マインドフルな日常を過ごすために、わたしが実践し続けていることについてお話をしていきます。マインドフルになることができれば、気持ちもラクになるというものです。
余計なことを考えすぎると心が参る
唐突ではありますが、マインドフルな状態とは「いま、ここを、あるがままに受け入れられる状態」みたいなことをいいます。
これを、すごーく雑に言い換えると、「余計なことを考えなくてすむ状態」みたいな感じでしょうか。少なくとも、わたしはそんなふうに解釈をしています。間違ってたらすみません。
それはそれとして、余計なことを考えなくてすむ状態を手に入れると、気持ちがラクになるものです。人間、生きていれば多かれ少なかれ、悩みごとや心配ごともあるでしょう。
なので、悩みや心配から完全に開放されるのは難しいわけですが、それでも、あまり長いことさらされ続けているようだと、心が(場合によっては身体も)参ってしまいます。
というわけで、余計なことを考えなくてもすむ状態を、日常のなかに取り入れられるように。マインドフルな日常を過ごすために、わたしが実践している5つのことをお話ししてみます↓
- 瞑想
- 運動
- サウナ
- 執筆
- 睡眠
それではこのあと、順番に見ていきましょう。
マインドフルな日常を過ごすために続けている5つのこと
瞑想
マインドフルといえば、瞑想! というイメージをお持ちかもですが。ご多分に漏れず、わたしもまた、そういうイメージでやっております。瞑想は、わたしにとっては毎朝のルーティーンです。
瞑想自体は、3年くらい前からはじめて、毎朝にきちんと定着したのはここ1年くらいでしょうか。いまでは、瞑想しないと気持ちが悪くなってくるほどです。ある意味、中毒。
で、瞑想の方法もいろいろですが、わたしは「呼吸に集中するタイプ」でやってます。早く吸って、ゆっくり吐く。この呼吸の回数を数えることに集中します。
すると、余計なことを考えずにすみますよねー、ということです。が、実際には、いろんなことを考えてしまうものでしょう。わたしは考えます。あんなことやこんなことをいろいろと。
ダメじゃん。というわけでもなくて、人間、そんなものです。余計なことを考えてるなぁ、と感じたら、また呼吸に意識を戻します。この繰り返しで、余計なことを少しずつ手放していく感じです。
ちなみに、わたしは「Oura Ring」という指輪型トラッカーを使っていて、そのアプリのなかに「瞑想プログラム」があるので、それを利用しています。どれくらい、充実した瞑想ができたかを可視化してくれるのが Goodです。
運動
運動もまた、マインドフルな効果があります。どちらかと言うと、厳しめの運動のほうが効果は大きいものです。たとえば、全力疾走しているときに、余計なことは考えられませんので。
ちなみに、わたしの運動習慣としては、ランニング、ウォーキング、HIIT(高強度インターバルトレーニング)、筋トレです。これらを、わりとテキトーな組み合わせで続けています。
いまいち気分が晴れないときなどは、長めの距離のランニングや HIITなんかだとスッキリです。いずれも厳しめの運動なので、あまり余計なことを考えずにすみます。
また、外での運動は、爽快感があるものです。青空や草木を眺めながら、のんびりウォーキングやゆったりジョギングも気持ちがいい。ゆえに、余計なことを忘れられたりもします。
というわけで、運動の習慣はおすすめです。言うまでもなく、健康にも効果がありますし、基本的に、運動をやらない理由はないでしょう。
なお、なにかしらの目標があると、運動も続けやすいかも、ですね。わたしは、毎年フルマラソンに出場・完走する! という目標があります。
フルマラソンはなんど走っても、ラクに走りおえることはできず、途中からは「ツラい」以外のことを考えられなくなり、いうなれば「究極のマインドフル」を体験できます。おすすめ。
サウナ
前述した瞑想や運動に比べると、頻度としては「たまーに」ということにはなりますが、サウナもマインドフルな日常として利用しています。できることなら、自宅にサウナがほしいです。
