ついに、はじめてのハーフマラソンに出場!
2017年9月3日(日)2017 横浜シーサイド海の公園マラソン・8周マラソン 男子の部の参戦レポートです。
ランニングをはじめて1年5か月、ハーフマラソンデビュー!
2016年4月からはじめたランニングの習慣。時が流れること、1年と5か月。
これまで10kmレースには参加をしてきましたが、ついに、ハーフマラソンにデビューしました!
という私事ではありつつも。今回参加した大会のレポートも交えてお話します。
レースの概要
まずは、レースの概要を少々。
レース名称 | 2017 横浜シーサイド海の公園マラソン |
開催日 | 2017年9月3日(日) |
開催地 | 神奈川県横浜市 |
主催者 | ENJOYランニング実行委員会 |
種目などの詳細は下記のとおりです ↓
種目 | 定員 | 制限時間 | 参加費 |
8周マラソン(20.8km)男女18歳以上 | ? | 3時間 | 3,240円/人 |
4周マラソン(10.4km)男女18歳以上 | ? | 1時間40分 | 2,900円/人 |
2周マラソン(5.2km) 男女中学生以上 | ? | 1時間 | 2,700円/人 |
1km親子ペアラン 未就学生+保護者18歳以上 | ? | 20分 | 2,700円/組 |
16周マラソンリレー(41.6km) 4~15名構成 | ? | 4時間 | 3,780円/人 |
8周マラソンリレー(20.8km) 2~8名構成 | ? | 2時間30分 | 3,240円/人 |
- 会場である「海の公園」の海辺を走る1周2.6kmの周回コース
- マラソンリレーは、さらに「一般」「混成」「職場」「ファミ友」の部に分かれ、それぞれにメンバー制限あり
- 上記参加費について、中学生以下は2,430円/人
上記の種目のうち、わたしが参加したのは「8周マラソン(20.8km)」。ハーフ(21.0975km)にはちと足りない。
おい、ハーフマラソンって言ってたじゃないか! ということですが、アバウトだいたいハーフということで。どうか許して。
大会規模に関して言うと、申し込みの受付などイベント支援サイトのイーモシコムによれば、事前の総定員は3,800人でした。お~。
で。大会直前に送付された参加者に関する情報がこちら ↓
マ、マジっすか。ちがう意味で、お~、ですわ。全部でだいたい100人くらい。わたしが参加する8周マラソンの部は「26人(男女で)」。高級フレンチに半袖短パンで行くかの如く心細いんだが。
まぁ、文句を言ってもしかたなし。何人いようが走るのはオレだ! そういう強い気持ちで、折れそうになる気持ちをガマンして、当日を待ちましょう。そうしましょう。
結果発表:無事完走、タイムは約2時間15分
ウデウデとお話するのは後にして。ひとまずの結果発表です。
はい、途中で止まることなく走り切りましたよ。タイムは約2時間15分くらい(←さいごにストップウォッチを止め忘れたので「約」)。どうだっ!
