仕事でも日常でも、なにかと「計測をする」のが好き。そんなわたしが使っている計測ツールについてご紹介をしていきます。
ついついなにかを計測したくなるあなたへ。
唐突ですが、わたしはなにかと「計測をする」のが好きなタチのようでして。仕事にしても、それ以外の日常にしても。ついつい、計測したくなってしまう。
などと言うと。ヤダ、なにこの人、ヘンな性癖。と思われたりもするのだろうか? でもまぁ、しかたありません。好きなんだから。
もっとも、「計測した結果を記録する」ことが、「なにかを継続する」にあたっての助けになる、というメリットを感じているからでもあります ↓
それはそれとして。わたしがいろいろと計測をするにあたって、「これはいいなぁ」と感じている計測ツールについてご紹介をしていきます。ぜんぶで 10、こちらです ↓
- fitbit ionic
- OURA RING
- RENPHO 体重・体組成計
- SEIKO トラベルクロック(SQ699W)
- TANITA 温湿度計(TT-559)
- TaskChute Cloud
- ストップウォッチ
- e-typing
- DNB-15分IQアップ脳トレ
- 筋トレ・タイマー
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
こんな計測ツールが欲しかった! と考えている人(いるのかな?)のご参考になりましたら幸いです。
日常・仕事を計測するのが好きな僕が使っているツール10選
fitbit ionic
フィットネストラッカー(からだの活動量を測定するために身につける端末)でで有名な fitbit社のスマートウォッチ「ionic」。
腕時計として身に着けているだけで、いろいろと計測をしてくれます ↓
- 睡眠時間やその深さ(量と質)
- 歩数、歩行距離、高低差
- 心拍数
- 各種運動の履歴(とくにランニング、GPS内蔵が便利)
- 消費カロリー
毎日を健康に過ごそうと考えるのであれば、じぶんの「カラダの状況」を把握することは有効だと言えるでしょう。
その「カラダの状況」を、じぶんの感覚だけで計測しようとするのはいかがなものか?(感覚はアテにならない) との思いがあって、このようなツールをたよりにしています。
ということだったのですが。実はここ数ヶ月、「ランニングウォッチ」として以外は使っていません。
なぜならば、次にお話をする「OURA RING」を見つけてしまったから。
とはいえ。2年近いお付き合いになる ionic自体には満足しています。連携するスマホアプリも使いやすく、フィットネストラッカーとしての不満はありませんので、ここにご紹介をしておきました。
OURA RING
フィンランド発、指輪型のフィットネストラッカーが「OURA RING」です。
見た目はフツーの指輪ながらも、前述した fitit ionicとほぼほぼ同等の内容を計測をすることができるスグレモノ。睡眠に関する計測は fitbit ionicをはるかに凌ぎます。
いまはこの OURA RINGをほとんど着けっぱなしです。以前は fitbit ionicを着けっぱなしだったのですが、腕時計と指輪とでは身軽さが違います。やっぱり腕時計は指輪に比べると存在感が大きいですから。
また、fitbit ionic はスマートウォッチだけに、スマホからの通知を受けてしまいます(制限することもできますが)。その通知が便利そうでいて実はジャマ、というデメリットもありました。
OURA RINGにはそもそも通知機能はないのでジャマになりません。ゆえに、ふだんは OURA RINGのみで、fitbit ionicは無しです。
ただし。わたしの趣味であるランニングの計測については OURA RINGでは不足なので(いくら指輪を眺めても走行距離やペースを確認できない…)、ランニングウォッチとして fitbit ionicを使っています。
RENPHO 体重・体組成計
いわゆる「体重計・体組成計」です。体重のほかにも、体脂肪やBMIなど、ぜんぶで13の情報を計測することができます。
