我流の指使いで、キーボードをチラチラと見ながらタイピング…
あれから3年。タッチタイピングができるようになり、タイピングも速くなりました。ということで、その理由についてのお話です。
キーボードを見ながら入力していた3年前
いまから振り返ることわずか3年。そのときのわたしは、いわゆる「タッチタイピング」をできずにいました。
それまでパソコンを 20年近く使っていながら、我流の指使いで、かつ、キーボードをチラチラと見ながらタイピングしていたのです。
その後、ワケあって(後述します)。いまではタッチタイピングの指使いも覚えて、キーボードを見ずに入力ができるようになりました。
まぁ、ときどきは「記号の入力」などは怪しいときもありますが… おおむねタッチタイピングができるし、タイピングのスピードも少しづつ速くなっています。
そう考えると、「いまのわたし」は「3年前のわたし」に比べて、タイピングが劇的に変化した! と言っても過言ではありません(← うん、じぶんに甘い)
このブログの執筆をはじめ、毎日多くの時間をタイピングに使う身としては、「タイピングが速くなる」のはだいじなことです。
そのための努力・取り組みはこれからも続きますが。ここでひとまず、「これまで」を振り返ってみることにしました。
この3年で、わたしのタッチタイピングが速くなった理由。それは、こちらの3つです ↓
- WindoesからMacに変えた
- USキーボードにした
- キーボードを無刻印にした
それでは、このあと順番にお話をしていきます。
タイピングが速くなった3つの理由
《理由1》WindoesからMacに変えた
いまから1年半ほど前、メインPCを Windowsから Macに変えました。人生ではじめての Macです ↓
これが、わたしのタイピングを変える大きな転機になりました。具体的には、Macの「タッチパッド」がウワサどおりにすばらしく、「マウス」を使うのをやめました。
マウスを使っていると、どうしてもタイピングのスピードは落ちます。マウスを動かす右手がキーボードから大きく離れてしまうから、ですね。
その点、タッチパッドはマウスに比べてキーボードに近いことから、マウスほどには時間ロスはありません。
また、マウスをやめてタッチパッドにしたことで、ある意識の変化がありました。
それは「ショートカットキーの利用」です。たとえば、コピーなら「command(windowsはCtrl) + C」というアレ。
どうせマウスをやめるなら、いままでマウスでやっていたことをタッチパッドではなく、キーボードでできたほうがタイピングはさらに速くなります。
というわけで、あれやこれやとそれまで以上にショートカットキーを使い始めるようになったのは、メインPCをMacにしたことがきっかけです。
ショートカットキーについては、当ブログ内でいろいろ記事にもしてきました ↓
また、マウスをやめたついでに、「テンキー」もやめました。
それまでは、数字を入力するのに「テンキー付きの外付けキーボード」を使っていたり、「テンキーボード」を使っていたりしていましたが、これもやめようと。
やっぱり、マウスと同じく、テンキーを扱う右手にロスがあるからですね。
とはいえ、テンキー無しでの数字入力はなかなか難しく。スピードはまだまだではありますが、それでもテンキーが無いことにはすっかり慣れました。
こうして、はじめてのMacをきっかけに、キーボードで入力するという意識が高まったのが、タイピングが速くなった理由のひとつです。
《理由2》USキーボードにした
はじめての Macを買ったわたしは、「カッコよさ」をいちばんの理由に、キーボードをUS(英字)にしました ↓
世の中では多数派の JIS(日本語)キーボードは、ひらがなやら英字やら記号やらがゴチャゴチャと刻印されています。
せっかくのオシャレ Macなのに、JISキーボードではどうにもアカ抜けないじゃないか。そんなことを考えたわけです。
いつでも「見た目」から入ろうとするミーハーなわたし。そして、いつでも「人と違う」を選びたくなるアマノジャクなわたし。そして、USキーボード…
それまでは JISキーボードしか使ったことはなく、さすがに当初はとまどいもありました。
ただそれも、すぐに気にならなくなるほど、タイピングにメリットがあるのが USキーボードです。
そのいちばんのメリットとは、「return」キーが近い!
