きょう現在(2020年8月15日)、独立をしてから4年と4ヶ月ほどになります。
いまさらながら、「独立前からやっておけばよかったなぁ」と感じることについてお話をしていきます。
誰か、タイムマシーンを僕にください。
きょう現在(2020年8月15日)、独立をしてから4年と4ヶ月ほどになります。それまでは、20年近くのあいだ会社員をしていました。
いまさらながら、「独立前からやっておけばよかったなぁ」と感じることもあるわけで。ぜんぶで 10個、こちらです ↓
- 運動
- 睡眠
- 瞑想
- 読書
- タッチタイピング
- ショートカットキー
- プログラミング
- 時間の天引き
- 代わりにやることリスト
- ポリシーの明文化
これらは、独立したあとからやるようになったことです。
タイムマシーンに乗って 20年前に戻り、そのときのじぶんに「いいからダマされたと思ってやっておけ!」と伝えたい。もちろん、タイムマシーンに乗るアテはないので、叶わぬ願いではありますが。
それはそれとして。独立するかしないかにかかわらず、できるだけ早くから「やっておくといいよ」ということ、「いまやっていてよかった」ということとしてお話をしてみます。
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
独立前からやっておけば良かった…いまさらなこと10選
1.運動
ここで言う「運動」とは、「定期的な運動」です。言い換えると、「習慣としての運動」です。
独立前は、テニスをしていました。とはいえ、週末に数時間ていど。習慣と言うには、心もとない運動でした。
いまは、ほぼほぼ毎日ランニングをしています(1日5kmくらい)。加えて、ちょっとした筋トレも毎日しています。
運動を習慣にして変わったことはいろいろあるけれど。おもなところでは、「カラダがじょうぶになった(風邪をひかない)」「メンタルが安定する」「自信がつく(意志力や継続力の面などで)」といった感じです。
このあたりは、独立した身にはとてもだいじなことだし、独立をしていなくてもだいじなことに変わりはないでしょう。
運動をしたほうがいいだなんてあたりまえ、なんですが。実際にやっている人、続けている人ばかりではありません。なにより、わたし自身がそうでしたし。だからこそ、やったほうがいい。
でも、はじめるのもおっくうだし、はじめても続かないんだよね… というのであれば。こちらの本はおすすめです↓
2.睡眠
さきほど、運動をすることで「カラダがじょうぶになった」という話をしました。
健康ということで言えば、「睡眠」もまただいじな要素です。また、そんなあたりまえのことを… と思われるかもですが。
では、質問。あなたは、毎日7時間以上の睡眠をとっていますか? 休みの日に寝溜めをするような睡眠ではありませんか?
健康であるためには、7時間以上の睡眠がたいせつです。休みの日に寝溜めをするような睡眠だと、心身に悪い影響が出ることがわかっています。
かく言うわたしも、独立前の睡眠はボロボロでした。でも、いまは睡眠のたいせつさを知って、7時間以上の睡眠を確保しています。休日でも平日でも起床時間は同じです。
睡眠で心身のコンディションが整えば、日中のパフォーマンスは間違いなく上がります。
逆に、睡眠に問題があるとパフォーマンスが落ちる、パフォーマンスが落ちるから残業が増えて、睡眠時間が減る。さらにパフォーマンスが落ちて… という負のスパイラルに突入です。
より良質な睡眠をとるために、わたしが日ごろ実践していることはこちらの記事にまとめています↓
3.瞑想
いまは毎朝、瞑想の時間(5分)をとるようにしています。独立前は「瞑想? なんかスピリチュアル的なやつ?」みたいな理解でした。大間違いです。
瞑想を続けていると、「集中力や生産性が上がる」という研究結果があります。うつや不眠に効果がある、とも言われています。
企業でも「瞑想を取り入れている」というニュースを耳にする機会が増えました。最近では、コワーキングスペースに「瞑想ルーム」が用意されていたりもします。
瞑想は、科学的にも「有効」なものとして、ちまたにも広がっていると言ってよいでしょう。
瞑想をしていると、規則的な呼吸によるリズム運動から、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されやすくなります。また、呼吸に集中することで、アタマのなかにある雑多な思いを追い出すことになります。
