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フリーランス・個人事業者のひとりカフェ代は経費になる!の注意点

ひとりカフェ代は経費

” カフェやファミレスなどで、ひとりお茶を飲みながら仕事。コレって経費になるの?  ”

意外と知られていない「カフェ代は経費になりますよ」ということと、「経費にする際の注意点」についてお話をします。

目次

フリーランス・個人事業者のひとりカフェ代は経費になる、って知ってる?

フリーランス・個人事業者の関心事のひとつに、「この領収書って経費になるの?」が挙げられます。

そんな「この領収書」の中でも、ひとりでお茶をしたカフェ代。つまり、「ひとりカフェ代が経費になるのか」というご質問は税理士のわたしがよく聞かれるところです。

で、その答えは。基本、カフェ代は経費になります。経費にするときの勘定科目は「会議費」(ひとりで会議? と違和感はあるかもですが)。これが結論です。

カフェ代については質問も多いのですが、「基本、カフェ代が経費になる」ことを知らない・気づいていないというフリーランス・個人事業者もまた多い。

1回1回の金額はそうでもないかもしれないけれど。チリも積もれば、です。それに、経費でコーヒーが飲めるってなんかイイよね。

というわけで。「基本、ひとりカフェ代は経費になる」という話をしていきます。カンがよいあなたはそろそろ、「基本、基本、うるさいなぁ」と思われたことでしょう。

そうなんです。経費にできるカフェ代もあれば、経費にできないカフェ代もあるのですね。じゃあ、経費にする際の注意点は? というと、次のとおりです ↓

  1. 仕事だと言えるかどうか
  2. 頻度が高すぎないか
  3. 食事になっていないか

このあと、上記3つの注意点について見ていきます。

個人事業主に限らず、法人の社長がひとりカフェという場合にも、本記事の内容は当てはまります。

 

《注意点①》仕事だと言えるかどうか

基本、ひとりカフェ代は経費だと言いましたが。それは「仕事」のためのカフェであることが前提です。これがひとつ目の注意点になります。

「ほんとうは仕事じゃないけど」は脱税

あたりまえのことですが、プライベートの休憩などとしてお茶を飲むのであれば。それはさすがに経費とは言えません。

ですから、カフェ代が経費だと言えるのは、お茶を飲みながら「仕事をしている」ときです。

そんなのどうせわかんないじゃん、って? そのとおりです。税務職員が絶えずあなたを見張っているわけではないですし。

けれども、そういう考え方・行為を「脱税」と言います。脱税だなんて気分を害されたかもしれませんが、とても大事なことなのであえて言いました。

ウソをついてまで経費にしてはいけません。ウソをつくと、いつかバレやしないかと心配になります。心配にならないのであれば、立派な悪人ということになってしまいます。どっちもイヤですよね。

自分にしかわからないことだからこそ正直にありましょう。

ひとりカフェ代を認めたくない税務署

税務署から見ると、ひとりカフェ代は「なんともアヤシゲ」な経費です。前述したとおり、ほんとうに仕事なのか疑わしい。プライベートのお茶ではないのか、と考えます。

税務職員はなんて性格が悪いんだっ! と言うところではなく。そういうお仕事なのですから、と理解をすべきところです。

であるならば、疑われてしまったときのために「自衛手段」を持つのもよいでしょう。

たとえば。プライベートでのカフェ代も領収書・レシートをとっておく。これがあれば、カフェ代のすべてを経費にしていないことの説得材料になります。

ほらね、経費にしていないカフェ代もあるんだよ、という証拠になります。まぁ、税務署のためにそこまでやるかどうかは「あなたしだい」ではありますが。

また、同じ考え方で言えば、家計簿でも。領収書・レシートは捨ててしまっても、家計簿に載っていればそれはそれで説得材料だと言えます。

いずれにせよ。これらの材料があると、税務署としては疑うことが難しくなることを覚えておきましょう。証拠があるのに「ウソじゃないのか?」とは言いづらいですよね。

 

