ブログを毎日書くヒトもいれば、たまに書くヒトもいます。
人それぞれではありますが。わたしはブログを「毎日更新」で良かったな、と感じることについてお話をしてみます。
毎日書くも良し、書かぬも良しのブログ。
ブログを書いていて良かったな、と感じることはいろいろです。
たとえば、
- 仕事につながった
- 広告収入などの稼ぎが増えた
- ブログ仲間ができた
- 文章を書く能力が向上した
- アタマの中が整理された
- じぶんの軸ができた
- 論理的思考に気を使えるようになった
- ネタづくりのために勉強・実践の習慣が身についた
などなど。これらにとどまらず、ブロガーおのおのに「良かったな」と感じることはあるでしょう。
ところで、わたしは「毎日更新」ブロガーです。
943日(2年7ヶ月くらい)のあいだ、平日も休日も毎日、当ブログに記事を投稿し続けています。いまのところ(←いつ途切れるかわからない不安はいつも抱えている弱気のあらわれ)。
そこで。ブログを書いているのに加えて「毎日」だからこそ良かったな、と感じることについてお話をしてみることにします。
毎日書く、ときどき書く。あるいは、ブログをやらない。というのはもちろん、人それぞれ自由なわけで。選択するのは「じぶん」です。
その選択をする際のご参考になればとの思いで、わたし自身の「毎日更新でよかったこと」を挙げてみます。こちらの5つです ↓
- ネタになる
- 信用になる
- 負けていないと思える
- 心身健康になる
- 妻と会話ができる
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
ブログが「毎日更新」で良かったなと感じる5つのこと
ネタになる
独立開業して、ひとり税理士(≒フリーランス)として仕事をするようになってからは、「目立つ」ことが必要になりました。
なにかしらのカタチで目立つことができなければ、仕事を続けていくことは困難だからです。
ただただ「モロトメジョー税理士事務所」と看板を掲げていても(物理的な看板は掲げていないけど)、税理士の数は「あまた」です。
そうそうお客さまに見つけていただけるわけでもありませんし、選んでいただくこともできません。
だから、ブログをやっている。目立つためにブログをやっている、というところはあります。
その点で、同じブログをやっているでも、「毎日か否か」ではインパクトに差が出るものです。
実際、人前で「1年365日休まず書き続けている」と言えば、一様に「へぇ〜」という驚きに繋がります。
それが「毎日?なんてスゴいんだ!」という称賛なのか、「ま、毎日?なんて可愛そうなんだ…」という哀れみなのか、判断しかねる部分はありますが。
それでも、相手の印象に残したという時点で、ある意味「勝ち」です。毎日更新は「目立つ」ことに一役買っているのであり、ネタにできます。
信用になる
ブログ経由でお仕事につながった方から、こう言われることがあります ↓
” ブログを毎日更新しているのを見て、信用できる人だと思ったので(仕事をお願いしました) ”
そう言われたのはひとりやふたりではないので、「ブログ毎日更新 → 信用」にはあるていどの因果関係があるものと見ています。
もちろん、日々のブログ記事の内容にもよる。それは大前提としても、「毎日書き続ける」こと自体にも読者に影響を与えるチカラがある、ということです。
じゃあ、これが2日にいっぺん書く、1週間にいっぺん書くだったらどうなのか?
