YouTubeは「よく視るよ」と言うのなら。マウスで動画を視る、マウスを使って操作するのは時間がかかるし、疲れます。
というわけで。YouTubeショートカットキーのうち、便利で使用頻度が高そうなもののご紹介です。
マウスは時間がかかるし、疲れるんだってば。
いまや、情報収集は「動画」でする時代! とまで言い切っていいものかはわかりませんが。
以前に比べれば、確実に利用割合が増えている「動画」。とくに、YouTubeは「よく視るよ」という人も少なくないでしょう。
そのYouTubeについて。マウスで動画を視ていたり、マウスを使って操作していたりはしませんか?
やめましょう。
おすすめは、ショートカットキー(キーボード)を使うことです。マウスを動かすのには「時間」がかかるし、マウスを動かし続けると、手首などに疲れが蓄積するからです。
マウスをちまちまと動かすよりも、キーボードを叩くほうが速い。マウスをぐいぐいと動かすよりも、キーボードを叩くほうが省エネ。効率的、かつ、カラダに優しいのが「ショートカットキー」です。
だから、わたしはあらゆる場面でショートカットキーを使うことを考えています。Chromel、Gmail、Excel、Evernote、ウィンドウやファイルの操作、文字入力、などなど。
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そして、YouTubeもまた例外ではありません。というわけで、YouTubeのショートカットキーのなかでも、とりわけ便利で、使用頻度が高そうなものを7つ、ご紹介していきます。こちらです ↓
- 聞き逃したなら「巻き戻し」、飛ばしたければ「早送り」
- 危ういときには「停止」、そして「再生」
- 音量は動画によってマチマチだから「音量を上げる、下げる」
- せっかちさんは必須の「再生速度を上げる、下げる」
- 目の前の動画に集中!「全画面モードの切り替え」
- テロップなし動画なら「字幕表示の切り替え」
- いちいちマウスは使わない「検索ボックスに移動」
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
まだマウスで動画視てるの?YouTubeショートカットキー7選
聞き逃したなら「巻き戻し」、飛ばしたければ「早送り」
- 巻き戻し … J
- 早送り … L
YouTubeで動画を視ていると。「あ、いまのところもう一回」ということがあるでしょう。うまく聞き取ることができなかったとか、聞き逃してしまったとか。そういうことです。
そんなときには、この「巻き戻し、早送り」のショートカットキーを使いましょう。
「J」のキーを1回押すたびに、10秒巻き戻しされます。「L」のキーを1回押すたびに、10秒早送りされます。
巻き戻しにしても早送りにしても、たったひとつの「キー」で操作できる。つまり、片手で使えるショートカットキーであるのがいいですね。
危ういときには「停止」、そして「再生」
再生 ・ 停止 … 「K」
YouTubeで動画を視ているときに、「やべ、動画を止めなきゃ」ということもあるでしょう。
いやいや、別に人に視られて(聞かれて)困るような動画を視ているときに限らずね。どんな動画であれ、来客とか、電話の着信とか、人に話しかけられたりしたら、動画を止めることはあるはずです。
そのときに、マウスを動画停止できる位置まで動かしてクリック… というのは、なかなかにもどかしい。
代わりにキーボードで一発、「K」のキーを叩きましょう。一瞬で、動画を止められます。危ういときには「K」を押す。と、指で覚えておきましょう。危うい状況を脱したら、同じく「K」で再生できます。
ちなみに。前述した「巻き戻し、早送り」と、「再生・停止」で使うキーは、横並びになっているので覚えやすいです。「J」「K」「L」のキーが横一線に配置されていることをキーボードで確認しておきましょう。
音量は動画によってマチマチだから「音量を上げる、下げる」
- 音量を上げる … 「↑」
- 音量を下げる … 「↓」
YouTube動画の音量って、動画によってマチマチですよね。「音、小っさ…」という動画もあれば、「音、デカ…」という動画もあります。
そのたびに音量調整をするわけですが、やっぱりマウスはメンドーです。マウスで「スピーカー」のマークに合わせて、音量ツマミを調整して… みたいなことはメンドーでしかありません。
なので、このショートカットキーを使いましょう。音量を上げるのなら「↑」、下げるのなら「↓」のキーです。それぞれのキーを押すたびに、5%ずつ音量を上げ下げできます。
