それほどメモする習慣はなかったわたしですが。いまは、「とにかくメモする」ようにしています。
というわけで、「とにかくメモする」の効果とツールについて、お話をしていきます。
それほどメモする習慣はなかった。
「とにかくメモする」ようにしています。もともとは、それほどメモする習慣はなかったのですが。メモの「効果」を実感してからは、メモする頻度と量は増えるばかり。
ちなみに、とにかくメモすることの「効果」とは? わたしが思うに、次のとおりです↓
- うっかり忘れてた…を減らせる
- 目の前のことに集中できる
- 気持ちがラクになる
くわしくは、のちほどお話をするとして。これらの効果を実感しただけでは、メモを増やすことはできなかった、と考えています。
いつでもメモしやすいような環境づくりをしてきたからこそ、言い換えると、とにかくメモする「ツール(道具)」をそろえているからこそだ、という考えです。
そんなわけで。とにかくメモするの「効果」と、その「ツール」について、このあとお話をしていきます。
「とにかくメモする」の効果
わたしが感じている、とにかくメモするの効果とは。冒頭でも触れましたが、再掲します↓
- うっかり忘れてた…を減らせる
- 目の前のことに集中できる
- 気持ちがラクになる
これらの効果について、少し説明をしていきます。
うっかり忘れてた…を減らせる
かつてのわたしは、とかく「記憶に頼る」ところがありました。これは覚えておける、忘れたりしない。そして、うっかり忘れてた… ということがありました。これはいけません。
この点で。メモをしておけば、「記録に頼る」のであれば、うっかり忘れるのを減らすことができます。もっとも、そのメモを失くしてしまったり、しかるべきときに見返すことができなければ、やはりうっかり忘れます。
そのために、後述するような「ツール」が大切になるわけですが。それはそれとして、うっかり忘れてた…を減らせるのは、とにかくメモするの効果です。
目の前のことに集中できる
なにかを覚えておこうとすれば、その分だけ、脳のリソースを消費することになります。つまり、脳が「記憶」にチカラを削がれてしまう。
結果、脳は「片手間」状態になりますから、目の前のことに集中しづらくなってしまいます。これはもったいないことです。作業の効率が落ちたり、時間がかかったり、ミスが多くなったり…
ですから、覚えておきたいことがあれば、すべてメモに吐き出しておく。すると、脳はフルパワーで目の前のことに取り組めます。目の前のことに集中できるのは、とにかくメモするの効果です。
気持ちがラクになる
あれやこれやと立て込んでくると、「ぜんぶやりきれるだろうか?」「間に合うだろうか?」と不安にかられることがあります。そんなときには、あれやこれやをいちど書き出してみるのがおすすめです。
ほかにもなにか心配に感じていることなどあれば、書き出してみるといいでしょう。あらためて「文字」にすることで客観視できる、情報整理ができる。ひいては、問題の把握や解決策の検討がしやすくなります。
結果として気持ちがラクになるのは、とにかくメモするの効果です。
「とにかくメモする」のツール
わたしが、とにかくメモするのにつかっているツールは次のとおりです。
- スマホ(iPhone)
- タブレット(iPad・Apple Pencil)
- ノートPC(MacBook Pro)
- 電子書籍リーダー(Kindle Paperwhite)
- ふせん(ダイソー フィルムふせん極細タイプ)
- 磁気メモボード(パイロット JIKKY SUPER LIGHT)
- クラウドノートサービス(Notion)
- スマートスピーカー(HomePod Mini)
これらのツールについて、少し説明をしていきます。
スマホ(iPhone)
わたしは、紙のメモ帳はつかいません。替わりに、いちばんよくつかうメモツールは「スマホ(iPhone)」です。コンパクトですし、いつも身近にありますので。
「Fast Notion」というアプリをつかってメモをとり、とったメモは、クラウドノートサービスの「Notion」に連携させています(後述)。
具体的にどのサービスをつかうかはともかく。とにかく、とったメモを「一元管理」できるようにクラウドサービスは必須です。クラウドサービスをつかうことで、場所や端末を選ばずに済みます。
紙のメモ帳の欠点は、メモ帳そのものがないとどうにもならないことです。「いまメモ帳がない!」という状況をなくすことを考えましょう。
タブレット(iPad・Apple Pencil)
手書きでメモをとりたい、というときにはタブレット(iPad・Apple Pencil)をつかっています。
スマホでフリック入力や、PCでキーボード入力がおっくうなときなどは。図や絵を書くときなんかは、そもそも、フリック入力やキーボード入力ではできませんし。そういうときは、手書きです。
メモをするのがおっくうだと感じてしまうと、メモはとれなくなってしまいます。ですから、おっくうだと感じなくて済むようなツールをそろえるのがポイントです。この点で、タブレットは役に立つでしょう。
なお、タブレットでとったメモデータも、クラウドサービス(Notion)に保存するのは、スマホでとるメモと同じです。
ノートPC(MacBook Pro)
長文のテキストメモについては、やっぱりPCでキーボード入力がベストです(わたしの場合)。タブレットに付属のキーボード(MagicKeyBoard for iPad)もいいんですけど、比べるとPCのキーボードが上。
