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創業融資でいくら借りるか?借りられるか?の考え方

創業融資でいくら借りるか?借りられるか?の考え方

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創業融資を受けようと思ってはいるけれど。融資を受ける「金額」はどうしたらいいのか? との疑問があるようです。

創業融資でいくら借りるか?借りられるか?の考え方について、押さえておくようにしましょう。

創業するなら、日本公庫の新創業融資制度をぜひ。

会社・事業をはじめるときには、「資金(おカネ)」が必要になります。その資金を集める手段のひとつに、「創業融資」があります。

ところが。

創業まもない会社はつぶれてしまう可能性が高く、民間金融機関は創業融資に及び腰であることは少なくありません。

そこで頼りになるのが、政府系金融機関である日本政策金融公庫の新創業融資制度です。日本政策金融公庫は創業融資にも積極的であり、創業するのであれば、ぜひとも利用すべき制度だと言えます。

とはいえ。

創業融資を受けようと思ってはいるけれど。いったいいくら借りるか? いくら借りられるのか? との疑問があるようです。融資を受ける「金額」をどうすればいいのか、ということですね。

そこで。創業融資でいくら借りるか?借りられるか?の考え方について、お話をしていきます。こちらです ↓

創業融資でいくら借りるか?借りられるか?の考え方
  1. 借りられるだけ
  2. 自己資金の2〜4倍
  3. 設備資金+毎月の運転資金 × 3

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

 

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創業融資でいくら借りるか?借りられるか?の考え方

《考え方1》借りられるだけ

冒頭で「創業まもない会社はつぶれてしまう可能性が高く…」という話をしました。開業してから3年以内におよそ 50%の会社がつぶれてしまう、というデータ(中小企業白書)もあります。

つぶれてしまう理由は、ほとんどすべての場合(と言ってよいでしょう)、「資金が尽きるから」です。つまり、おカネが足りなくなるから、会社はつぶれてしまうのです。

では、なぜおカネが足りなくなってしまったのか? 事業がうまくいかなかった、ということも原因のひとつではありますが。最大の原因は、「創業するときの資金(おカネ)が少なすぎること」です。

どんな事業であっても、軌道に乗るまでには「相応の時間」がかかります。にもかかわらず、「ほどなく軌道に乗るだろう」というていどのおカネしか用意せずに事業をはじめてしまう。

創業融資は受けないのですか? と尋ねると、「とりあえず自己資金だけでやってみます」と回答をされるようなケースです。

すると、ほどなくして資金が不足することがあります。ほどなくして事業が軌道に乗ることは「まれ」だからです。

したがって。創業融資でいくら借りるか? という疑問の答えは、「借りられるだけ」がひとつの答えになります。

借りられるだけ借りておけば、じぶんのおカネ(自己資金)を手元に残しておくことができる。思ったとおりには軌道に乗らなかったとしても、自己資金でしのぐことができます。

これであれば、「あともう少しで軌道に乗せることができたのに…(おカネが尽きてしまった)」という失敗を減らすこともできるでしょう。

「借りずともやれる」と言うのであれば、「借りても返せる」という前提で借りておけばいいのです。使わずに置いておけばいいのです。

ちなみに。おカネが足りなくなってから借りればいい、との「自分勝手」は通用しません。おカネが足りなくなった、ということは「事業がうまくいっていないことの証」だからです。

事業がうまくいっていない会社は、おカネを貸すのも危ない会社であり、銀行から融資を受けることが困難になります。借りるのであれば、事業をはじめる前、がベストタイミングだと覚えておきましょう。

詳しくはこちらの記事もどうぞ ↓

デスバレー

【図解付き】だから絶対に創業時は融資を受けて欲しい3つの理由

《考え方2》自己資金の2〜4倍

創業融資でいくら借りるか? という疑問について。借りられるだけ借りる、というお話をしました。

けれども。銀行だって、いくらでも貸してくれるわけではないだろう? と思われることでしょう。

そのとおりです。そこで、創業融資でいくら借りられるか? についてお話をします。

まず、結論として。自己資金の2〜4倍ていど。これが、創業融資で借りられる金額の上限だと考えておきましょう。

たとえば。自己資金が 100万円あるとすれば、融資を受けられる金額は 200万円〜400万円くらいかなぁ、ということです。

ところで、自己資金とは? そこをよくわかっていない人がいますので注意しなければいけません。自己資金とは、「返さなくてもよいおカネ」を言います。

自己資金の最たるものは「貯金」です。会社員時代にお給料のなかからコツコツと貯めたおカネ。これは紛れもなく、だれにも返さなくてよいおカネですから自己資金です。

いっぽうで。ちょっと友人から借りたおカネをじぶんの銀行口座に入金。その通帳を見せて「ほら自己資金」と言ってみる。これはダメです。友人に返さなくてはいけないおカネであり、返さなくてもよいおカネではないからです。

