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銀行対応・銀行融資コンサルに必要ないと考えているモノ3つ

銀行対応・銀行融資コンサルに必要ないと考えているモノ3つ

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実際にたずさわっているなかで、銀行対応・銀行融資コンサル業務に必要ないと考えているモノを3つ、お話ししていきます。

単なるヒガミじゃないの? と言われても。

ひとり税理士として独立開業してまもなく、銀行対応・銀行融資コンサル業務をはじめてから、かれこれ5年くらいになります。

以来、コンサル業務とあわせて、ブログ記事の執筆、セミナーの自主開催(社長向け・税理士向け)、情報誌への執筆、YouTube動画の投稿、といった活動もしているところです。

それはそれとして。銀行対応・銀行融資のコンサル業務をするにあたって、「これは必要ないな」と考えているモノについてお話をしてみます。ずばり、こちらの3つです↓

銀行対応・銀行融資コンサル業務に必要ないと考えているモノ3つ
  1. 融資金額の実績
  2. 融資の成功率
  3. 金融機関とのコネ

これらは、銀行対応・銀行融資コンサルタントが「自身をアピールする」のに、よくつかわれているものでもあります。それはそれで、わかりやすいアピールですし、そのアピールを否定する意図はありません。

もっとも、わたしにはアピールできるほどのモノがないので、「単なるヒガミ」ととっていただいてよろしいかと思います。はい。

ただそのいっぽうで、「本質」のところではやっぱり必要ないモノと考えているのが、さきほどの3点です。というわけで、このあと順番にお話をしていきます。

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銀行対応・銀行融資コンサルに必要ないと考えているモノ3つ

【必要ないモノ1】融資金額の実績

銀行対応・銀行融資コンサルの世界(?)でときおり見かけるのが、「融資実績、総額〇〇億円!」みたいなモノです。

おー、スゴいねぇ。それに比べるとじぶんは… と思うのは、やっぱり「ヒガミ」もあるからでして。とはいえ、「融資金額の実績」がコンサルにぜったいに必要なモノというわけではありません。

たとえば、年間売上高5億円の会社が 5,000万円の融資を受けようとするのと、年間売上高 5,000万円の会社が 5,000万円の融資を受けようとするのと。同じ 5,000万円の融資でも難易度が違います。

むしろ、年間売上高 5,000万円の会社が、5,000万円の融資を受けるのは、難易度以前にほぼほぼムリな話です。

また、年間売上高5億円の会社が 5,000万円の融資を受けようとするのと、年間売上高 5,000万円の会社が 500万円の融資を受けようとするのと。融資金額には 10倍の開きがありますが、難易度はおおむね同じくらいだと言っていいでしょう。

そう考えると。融資金額の実績というのは、「お客さまの規模しだい」という一面があります。もちろん、規模が大きいお客さまから仕事を依頼されるのもコンサルタントの力量です。

とはいえ、「融資実績、総額〇〇億円!」が、そのままコンサルタントの力量だとは言い切れない。そういうハナシです。第一、「融資実績、総額〇〇億円!」だからという理由で、銀行が融資をしてくれるわけでもありません。

ちなみに。会社が融資を受けられる金額の目安として、「借入金月商倍率」というものがあります。これは、借入金が、平均月商(年間売上高÷12ヶ月)の何倍あるか? という指標です。

いっぱんに、借入金残高が「平均月商の3ヶ月分」までなら安全圏。6ヶ月分を超えると危険水域で、融資が受けにくくなる、と言われています。銀行もまた、そのような見方をしているものです。

融資を受けられる金額の目安としてはほかにも、「債務償還年数」や「借入金依存度」といった指標もあります。そのあたり、くわしくはこちらの記事をどうぞ↓

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【必要ないモノ2】融資の成功率

「融資成功率 〇〇%!」というのも、銀行対応・銀行融資コンサルの世界では見かけるモノの1つです。

ときおり、「融資成功率 100%」なんてものもあったりして。またしても、わたしの「ヒガミ」を刺激します。けれども、「融資の成功率(の高さ)」がコンサルにぜったいに必要なモノとは考えていません。

