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ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具5選

ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具5選

ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具についてお話をします。より美味しく、より楽しくコーヒーを味わうために、おすすめです。

目次

実は持っていない、使っていない。

こんにちは、コーヒー好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、コーヒーしてますか?

さて、今回は「ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具」についてのお話です。と言っても、対象は「初心者」ばかりではありません。

「ハンドドリップはそこそこやってます」という人であっても、「実は持っていない・使っていない」というコーヒー器具はあるものです。でも、より美味しく、より楽しくコーヒーを味わうためにはぜひとも用意して欲しい。そんなコーヒー器具を集めてみました。

それではさっそく、いってみましょう!

ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具5選

1.スケール(はかり)

まず1つめのコーヒー器具は、「スケール(はかり)」です。ハンドドリップをするのに、スケールを使わないのだとすれば、あなたのコーヒーには「再現性がない」ということです。

って、なにをエラそうに言っているのか? とご不快になられたかもしれませんが。より美味しく、より楽しいコーヒーへの熱意ゆえに、ご了承願います。それはそれとして。

スケールで、いったいなにをはかるというのか? まずは、コーヒー豆(粉)の量です。「いやいや、メジャースプーンがありまっせ」と、おもわれるかもしれませんが。メジャースプーンなんて、ただの気休めです。

なぜなら、コーヒー豆の体積と重量は、「煎り具合(焙煎度)」によって変わってしまうから。深煎りの豆は、水分がない分だけ軽くなります。いっぽうで、浅煎りの豆は、水分が残っている分だけ、同じ体積でも重くなります。

なので、メジャースプーンで「体積」をはかれたとしても、肝心の「重量」は煎り具合によってバラつくのが問題です。というわけで、スケールを使って重量をはかることをおすすめします。

ひとつの目安として、コーヒー6gに対して、お湯 100gです。はい、ここで気づきましたよね。お湯の重量もはかる必要があります。せっかくコーヒーの重量をはかったのですから、お湯のほうもきちんとはかりましょう。

こうして再現性が高くなれば、「なぜ、きょうのコーヒーはいつもと違うのか?」に気が付きやすくなります。初心者こそ、大事なポイントです。

2.タイマー

スケールに続いて、2つめのコーヒー器具は「タイマー」です。と聞いて、「いったいなにをはかるの?」とおもわれたかもしれません。まずは、「蒸らし」の時間です。

ハンドドリップの際には、いちど湯を少量注いで、蒸らすというのは多くの人が知っていることでしょう。では、どれだけの時間を蒸らすのか?

本質的には、豆の状態によって調整をすべきです。が、初心者にできる芸当ではありませんので、「そこはきちんとはかりましょうよ」ということになります。やはり、再現性が高まるからです。

ひとつの目安として、蒸らしの時間は「30秒」と考えておくとよいでしょう。ちなみに、蒸らしの時間が不十分だと、コーヒーの成分をじゅうぶんに抽出できなくなります。逆に、蒸らしすぎると雑味や渋みが出やすくなるので注意です。

なお、お湯を注ぐスピードも、コーヒーの味わいに影響を与えます。分かりやすく言うと、速く注げば「あっさりめのコーヒー」に、ゆっくり注げば「濃厚なコーヒー」に、というイメージです。

このあたりの「感覚」をつかんで、再現性を高めるためにもタイマーを使いましょう。

ちなみに、スケールとタイマーが一体になった、便利な製品も売っています。わたしが使っているのはこちらです↓

3.ミル(グラインダー)

ハンドドリップするのであれば、絶対に用意して欲しいモノの1つが「ミル(グラインダー)」です。「いやいや、挽いてある粉を買ってくればいいじゃん」とおもわれるかもしれませんが。それじゃあ、ダメなのです。

なぜなら、粉のコーヒーは「とんでもない速さで劣化する」から。粉は豆に比べると、表面積が大きくなる分(豆の1,000〜10,000倍)、空気に触れやすく酸化が進みます。粉の場合の賞味期限は、「開封後2週間が限度」だと考えておきましょう。

これに対して豆の状態であれば、1ヶ月ていどまで延びます。同じコーヒーを飲むなら、新鮮なコーヒーを飲みたいですよね。なので、コーヒーは豆で買う。そして、飲む直前にミルで挽きましょう。

でも、どんなミルを買えばよいのか? ミルの値段もピンきりなので迷ってしまうことでしょう。はじめは、それほど高価なものではなく、リーズナブルなものでじゅうぶんだとおもいます。

