外出時は「外付けキーボードonノートPC」というライフハック

外出時は「外付けキーボードonノートPC」というライフハック

外出時のパソコンの使いかたとして、「外付けキーボードonノートPC」というライフハックのメリットとデメリットとをお話ししていきます。

目次

カッコ悪いも、メリットしだい。

いまや、外出のときには必ず「ノートパソコン(以下、ノートPC)」を持参する、という人は珍しくありません。わたしもまた、持参をしています。が、外付けキーボードまで持参をしている、という人はまだ、それほど多くはないので? と、考えているところです。

かく言うわたしは、外付けキーボードをよく持参をしています。ちなみに、使っているキーボードは、「HHKB Professional HYBRID Type-S 無刻印/墨(英語配列)」です。商品名長すぎ ↓

このキーボードとは、2021年6月からのお付き合いであり、現時点では1年弱ではありますが、使わない日は1日もありません。なぜなら、こうしてブログを毎日更新しているからでもあり、ほかにもたくさんの「執筆作業」があるからです。

それはそれとして、自宅(兼事務所)のデスクで、そのキーボードを使うのはもちろん、外出時にも「わざわざ」持ち出すのはなぜなのか? 当然、メリットがあるからです。また、外出時には、「外付けキーボードonノートPC」というスタイルをとっています。

つまり、ノートPCを広げたその上に、外付けキーボードをのっけて作業する、ということです。言葉で伝えるよりも、見たほうが早そうなので。そのようすがこちらになります↓

初見の人からすると、「なんじゃこりゃ?」であり。なんかカッコ悪っ… と、おもわれるかもしれません。スタバでどやっている感が、さらにカッコ悪さを助長します。えぇ、わたしもそうおもいましたよ、はじめは。けれども、メリットを感じるにつれ、もはやカッコ良くさえ感じている状況です。

そんなわけで、本記事では「外付けキーボードonノートPC」というライフハックについてお話をしていきます。メリットばかりではなく、デメリットもあわせてお伝えしますので、外出時のライフハックとして取り入れるか否かのご参考になるようであれば幸いです。

それではさっそく、いってみましょう。

外出時に「外付けキーボードonノートPC」のメリット

まずは、メリットから確認をしていきます。

いつものキーボードが使える

外出時でも外付けキーボードを使う、いちばんのメリットは「いつものキーボードを使える」ということです。いやいや、別にノートPCに付いているキーボードでよくね? とおもわれるかもしれませんが。

良い外付けキーボードを知ってしまうと、ほかのキーボードには満足できなくなってしまうものなのです。良いキーボードの基準にもいろいろありますが、わたしは、「時間経過にともなう疲労の度合い」だと考えています。

つまり、長くタイピングしていても苦にならないのが、良いキーボードだということです。じぶんにあった打ちやすいキーボードであれば、一打一打が速くなることはあるでしょう。ただそれは、あまり大きな差ではないのかな、と感じています。

それよりなにより、キーを打ち続けたときに、指先をはじめとしたカラダがどう感じるか。わたしにとってはいまのところ、前述のHHKBがベストです。また、打ち込んでいるときの打鍵感も良く、爽快感すらあります。1日に 10,000字以上を執筆することも少なくはない身としては、だいじなポイントです。

なので、外出時といえども、いつものキーボードが使えることは大きなメリットになります。

ディスプレイが近い

外出時に外付けキーボードを持参したとして、そのキーボードをノートPCの上にのせなければ、メリットを引き出し切れません。つまり、外付けキーボードを、ノートPCの手前に置くという使いかたでは、不十分だということです。

その理由は、ディスプレイと目との「距離」にあります。もし、外付けキーボードをノートPCの手前に置けば、ノートPCの「ディスプレイ」とじぶんの「目」との距離が、外付けキーボードの奥行き分だけ遠くなることがわかるでしょう。

これが意外と、気持ち悪い。というか、わたしのように視力があまり良くない人からすると、イマイチ見づらいことにもなってしまいます。そうなると、打ちやすい打ちにくい以前のハナシです。

ところが、「外付けキーボードonノートPC」のスタイルであれば、外付けキーボードの位置は、ノートPCに付いているキーボードの位置と変わりません。ゆえに、ディスプレイと目の距離が遠くなることもない。これは、「OnノートPC」のメリットだと言えるでしょう。

狭いスペースでもいける

外出時のパソコン作業のスペースが、じゅうぶんに確保できないということもあります。カフェのテーブル、コワーキングスペースのデスク、ホテルのデスク、グリーン車の簡易テーブル、じぶんの脚の上など。それらのスペースは、ノートPCを置くのがやっと… ということはあるでしょう。

そうなると、外付けキーボードを持参しても、ノートPCの手前に置くことはかないません。ですが、「onノートPC」であれば、その問題を解決できます。もはや言うまでもなく、外付けキーボードはノートPCの上におさまるのですから、ノートPCのスペースがありさえすればじゅうぶんです。これもまた、「外付けキーボードonノートPC」のメリットだと言えます。