結果、集中力や生産性が上がる。不安や心配ごとのたぐいに対しては落ち着きを取り戻せるので、うつや不眠にも効果があるのでしょう。ご興味あればお試しを。
4.読書
いまは、だいたい「2日に1冊」のペースで本を読んでいます。独立前は、ほとんど読書ができていませんでした。時間がなかった… というのが言い訳です。
読書量が増えたことで、いろいろな考え方に触れることができます。じぶんの考え方と照らし合わせた結果、あらたな行動のきっかけにもなります。
情報を得る、という点では「インターネット」もあるけれど。より体系的に、より効率的に情報を得ることができるのは「本(読書)」の良いところでしょう。
インターネットだと細切れの情報を「検索」する手間があるし、それぞれの情報の「信頼性」は本ほど高くはないので注意が必要です。そういう意味で、本は、より体系的だし、より効率的です。
もっと以前から読書をしていればなぁ… というのは「あとの祭り」ではありますが。すばらしい本に出会うにつけ、後悔の念は大きくなるばかりです。
ちなみに。わたしは「寝る前1時間以上」は読書の時間に充てています。以前は、寝室でスマホを使って動画を見ていたりもしました…
けれども、寝る前のスマホやパソコンは睡眠によくありません(ブルーライトの問題)。良質な睡眠をとるためにも、読書の習慣を身につけるのはおすすめです。
5.タッチタイピング
ほんと、いまさらなこととして「タッチタイピング」があります。わたしが、タッチタイピングできるようになったのは独立後です。
独立前は、なんちゃってタッチタイピング。ちらちらとキーボードを見たり、指使いはテキトーだったり。それがいかに、生産性を落とす行為であったか… いまはわかります。
ブログやメルマガを毎日書くようにもなって、文字入力の量も増えました。タッチタイピングをはじめるようになったきっかけでもあります。
タッチタイピングできるのとできないのとでは、「スピード」と「疲労度」に差が出るものです。
もしも、以前のわたしのように「なんちゃってタッチタイピング」をしているというのなら。悪いことは言いません。いますぐ、タッチタイピングの練習をはじめましょう。
スピードが上がり、疲労度を抑えることができれば。あらたな「時間」や「意欲」を生み出すことにもつながるはずです。前述した、運動や読書に、その時間や意欲を充てることもできるはずです。
6.ショートカットキー
いましがたお話をした「タッチタイピング」に似たこととして、「ショートカットキー」も挙げられます。
よく知られたところで言えば、「Ctrl(macならcommand) + C」でコピー、みたいな。さすがにそのくらいは独立前から知っていましたけど。いまでは、使っているショートカットキーがだいぶ増えました。
ショートカットキーを知らないと、どうしても「マウス操作」に頼ることになります。マウスを操作しようとすれば、キーボードから手が離れる。スピードが落ちるし、疲労度も高まります。
1回1回はわずかな時間、わずかな疲労度かもしれませんが。積み重なれば大きな時間ロス、大きな疲労にもつながるところです。
というわけで、タッチタイピングとあわせて、ショートカットキーを覚えるようにもなりました。
ショートカットキーを覚えるコツは、「ふだんよくやる操作をショートカットキーに置き換える」ことです。ショートカットキーの一覧表などを眺めて暗記するのはタイヘンなので。
じぶんがよくやる操作について、「〇〇する ショートカットキー」といった検索ワードで調べてみましょう。よくやる操作であるほど、身につけやすいことと思います。
7.プログラミング
独立前には「プログラミング」については、ほぼほぼ考えたことがありませんでした。おかげで、いまは「もっと早くから勉強しておけば…」と、やはり後悔をしています。
まぁ、後悔ばかりもしていられないので。少しずつ勉強を進めているところです。たとえば、Excel VBAとか、RPAとか、HTMLやCSSとか。
VBAやRPAについて言えば、手作業を自動化するのに役立ちます。わたしのいまの習熟度では、できることも相当に限られていますが。それでも、手作業を確実に減らすことができるのに変わりありません。
手作業は時間がかかるし、疲れます。その手作業が「単純作業」であれば、じぶんがやる必要もないわけで。プログラミングがわかっていると、そのあたりのメリットが大きいですね。