言うまでもありませんが、会社の状況によって融資の難易度は異なります。その難易度をおおむね理解できる者であれば、成功する確率が高い融資案件を中心に請け負い、失敗する確率が高い融資案件はお断りをすることは可能です。

結果として、融資成功率は高くなります。もしも、そういった前提があったうえでの「融資成功率 〇〇%!」だとしたら。ちょっと、「う〜ん…」という感じですよね(もちろん、すべてがそういった前提ばかりではないだろうことは申し添えます)。

とにもかくにも。わたしが銀行対応・銀行融資コンサルにたずさわるうえで、重要だと考えているのは、「お客さまが融資を受けられる確率を上げること」です。

お客さまの状況にあわせて、お客さまが「どう考えて・なにをしたら」、融資を受けられる確率が上がるのかをお伝えするようにしています。たとえ目先の融資は受けられないにしても、中長期で見れば、融資が受けやすい会社に変わることはできるからです。

その過程では、ちょっと難しいかもしれないけれど、あえて融資のチャレンジしてみようということもあります。「正しいチャレンジの実績」は、次回以降の融資にも活きるので、失敗して成功率が下がったとしてもチャレンジする価値はあるでしょう。

ちなみに。融資を受けられる確率を上げる方法として、まず取り組むべきは「決算書の改善」です。具体的には、次の2点が挙げられます↓

  • 「税引後利益+減価償却費」を増やす
  • 「資産ー負債」を増やす

税引後利益を増やすだなんんて、あたりまえじゃん。と、思われるかもしれませんが。税金を減らすために、あえて利益を減らしている会社はあるものです。考え方を変えましょう。

また、銀行が見ている「資産」は、決算書に記載された金額そのものではありません。「実際の価値」でもって資産を評価し、そのうえで負債よりも資産が多いかどうかを見ています。

このあたり、くわしくはこちらの記事もどうぞ↓

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【必要ないモノ3】金融機関とのコネ

「多くの金融機関と連携しています」とか「たくさんの銀行員とパイプがあります」というのも、銀行対応・銀行融資コンサルの世界では見かけるモノの1つでしょう。

いわば「コネ」、これはあったほうがいいです。ないよりはあったほうがいいのは、まちがいありません。でも、わたしには自慢をできるような「コネ」はないです。

じゃあ、銀行対応・銀行融資コンサルはできないか? と言えば。そんなことはありません。コネがなくても、銀行対応・銀行融資コンサル業務はじゅうぶんにできます。

なぜなら、銀行融資の可否は「コネの強さ」で決まるわけではないからです。「オレは・ワタシは、アノ銀行の支店長に顔がきくんだ!」と言って、ほんとうに顔がきいたら問題だと言えます。

つまり、決算書を見る限り、どう見ても融資をするのは危ない会社に対して、「コネ」を理由に融資が実行されたとしたら… 結果、その会社がつぶれて、融資したおカネを回収できなくなってしまったら…

そんな銀行を信用しておカネを預けていた預金者は、怒り心頭ですよね。もちろん、そんな問題を起こしてしまう銀行はそうそうないわけで。もし、あったとしたら、そういう銀行とはお付き合いをしないほうがいいでしょう。

それはそれとして。「コネ」がきいているように見えても、実際には、原理原則にそった融資審査の末に「融資の可否」は決まります。ですから、「コネ」を過度に頼らないようにしましょう。

コネが良いのは、さいしょの「顔合わせ」がスムーズになることだと言えます。銀行は「はじめての取引」を警戒しますから。その点では、コネによる「紹介」があったほうがスムーズだと言えます。

とはいえ、礼儀正しく、銀行の考え方を理解したうえで対面すれば、コネがなくとも「はじめての取引」だってできるものです。そのあたり、こちらの記事も参考にどうぞ↓

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まとめ

実際にたずさわっているなかで、銀行対応・銀行融資コンサル業務に必要ないと考えているモノを3つ、お話ししてきました。

銀行対応・銀行融資コンサル業務をするほうにしても、されるほうにしても。本記事が「なにか」のご参考になるようでしたら幸いです。

銀行対応・銀行融資コンサル業務に必要ないと考えているモノ3つ
  1. 融資金額の実績
  2. 融資の成功率
  3. 金融機関とのコネ

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