にもかかわらず。自己資金が用意できないケースではありがちなハナシでもあります。このように、ほんとは他人のおカネなのに自己資金と偽るおカネを「見せ金」と呼び、銀行は警戒をしています。

銀行は通帳を確認して、突然の入金を見つけると「これはなんですか?」と追及をする。見せ金の発見につとめています。悪事がバレて、以後の融資が受けにくくなる… などということがないようにしましょう。

いちばんの自己資金は、コツコツ貯めた貯金です。その「コツコツ」に、銀行は創業者の熱意と資質を感じるものなのです。

ところで。

日本政策金融公庫の新創業融資制度の「要件」を見てみると。自己資金の9倍まで貸せる、ということになっています。けれども、これはあくまで上限であって、実際には前述した「2〜4倍」が現実的な数字であることを申し添えます。

自己資金とは? について、さらに詳しくはこちらの記事もどうぞ ↓

創業者が間違える自己資金実例

創業者が間違える『自己資金とは』の事例5選【創業融資】

《考え方3》設備資金+毎月の運転資金×3

創業融資でいくら借りられるか? は、「自己資金の2〜4倍ていど」というお話をしました。

とはいえ、銀行も「使いみち」がないおカネまでを貸すわけではありません。つまり、おカネを借りるには「使いみち」が必要だということです。

たとえば、自己資金が 100万円あったとして。自己資金の2〜4倍ていどであれば、200万円〜400万円借りられるか? と言うと。

もし、「使いみち」が 100万円くらいしかないとすれば、借りられるのは 100万円まで。200万円も 400万円も借りることはできません。

この「使いみち」のことを、「資金使途(しきんしと)」と呼びます。資金使途は大きく2つ、「設備資金」と「運転資金」です。

設備資金とは、その名のとおり、「設備」を購入するためのおカネ。店舗を借りるための保証金、機械や備品類、自動車などが「設備」にあたります。

運転資金とは、設備資金以外に必要なおカネです。具体的には、仕入や経費の支払いをするためのおカネ、ということになります。

これらの設備資金と運転資金について。創業融資をいくら借りられるか? の目安は「設備資金+運転資金 × 3」くらいだと覚えておきましょう。

たとえば。開業にあたり、設備がぜんぶで 300万円くらいかかる。毎月の仕入や経費の支払い(運転資金)が 100万円くらいかかるとすると↓

設備資金 300万円+毎月の運転資金 100万円 × 3= 600万円

この 600万円が融資を受けられる上限になります。

もし、自己資金が 200万円あったとすると、その4倍で 800万円くらい借りられるかも、と思われるかもですが。800万円借りても、上記 600万円との差額は「使いみち」がありません。だから、借りられるのは 600万円が上限だ、ということです。

したがって、創業融資をいくら受けられるか? は、 「自己資金の2〜4倍ていど」と「設備資金+毎月の運転資金 × 3」のいずれか小さいほう、になります。

なお、「運転資金 × 3」の「3」について。毎月の仕入や経費の支払いの「3ヶ月分」であることをあらわしています。

ただし、この「3ヶ月」はあくまで目安です。現金商売(売ったと同時に代金を受け取れる商売)であれば、すぐにおカネが入るのだから、3ヶ月分も必要ないだろう、ということもあります。

逆に。製造業などであれば、つくってから売れるまで、売れてから入金するまでに時間がかかるものです。であれば、6ヶ月分くらいの運転資金が必要なのではないか? ということもありえます。

ケース・バイ・ケースではありますが、「3ヶ月分くらい」がひとつの目安になる。と、覚えておくとよいでしょう。

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まとめ

創業融資を受けようと思ってはいるけれど。融資を受ける「金額」はどうしたらいいのか? との疑問があるようです。

創業融資でいくら借りるか?借りられるか?の考え方について、押さえておくようにしましょう。

創業融資でいくら借りるか?借りられるか?の考え方
  1. 借りられるだけ
  2. 自己資金の2〜4倍
  3. 設備資金+毎月の運転資金 × 3

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