え~っと、言いたいことはだいたいわかります。もうちょっと早く走れなかったの? 走れれば走ってたっつうの、というのがこのタイムです。
もともとスピードレース向きのトレーニングもせず、体力づくりとしてのランニングしかしてないし。はじめてのハーフ、とにかく「完走」が目標だったし・・・ という言い訳しか思い浮かびませんわ。
ちなみに1kmごとのタイムはこんな感じで ↓
練習でもレースでも、10kmまでしか走ったことがなく。それ以上はまったくの未知。ゆえに序盤、抑えに抑えたらこんなん出ました。
このくらいのペースですからね。さいごまで大崩れすることなく、ほどほどに余裕を持って走り切ることができました。というのが収穫と言えば収穫で。あぁ、オレも20km走れるんだ。みたいな。
とはいえ、次は2時間を切れるようなペース配分を狙って精進します。フルマラソンはまだむずかしいかな。
では、このあとはレースの詳細レポートを。
2017 横浜シーサイド海の公園マラソン レースレポート
参加したレースについて、時間経過とともにレポートです。
8:43 海の公園柴口駅に到着
レース会場の最寄り駅は、金沢シーサイドライン・海の公園柴口駅 ↓
どこそれ? という方もいらっしゃるかと存じますが。八景島シーパラダイスのある八景島駅のひとつお隣が「海の公園柴口駅」です。
八景島シーパラダイスなんて知らん、と言われたらどうにもならない説明ですみません。関東では名の通ったテーマパークでございます。
で。駅に降り立ってみての感想。臭い、すごく臭い。
のっけからこの人は何を言ってくれちゃっているのだろう、と思われたかもしれませんが。いや、ほんとに臭かったんですよ。
あとあと考えてみれば臭いの主原料は「磯の香り」だったわけですが、ほんとうにそれだけだったのかどうなのか。どうでもいいですかね、そんなこと。
でも、レースが始まるまでもけっこうな苦痛でね・・・ 割と周辺一帯臭います。わたしの鼻の調子が悪かったのか、なにやら風向きが悪かったということなら良いのですけれど。一応申し添えた次第です。
9:13 受付を終え、レース開始をひたすら待つ
駅を出てから歩くこと数分で受付場所に到着。受付に混雑もなく、すぐに終了。
開会式は10:00。レーススタートは10:50から。その間、特にすることもなくひたすら待ちです。
この日、天気は晴れ・最高気温27度予想でしたが、太陽は雲に隠れたままで意外と涼しく。海風もあって、むしろ途中からは寒いくらい。
まさかこの時期に長袖は要るまい、と半袖の着替えしか持たずにきたことを後悔したものの後の祭り。備えあれば憂いなし。
スタミナの消費を恐れ、さすがに1時間も前からアップをする気にもなれず。
なぞの異臭と寒気に耐えつつ、海辺で読書をして過ごすわたし。一瞬何しに来たんだっけ? と忘れるような時間が続きます。
10:00 開会式
開会式が始まろうという少し前。荷物をまとめて、大会本部席(らしきところ)で預けます。
着替えについては、公園内にある施設の更衣室・シャワー室(レース参加者は無料。一般は有料)が使えます。
また、コース上も含めて、周辺のトイレに困ることはないでしょう。このあたりについてはGoodです。かつてレース前のトイレで失敗したわたしとしては。
そうこうしているうちに、ようやく開会式です。本が一冊読み終わったっつうの。それは早く来過ぎたわたしのせいか。すみません。
まずは、大会主催者のご挨拶。「参加者は1,500人くらいを見込んでおりましたが・・・ むずかしいですね(失笑)」と。こちらも失笑でございます。
見渡す限り、やはり100人前後といったところでしょうか。気を取り直して、みんなで準備運動とストレッチ。スタートを待ちます。
10:50 レーススタート
開会式の後、はじめに10:30から親子ペアランがスタート。その他の部門は10:50に一斉スタートです ↓
スタート位置は各自の自由ですがこんなカンジの人数ですからね、「我先に」というような混乱もなく。穏やかです。
さすが分をわきまえているわたしは最高峰に陣取り、誤変換、最後方に陣取りスタートを待ちます。他者と自分のチカラを見極めるのも力量のうちです。
