じぶんに厳しく、ツラくてもがんばる! それでも幸せに、ストイックに生きるためのコツについてまとめてみます。ストイックを目指したい方は必見です。たぶん。
はたして僕はストイックなのか?
突然ではありますが、他人から「ストイックですね」と言われることがあります。
それが褒め言葉なのか、そうでないのかはわかりませんが。なにはともあれ、じぶんでも「わりとストイックなほうだろう」とはおもっています。
ちなみに、ここで言う「ストイック」とは? じぶんに厳しく、ツラくてもがんばる! みたいな意味です。もう少し硬い言葉だと、「禁欲的な」とか、「求道的な」とか。
ただ、もともとは、ギリシアのストア哲学に端を発するものであり、「自律や自制、自己修練を通して賢者としての幸福を追求すること」みたいなところが語源になります。
なので、わたしがそこまでストイックかどうか? という疑いの余地はあるものの。いちど決めたらわりとやる、やると決めたらわりと根気強くやる、という点でのストイックさはあるつもりです。
そこで。幸せなストイックを生きるためのコツについてお話をしてみます。ストイックを目指したいけれど、なかかなうまくいかない… ツラい… という人の参考になれば幸いです。
コツはぜんぶで3つ、次のとおりになります↓
- 習慣化のしくみをつくる
- 心身の健康を整える
- 他人に鈍感になる
それではこのあと、順番に確認していきましょう
幸せなストイックを生きるためのコツ
習慣化のしくみをつくる
ストイック=どんなときもやるべきことをやり続ける、と考えるのであれば。だいじなものは、「気合だ、気合だ、気合だ、気合だー!」というわけにもいきません。
ヒトの気合というものには、ムラがあるものだからです。気合が入るときもあれば、入らないときもある。それでもやるべきことをやるのがストイック、だと言えます。
では、気合とは関係なくストイックであるにはどうするか?
習慣です。いうなれば、「オートマチックにやるべきことをやる」という感覚が重要になります。そして、習慣を身につけるカギになるのが「しくみ」です。
たとえば、「毎日瞑想をする」という習慣を身につけたいとします。このとき、「夜、ハミガキがおわったら瞑想をする」などと決めるのは、良いしくみの1つです。
なぜなら、ハミガキをサボる人はあまりいないはずなので。少々メンドーではあっても、ハミガキをすることがほとんどであり、忘れることはないでしょう。
なので、そのあとに「これから身につけたい習慣」をくっつけて、忘れないようにしよう! ということになります。
また、「これから身につけたい習慣」の前後を、「すでに身についている習慣」ではさみこむようなカタチにすると、「これから身につけたい習慣」はさらに身につけやすくなるでしょう。
というように、気合に頼らない「しくみ」を利用することは、ストイックに生きるためのコツです。気合に頼りませんので、本人もあまりツラいとは感じずに、わりと心穏やかに幸せでいられます(笑)
結果、しくみのチカラで習慣化できれば、変化や成果もあらわれて「より幸せなストイック」の完成です。ちなみに、習慣化の確率を上げるポイントについては別記事も書きました↓
心身の健康を整える
ストイックであり続けるためには、心身の健康が必要だと考えています。たとえば、こうしてブログを毎日書き続けるにも、心身の健康あってこそです。
また、気合には頼らないとは言いましたが、気合はあればあったほうがいい。その気合の源になるのは、心身の健康だったりします。よって、心身の健康を整えることがストイックのコツです。
では、具体的に心身の健康を整えるにはどうするか? 端的に言えば、「睡眠、運動、食事、以上」です。はっきり言って、これ以上でもこれ以下でもないとおもいます。
ところが、とても多くの人が「睡眠・運動・食事」のいずれか、あるいはすべてをおろそかにしているものです。以前のわたしもまたそうでした。寝なくていいなら寝ないほうがいい、みたいな。
ですが、人間、きちんと睡眠時間をとらないと、心身に支障をきたします。病気になりやすくなったり、日中はアタマがはたらかなかったり、メンタルが不安定になったり…
運動や食事も同じことです。おろそかにすれば、心身に不調をきたします。ストイックに生きるためには、「睡眠・運動・食事」を見直すところからです。
ある意味、それがまたストイックといえるのかもしれませんが。まぁ、そこはがんばって。というのでは、あまりに無責任な感じもするので、もう少し具体的な手段を提示することにします。
良質な睡眠のための方法については、こちらのブログ記事でまとめました↓
食事については、いわゆる「プチ断食」がおすすめです↓
そして、ゆるっと少しずつ運動をはじめるなら、こんな方法もありますよ、というハナシ↓
いろいろと試してみて、じぶんに合った方法を探してみましょう。結果、心身の健康が得られれば、幸せにストイックを続けられます。
他人に鈍感になる
これは私見であり、偏見かもしれませんが、「ストイックは一目置かれると同時に、距離を置かれるもの」だと考えています。
ストイックな生き方をしていると、傍目からは「実際以上」にストイックにおもわれていたり、「実際以上」にスゴい人だとおもわれていることがあるようです。
結果、なにやら近寄りがたい… みたいな。ですが、わたしに関して言えば、ガマン強いいっぽうで飽きっぽかったり… という一面もあって、けして完全なストイックではありません。
などと言ってもなお、「特殊なヒト」的なラベルを貼られていることはあります。なんだか距離を感じるところであり、そこはツラくさみしいおもいをすることはあるものです。
さらには、ストイックであることをいじられたり、ストイックであることを笑われたりすることもありますから、そんなときには悲しくもなりますね。
それでも幸せにストイックであるためには、他人に対して鈍感になることかなぁ、と考えています。必要以上に、他人の言動を気にしないということです。
この点で、わたしは SNSやニュースの閲覧には気をつけています。じぶんのメンタルに悪影響があるような SNSやニュースは事前にカットしているし、そもそも閲覧時間を制限もしています。
SNSなどは、あまり依存度が高まると「他人が気になってしかたがない」ということにもなりかねませんから、使い方にはじゅうぶん気をつけたほうがよいでしょう。
ストイックでいられるかどうかにも、少なからず関わるところです。
まとめ
じぶんに厳しく、ツラくてもがんばる! それでもなお幸せに、ストイックに生きるためのコツについてまとめてみました。
ストイックを目指したいけれど、なかかなうまくいかない… ツラい… という人の参考になれば幸いです。
- 習慣化のしくみをつくる
- 心身の健康を整える
- 他人に鈍感になる