タッチパッドが操作しやすい

外付けキーボードをノートPCの手前に置くことの問題として、ディスプレイが遠くなること、狭いスペースに対応できないことを挙げました。まだ、あります。それは、タッチパッドが使いづらくなることです。

タッチパッドの位置が、外付けキーボードの上になりますから。タッチパッドを使おうとすれば、わざわざ遠くまで手を伸ばさなければいけません。とても実用に耐える状況ではないでしょう。

だったら、マウスを使うからだいじょうぶ? はたして、マウスを使うスペースがあるかどうか… それに、マウスを持ち運ぶ手間もありますし、なによりマウスは「効率化」を妨げる危険性があるものと、わたしは位置づけてもいます。そのあたりは、こちらの記事もどうぞ↓

外出時に「外付けキーボードonノートPC」のデメリット

続いて、デメリットも確認をしていきます。

荷物が増える

さきほど、マウスを持ち運ぶのは手間だ、などと言っておきながら。外付けキーボードを持ち運ぶのはもっと手間です。キーボードにもよりますが、だいぶ荷物が増えますね。

わたしの場合には、キーボードである「HHKB」本体に加えて、キーボードカバー(キーボードの上にかぶせるフタ)と、キーボードケースです。サイズにして、おおよそ 33cm×15cm×6.5cm、重さにして、おおよそ1kg。

これに関しては、デメリット以外のなにものでもありません。あとは、前述したメリットである「いつものキーボードが使える」との比較になるでしょう。

ちなみに、わたしの外付けキーボード「HHKB」と、ノートPC「MacBook Pro 13インチ」の場合。ノートPCの上に、外付けキーボードをのせたときに、外付けキーボードがノートPCのキーボードには干渉しません。

外付けキーボードが、ノートPCのキーボードを避けるようにうまくのっかるため、外付けキーボードで入力をしていて、ノートPCのキーボードが押されてしまうようなこともありません。

このような「ベストマッチ」がかなわないときには、外付けキーボードに加えて、「キーボードブリッジ」なるものを持参する必要もあるでしょう。これまた、荷物が増えるデメリットです↓

おカネがかかる

さきほど、外付けキーボードを持参するにあたり、キーボードカバーやキーボードケースも持参しているという話をしました。それらを買うのにおカネがかかるのも、デメリットのひとつだと言えるでしょう。

わたしが使っているキーボード「HHKB」は、本体も高額であるうえに、付属品も高額だという「特徴」があります。高額な本体を守るためには、キーボードカバーやキーボードケースといった付属品が高額でも買ってしまう… ↓

これは、人の弱みに付け込んだ悪徳商法だ! などと言うつもりはありません。買っているのは、あくまでじぶんの意思なので。まぁ、とにかく。外付けキーボードにせよ、付属品にせよ、おカネはかかりますなぁ、ということです。

準備・片付けがメンドー

外付けキーボードがある分、パソコン作業をはじめるまでの準備や片付けはメンドーです。時間もかかります。わたしの場合、キーボードケースから出して、キーボードカバーを外して(ゴム止めしている)… といった手間や時間がかかるのはデメリットです。

これが、作業をはじめる前と、おわったあとだけならまだしも。ちょっとトイレ、というときにも同じことをしなければいけないケースもあるでしょう。カフェやコワーキングスペース、電車のなかなど、出しっぱなしにしていくわけにはいかないケースです。

席を外すたびに準備や片付けをするのは、だいぶメンドーなのであり、デメリットだと言えるでしょう。

ノートPCのキーボードが扱えなくなる

外付けキーボードに慣れすぎてしまったがために、ノートPCに付いているキーボードが使いにくくてたまらない… という状況になってしまう可能性があります。わたしがまさに、です。

わたしが使っている「HHKB(英字配列)」は、ファンクションキーがない、矢印キーがないといった「特殊性」があります。その特殊性ゆえに、慣れたがさいご、ほかのキーボードすべてが打ちにくくてたまらなくなるのは大きな問題です。

そんな「HHKB」ほどではないにしても、外付けキーボードに慣れ親しむほど、打ちやすければ打ちやすいほど、ノートPCのキーボードが扱えなくなることはデメリットになります。

なので、「あぁ、きょうは外付けキーボードを持ってきていない!」とか、他人のパソコンを貸してもらうようなときには、イライラすることになりかねません。わたしはすでになっていますが、「外付けキーボードonノートPC」の代償です。

まとめ

外出時のパソコンの使いかたとして、「外付けキーボードonノートPC」というライフハックのメリットとデメリットとをお話ししてきました。外出時のライフハックとして取り入れるか否かのご参考になるようであれば幸いです。

外出時は「外付けキーボードonノートPC」というライフハック

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