文章を書き続けるためにはどうしたらよいのか?

文章を書き続けるためにはどうしたらよいのか?

文章を書き続けたい、というのであれば。文章を書き続けるためにはどうしたらよいのか? そのあたりについて、いまおもうことをお話ししてみます。

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文章を書き続けたい、という人へ。

きょう現在(2022年9月10日)、ブログは 2,337日、メルマガは 2,171日のあいだ書き続けています。

どうだスゴいだろう! というハナシではなくて、ブログでもメルマガでも SNSでも noteでも、「文章を書き続けたい」という場合に、書き続けるためにはどうしたらよいのか?

いま考えていることを、お話ししてみたいとおもいます。先に結論を示すのであれば、次のとおりです↓

文章を書き続けるためにはどうしたらよいのか?
  • 書くことの有意義を知る
  • 書くことを習慣化する
  • 書くことが苦にならない環境をつくる
  • 立ち止まってネタ探しをしない
  • 完璧よりも完了を目指す

それではこのあと、順番に確認していきましょう。

文章を書き続けるためにはどうしたらよいのか?

書くことの有意義を知る

人生で初めて「文章を書き続けてみよう」と考えたのは、このブログをはじめたときです。

いまから6年ちょっと前のことになります。そのときには、「まったくもってわかっていなかったけれど、いまはわかっている」ということの1つが、「書くことの有意義」です。

いやいや、書くことの有意義ってなに? と、おもわれるかもしれませんが。もう少し具体的にいうのであれば、「考えていることを目に見えるカタチとして残せること」みたいな。

もうちょっとカッコのよい言葉でいうと、「思考をコンテンツ化できること」といったところでしょうか。

こうして毎日書いているブログは、文章として「日々蓄積」されています。Googleさんとネットのチカラは必要ですが、世界中どこからでも・いつでも・だれでもが検索可能です。

おかげで、ブログを読んでいただいたことがきっかけで、仕事のご依頼につながることもあります。

いっぽうでブログを書かずに、どれだけ一生懸命に思案したところで、じぶんのアタマのなかにあるだけでは、当然、だれに目にもふれることはありません。仕事のご依頼にもつながるはずもなく。

他人の目はおろか、じぶんの目にもふれることがないのもまた、もったいないハナシです。

文章になっていれば、ふとしたときに検索して見返すこともできますし、その文章を活かして、あらたなコンテンツにつくりかえることもできます(ブログ記事から、セミナーを開くとか、Kindle本にまとめて出版するとか)。

そういった「書くことの有意義」を知ることができると、文章を書き続けるモチベーションの1つにもなるのではないでしょうか。わたしがそれに気づくのには、ずいぶんとかかりましたけど。

書くことを習慣化する

いうまでもありませんが、文章を書き続けるためには、「書くことを習慣化する」のがポイントになります。

習慣化できていないと、「きょうは書こうか、どうしようか…」といった迷いが生じたり、気がつくと書くことを後回しにしていたり(結局、書けない)といった事象が起こりがちです。

じゃあ、どうしたら習慣化できるのか? 習慣化のコツをプリーズ、ヘルプミー。ということもあるでしょうから、以前にはこんな記事も書きました↓

というように、世の中には「習慣化のコツ」みたいなハナシはそこかしこであり、いろいろ試してみるのもよいでしょう。

それはそれとして、わたし個人として文章を書き続けるのに「もっとも貢献した方法」はなにか? といえば。それは、「毎日書くと決めること」でした。

ブログは毎日更新、メルマガは毎日配信、と決めています(いまのところ、ですが)。なので、毎日を過ごすにあたって、「きょうは書くか否か」という選択肢はありません。お気の毒にも。

とはいえ、選択肢がなければ迷う必要はなく、「なんとか書く・なんとか書かねばならない」という方向に、思考も行動もフォーカスすることができるのはメリットです。

やるか・やらないかで迷うのって、ムダなエネルギーのつかい方だとおもいますよね。

書くことが苦にならない環境をつくる

書くことを習慣化できたとしても、書くのがツラい… ということはあります。だとすれば、できるだけ「書くことが苦にならない環境をつくる」のは重要です。

もっと言えば、書くのが楽しみになるような環境をつくる、ということでもあります。

この点で、おすすめは「書くのに必要なツールへの投資は惜しまない」です。具体的なツールとしては、パソコン、キーボード、机、イスなどが挙げられます。

もし毎日文章を書き続けるとなると、相当な時間を投下し続けていくのですから、少々高いツールを買ったとしても、1日あたりの価格に換算すればそれほどではありません。

たとえば、25万円のパソコンと聞くと「高い」ですが、2年つかうとしたら、1日あたりは 342円です。これでほんとうに文章を書き続けられるのであれば、安いものだともいえるでしょう。

