コーヒー好きのわたしが実際に使っている、美味しいドリップコーヒーを淹れるのにおすすめグッズをご紹介していきます。
やっぱりドリップはうまい。
コーヒーはお好きですか? わたしは、大好きです。
なので、おウチではじぶんでドリップコーヒを淹れています。インスタントコーヒーもいいけれど(早くてお手軽!)、「やっぱりドリップは美味しいよね」ということでまちがいありません。
そこで。ドリップコーヒを淹れるのにおすすめグッズをご紹介してみます。
これからドリップコーヒーをはじめてみようかな、というあなたはもちろん。すでにドリップコーヒーを淹れている、というあなたにも。もしかしたら、「あらたな発見」があるかもしれない。
そんな「おすすめグッズ」が、こちらの3つです↓
- ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB
- ハリオ / V60コーヒーサーバー 02セット VCSD-02C
- ハリオ / V60ドリップスケール VST-2000B
それではこのあと、順番に見ていきましょう!
美味しいドリップコーヒーを淹れるのにおすすめグッズ3選
ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB
まず、ひとつめのグッズは「コーヒーミル」から。ドリップコーヒーを淹れはするけど、豆を挽いてはいない。挽いたものを買ってきている、と言うのなら。挽きましょう。じぶんで豆を挽きましょう。
なぜなら、コーヒーは挽いてしまうと酸化が早くなるからです。挽いて粉になると表面積が大きくなるので酸化しやすく、鮮度が落ちやすくなる。なので、豆のままの状態のほうが、鮮度は保ちやすくなります。
挽いたものを買ってきても、1週間〜10日ていどで飲みきれるのならよいですが。そうでなければ、せっかくのコーヒーもちょっともったいないかなぁ、と思います。
かく言うわたしも、以前はもったいないことをしていたひとりなんですけどね。でもいまは、豆で買ってきて、じぶんで挽くようになりました。そこで、使っているのが「ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB」です。
なにがいいって、コスパ最強。 とくに、「はじめて買うコーヒーミルであれば、これ一択!」と言ってよいでしょう。
コーヒーミルもピンきりです。わたしからすると、「高っ! それは高すぎるよ…」というものもあります。その点、「ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB」は 2,000円くらい。リーズナブル。
じゃあ、安かろう悪かろうかと言えば、そんなこともありません。「ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB」の具体的なおすすめポイントは…
- セラミック刃なので、サビを気にせず洗える
- セラミック刃なので、摩擦熱によるコーヒーの酸化を抑えられる
- 見た目がわりとオシャレ
- ハンドルを回すのにチカラが入れやすい
- ハンドルが取り外し式で、コンパクトに収納できる
- 挽き方(細挽き〜粗挽きまで)をカンタンに調整できる
このお値段なら、申し分のないコーヒーミルだと、わたしは思います。はい。
おすすめポイントにも挙げたとおり、「ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB」は挽き方をカンタンに調整できるのがいいですね。調整用のツマミを手で回すだけなので、手間がありません。
挽き方を調整できるので、「ブリッカ用(エスプレッソ)」に細挽きにしたり、ドリップコーヒーも挽き方しだいでいろいろ楽しめます。粗挽きでドリップすれば「あっさりコーヒー」、細挽きでドリップすれば「濃厚コーヒー」、といった具合です。
ちなみに。「電動ミル」は便利ではありますが、気をつけるべきこともあります。手動ミルに比べると、摩擦熱が発生しやすく、豆が酸化しやすいこと。コーヒーにとって、酸化は大敵です。
また、「プロペラ式(プロペラ的な刃を回転させるやつ)」の電動ミルは、コーヒーの雑味のもとになる「微粉」を発生させやすくなります。リーズナブルだから、と安易にプロペラ式に飛びつかないように注意です。
ハリオ / V60コーヒーサーバー 02セット VCSD-02C
コーヒーミルに続いてご紹介するのは「ドリッパー」と「サーバー」です。結論として、「ハリオ / V60コーヒーサーバー 02セット VCSD-02C」をおすすめします。
さきほどのコーヒーミルと同様、圧倒的なコスパが魅力です。ドリッパーとフタ付きサーバー、計量スプーン、さらには専用フィルター 40枚付きで、1,000円くらい(Amazon価格)。安すぎでしょ、これ。
