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YouTube投稿を続けることで動画1本の作成時間はどれくらい速くなるのか

YouTube投稿を続けることで動画1本の作成時間はどれくらい速くなるのか

YouTube投稿をはじめてから、2年と3ヶ月。当初と比べて、動画1本の作成時間はどれくらい速くなったのか? その理由やメリットとあわせてお話ししていきます。

目次

1年前と比べて半分、当初と比べて3分の1。

2020年4月から YouTube投稿をはじめて、2年と3ヶ月になります(きょうは2022年7月9日)。動画の作成もなかなかタイヘンで… 当初はもちろん、投稿をはじめてから1年たった時点でも、動画1本(10分ていど)つくるのに6〜7時間かかっていました。

毎週1本のペースで投稿をしているので、けしてラクな負担ではありません。が、それから1年たったいま、動画の作成もだいぶ速くなったと実感しています。こんな感じです↓

1年前現在
台本づくり2時間30分
撮影1時間30分
編集3〜4時間100分
投稿15分5分
合計6〜7時間3時間弱

1年前と比べて、半分近くまでは速くなりました。投稿をはじめた当初と比べれば、3分の1くらいになっているとおもいます。当初どんだけかかっていたんだ? というハナシではありますが。なにごとも、はじめはタイヘンということですね。

それはそれとして。本記事では、YouTubeの作成時間が速くなった理由や、速くなったことで得られるメリットについてお話をしていきます。

YouTubeの作成時間が速くなった理由

作成の行程ごとに見ていくと…

台本づくり

わたしは、台本をつくってから撮影をするようにしています。台本なしで話すとなると、言いたかったことが言えなかったり、話の順番がおかしくなってしまったり… ということもありうるので。

もちろん、それも含めて台本なしで話してみて、話すトレーニングをするのも1つの方法です。でもわたしは、YouTube投稿にそれを求めていないので台本をつくっています。

以前と比べて、台本づくりが速くなったのは、じぶんが書いた過去のブログ記事をベースにしているからです。YouTube用にオリジナルで台本をつくることもありますが、基本的には、過去のブログ記事ベース。なので、それほど時間はかかりません。

それもあって、むしろブログ記事を書くときには、いずれYouTube投稿するのもイメージしながら書くようになりました。つまり、読めば伝わるだけではなく、話をしたときにも伝わりやすい言葉や表現で書く、ということです。それも、台本づくりが速くなった理由の1つでしょう。

撮影

撮影が速くなった一番の理由は、「撮り直し」が少なくなったからです。撮影当初はもちろん、1年前でも、撮り直しはそこそこありました。いまは、だいぶ撮り直しが減ったのは「慣れ」ですね。

動画の数も 100本を超えて、撮影に対する「違和感」もなくなりました。話すのが上手いか下手かはともかく、違和感を理由に撮り直すことが減ったのはたしかです。以前は、「なんかヘン」という自覚があって、撮り直していることが多かったので。

ちなみに、動画は1本 10分前後ですが、撮影時間は正味 15〜20分くらいになります。残りの時間は、身なりを整えたり、機材チェック(とくにマイク)をしたり。撮影中に、あえて止めなければならないこともあるので(救急車やヘリコプターがとおるとき)、それらも含めて、30分くらいという感じです。

ちなみに、機材のセッティングは妻にお願いするようになりました。具体的には、照明スタンドのセット、三脚のセットくらいなので、後片付けも含めて5分くらいではありますが。それでも、助かっています。

ほんとうは、撮影機材はセットしっぱなしがよいのですけど。わりと大きなグリーンバックを使っていることなどもあり、限られた仕事部屋のなかでは機材常設はかなっていません…

編集

グリーンバックを使うのは、クロマキー合成をするためです。当初から「プレゼン形式」の絵面で、「じぶんの姿は画面の片隅に、あとはテロップや図を出すスペース」にしています。これをするためには、グリーンバックがいるのですね。

で、クロマキー合成の編集自体は、慣れてしまえばなんてことはありません↓

クロマキー合成がおわったら、カット編集です。動画中の余計な箇所や、失敗部分をカットしてつなぎ合わせていきます。これが、以前に比べると格段に減りました。

1つは、前述したように「撮り直し」が減ったこと。スムーズに撮影できれば、カット編集の時間も短くてすみます。

そして、もう1つは、カット編集に必要な「ショートカットキー」を会得したこと。わたしは、編集ソフトに FinalCutProを使っていますが、そのショートカットキーです。

以前は、左手デバイスの「tourbox」も使っていたのですが、よくよく試してみたら、ショートカットキーのほうが速かったという… なんにせよ、カット編集は相当速くなりました。

時間がかかるのは、テロップ入れの作業です。いまのところ、フルに近いテロップを出しているので、なかなか時間と手間がかかります。

ただし、文字起こしは「Vrew」というアプリを使って、あるていどは自動化しています。Vrewが、音声からテキストに変換してくれるので、それをベースに修正・編集していく流れです。

以上をふまえた編集に、以前は3〜4時間くらいかかっていたのですが、いまは 100分前後。かなりの短縮です。最終的には「慣れ」が大きい部分ではあります。とくに、テロップ入れの作業に躊躇がなくなったのが大きいですね。

そもそもテロップいらない説もありますが。まぁ、「いまは要る」という前提で。

投稿

編集がおわったら、さいごにYouTubeへ動画をアップロードです。そこそこ時間がかかりますが、そのあいだに動画情報(タイトルや概要欄、広告など)を設定していきます。

このあたりも慣れましたので、5分ていどでサクッとできるようになりました。

YouTube動画の作成が速くなったことで得られるメリット

というわけで、YouTubeの動画作成が速くなったわけですが。そこから得られるメリットの1つは、「継続がしやすくなった」ということ。

1年前は、動画1本に6〜7時間かかっていたところ、いまでは3時間弱です。負担が大きいと、ほかのスケジュールでタイトなときには継続しづらくもなりますが、負担が小さくなれば、継続できる確率が上がります。

継続できれば、より速く作成できるようにもなって好循環です。継続はチカラなり。とはいえ、速く作成するには継続(慣れ)も必要であり、ニワトリが先かタマゴが先か… ではあります。

強いていうなら、「少々ツラいときでも継続に努める」ということでしょうか。その踏ん張りが後々、継続によるチカラを発揮するにいたるわけです。わたし自身、YouTube動画の作成が、スケジュール的にキツいときはあります。それでも、「毎週日曜17時に公開」というスケジュールを死守してきました。

結果、動画作成が速くなったことで得られたメリットの2つめは、「チャレンジに活かせた」ことです。

動画作成が速くなり、その分の時間的な余裕が生まれれば、その時間をチャレンジに使えます。チャレンジの1つが、販売用動画の作成でした。ことしの1月からは、毎月1本のペースで販売用動画を増やしています。

これもまた「動画」ですから、YouTube動画作成のノウハウをそのまま活かせて一石二鳥です。いまは、動画も有力なコンテンツなので、YouTubeをはじめていて良かったとおもえるところでもあります。

まとめ

YouTube投稿をはじめてから、2年と3ヶ月。当初と比べて、動画1本の作成時間はどれくらい速くなったのか? その理由やメリットとあわせてお話ししてきました。

継続することで速くなり、速くなったことで継続もしやすくなり。また、速くなったことで、別のなにかに取り組める時間もできる。ノウハウも活かせる。まさに、継続はチカラなり。

続けることの大切さを実感しています。

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