なので、文章を書くためのツールは、テンションが上がるもの、書くにあたってラクになるものを選ぶのがおすすめです。

わたし自身のことでいうと、パソコン(M2 MacBook Air)、キーボード(HHKB)、ディスプレイ(35インチ・ウルトラワイド)、テキストエディタ(BearやNotion)、机(電動スタンディングデスク)などについて、書くことが苦にならない環境・楽しみになるような環境を実現しています。

また、コーヒーを淹れて気分転換をしたり(じぶんで豆を煎るし、挽くし、ハンドドリップもします)、たまには、カフェやコワーキングスペースなどに出かけてみるのも環境づくりと言えるでしょう。

立ち止まってネタ探しをしない

書き続けるとなると、多くの人がぶつかるであろう問題が「ネタ切れ」です。もちろん、わたしもぶつかりました。ぶつかった勢いで、ブログをやめようかとおもったほどです。

この点で、書く頻度が多い人ほど、ネタ切れを起こしやすいイメージがあります。けれども、わたしが経験から学んだことは、「頻度を落とすと、かえってネタ切れを起こすかも」でした。

文章を書くという行為は「アウトプット」であり、アウトプットするためには「いくらかのインプット」がなければいけません。そのインプットの「原動力」が、アウトプットなんですね。

って、なんのこっちゃ? とおもわれるかもしれませんが。ためしに、息を吸い続けてみましょう。そのままだとヤバいことになるので、息を吐きますよね? そう、息を吐く(=アウトプット)から、息を吸う(=インプット)ことができるのです。

つまり、アウトプットの頻度が高ければ、おのずとインプットの頻度も高まるんじゃないの? というハナシをしています。まぁ、実際には「インプットの頻度を高めざるを得ない」というのが現実だったりもするわけですが。

これに対して、机の前でイスに座って、「なにかネタはないかなぁ」などと考えていても、それほどよいネタが浮かぶものではないでしょう。

そんな時間があるのなら、きのうまでやったことがないことをやってみる、きのうまで持っていなかったものを買って使ってみる、などに時間を使うほうが「ネタ」になることはあるものです。

あわせておすすめをしたいのが、「ネタ帳」になります。アナログでもデジタルでもよいので、ネタ帳を用意して、日ごろから書き込むクセをつけましょう。

ネタ帳があるとおもえば、おのずと、ネタ探しに関する感度は高まるものです。わたしは、おもいついたことがあれば、スマホですぐにメモをとります。ネタになるかどうかは、あとで考えればよいのです。まずは、ネタのタネを拾い集めることからはじめましょう。

完璧よりも完了を目指す

オレは・ワタシは完璧主義だ、という方は要注意です。じぶんが書いた文章に嫌気をして、書くのをやめてしまったり、ブログであれば投稿を躊躇したりする傾向があります。

幸い(?)わたしは完璧主義ではありませんので、「ま、いっか」というタイプです。ちなみに、テキトーにブログやメルマガを書いているという意味ではなく、ベストを尽くしたうえで「これ以上はしかたがない」という意味であることを申し添えます。

それはそれとして、完璧を目指しすぎると、文章を書くのがツラくなったり、書き続けるのが難しくなることもあるでしょう。

なので、おすすめは「完璧よりも完了を目指す」ことです。ブログやメルマガの初期などはとくに。完璧を目指すあまり、投稿できない・配信できないのでは、本末転倒になってしまいます。

ですから、良い意味で「あきらめる」ということです。いまのじぶんの限界を認めたうえで、その限界を、あしたは超えれるように努力をすればよい。そう考えて、ひとまずおわらせることです。

その繰り返しが、文章を書き続けることにつながり、きのうよりもよい文章を書けることにつながるものと、わたしは信じています。

まとめ

文章を書き続けたい、というのであれば。文章を書き続けるためにはどうしたらよいのか? そのあたりについて、いまおもうことをお話ししてみました。

文章を書き続けるためにはどうしたらよいのか?
  • 書くことの有意義を知る
  • 書くことを習慣化する
  • 書くことが苦にならない環境をつくる
  • 立ち止まってネタ探しをしない
  • 完璧よりも完了を目指す

文章を書き続けたい、などという人がどれだけいるのかはわかりませんが。本記事のお話が、ご参考になるようでしたら幸いです。ちなみに、こんな本も書いています↓

文章を書き続けるためにはどうしたらよいのか?

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