そんな「ハリオ / V60コーヒーサーバー 02セット VCSD-02C」の具体的なおすすめポイントは…
- とにかく1セット、すべてがそろう
- サーバーは電子レンジでチンできる
- 見た目もわりとオシャレ(色はブラウンとレッドを選べる)
- ドリッパーは、ハリオのV60
おすすめポイントとして、ドリッパーが「ハリオのV60」であることを挙げました。ちまたには、いろいろなドリッパーがありますが、ドリッパーによってコーヒーに違いが出ることはご存知でしょうか。
わたしは、スタバのコーヒーセミナーを受講するまで知りませんでしたけどね。
まぁ、それはそれとして。ドリッパーにもいろいろあって、「全体的なカタチ」で言うと、おもに「円すい型」と「台形型」があります。
円すい型は、その名のとおり。円すいのトガッているほうを下向きにしたドリッパーです。台形型は、円すい型と似たようにも見えますが、底がトガッていない。平たくなっている。
で、「ハリオのV60」というドリッパーは、「円すい型」です。
円すい型のドリッパーは、注ぐお湯の量や注ぐスピードに左右されやすいのが特徴になります。結果として、淹れる人の「力量」に左右されますが、人それぞれ・そのときどきの「味」を楽しめるとも言えるでしょう。
いっぽうで、台形型のドリッパーは、お湯がいちどドリッパーの底にたまってから落ちる構造になっています。ですから、注ぐお湯の量や注ぐスピードに左右されにくいのがメリットだと言えるでしょう。
わたしは、「いろいろ楽しめそうな円すい型」ということで、「ハリオのV60」を選んでいます。
円すい型の難点を挙げると、「円すい型専用のペーパーフィルター」が必要なことです。ちまたでよく見かけるペーパーフィルターは、台形型がほとんど。円すい型は扱っていなかったり、少々お高めなこともあるでしょう。念のため。
ハリオ / V60ドリップスケール VST-2000B
ドリップスケール、ってなんじゃ? と、思われるかもしれませんが。要は、「時間」と「重さ」が測れる器具です。キッチンタイマーと、キッチンスケールが合体したものだと思ってください。
その「ハリオ / V60ドリップスケール VST-2000B」は、だいたい 4,000円くらい。け、けっこう高いっすね。だったら、 キッチンタイマーとキッチンスケールでいいんじゃないか? という考えは正しい。正論です。
けれども、男には(女にも)正論ばかりでは決められないことだってあります。だって、「コーヒー専用スケール」だなんて、コーヒー好きの心をくすぐられませんか? いや、べつに強要はしていません。
ところで。ドリップコーヒー淹れるのに、「時間」と「重さ」をなぜ測るのか? 美味しい淹れ方を見つけるため、美味しい淹れ方の「再現性を高める」ためです。
などと、エラそうに言っていますが。わたし自身の腕前はたいしたことなく、どこかで聞いたようなことをフンイキで言っていますので。そのあたりは、汲んで聞いていただければです。
「ハリオ / V60ドリップスケール VST-2000B」があると、まず、コーヒーの量をきちんと測れます。コーヒーの量が、そのときどきでマチマチ…というのでは、当然、味もブレてしまいますよね。
また、ドリップスケールがあると、注ぐお湯の量も測ることができます。わたしは、「コーヒーの量6」に対して、「お湯の量 100」が基準です。
たとえば、300gのコーヒーを淹れるとしたら、「コーヒーの粉 18g、お湯 300g 」。これで、「コーヒーの量:お湯の量 = 6:100」です。ドリップスケールだと、そのあたりをきちんと実行できます。
加えて、お湯を注ぐスピードはコーヒーの味にかかわるところです。そのスピードを測るのに、ドリップスケールが役立ちます。具体的には、さいしょの1分で、お湯全量の 20%を。次の 30秒で、さらに 20%。また次の 30秒で 20%。さいごに、残りの 40%を注ぐ、という具合です。
このあたりは、いろいろな淹れ方があるのでしょうが。わたしは、こちらの本を参考にしています↓
コーヒーのことを楽しく、わかりやすく学ぶのにおすすめの1冊です。ドリップコーヒーをより美味しく淹れるのにも役立つことと思います。
まとめ
ひとくちにドリップコーヒーと言っても、淹れ方しだいで変わるものです。淹れ方に関わるものとして、いろいろグッズをためしてみるのも楽しさのひとつでしょう。
本記事が、そのグッズ選びのご参考になりましたら幸いです。
- ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB
- ハリオ / V60コーヒーサーバー 02セット VCSD-02C
- ハリオ / V60ドリップスケール VST-2000B