出かけるときにでも、ノートPC(MacBook Pro)を持ち歩くことがほとんどなので。PCがなくてメモがとれない! ということもありません。
ちなみに。ノートPCをつかわないときには、電源は切らずにスリープにしています。これなら、いつでもすぐに起動できますから、メモがおっくになることもありません。
いつも電源を切っていると、「パソコンを立ち上げるのがメンドーだしなぁ」とメモするチャンスを逃してしまいます。
電子書籍リーダー(Kindle Paperwhite)
読書をしているときに引く「マーカー」もまた、メモのひとつです。わたしは「名言」を収集する癖があるので、マーカーは欠かせません。
この点。電子書籍リーダー(Kindle Paperwhite)は便利ですね。「指」でマーカーが引けますので。お風呂で本を読むときなどは、ほんとうに助かります。もし、マーカーが引けないのであれば、わたしはお風呂で本は読まないでしょうから。
Kindle Paperwhiteで引いたマーカーは、MacBook Pro(Kindleアプリ)で確認。必要に応じてクラウドサービス(Notion)にあらためてメモ、という使いかたです。
ふせん(ダイソー フィルムふせん極細タイプ)
読書は、紙の本でもしています。では、紙の本にはペンでマーカーするかと言えば、しません。本を汚して読むのはイヤだ、というポリシーがあるからです↓
そこで役に立つのが、ふせんです。ふせんはいろいろ見てまわりましたが、いちばんのおすすめが、100均のダイソーさんで売っている「フィルムふせん極細タイプ」です(くわしくは上記の記事で)。
極細なので、たくさん貼ってもじゃまにならない。枚数もたくさんでコスパがいい。本に挟む「しおり」に貼っておいて、いつも携帯しています。
ペンでマーカーを引くとなると、ペンを取り出す手間や、ペンを持ちながら読書はおっくうです。メンドーがなく、お手軽という点で「ふせん」はおすすめです。
磁気メモボード(パイロット JIKKY SUPER LIGHT)
わたしはたいてい、朝と晩にお風呂に入ります(あるいはシャワー)。そのときには、不思議と「いろいろ思いつく」ものです。このあたり、科学的にも根拠はあるようですけど。
それはそれとして。せっかく思いついたのに、風呂からあがると忘れてしまうことがあります。はっきり言って、かなりの確率で忘れますね。2つ、3つ思いついたときなどは、「あともう1つはなんだったっけ?」となりがちです。
なので、いまは風呂場に磁気メモボードを置いています↓
はじめは、スマホを風呂場に持ち込むことを考えましたが、防水とはいえ精密機器だし… 耐水メモ帳という手もあるけれど、えんぴつなりボールペンなりを風呂場に持ち込むのもちょっと…
というわけで、たどりついたのが磁気メモボードでした。これなら、少々濡れても問題ありませんし、紙も使わないのでエコです。おかげで、風呂場でも心置きなく思いつくことができます。
クラウドノートサービス(Notion)
すでにお話をしたとおり、デジタルでメモをとるなら、クラウドサービスが欠かせません。クラウド上にメモを置くからこそ、いつ・どこからでもメモを利用できるようになります。
少し前までは、Evernoteをつかっていましたが、いまは Notionに乗り換えました。なにをつかうかは、好きなものでよいわけですが、とにかくメモはクラウド上に置くことを強くおすすめします。
せっかくとったメモを、見たいときに見れなければメモの効果は半減です。
なお、とったメモをしかるべきときに見返すことができるかどうかには「しくみ」が必要になります。すべきことをメモをとったのに、そのメモの存在を忘れていたがために、するのを忘れてしまった… これでは意味がありません。
というわけで、わたしはじぶんなりに Notionをつかって「しくみ」をつくっています。いずれ、そのあたりも記事にできれば。
スマートスピーカー(HomePod Mini)
自宅の仕事場にいるときに、ちょっとしたことをメモするのにはスマートスピーカー(HomePod Mini)をつかっています。
ほかの作業で手を動かしながら、メモがとれるのは便利です。とくに、リマインダーをセットするのにつかっています。目の前のことに集中して、時間を忘れてしまうことがありますので。単に忘れっぽいだけかもですが。
なんにせよ、そういうヒトにリマインダーは欠かせません。スマホでリマインダーをセットするのはおっくうですが、スマートスピーカーならお手軽なのでおすすめです。
まとめ
それほどメモする習慣はなかったわたしですが。いまは、「とにかくメモする」ようにしています。
本記事でお話をした「とにかくメモする」の効果とツールについて、ご参考になるところがあるようでしたら幸いです。
- うっかり忘れてた…を減らせる
- 目の前のことに集中できる
- 気持ちがラクになる
- スマホ(iPhone)
- タブレット(iPad・Apple Pencil)
- ノートPC(MacBook Pro)
- 電子書籍リーダー(Kindle Paperwhite)
- ふせん(ダイソー フィルムふせん極細タイプ)
- 磁気メモボード(パイロット JIKKY SUPER LIGHT)
- クラウドノートサービス(Notion)
- スマートスピーカー(HomePod Mini)