毎日更新だったからこそ、続いたと考えられるブログ。これに対して、週一投稿でも続いているYouTube。その理由についてお話をしてみます。
ものごとを習慣化するにあたってのヒントになれば幸いです。
きょうできなければ、あしたやればいっか。
きょう現在(2020年12月9日)、ブログをはじめてから4年と8ヶ月ほどになります。なにかと飽きっぽいじぶんが、ここまで続けてこれた理由のひとつに「毎日更新」が挙げられます。
つまり、ブログをはじめたその日からきょうまで、1日も欠かすことなくブログ記事の更新を続けてきた。そういうことです。
毎日更新する、毎日更新しなければいけない、と決めていたからこそ。「ブログを書かない」という選択肢はとりづらかったし、結果として、やめることなく続けることができました。
逆に。もし「週一更新」だったら、続けるのは難しかったかもしれないな、というのがわたしの考えです。
「きょうできなければ、あしたやればいっか」みたいな心理から、きょうもあしたもあさっても、ずっとやらない… なんてことが起こりそうでしかたない。わたしの意志力はそのていど、という自覚があるからですね。
なので、わたしは「習慣化したければ毎日〇〇する」という方法に、絶対的な信頼を置いています。実際、毎日やっている習慣はブログのほかにもいろいろです↓
それはそれとして。ことし(2020年)になってから習慣化しようとしたことに「YouTube動画の投稿」があります。さきほどのハナシであれば、「毎日投稿する」ということになるわけですが。
「週一投稿」ではじめて、「週一投稿」のまま、約8ヶ月のいまにいたります。8ヶ月のあいだ、やめることなく続けてきたことで「まぁ、習慣化できたかな」という手応えは感じているところです。
ではなぜ、ブログは毎日更新でなければ続かなかったのに、YouTubeは週一投稿でも続いているのか。その理由について、お話をしてみることにします。ぜんぶで5つ、こちらです↓
- 毎日更新のブログがあったから
- それでも成果は出ているから
- 毎日投稿はムリだと感じたから
- パーツに分けて毎日に落とし込んだから
- 中長期の視点で見ているから
これからYouTube動画の投稿を習慣化しようかなという方、ほかにもなにか習慣化をしようと考えている方のご参考になれば幸いです。
それではこのあと、「5つの理由」を順番に見ていきましょう。
YouTubeが週一投稿でも続いている5つの理由
《理由1》毎日更新のブログがあったから
YouTubeの週一投稿をはじめてしばらくして感じたこと。それは、「なかなか成果がでないなぁ」です。世の中には、YouTube成功者のハナシであふれているというのに、じぶんときたら…
でも、そんなことは「想定内」でした。かつて、ブログをはじめたときにも同じように感じた経験を持つわたしにとっては、「すぐに成果が出ない」ことなど想定内です(ちょっと悲しいけれど)。
もちろん、すぐに成果が出るに越したことはありませんし、なるべくすぐに成果が出るように努力することは大前提ではあります。ただそれでも、「相応の時間はかかるもの」との理解がたいせつでしょう。
このあたりの理解が不足すると、「早くに挫折」ということにもなりかねません。幸い、わたしの場合には、先行していたブログによって「耐性」ができていました。
ですから、YouTubeを週一投稿でも習慣化するのであれば(YouTubeに限らず習慣化を目指すのであれば)、なにかほかに「毎日〇〇する」という習慣を積み上げているとよさそうです。
思うに、その習慣は「たいそうなもの」である必要はないでしょう。むしろ、ちょっとしたことでも「確実に毎日続けられること」であるべきです。その「毎日の習慣」が、自信や耐性になって、YouTubeの週一投稿を助けてくれるはず。
世のなか、すぐに成果が出るものばかりではありません。それでも、続けることができるヒトに訪れる成功もあるのかな。そんなふうに考えていますが、いかがでしょうか。
《理由2》それでも成果は出ているから
いましがた、「すぐに成果は出ない」と言ったばかりではありますが。すぐには出なくても、続けていれば「少しずつ」は成果が出るものです。
なにを持って「成果」とするかという議論はさておいて。
YouTubeに関して言えば、続けるほどに視聴回数やチャンネル登録者数は増えています。その増え方は「1次関数」の直線的な増え方というよりは、「2次関数」の曲線的な増え方です。
つまり、ほんとうのさいしょはぜんぜん増えないけれど、少したつとグググッと増えてくる。わたしの場合には、それが 25〜30動画を投稿したあたりでした。
いちおうお断りしておくと、きょう現在のチャンネル登録者数は約 300。もしかすると、「おいおい、それでグググッかよ?」と思われるかもしれませんが。そこは人それぞれ、ということで。少なくともわたしは、300人も登録してくれたがいるんだ!と、うれしく思っています。
また、動画投稿を続けていれば、当然ながら「動画投稿」のスキルは上がります。他人と比べてどうか?ではなく、投稿をはじめたばかりのじぶんと比べれば、全然違う。確実にスキルは上がっている、というのも成果でしょう。
このあたりは、ブログも同じですね。やっぱり、ほんとうのさいしょはぜんぜん成果が見えず。それでもがんばって耐えると(わたしの場合、半年〜1年くらい)、少しずつではあるけれど成果が見えてくる。
というわけで。すぐに成果は出ない、それでも、続けていれば成果はでるから。週一投稿でもYouTubeを続けることができています。
[ad1]《理由3》毎日投稿はムリだと感じたから
ここまで「成果」の話をしてきました。この「成果」について、より早く成果を出したいのであれば、「週一投稿よりも毎日投稿だろう」と考えています。
YouTube界隈を見ていて、投稿頻度が高いヒトのほうが、より大きな成果を挙げている確率が高いように見受けられるからです。