《注意点②》頻度が高すぎないか

ひとりカフェ代を経費にするうえでの注意点2つめ。それは、頻度が高すぎないか、です。つまり、ひとりカフェし過ぎではないか、という視点です。

毎日のようにひとりカフェ、はオカシイ

ひとりカフェの頻度が高いことをもって、即「経費ではない」ということにはなりません。前述したとおり、仕事であれば経費です。

とはいえ。平日でも休日でも毎日のようにひとりカフェ、というのでは税務署も疑いたくなるでしょう。ほんとうにいつもカフェで仕事してるのかよ? といったところです。

カフェ代1回1回の金額は数百円でも、頻度が高ければそれなりの金額になってきますからね。金額的にも無視できません。

というわけで。ひとりカフェの頻度が高くなればなるほど、税務署から注目される可能性が高まることは覚えておきましょう。

一般的でないこと、不自然なことに、税務職員は敏感です。「毎日のようにカフェで仕事」が「一般的ではない、不自然だ」と感じれば真偽を疑うのが仕事です。

いまでこそ、カフェでもどこでも仕事をする「ノマドワーカー」の言葉も普及しましたが。税務署から見れば、まだまだ異端であったりもします。

コトの真偽にかかわらず、高頻度・高額となると税務署から疑われやすくなりますよ、というお話でした。対税務署では、「ていど加減」は意外と重要です。

この場合の税務署の説得材料は? と聞かれると。正直、難しいものがあります。カフェではいつも仕事をしていたことを示す証拠って・・・

自宅兼事務所の家賃に気をつけて

高頻度のひとりカフェ代について、もうひとつ注意点があります。それは自宅兼事務所の家賃です。

どういうことかというと。自宅兼事務所の「事務所部分の家賃など」を経費にしつつ、「高頻度のひとりカフェ代」も経費しているケース。

税務署は「事務所要らなくない? 」という見方をしてきます。カフェ代も経費、事務所家賃も経費は、経費の二重計上ではないのかという理屈です。

つまり、税務署としては、「ひとりカフェ代=仕事の場所代」との考え方があるわけです。だから、カフェが仕事場なら、事務所は不要だろうという理屈。

こうなると、ひとりカフェ代が経費になっても、事務所家賃などは経費にならないという議論になるわけで。この場合、高頻度のカフェ代を経費にするのは得策とは言えません。

また、自宅兼事務所に関して言うと。その自宅兼事務所近くでのひとりカフェ代は注意です。

事務所がありながら、わざわざ近くのカフェで仕事をするなら「やっぱり事務所要らなくない?」となります。というわけで、そもそも自宅兼事務所近くのカフェ代は経費から外すことをおすすめします。

 

《注意点③》食事になっていないか

ひとりカフェ代を経費にするうえでの注意点3つめ。それは、食事になっていないか、です。つまり、お茶をするというより食事中心ではないか、という視点です。

食事まで経費にするのはやり過ぎ

お茶をしながら仕事がOKならば、食事をしながら仕事だってOKだろう。と、考えたくもなりますが。

食事代までを経費にするのは、「やり過ぎ」というものです。

1日3食の食事は、生きていくために誰もがしなければならないもの。ひとりでする事は生活上(プライベート)の支出であって、いわゆる「経費」ではない。との考え方に依ります。

いや、オレは普段1日2食だ。なんていう見苦しい言い訳はやめておきましょう。あくまで、一般的に、自然な見方で考えましょう。

また、たとえばファミレスで「食事+ドリンクバー」という場合。ドリンクがあると言っても、メインは食事です。ひとりカフェ代とは言い難く、経費にするのはやり過ぎです。

食事代であっても、取引先や社員といっしょに打合せなどをしながらであれば、「会議費」として経費になります。ひとりでする食事とは扱いが異なることに注意です。

ドーナツならどうだ?

食事がダメなら、お茶+茶菓子ならどうか? たとえば、コーヒーとドーナツとか。基本的には、食事と同じように考えるべきでしょう。

前述したように「ひとりカフェ代=仕事の場所代」と考えれば、ドーナツは余分です。ドーナツが無くても仕事はできますよね。

なんだか瑣末なお話にも聞こえてきますが。ひとりカフェ代を経費にするなら、基本、お茶代まで。そう考えるのが無難であり、正論です。

 

まとめ

フリーランス・個人事業者のひとりカフェ代は経費になる、ということについてお話をしてきました。

ひとりカフェ代は、基本、経費になりますが。3つの注意点には気をつけましょう ↓

  1. 仕事だと言えるかどうか
  2. 頻度が高すぎないか
  3. 食事になっていないか

 

 

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  きょうの執筆後記
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