いまは 100均でも、ミルが売られている時代です(100円ではありませんが)。それでも、しいておすすめの製品を挙げるとすれば「ハリオ・MSSー1TB」、お値段は約 2,000円。使いやすさ、性能、コスパで見れば「最強」と言ってよいでしょう。

いや、オレは・ワタシには「おカネがある!」というのであれば、「タイムモア C2 MAX」をおすすめします。お値段は約 9,000円とお高くはなりますが、「瞬速の挽き心地」です。

両者について、くわしくはこちらの記事に書きました↓

4.基準になるドリッパー

ハンドドリップをするのに、ドリッパーは欠かせません。そんなドリッパーについてわたしは、じぶんにとって「基準になるドリッパー」を決めています。

はじめて買った豆・はじめて使う豆でハンドドリップするときには、必ず、まずはその「基準になるドリッパー」を使うのです。すると、ほかの豆との違いがわかりやすくなります。

とはいえ、ドリッパーも星の数ほどあるんじゃないかというくらいにいろいろです。そのなかから、どのドリッパーを選べばよいのか? ましてや、基準になるドリッパーなんてどう選べばよいのか…?

というのであれば、おすすめは「ハリオ V60」です。まぁ、わたしがおすすめをせずとも、ドリッパー界(?)では王道中の王道なので、「なんとなくコレを買った」という人もいることでしょう。その選択、間違っていませんよ(←ナゾの上から目線)。

ドリッパーについては、人それぞれ、いろいろな考え方・いろいろな意見があることとはおもいますが、わたしは「ハリオ V60」のことを「とてもニュートラル(中立)」なドリッパーだと考えています。

言い換えると、クセがない・クセが少ない。ただし、ニュートラルなだけに、使い手のクセが出やすくはあります。だからこそ、前述したスケールやタイマーが必要になるのですね。

V60を含めた3大ドリッパーについては、こちらの記事もご参考にどうぞ↓

5.ドリップポット

ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具、5つめは「ドリップポット」です。要は、お湯を注ぐ「やかん」ではありますが、ドリップ専用のやかんになります。

どこらへんがドリップ専用なのか、というと、お湯をコントロールしやすい。いっぽうで、一般的なやかんでお湯を注ごうとすると、コントロールが難しいものです。

まず、注ぎたい「位置」に注げない… コーヒーフィルター(ドリップペーパー)にはお湯をかけないのが基本ですが、ガンガンかけてしまうとか。また、お湯をゆっくり注ぎたいのに、ドバドバと注いでしまうとか。

となると、これまでの苦労(スケール、タイマー、ミル、ドリッパー)も水の泡です。わざわざドリップ専用のポットを買うなんて… と、おもわれるかもしれませんが。値段も 1,000円台くらいから買えますので、ぜひ1つ用意しておきましょう。

やはり、より美味しく・より楽しいコーヒーの再現性を高めるのに役立ちます。なお、わたしが使っているドリップポットはこちらです↓

番外 いろんな豆

さいごにもう1つ、番外編ということで。いろんな豆、つまり、いろんなコーヒーを用意してみましょう! というお話です。いつも決まった銘柄、お気に入りの銘柄も悪くはありませんが、コーヒーにもいろいろありますから、いろいろ楽しむのも悪くありません。

日本人のコーヒーのイメージというと、「深煎り」です。最近では「浅煎り」の認知度が広がっていますが、まだ飲んだことがないという人もいるのではないでしょうか。

そんな人が、はじめて浅煎りを飲むと衝撃を受けることとおもいます。何だこれ? ほんとうにコーヒーなの? むしろ、紅茶かなにかじゃないの? みたいな。

世界中のさまざまなコーヒーに触れることで、コーヒーをより楽しめるようになるはずです。そのうえで、じぶんのお気に入りを探してみるのもよいでしょう。

とはいえ、どうやっていろいろな豆を選べばよいのか…? と、迷われるのであれば。おすすめは、コーヒーサブスクです。わたしが1年以上利用をしているのが、「Post Coffee」です↓

じぶんの好みのコーヒーを指定することもできますが、好みとは別に、いろいろなコーヒーを選んでもらうことも可能です。わたしはあえて、好み(深煎り)とは関係なく、いろいろなコーヒーを選んでもらうようにしています。毎月、なにが届くか楽しみです。

まとめ

ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具についてお話をしてきました。より美味しく、より楽しくコーヒーを味わうために、おすすめです。

ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具5選
  1. スケール(はかり)
  2. タイマー
  3. ミル(グラインダー)
  4. 基準になるドリッパー
  5. ドリップポット

番外・いろんな豆

ハンドドリップの初心者こそ用意して欲しいコーヒー器具5選

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