そして10:50。定刻でのスタート。ほらね、みんなスゴく速い。ちゃんとわかってたよ、ボク。
11:25 楽勝の2周(5.2km)を愉しむ
スタートからほどなく、ほとんどの方を見失ってしまったもののわたしはあえてのマイペース。絶対に「完走する」という意思は強く。とにかく「走り続ける」を目標に、ムリせず走ります。
でも待てよ、これってレースでわざわざやらなくても良かったんじゃないか? 自分ひとりで走って試せば済んだんじゃないか? と元も子もないことを考えていたら2周目も終了。
そう、このレースは1周2.6kmの周回コースなんですね。こんなカンジ ↓
コースの半分近くが海沿いのため、海風を感じながら、海を眺めながら走ることができるのはいいですね。
走りながらではありますが眺めの一例をパシャリ ↓
まだまだ2周で5.2km、心にも体にも余裕があります。コースもほぼほぼ平坦なので走りやすい。
でも臭い。それはもういいですか、そうですか。
12:05 未知の領域でチョコレートを食らう(5周め・11km付近)
順調にマイペースを貫き、5周め。全行程の2分の1を超え、これまでの最高走行距離10kmを超え、急に精神的な不安が・・・
突如のスタミナ切れでリタイヤするイメージ画像がチラつきます。あぁ、メンタル弱し。
そうそう、こんなときのためにチョコレート持ってるんだ。おやつを楽しみにしてきた子どもよろしく、ウエストポーチからごそごそと袋を取り出しモグモグ。
うぉ~~!なんかランナーぽくない? 走りながら補給なんてカッコよくない? と見当違いの喜びを心中で叫ぶわたし。いろいろやることはいっちょ前です。
この日のために一週間前からは食事も調整。アスリートが長時間運動をするために体内にエネルギーを蓄積するための食事法、いわゆる「カーボローディング」を実践。にわか知識でも実践。
レース前には3時間前におにぎり、バナナなどで食事、1時間前にエネルギーゼリー。スタート少し前にチョコレートなど。やることはイチイチいっちょ前なわたしです。
よって、完走できないわけがない。そうに違いない、と鼓舞して未知の領域を進みます。
12:35 ついに来たガチな疲労感を「負けないで by ZARD」で乗り切る
6周め(15.6km)あたりからは、ほんとうに「ひとり旅」が続きました。ひとが完全にバラけたんですね。
ひとり旅と言っても、皆を置き去りにして颯爽と前を行くようなヤツじゃなく。置き去りにされてトボトボ行くほうのヤツですから、それはもうツラい旅路です。
あたりまえに周回遅れが生じていますので、抜かれるときはなお屈辱的です。けれどもそこをガマンし、我が道を行く、果たすべき約束を守るのが日本男児。で、果たすべき約束ってなんだっけ?
あぁ、歩くことなく、さいごまで走り切るっていう自分との約束でした。がんばります。
とはいえ、いよいよ7周め。未知の領域を進むこと15kmも超え、ふくらはぎやら、脚の付け根あたりやらに違和感が・・・ なんかバネを使った走りがしづらくなってきたというか・・・ 脚が棒っぽいというか・・・
ではボチボチ秘密兵器を投入しますか、ということで。スタート直後からしていたヘッドホン、流れる音楽の選曲を変更です。
マラソンと言えば、アレでしょアレ。ZARDの負けないで、しかもライブバージョン。なんか〇時間テレビのクライマックス、武道館で歌っている感じっぽいっしょ。歓声とか入ってるし。
これでひとまず元気出しちゃうんだから、バカですよねぇ。男ってのは、どこかバカな生き物なんでさぁ。「男一括り」で一緒にすんなってハナシですよね、すみません。
12:50 そして僕は最終ラップでベストを叩き出す
長い旅路にもようやく終わりが見えた最終ラップ。まだペースを上げられるスタミナも脚も残っていることを確認し、ちょっとだけペースを上げます。
前半あれだけ抑えれば、さすがに残るものです。ようやく視界にとらえたおひとりさまをかわして前に出る。
そして、僕は最終ラップでベストタイムを叩き出す―
とムダにカッコつけてはみたけれど。もう前に見えるランナーはおらず。人っ子一人見えねぇだ。こげんな田舎さ来て、オラどうしたんだっぺ。
