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100均コーヒーミル買うならどっち?キャンドゥvsダイソー

100均コーヒーミル買うならどっち?キャンドゥvsダイソー

ハンドドリップするなら必須のコーヒーグッズが「コーヒーミル」です。では、100均のコーヒーミルを買うならどっち? というわけで「キャンドゥ vs ダイソー」、いざ決戦です。

目次

100均のコーヒーミルは半額以下

こんにちは、コーヒー好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、コーヒーしてますか?

今回のテーマは「コーヒーミル」です。それも、100均で売られているコーヒーミルになります。いやいや、100円なんかで買ってだいじょうぶかい? と、おもわれるかもしれませんが。残念ながら 100円ではありません。500円(消費税別)です。

とはいえ、一般的なコーヒーミルに比べれば 500円は充分に安い! わたし調べによれば、きょう現在(2022年10月9日)、Amazonでの最安価格(送料込み)は 1,359円ですから、100均のコーヒーミルは半額以下! ということになります。

そんな 100均コーヒーミルですが、わたしが買うことができたのは「キャンドゥ」と「ダイソー」の2つ(ほかにもあるのかもしれませんが、わたしには見つけることができず)。さぁ、買うならどっち? ということで、いざ決戦です。

ハンドドリップするならコーヒーミルを

おうちでハンドドリップコーヒーを飲むのであれば、「粉」ではなく「豆」で買ってきて、飲む直前に挽くことを強くおすすめしています。だとすれば、コーヒーミルは必須のコーヒーグッズです。

100均コーヒーミル買うならキャンドゥか? ダイソーか?

はじめに「結論」を言ってしまいましょう。100均コーヒーミルを買うなら…… ずばり、キャンドゥです。その根拠は、次のとおりになります↓

比較ポイントキャンドゥダイソー
見た目コンパクトおしゃれ
重量軽い重い
挽き目わかりにくいわかりやすい
挽き心地重い軽い
挽き速度速い遅い

上記の比較表のうち、「キャンドゥ」側の「黄色マーカー」を引いたところが、ダイソーよりも勝る部分です。もちろん、なにを重視するかには「個人差」もありますから。あくまで、「わたしの場合にはキャンドゥ」という結論にすぎません。

では、「じぶんだったらどっちだろう?」と検討する際の参考にしていただけるよう、このあと表中の「比較ポイント」について、くわしく見ていくことにしましょう。

見た目

image2
左・350ml缶、中央・キャンドゥ、右・ダイソー

ミルの全体観としての「見た目」は上のとおりです。比較対象として、「350ml缶」を置きました。そのうえで、中央にあるのがキャンドゥのミル、右にあるのがダイソーのミルです。

いちおう、わたしの「感覚」としては、キャンドゥが「コンパクト」、ダイソーが「おしゃれ」です。まぁまぁ、キャンドゥもシルバーで、おしゃれと言えばおしゃれかもしれませんが。それよりも、ダイソーに比べて「コンパクト」が際立ちます。

というか、ダイソーのミルが「ゴツい」んですよね。ある意味では「必要以上」に。なお、上から見た感じは次のとおりです↓

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左・キャンドゥ、右、ダイソー

キャンドゥのほうは「つかみやすい太さ」なのですが、ダイソーのほうは「つかむには太すぎる」という違いがあります。女性など、手が小さい方にとっては「扱いづらい」と感じるのではないでしょうか。

なお、両者ともに「すばらしい」と言えるのは、「ハンドル(回す部分)」が収納しやすくなっていること。この点で、キャンドゥのほうは「折りたたみ式」で、ダイソーのほうは「スライド式」です。

収納状態から、ハンドルを回す状態に移行したようすは、次のとおりになります↓

image1

残念なのは、「持ち手」の部分です。両者ともに「ハンドル」の先端が小さいですよね。ここを指でつまむようなカタチで回すことになります。小さすぎて回しにくいことこのうえなし… 現状では、100均ミルの限界がここにあります。

と、論点がそれましたが。繰り返すと、見た目についてはキャンドゥが「コンパクト」であり、ダイソーが「おしゃれ」。

キャンドゥのほうは、キャンプやホテル滞在時などにも「持ち運びができるくらいのコンパクトさ」ということで、わたしはキャンドゥのほうを推すことにしました。

重量

見た目の「大きさ」については、さきほど話をしました。次いで、「重量」にもふれておきます。これが、見た目以上にだいぶ違いがあるので要注意です。

まず、キャンドゥのほうは総重量が 246グラム。これに対して、ダイソーのほうは、なんと 410グラム。この差は「粉受け」の材質の違いにあります。

軽いキャンドゥの粉受けは「プラスチック」です↓

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キャンドゥの粉受け(プラスチック)

いっぽうで、重いダイソーの粉受けは「ガラス」です ↓

image4
ダイソーの粉受け(ガラス)

上の画像からもわかるとおり、ダイソーの粉受けはもはや「ガラス瓶」であり、これが重い…

ただ、このガラス瓶ゆえに、キャンドゥの「チープ感(安っぽさ)」に比べると「おしゃれ」に見えるところもあり、必ずしもデメリットとは言えません。さらには、プラスチックに比べてガラスのほうが静電気に強いのもメリットです。