せっかちさんは必須の「再生速度を上げる、下げる」
- 再生速度を上げる … shift +「 . 」
- 再生速度を下げる … shift +「 , 」
YouTubeを標準速度で視るのがツラい… ということはありませんか。「頼むから、もうちょっと早くしゃべってくれ!」と、考えてしまう「せっかちさん」なのはわたしです。
それ、わかるわかる。というアナタにおすすめのショートカットキーがあります。
再生速度を上げるなら、shift + 「 . (ピリオド)」。再生速度を下げるなら shift +「 , (カンマ)」です。
もちろん、マウスを使って「設定(歯車のマーク)」から再生速度を上げ下げはできますが。やっぱり、メンドーでしょう。動画の内容に合わせて再生速度を上げ下げしながら視ているようなときは、とくにです。
ちなみに。shift +「 . 」は、「>」の入力をしていることになります。shift +「 , 」は「<」の入力です。「<」で再生速度を下げる、「>」で再生速度を上げる、と考えると覚えやすいでしょう。
目の前の動画に集中!「全画面モードの切り替え」
全画面モードの切り替え … 「F」
YouTubeで動画を視るときには、「全画面モード」がおすすめです。そのほうが、映像の細部までしっかりと見えるから。ということではなく、その動画に集中するためです。
全画面モードではない状態で視ていると、いわゆる「関連動画」がサイドバーに表示されることになります。
そいうものがチラチラと見えていると、いま視ている動画への集中力を欠いてしまう。「この動画が終わったら、次はこっちの動画を視よう」なんてことを考えてしまうからですね。
だから、このショートカットキーで。全画面モードに切り替えるときは「F」を、全画面モードを解除するときはまた「F」を。
「F」は、「Full screen」の「F」なのでしょう。たぶん。
テロップなし動画なら「字幕表示の切り替え」
字幕表示の切り替え … 「C」
YouTube動画のなかには、「フルテロップ(しゃべりの内容をすべて字幕にしている)」のものもあれば、「なんのテロップもない」というものもあります。
どちらが好みかは、人それぞれですが。なんのテロップもない動画などは、「字幕があったほうがアタマに入るのに」と感じることもあるでしょう。
そんなときには、このショートカットキー。字幕を表示するなら「C」、非表示にするならもういちど「C」です。字幕に対応している動画の場合に、使うこうとができるショートカットキーです。
滑舌が悪かったりすると、なかなかにメチャメチャな字幕になる… などの問題はありますけど。
なお、「C」は「Caption(字幕)」のCらしいです。
いちいちマウスは使わない「検索ボックスに移動」
検索ボックスに移動 … 「 / 」
YouTubeで動画を視ているさいちゅうに、あるいは、その動画を視終わったときなどに。「次に視る動画を検索したい」ということもあるでしょう。
YouTubeには、画面上部に「検索ボックス」がありますので。マウスで検索ボックスをクリックして… なんてことはやめましょう。もうなんど言ったかわかりませんが、「メンドー」だからです。
代わりに、「 / 」のキーを押す。一瞬で検索ボックスにカーソルが飛びます。
ちなみに。ブラウザが Chromeであれば、ブラウザのアドレスバーに飛ぶショートカットキーは「Ctrl(macならcommand) + L」です。そこからすぐに、ネット検索ができます。
ブラウザが IE であれば、「Alt + E」で検索バーに飛びます。日々、ネット検索をする機会は多いでしょうから、覚えておくと便利なショートカットキーです。
まとめ
YouTubeのショートカットキーについて、とりわけ便利で、使用頻度が高そうなものを7つご紹介してきました。
マウスを動かすのには「時間」がかかるし、マウスを動かし続けると、手首などに疲れが蓄積します。YouTubeをはじめ、「よくやる操作」はショートカットキーに置き換えてみましょう。
- 聞き逃したなら「巻き戻し」、飛ばしたければ「早送り」
- 危ういときには「停止」、そして「再生」
- 音量は動画によってマチマチだから「音量を上げる、下げる」
- せっかちさんは必須の「再生速度を上げる、下げる」
- 目の前の動画に集中!「全画面モードの切り替え」
- テロップなし動画なら「字幕表示の切り替え」
- いちいちマウスは使わない「検索ボックスに移動」