思いのほか動画を見続けてしまって後悔…とか、休みに寝溜めをしたらむしろカラダがだるい… なんてことはありませんか?
そんなことがないように。ダラダラ休まず、きちんと休むために実践している5つの方法についてお話をしていきます。
もったいない休み方をしないために。
仕事のあいまの休憩、土日や祝祭日など。いわゆる「休み」をとるにあたっては気をつけるようにしていることがあります。
それは、ダラダラ休まないこと。そして、きちんと休むこと。
気をつけているにもかかわらず、うまくいかない休みもあるわけで。たとえば、思いのほか動画を見続けてしまって後悔…とか、休みに寝溜めをしたらむしろカラダがだるい…とか。
これでは、せっかくの「休み」ももったいない。
というわけで。ダラダラ休まず、きちんと休むために、わたしが実践している5つの方法があります。こちらです ↓
- 決めて休む
- 定期的に休む
- 休日も休みきらない
- よく寝て休む
- 休みに運動を取り入れる
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
ついついダラダラ休んでしまう、きちんと休みたい、という人のご参考になれば幸いです。
ダラダラ休まず、きちんと休むために実践している5つの方法
《方法1》決めて休む
仕事や作業のあいまでとる「休憩」について。わたしは、「決めて休む」ようにしています。
テキトーな時間休む、ということではなく。10分なら10分、30分なら30分と、あらかじめ決めておいた時間だけ休む、ということです。
時間を決めずに休むと、どうしてもダラダラと休みがちになります。10分くらい休もうと思っていたのに、気がついたら1時間たっていた… みたいな。わたしはそういうタイプです。
そういうことを減らすために。わたしは朝起きた時点で、翌朝起きるまでのスケジュールを組み、そのなかに「休憩」の時間も織り込んでおくようにしています。
具体的には、平日日中の休憩で言うと、だいたい1時間〜1時間半くらい。仕事や作業のあいまで、合計1時間〜1時間半休む、ということです。
この「1時間〜1時間半」が「休憩の上限時間」になるので、思いのほか休みすぎてしまう、ダラダラしてしまうことの歯止めになります。
また、その他の時間もスケジュールで埋めてありますから、ダラダラ休んでしまえば他のスケジュールが影響を受けてしまう。これも歯止めになります。詳しくはこちらの記事もどうぞ ↓
《方法2》定期的に休む
いましがた、休む時間を「決めて休む」というお話をしました。決める、という点でもうひとつ。休む「タイミング」も決めるようにしています。
具体的には、長くても 90分ごとに休憩をとる。90分以上のあいだ、仕事や作業をぶっ続けではやらないように、との考えです。
ひとつの目安として、「人間の集中力は 90分が限度」という話があります。それとは別に、1時間やそこら集中していると疲労を感じることは多くなるものです。
だから、学校では授業のあいまに休み時間があるなど、世の中には「休憩」というものがあるのでしょう。
もちろん、90分以上ぶっ続けで仕事や作業ができないわけはありません。ただそれでも、より集中して仕事や作業ができるように、「あえて定期的に休む」ようにしています。
ちなみに。じぶんが開催するセミナーでも、「90分以上のあいだ休憩なし」にはしないようにしています。じぶん自身も、そして、参加者の方々も、より集中できるようにです。
《方法3》休日も休みきらない
世の中では「休日」とされる土日や祝祭日でも、わたしは「完全には休みきらない」ようにしています。
休日は休日として認識していますし、実際に休みもしますが、休むだけにはしない、ということです。
具体的には、ブログ・メルマガの執筆。これは1年 365日です(いまのところ)。土日だろうが、盆暮れ正月だろうが休みません。
また、「毎日のルーティーン(日課)」として決めているものも休みません。1日を通じていろいろありますが、参考までに毎朝のルーティーンがこちらです ↓
- 前日に収集した情報の整理
- タスクの整理
- 1日のスケジュール決め
- 心得リスト、やらないことリストの確認
- きょうはじめて試してみたいことをイメージする
- メール・SNSをチェックする
- ニュースをチェックする
- 経理をする・家計簿をつける
- タッチタイピングの練習をする
- N-Back課題・ルービックキューブ をする
- トイレ掃除・神棚にお参りする
というように。ブログ・メルマガにしても、ルーティーンにしても、休日でも休まないことで、「気持ちを切らない」という効果があります。