なかでも「体重」は健康管理で言えば基本中の基本ですからね。わたしも毎日決まったタイミングで計測をしています。
計測した結果は記録に残したいわけですが、この「体重計・体組成計」であれば、Bluetoothでスマホのアプリに連携。自動ですべての情報を記録に残してくれる。あぁ、便利 ↓
体脂肪率が 7.7%だなんて、オレはスーパーアスリートかもしれない! などと思いつつ(あるいはなんらかの問題で脂肪が不足しているのか?)。
なんにせよ。過去の記録はグラフでも傾向を一覧できたり、と便利です。
SEIKO トラベルクロック(SQ699W)
コンパクトかつスタイリッシュなデザインのトラベルクロック。もちろん、出張や旅行にも持ち歩きますが、セミナーで講師をするときにも手元に置いておく時計です。
というのも、わたしは腕時計をしていませんし、セミナー会場に時計がないかもしれません。あっても見にくい場所かもしれません。話をするのに時間がわからないのは困るので、このトラベルクロックが役立ちます。
そんなのスマホを置いときゃいいだろう、と思われるかもしれませんが。
スマホはいろんな情報を通知してきますから、そばにあると気が散るものです。たとえ、実際には通知がないとしても、通知を連想させる時点で気を散らすのがスマホです。
セミナー中に限らず、集中すべきときには視界からはずれる場所に置いておくのがよいでしょう。
また、この時計のいいところは、コンパクトなのに「温度・湿度」まで計測できるところです。セミナー中の部屋のコンディションが数字でわかるのは意外と重要。
講師として立ちっぱなしで話をし続けていると「ひとり熱く(暑く)なっている」ものです。受講者の方に快適なコンディションに調整するには、わたしの体感では難しいものがあるわけで。
出張・旅行先の客室などでも、湿度がわかれば「乾燥しすぎ」に気づきます。いろいろと役に立つ時計です。
TANITA 温湿度計(TT-559)
いましがた、トラベルクロックについて「温度・湿度」の話をしました。
同じように、仕事場(自宅兼事務所)でも、温度・湿度には気をつけています。とくに冬場の乾燥は健康の大敵です。
乾燥の度合は目に見えるものではなく、やはり数字で確認をできるツールがあると役立ちます。この温湿度計で湿度をチェックしつつ加湿につとめる。
おかげで、独立開業して以来、3回の冬は風邪をひいていません(というか、冬意外にも風邪はひいていません)。
なんか細かすぎない? と思われるかもしれないけれど。健康を続ける確率を上げるためにはこれくらい! と考えています。健康第一です。
TaskChute Cloud
ここからはモノとしてのツールではなく、WEBサービスやアプリ系のツールになります。
まずは、「最強のタスク管理ツール」をうたうTaskChute(タスクシュート)のWEB版である「TaskChute Cloud」です。
わたしのこれまでの時間管理を一変させた、以来、これなしではやっていけないほど(それも問題ですが)重要なツールになりました。
この TaskChute Cloudを使って、分単位で1日のスケジュールを立てる。そのスケジュールに対する実際の行動を分単位で計測・記録することができます。
んなこたぁ、やりたくない… との声も聞こえてきそうではありますが。それでも、「やりたいことをきちんとやる」という点で、計測は役立ちます。
もともとのスケジュールと、いま現在かかっている時間を意識しながら生活することで、スケジュールが守られる確率は高まる(もちろん完璧に守るのは無理にしても)、というのがわたしの経験則です。
こうして毎日ブログを書く時間(平均2時間半)を守り続けることができている理由のひとつが、TaskChute Cloudだと言えます。
いっぽうで、場当たり的に行動をしていると。「結局、きょうもやりたいことができなかった…」になりがちだ。これもまた経験則です。
だからわたしは、やりたいことをできるじぶんになれるよう、TaskChute Cloudのツールを使い続けています。
ストップウォッチログ
iPhoneのアプリで、「ストップウォッチ」として計測をする、かつ、「計測した結果の記録を残す」ことができます。