HTMLやCSSについて理解があれば、ブログを運営するにあたっても、少しは応用が効くようになります。まったく理解が無いと、デザインが崩れたときなどにはお手上げですから。
他のプログラミング言語にも興味はあるので、少しずつですが勉強をしていこうという考えでいます。
8.時間の天引き
いまは、朝のうちに1日のスケジュールをすべて組むようにしています。分単位で、24時間をびっちりスケジュールで埋める。そんな生活をはじめて、4年くらいになります。
で。そんなことをしているのは、「時間の天引き」をするためです。
運動や読書をしたり、プログラミングの勉強をしたり。やりたいこと、やるべきことをやろうとしたときに必要なものに「時間」があります。
その「時間」を確保するためには、「時間の天引き」が欠かせません。だからあらかじめ、「ランニング 50分」みたいにスケジュールしておくことで、時間を確保しておくわけです。
ところが、時間の天引きをせずに「できたらやろう」という姿勢でいると。時間はすぐになくなります。気が付いたら残業をしていたり、気が付いたらダラダラとテレビを眺めていたり… 後悔。
時間の天引きをすると、そのような後悔は格段に少なくなります。時間管理のツールとして使っているのは、TaskchuteCloudです。ご興味あれば、こちらの記事もどうぞ ↓
9.代わりにやることリスト
いまは、「代わりにやることリスト」というものをつくって、毎朝読み返しています。
そもそもは「やらないことリスト」というもので、文字どおり、やらないようにすることのリストをつくっていました。
たとえば、「決断を先送りしない」とか。わたしは、優柔不断で奥手なので、なんとなく決断を先送りしてしまうクセがあります。クセとわかっていても、なかなか治らないのがヒトでしょう。
そこで、「やらないことリスト」です。やらないことリストを読み返すことで、じぶんを矯正していく。
けれども。やらない、やらない、と戒めるだけというのも疲れます。そもそも、やらないことのウラには、やったほうがいいこと・やるべきこともあるはずです。
なので、「やらないことリスト」を「代わりにやることリスト」にあらためました。
さきほどの例で言えば。「決断を先送りしない」の代わりに、「先送りした場合のデメリットを考える」みたいな。デメリットを考えることで、ほんとうに先送りしてよいものかどうか?を再検討できます。
独立前は? と言うと。そのようなリストもなかったし、発想もなく。ただただ、じぶんのクセに甘んじていたように思います。
そんなわたしと同じように、思い当たるところがあれば。代わりにやることリスト、おすすめします。
10.ポリシーの明文化
さきほどお話した「代わりにやることリスト」とあわせて、毎日読み返しているものがもうひとつあります。じぶんの「ポリシー」を文章化したものです。
ポリシーというのも、あいまいな言葉ですが。世の中では、「理念」や「ミッション」などと呼ばれているものでもあります。
独立してからは、じぶんが仕事をしていくうえでの「指針」として、ポリシーを明文化するようにしました。
日々仕事をしていれば、いろいろありますので。ときには、じぶんの考えや行動にブレが出てしまうということもあるのではないでしょうか。振り返れば、わたしはそういうことがありました。
でもいまは、毎日読み返している「指針」に立ち返ることができます。
別に明文化せずとも、アタマのなかに入っている。と、言われるかもしれませんが。アタマのなかにあるものは「あいまい」であることが少なくありません。なんとなくわかったつもり、ということがあります。
いざ文章化しようと思ったら、「うまく言えないなぁ…」なんてこともあるわけで。それでは、考えや行動にブレも出てしまうでしょう。
なので。誰に見せることもない、じぶんだけの「ポリシー」だとしても、明文化しておいたほうがいい。それを毎日読み返しておくのがいい。そう考えています。
まとめ
いまさらながら、「独立前からやっておけばよかったなぁ」と感じることについてお話をしてきました。
独立するかしないかにかかわらず、できるだけ早くから「やっておくといいよ」ということ、「いまやっていてよかった」ということです。どれかひとつでも、気になるものがあればぜひ。
- 運動
- 睡眠
- 瞑想
- 読書
- タッチタイピング
- ショートカットキー
- プログラミング
- 時間の天引き
- 代わりにやることリスト
- ポリシーの明文化