言い換えると、平日と休日との境目をあいまいにしておく。休日でも、仕事に触れておく、仕事に対する気持ちを切らない、とういことです。
わたしはあまりがっちり休みすぎると、その反動で日常に戻るのに苦労します。もしも楽園で1週間、ブログもメルマガも書かず、ルーティーンも忘れて休み呆けたら、しばらく日常には復帰できそうもありません。
まぁ、楽園に行く予定はいまのところないのでだいじょうぶですが。
それはともかく。休日でも休みきらないことが、休日後までダラダラを引きずらないことに貢献をしているのはたしかです。
《方法4》よく寝て休む
寝る子は育つ、とはよく言ったもので。きちんと休むためには、「睡眠」が欠かせません。睡眠によって、身体的にも、精神的にも回復をはかることができます。
したがって、睡眠が危うくなると、心身の健康に問題が起きやすくなるものです。
そこで。わたしは、「よく寝て休む」ことができているかどうかを、可視化できるようにしています。
具体的には「フィットネストラッカー(活動量計)」の利用です。フィットネストラッカーにもいろいろありますが、わたしがいま使っているのは Oura Ring という指輪型のものです ↓
これを眠るときでも指にはめていれば、じぶんの睡眠に関するさまざまな情報を「数字」で可視化することができます ↓
- 睡眠時間・・・ふつう7〜9時間は必要
- 睡眠効率・・・睡眠時間のうち、どれだけ眠れているか。理想は95%以上。
- 安らかさ・・・睡眠中の体温、心拍、呼吸数などを計測
- レム睡眠の時間・・・総睡眠時間の20%〜25%くらいがふつう
- 深い睡眠の時間・・・総睡眠時間の15%〜20%くらいがふつう
- 眠りに落ちるまでの時間・・・早すぎても遅すぎてもダメ
- ベッドに入るタイミングの良し悪し・・・いつも同じ時間帯がいい
よく寝れたとか、よく寝れなかったとか。そのあたりの感覚はアテにならないものです。感覚とは異なる事実を、数字によって明らかにすることができます。
そう考えると、フィットネストラッカーを睡眠に役立てるのもひとつの方法です。
また、昼寝も習慣にしています。午後にだいたい 20分くらい、椅子の背もたれを倒しての昼寝です。
午前中のあいだにも、仕事や作業で脳は疲労しています。結果として、記憶力や集中力が低下する。適度な昼寝によって、記憶力や集中力が回復することが研究によってわかっています。
なお、長すぎる昼寝は、夜の睡眠に悪影響です。あくまで、「適度な昼寝」がポイントになります。
《方法5》休みに運動を取り入れる
休むときに「ボーッと休む」のもいいですが、運動を取り入れるのもおすすめです。
なぜなら、運動をすることで、カラダにとってよい効果が期待できるからです。具体的には、脳内におけるドーパミンとノルアドレナリンの分泌。
運動をすることで、集中力を高めるはらたきを持つ「ドーパミン」の分泌が増えることがわかっています。だとすれば、運動後の仕事や作業、あるいは勉強にも効果的ですよね。
また、運動をすることで、やる気を高めるはたらきを持つ「ノルアドレナリン」の分泌も増えます。これもやはり、仕事や作業、勉強などに効果的でしょう。
また、ウォーキングやランニングなど、一定のリズムを刻むような運動は「セロトニン」の分泌を増やします。セロトニンは抗うつ作用がありますので、気分の落ち込みにも強くなるという効果が期待できます。
わたしの場合、運動としては「ランニング」をする習慣がありますので、それがまずひとつ。走るのは毎日ではありませんが、ひと月に120kmを目安にして走るようにしています。
また、短い時間でできることとしては、「HIIT(高強度インターバルトレーニング)」も取り入れています。具体的には、
- 20秒全力スクワット、10秒休憩
- 20秒全力腕立て伏せ、10秒休憩
- 20秒全力上体反らし(背筋)、10秒休憩
- 20秒全力腹筋、10秒休憩
上記のサイクルを2回繰り返してワンセット。ワンセットでで4分ですから、ちょっとした休憩のときにでもできますね。
適度な運動は、前述した「睡眠」の質を高める効果もありますから、休みに運動を取り入れるのはおすすめです。
まとめ
ダラダラ休まない、きちんと休む。気をつけているにもかかわらず、もったいない休み方をしていることはあるわけで。
気をつけるばかりではなく、ダラダラ休まず、きちんと休むための方法を検討・実践してみるのはいかがでしょうか。
本記事がなにかしらのご参考になりましたら幸いです。
- 決めて休む
- 定期的に休む
- 休日も休みきらない
- よく寝て休む
- 休みに運動を取り入れる