これでわたしがなにをはかっているのかと言うと、「ルービックキューブ」です。
6面体のルービックキューブをどれくらいで6面そろえることができるか。これを毎朝の日課として続けてるんですねぇ、これがまた。
と言ってもなかなか上達はせず、だいたい1分くらいはかかります。それでも少しずつ速くなっているであろう記録を、このアプリに残しているわけです。
こうして数字で計測して、記録を残しておくと、続けるモチベーションになります。記録が途切れるのも気持ち悪いものですし、記録を塗り替えようとの意欲も湧くものです。
e-typing
e-typingは、いわゆる「タッチタイピング(キーボードをノールックでタイピング)」の練習サイトです。
さきほどのルービックキューブと同じく、タッチタイピングも毎朝の日課として取り組んでいます。
3年ほど前までは「なんちゃってタッチタイピング(テキトーな指使い、かつ、キーボードをチラ見)」だったわたしも、いまはそこそこのスピードでタッチタイピングができるようになりました。
e-typingがおもしろいのは、タイピングの結果をスコア化して、その記録をカルテとして残せるところです。
いまでも決して速いわけではありませんが(速いときで「Thunder」というレベルです)、昔の記録を見ると「おっそ…」と成長を感じます。つまり、続けることで「じぶんなりの成長」はあるわけです。
いまやパソコンを使った仕事・生活はあたりまえ。タッチタイピングのスキルを上げることができれば、その分、時短やラクができます。ご興味あればぜひ、というツールです。
DNB-15分IQアップ脳トレ
毎朝の日課つながりでもうひとつ。ワーキングメモリのトレーニングとして続けているのがこちらの iPhoneアプリです。
ワーキングメモリとは「作業記憶」などとも呼ばれ、作業に必要な情報を一時的・短期的に記憶・処理するための能力のこと。
なにかを勉強しようとしてもはかどらないとか、なかなかものごとに集中できないという人は、その能力が低いと言われています。が、その能力は鍛えることもできる、と言われています。
したがって、ワーキングメモリを鍛えることができれば、仕事の面でも日常の面でも役立つはずだ。と、わたしは考えて、アプリでトレーニングをしているわけです。
このアプリではトレーニングの結果を計測(点数化)、記録できるので、毎日続けたことによる成果を確認もできます。
ところで、もうだいぶ続けていますが、ある一定のポイントからは点数が伸び悩んでいます… 鍛えることに限界もあるのでしょう。じゃあ、衰えないよう続けます、ということですね。
筋トレ・タイマー
毎日の日課として、HIIT(高強度インターバルトレーニング)に取り組んでいます。HIITとは、カンタンに言うと、短時間のあいだハードな運動をするトレーニングです。
具体的な運動内容はいろいろあるようですが、わたしの場合はこんな感じです ↓
- 20秒全力スクワット、10秒休憩
- 20秒全力腕立て伏せ、10秒休憩
- 20秒全力上体反らし(背筋)、10秒休憩
- 20秒全力腹筋、10秒休憩
- このサイクルを2回繰り返す(ぜんぶで4分)
上記を1セットにして、1日1セットから2、3セット。作業のあいまなどにやっています。
このようなメニューを実行するときに便利なのが、iPhoneアプリの「筋トレ・タイマー」です。時間を計測して、運動と休憩が切り替わるタイミングを画面と音で知らせてくれます。便利。
ちなみに、HIITはわりと短い時間で、室内でもできることから継続しやすいとも言えるでしょう。
HIITの効果としては、心肺機能の向上、脂肪の燃焼、基礎代謝の向上などが言われているところです。健康やダイエットにご興味あればぜひ。
まとめ
なにかと「計測をする」のが好きなわたしが使っている計測ツールについてお話をしてきました。
「計測した結果を記録する」ことが、「なにかを継続する」にあたっての助けになる、というメリットがあると感じています。
継続したいことがある人は、計測する、結果を記録する。そのために計測ツールを準備してみてはいかがでしょうか。