冬場などは、ミル内で静電気が発生しやすく、プラスチックの粉受けだと粉が張り付きやすくなります。だとすれば、やっぱりガラスにはガラスのメリットがあるとも言えるわけで…

それにしても、「さすがにこのガラス瓶はやりすぎ」というのが私見であり、わたしは軽いキャンドゥのほうを推します。

挽き目

ミルには「挽き目」の調整機能があります。豆の種類やコーヒー器具によって、粉の粗さを調節する必要があるからですね。100均のミルと言えども、両者ともに調整できるようになっています。

まずは、キャンドゥのほうから見てみましょう↓

image5
キャンドゥ(つまみを回す)

上の画像のとおり、赤色矢印の部分のつまみを左右に回すことで調整します(左に回すと粗い、右に回すと細かい)。と、調整自体はできるのですが、「無段階調節」であり、どこらへんが「真ん中」なのかもよくわかりません。

なので、実際に挽きながら、挽いた粉の粗さを見ながら調節することになります。また、ハンドルを回しているときに、つまみにぶつかってしまうこともあり、調節をやりなおさねばならないことも… これはかなりメンドーです。

いっぽうで、ダイソーは次のとおりになります↓

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ダイソー(ダイヤルを合わせる)

正直、これはかなりすばらしいです。ダイヤル式になっていて、好みの目盛り(5段階)に合わせることで、挽き目をカンタンに調節できます。初心者の人でも迷わずに済みますから、なんともすばらしい。

ここまでキャンドゥ推しが続いていましたが、挽き目に関しては「ダイソー」の圧勝です。

なお、できあがりの粉については、両者ともに「大きな差」は見られませんでした。粗さのバラツキが大きすぎる、ということもなく、「100均だからぜんぜんダメだ」みたいなことはないものと考えます↓

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左・キャンドゥ、右・ダイソー

挽き心地

実際に、豆を挽いている最中の話として、挽き心地についてもふれておきます。

まずは、キャンドゥから。挽き心地としては「重い」です。もちろん、豆の焙煎度によって豆の硬さが違いますが、ダイソーの挽き心地に比べると、あきらかに重い。というより、キャンドゥが「ふつう」であり、むしろ、ダイソーが軽すぎます。

キャンドゥで挽いてからダイソーで挽くと、「なんだこれ、軽っ」と驚くばかりです。男性に比べてパワーが小さい女性や、高齢者の方などは、ダイソーのミルはおすすめだと言えるでしょう。

ダイソーがそこまで(ターゲットまで)狙っているのだとすれば、なかなかに「ニッチ(狭い)」な狙いであり、ずいぶんと思い切った狙いだなぁ、と感心をしてしまうばかりです。

ちなみに、両者ともにいちどに投入できる豆の量は「20グラム(2杯分くらい)」が限度といったところです。が、「粉受け」のほうは両者ともに大きめですから、小分けに豆を投入しながらであれば、そこそこの量の粉を挽くこともできます。

参考に、10グラムの豆を挽いたようすが次のとおりです↓

image10
左・ダイソー、右・キャンドゥ

挽き速度

さきほど、ダイソーのミルは挽き心地が軽い、という話をしました。では、軽ければよいか? というと、よいことばかりでもありません。ダイソーのミルは軽い分、キャンドゥに比べて、挽くのに「時間がかかる」のです。

これは、ミルの「しくみ」に理由があります。ダイソーのミルは、臼(豆を挽くパーツ)を1回転させるのに、ハンドルを2〜3回ていど回さなければいけません。その分だけ、小さなチカラで回せるのはメリットなのですが、多く回さねばならない分だけ、時間はかかります。

これに対して、キャンドゥのミルは、臼を1回転させるのに、ハンドルもまた1回まわせばOKです。まわすのにチカラは必要ですが、時間は短くて済みます。では、どちらのしくみが「一般的」かといえば、キャンドゥのほうです。なので、ダイソーのほうは「特殊なしくみ」だと言えます。

結果、キャンドゥのミルで 10グラムの豆を挽くと、おおよそ1分半くらい。ダイソーのミルだと、なんと3分くらいかかります。10グラム(1杯分)でこれですから、2杯分ならその倍です。いちどやってみましたが、ハンドルを回すチカラは要りませんが、回す腕は疲れます。なにより、飽きる。

というわけで、わたしは多少チカラは必要でも「速さ」をとって、キャンドゥのミルを推します。

まとめ

ハンドドリップするなら必須のコーヒーグッズが「コーヒーミル」です。では、100均のコーヒーミルを買うならどっち? というわけで「キャンドゥ vs ダイソー」について、お話をしてきました。

わたし自身の結論は、「キャンドゥのミルのほうがおすすめ」です。とはいえ、どこを評価するか、なにを優先するかはひとそれぞれですから、比較表も参考にしていただけましたら幸いです↓

比較ポイントキャンドゥダイソー
見た目コンパクトおしゃれ
重量軽い重い
挽き目わかりにくいわかりやすい
挽き心地重い軽い
挽き速度速い遅い
100均コーヒーミル買うならどっち?キャンドゥvsダイソー

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