これは「とにかく毎日投稿すればいい」とうハナシではなく。毎日投稿をするヒトには、それだけの気迫があるし、それだけよく試行錯誤を繰り返していることで成長が早い。だから、成果も早く上がる。そんな感じではないでしょうか。
なので、わたしもほんとうはもっとペースを上げたいのですが(当初から、そのような発言もしていました…)。ペースを上げるのはともかく、「毎日投稿はムリだ」という結論にいたっています。
動画を1本つくるのには、「時間」がかかるのです。ブログ以上にずっと、時間がかかるのです。
企画から台本づくり、撮影、編集まで。10〜15分ていどの動画を1本つくるのに、5〜6時間はかかります。これはもう「1日仕事」ですから、毎日となると、ほかの仕事ができないじゃん!ということが明白です。
だったら、もっとつくるスピードを上げればいいわけですが。これでも、当初に比べれば上がっているし、このさき、半分にできるものでもないでしょう(外注すれば別ですが、その予定はない)。
それに、品質を落としてまで毎日投稿するのでは本末転倒です。わたしは、動画の「字幕」を入れるようにしていますので、その字幕をやめれば、編集は超絶に早くなる。
でも、それは「わたしが考える品質(いかに視聴者にわかりやすく伝えるか)」を下げることになるので、やめるつもりはありません。
というわけで、毎日投稿はムリ。むしろ、品質を維持するには週一投稿でもしかたがない。その「割り切り」があるので、週一投稿でも続いているところがあります。
《理由4》パーツに分けて毎日に落とし込んだから
冒頭でこんなハナシをしました。わたしは「習慣化したければ毎日〇〇する」という方法に、絶対的な信頼を置いている、というハナシです。
だから、やっぱりYouTubeの投稿も毎日のほうがいい。でも、時間的にムリ、品質的にムリ、というハナシはさきほどしました。
ただ、YouTubeが週一投稿だとしても、YouTubeに毎日(あるいは、できるだけ毎日に近く)かかわることはできます。「動画投稿」という作業を、パーツに分けて毎日に落とし込む、という方法です。
具体的には。わたしのYouTube動画の投稿は、大きく4つのパーツにわかれます。企画、台本づくり、撮影、編集の4つです。これら4つのパーツを、それぞれ日を分けてやるとしたら「4日」になります。
それぞれのパーツにどれだけの時間がかかるかはともかく、1週間7日間のうち4日間、YouTubeに関わることができる。2日に1日は、YouTubeに関わることができます。
2日に1日ですから、毎日というわけにはいきませんが。それでも、1週間に1日だけ関わるよりは、習慣化に役立つのではないでしょうか。とくに、やりはじめたばかりで、「習慣化が危ういとき」ほど、より頻度を高めることが有効だと考えます。
ですから、わたしも当初は、パーツを分けて4日に分けて、1本の YouTube動画を投稿するようにしていました。いまは、習慣化してきたところなので、「撮影と編集は同日にやる」などはしていますが。
いずれにせよ。なにかを習慣化するにあたっては、その対象をパーツに分けて毎日に落とし込む。より頻度を高めるのはおすすめです。
[ad1]《理由5》中長期の視点で見ているから
《理由2》では、「それでも成果は出ている」というお話をしました。視聴回数やチャンネル登録者数が伸びているとか、スキルが高まっているとか。
ただ、そのうえで「売上はどうなんだ?」と聞かれれば。正直、いまは「ゼロ」です。まだまだ YouTube広告を得られるにはいたっていませんし、動画を視聴された方からの直接的な仕事にもつながっていません。
けれども、そのあたりは「中長期の視点」で見るようにしています。
ブログもそうでしたが、売上につながるまでには相当の時間がかかりました(半年〜1年くらいで、ほんとうに少しずつ)。だから、はじめたばかりのYouTubeに急いで売上を期待するものでもありません。
それよりも、いまは「じぶんの伝達手段をつくる」ことを目的にしています。世のなかには、いろいろな伝達手段はあるけれど、じぶんの伝達手段として YouTubeを加えたい。
かつてのブログがそうであったように、これからはYouTubeなどの「動画コンテンツ」がより定着するものと考えています。そのときに、YouTubeをやっていなければ、じぶんの伝達手段がひとつ少なくなってしまう。
別に、ほかの伝達手段があればよいのですが、わたしはYouTubeという伝達手段に重きを置いている。そんな感じです。
年齢を重ねれば、どうしても体力的に厳しくなります。そのときに、ブログや動画という伝達手段があれば、より長くより楽しく仕事を続けられそうです。だから、いまのうちから、その準備をしています。
これはブログをはじめてからわかったことですが。書くにしても、話すにしても、わたしは「伝える」ということが好きだし、仕事としても「伝える」ことを続けていきたいと考えています。
それをこれから先も長く続けていくためにも、中長期の視点で YouTubeという伝達手段を育てていく。だから、週一投稿でも、のんびりマイペースに続けていられるのかもしれません。
やめることなく続けていきたい、あきらめずに続けていきたいのであれば。じぶんのなかにある「中長期の視点」が見つけられるといいですね。
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まとめ
毎日更新だったからこそ、続いたと考えられるブログ。これに対して、週一投稿でも続いているYouTube。その理由についてお話をしてきました。
YouTubeに限らず、ものごとを習慣化するにあたってのヒントになるようでしたら幸いです。
- 毎日更新のブログがあったから
- それでも成果は出ているから
- 毎日投稿はムリだと感じたから
- パーツに分けて毎日に落とし込んだから
- 中長期の視点で見ているから