タッチタイピングでは、returnキーは右手小指で押します。この点で、USキーボードはJISキーボードよりも、キー1個分近い配列になっているのです。
日本語入力では文字変換を確定するために returnキーを多用します。ゆえに、この「キー1個分」が、大きな差として蓄積されていきます。
USキーボードに慣れたいま、たまにJISキーボードを使う機会があると「returnキー遠っ!」と驚くばかりです。
右手小指をいっぱいに伸ばして… というのはけっこうシンドイもので。結果、右手首ごと動かして returnキーを押していたりしますから、その分だけ時間もロスします。
ちなみに、USキーボードのメリットとして、「delete」キーが大きい・近い(JISキーボードよりも)、ということがよく挙げられます。
文字を削除するための deleteキーもまたよく使うことから、大きいほうが押しやすいではないか、近いほうがいいではないか、と。
ところが、わたしはほとんど deleteキーを使うことがありません。なぜなら、通常の文字入力であれば、「control + H」のショートカットキーで文字削除できるからです。
このショートカットキーであれば、control(caps lockキーをcontrolキーに割り当てています)は左手小指をホームポジションから左にキー1個分、Hキーは右手人差し指で左にキー1個分。
ほとんどホームポジションから手を動かさずに文字削除できます。対する deleteキーはキーボードのいちばん右上。USキーボードとはいえ、さすがに遠いです。
というように。USキーボードにしたことを理由に、タイピングはより速くなりました。
《理由3》キーボードを無刻印にした
わりと最近の話になりますが、MacBook Proのキーボードを「無刻印化」しました。
無刻印、つまり、キーボード表面の印字を無くす、ということです ↓
ブラックアウトステッカーなる商品がありまして、それを貼ることでキーボードを「気軽」に無刻印化できてしまいます。
まぁ、無刻印化したいちばんの理由は、「カッコいいから」であり。ミーハーでアマノジャクなわたしのあらわれです、はい。
それはそれとして。タイピングが速くなる、という点での効果もゼロではありません。
言うまでもないことですが、無刻印ですから「タッチタイピング(キーボードを見ないで入力)のごまかし」が効かない。あれ? あのキーはどこだっけ? と目視で確認ができない…
ですから、タッチタイピングに対する「覚悟」が決まります。
なんてことを言いながら、たまに入力するような記号などはアタフタしながら入力をしているという現状もありますが。
それでも、「目視で確認できない」となったことで、タッチタイピングの精度・速さはより高まりつつあることを感じています。
タッチタイピングがまったくできない状態で無刻印化するのはおすすめできませんが。「あるていどできる」というのであれば、思い切って無刻印化するのもタイピングを速めるきっかけにできるでしょう。
ちなみに。いまは毎日7分、タイピング練習サイトで、タッチタイピングのトレーニングをしています。「素振り」みたいなものですね。
毎日バットを振ってみて、フォームの確認をして、スイングの調子をはかってみる。ということはだいじだと考えています。
おすすめのタイピング練習サイトはこちら ↓
e-typingはタイピングレベルを診断できて、ログインすればタイピングの状況を記録(カルテ)に残すこともできます。
わたしの最高スコアは「346」で、レベルは「Thunder」です。稲妻くらい速い。
ウソです、そんなに速くはありません。でも、はじめたころはスコアも 200台でしたからだいぶ速くはなりました。まだまだ精進したいと思います。
寿司打のほうは、よりゲーム性が高く、飽きずにタイピング練習が楽しめるでしょう。ご興味あればぜひ。
まとめ
わたしがタイピングが速くなった理由についてお話をしてきました。
毎日よく使うパソコン、キーボードによる文字入力も欠かせませんので、タイピングを鍛えるに越したことはありません。
これからタイピングを速くしたいな、という方のご参考になれば幸いです。
- WindoesからMacに変えた
- USキーボードにした
- キーボードを無刻印にした