などとデタラメな方言を使って脳内コントを展開してしまうあたり、わたしも相当お疲れなのでしょう。なにぶん、未知の領域ゆえお許しを。
で、ついにフィニッシュ! 約2時間15分。数字はどうあれ、公言どおり、走り抜きました。
数km走っただけでヘバっていた去年の自分。あらためて、2時間走り続けるってなかなかスゴいよね。人間やればできるもんだわ、と我が事ながら感心します。
同じ時間でこの倍の距離を走るマラソン選手はもっとすごいんだけどさ。そういう意味で、満足もしていないが不満もない、そんなところです ↓
13:10 流れ解散
順位やタイムなどの結果は、そのうちにホームページで公表されるそうで今はよくわかりませんが。わたしはビリから数えて何番目、そういうレベルです。
ゆえにフィニッシュしたときには、周辺に高揚感は消えつつあり。なんか寒々しいフィニッシュではありました・・・
ちゃんとフィニッシュのテープを張ってくれるものだから、「(たいへんお待たせして)かたじけないかたじけない」と念じつつ両手を挙げてテープを切ってはみたものの。
傍から見ると、冬の海でスイカ割りをする若者ばりに物悲しい光景だったのではないかと推測します。
「はい、参加賞でーす」と差し出された袋を受け取り、あとは流れ解散。あまりにあっさりしているので、「帰っていいんですか?」という意味不明な質問をしてしまったじゃないですか。
「はい、終わりでーす」と言われました。そうですか、そうですか、帰ります。
ちなみに、参加賞の袋の中身は、スポーツドリンク 500mlペットボトルが2本(20kmのあとには重いって・・・)、それから場違いなほどデカい蒸しパンがひとつ。これって、昼飯?
それからそれから、有料シャワー・更衣室の無料チケットに、ガリガリ君交換チケット(当日限り売店で使える)。なぜ、ガリガリ君限定?
13:20 せっかくなのでシャワーを浴びる
せっかく、シャワーチケットをいただいたのでシャワーを浴びて帰りますか。ということで、公園内にある施設「なぎさ広場管理棟」へ。
ここの有料シャワー・更衣室は、海水浴客も使うのでしょうが、ほかにも併設されるサッカーコートなどの利用者も使うようです。
そういえばレース中に屈強な殿方たちが蹴球をされているのを拝見しました。屈強な殿方? 以前、屈強な殿方に阻まれ利用をあきらめたシャワー室の苦い思い出がよみがえる、る、る。
どうかデジャヴ体験になりませんように、とシャワー室の扉を開くと・・・ OK、ぜんぜんいない。セーフ。
ということで、お着替えをしようとロッカーを見たら。あぁ、これは有料なのね、200円。お札しか持ってないことに気づき、管理人のおじさんに両替をお願いをしに行くと。
「シャワーのうえに棚があるからさ。貴重品だけそこに置いておけばイイんだよ。ロッカーに200円使うことないよ。」
って言うから。「そうなんですね、あざーす」とお礼を言ってはみたものの。運営上はこれでいいのだろうか、と一抹の不安を覚えつつシャワーを浴びさせていただきました。
こういった場所の割には(と言うのも失礼ですが)、綺麗でしっかりした施設・設備で快適でした。シャワーは10人ほど利用できるし、きちんとした水量でお湯が出ます。せっけんなどはありませんけれど。
まとめ
以上、2017年9月3日(日)2017 横浜シーサイド海の公園マラソン・8周マラソン 男子の部の参戦レポートでした。
15時ごろ家に帰ってきて、こうしてブログをつらつらと書いております。
レース後、時間が経てば経つほど、ふくらはぎとか脚の付け根の違和感が・・・ 明日がコワい。なんかコワい。
それはそれとして。
今回の横浜シーサイド海の公園マラソン、次回がいつかはわかりませんが、あまり気張らず、気軽に参加できるという意味で。各種デビュー戦にはおすすめです。
でも、もうちょっと参加者がいたほうがいいかな。主催者さん、がんばってください!
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きょうの執筆後記
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