まぁ、それはともかく。サウナでじーっとがんばっていると、そのうちに「熱っちぃよぉ…」以外のことは考えられなくなります。それ以外の余計なことを考えようとおもってもムリ。
わたしはいつも、サウナに行くと「どれだけ余計なことを考えられるか大会」を実施しているのですが(独り、心のなかで)、ずーっと連戦連敗です。が、どれだけ負けても気持ちいい。負けて悔いなし。
水風呂に浸かり、外気浴でととのいまくっているときに、「勝ったぁぁ!」とおもうのですよね。試合に負けて勝負に勝った、みたいな。
サウナを知っている人であればわかってもらえるはずですが、知らない人であれば「気でもふれたのか」?と疑われるかもしれません。いや、でも本当に、サウナのマインドフル効果は凄いです。
注意点は、「サウナ→水風呂→外気浴」のセットを怠らないこと。たとえば、「サウナ→外気浴」とかは無しです。水風呂がないサウナなど、飛べないブタでしかありません。デキるブタは空を飛びます。
執筆
こうして文章を書くこと、すなわち「執筆」もまた、わたしにとってはマインドフルにいたる1つの方法です。書くことに集中できるので、書いているあいだは、それ以外のことは忘れられます。
というか、書くことに精一杯で、余計なことなど考えられる余裕はない… というのが正しいわけですが。いずれにせよ、執筆を日常にすることで、わたしのメンタルは守られていると言ってよいでしょう。
雨の日も風の日も、盆暮れ正月であっても、毎日変わらずブログを書き続け、2日に1日くらいはメルマガを書いたりもしています。
継続という点ではツラさもありますが、同時に、マインドフルな心地よさを得ることができるのは大きなメリットです。なので、わたしは原則、朝のうちにブログを執筆するようにしています。
すると、その後の1日を「より気持ちよく過ごせる」ということを知ってしまったからです。こうなると、執筆をやめるのが怖い部分もあるわけで。いまでは、ブログをやめない理由でもあります。
そんなこと言ったって、ブログなんて書きたくないよぉ、とおもわれるかもしれませんが。Twitterなど短い文章であったとしても、「集中を要する内容」であれば、同じ効果を得られるものです。
というわけで、執筆の習慣をつくってみるのはいかがでしょうか。
睡眠
と言っても、なにか特殊な睡眠法を使うわけではありません。ただただ、ちゃんと寝ましょーよ、というハナシです。ちゃんと寝てますか? 日本人の多くは、ちゃんと寝てません。
ちゃんと寝るとは、毎日7時間以上の睡眠をとることです。6時間未満の睡眠が、脳にダメージを与えることがわかっています。だから、ちゃんと寝ることの優先順位を上げましょう。
話をマインドフルに戻します。寝ているあいだは、多くの場合、余計なことを考えずにすむはずです。まぁ、夢のなかでもうなされる。夢だとわかりながら、現実と同じく悩み続けている… なんてことはあるかもですが。
そこまで深刻なケースは、どちらかと言えば「まれ」であり、眠ったらなんかスッキリしたー! ということのほうが多いものではないでしょうか。事実、睡眠にはそういう効果があるのです。
だから、わたしはできるだけ、21時過ぎには寝る準備をはじめて、1時間くらい読書をする。22時には就寝、5時に起床という生活サイクルを守るようにしています。
また、夜きちんと眠くなるように、朝に散歩をして日光を浴びたり(夜に睡眠ホルモンが分泌されます)、日中に運動をしたりするのも習慣です。
良い睡眠のためには、寝ることだけに注目するのでは足りません。むしろ、睡眠以外の時間に何をするか、どう過ごすかで、睡眠の質は変わります。ひとまず、早起きと運動はおすすめです。
まとめ
マインドフルな日常を過ごすために、わたしが実践し続けていることについてお話をしてきました。マインドフルになることができれば、気持ちもラクになるというものです。
じぶんなりの、マインドフルになる方法を見つけてみるのはいかがでしょうか。本記事がその参考になるようでしたら幸いです。
- 瞑想
- 運動
- サウナ
- 執筆
- 睡眠