当然、そこにも信用はあるでしょう。ただ、わたしの場合には「毎日書く」ことが、読者の方の信用につながったようです。
会社員であれば「会社のカンバン」という信用がありますが、独立をするとそのような信用はありません。
代わりの信用を築くにあたって、ブログを毎日書くことが貢献してくれる。毎日更新していて良かったな、と感じることのひとつです。
負けていないと思える
負けていない、って誰に? 「じぶん」にです。
ブログをはじめたときに、「毎日書く」と決めました。決めるにあたって他人の影響は受けましたが、さいごに決めたのはじぶんです。
ではもしも、毎日書くのをやめたとしたら。わたしは、「過去のじぶん」に負けたことになる。そう考えています。
やめるにあたっての「理由」は、いろいろ考えうるところですけれど。
わたしに関して言えば、やめるにいたるであろうときの理由(いままでに「やめちゃおっかな危機」はなんどかあった)は、ほぼほぼ「逃げ口上」でしかありません。
書くのがツラい、時間がない、ほかにやることがある、閲覧者が増えない、体調がすぐれない、などなど。あくまでわたしに関して言えばですが、どれもやめたいがための逃げ口上です。
はじめに「毎日書く」と決めたのは誰だ? じぶんです。じぶんにとって、ブログは必要なものだと思ったからそう決めたのです。
そしていまもなお、じぶんにとってブログは必要なものだと考えています。だったら、いちど決めたことはやろうよ(と、こどもたちにもよく言っているし…)。
だから、ブログを書き終えたときには「負けてないぞ」と思うことがあります。ショボい勝利のように見えるかもですが、それも成長、それも自信。毎日更新の良さのひとつです。
心身健康になる
年中無休を掲げていると油断なりません。年中無休なのですから、休むわけにはいかないからです(勝手に休めばいい、と言われたら元も子もありませんが)。
わたしの場合、ブログを一記事(3,000字から5,000字)書くのにだいたい2時間半かかります。
作業量・時間量もさることながら、思考量も含めてなかなかの「重労働」です。だから、できるかぎりベストコンディションで望みたい、といつも思っています。
ゆえに、おのずと「摂生する」ようになりました。ひとことで言えば、「健康管理」ですね。
CHECK! 風邪もひかずに650日!の健康法は『3つの記録』をつけること
加えて、「風邪ひいたらブログ書けないでしょ」みたいな緊張感とは日々隣り合わせです。そういうときとはニンゲン、体調を崩しにくいものです。
その昔は、「確定申告期間はぜったいに風邪はひかない(←税理士なので)。終わると急に風邪をひく」みたいなところがありました。
でもいまは、それが1年中続いているということです。ずっと続く緊張感が良いか悪いかは別として、カラダが健康であるのは良いことです。
また、ブログを書くことはココロの健康にも役立ちます。生きていれば日々いろいろなことがありますから、イライラしたり、落ち込んだり、浮かれたりもするでしょう。
そんなとき、読者(他人)に向かって文章を書いていると「冷静さ」を取り戻すことができます。ブログを書くことが、毎日のココロの波を穏やかにする。これも毎日更新の良さです。
妻と会話ができる
妻と会話ができる、って「さみしいヒトか!」と言われそうですが。あるいは、倦怠期の夫婦と思われるか。
それはそれとして。ここで言う「会話」は、もうすこし「深い会話」だとご理解をいただければ幸いです。
と言いますのは。わたしが毎日ブログ書くのに対し、それを妻が毎日チェックしています(チェックなく記事を投稿したことはいちどもありません)。
チェックをするにあたっては、わたしの価値観や仕事観、人生観にも触れることになりますから、会話としては「割と深い」よね。ということです。
とはいえ、日々ブログを巡って侃々諤々やっているわけでもなく(たまにはやりますが)。結果的に、誤字脱字のチェックで終わることもあります。
CHECK! 僕が毎日更新するブログを毎日チェックする妻が考えていること
ただそれでも、記事を読むことを通じて、わたしの考え・思いや仕事に対する姿勢などは妻に伝わっているはずなので、それもひとつの「会話」でしょう。
ひるがえって会社員のころにはそのような機会はありませんし、朝早くから夜遅くまで残業、休日も出勤ですから会話らしい会話もない。ただただ仕事で家にいない夫でした。
いまブログを通じて妻と会話ができる、しかも毎日、というのは毎日更新の良さのひとつだろうと感じています。
そんな妻は、他の「ひとり税理士」さん方々のブログに目をとおし、「あのヒトのあれがああだからこうだから、ウチも…」などとアドバイスをいただいております。
実は、わたしよりもいろいろと研究をしているのではなかろうか…? とにかく、ありがたいことです。
まとめ
ブログが「毎日更新」で良かったなと感じる5つのことについてお話をしてきました。
ブログを書く・書かない、毎日書く・毎日は書かない。人それぞれです。人それぞれだからおもしろい。
そんなブログについて、「わたしは毎日更新で良かった」というハナシでした。
あなたはなぜブログを書くのですか(あるいは、書かないのですか)? なぜ、毎日書くのですか(あるいは、書かないのですか)?