットを理解せずに持ち歩いていると、ノートパソコンも効果的な使いかたができていない… ということはありあえます。あらためて確認をしておきましょう。
- 作業効率を落とさずに済む
- どこでも仕事ができる
- 習慣を継続できる
- 余計なことをしなくて済む
- リュックになる