経理の考え方– category –
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逆粉飾する会社に起きるデメリット
実際よりも利益を多く見せる「粉飾」に対して、実際よりも利益を少なく見せる「逆粉飾」があります。税金嫌いの社長がやりがちな「逆粉飾」によって、会社に起きるデメリットとは? 【粉飾には2種類ある。】 会社の決算について、実際よりも利益を多く見... -
個人がNFTアートを取得・売却したときの所得税【フローチャート付】
個人がNFTアートを取得・売却したときの所得税について、ケース別の注意点や税金計算をまとめました。いまだ税法の整備が追いついていないところですが、基本的な考え方を押さえておきましょう。 【たのむ、大切な注意事項を聞いてくれ。】 「NFT(Non-Fun... -
経理の自動化・効率化で言ってはいけないセリフ
経理作業が負担なので、できるだけ自動化・効率化したい… との悩みを抱える会社・個人事業者は少なくないようです。では、いざ自動化・効率化を進めようとするときに、言ってはいけないセリフがありますので確認しておきましょう。というお話をします。 【... -
社長の悩み「試算表の見方がわからない…」に対する1つの答え
社長の悩みの1つ、「試算表の見方がわからない…」について。「まずは大局をつかむ」ための見方をお話ししていきます。いきなり枝葉末節に目を奪われることがないように、気をつけましょう。 【木も森も大切ではあるけれど。】 税理士という仕事がら、社長... -
試算表を速く作成しなければならぬ理由
試算表を速く作成しましょう、というハナシがありますが。なぜ、速く作成しなければならないのか? 試算表の目的もふまえて確認をしておきましょう、というお話です。 【試算表はつくることが目的ではない。】 会社は試算表を速く作成しましょう、というハ... -
社長は会社の黒字を優先すべきか?節税を優先すべきか?
社長が判断に迷うものとして、「会社は黒字を優先すべきか? それとも、節税を優先すべきか?」があります。この点で、節税のデメリットを理解しましょう、というお話です。 【二者択一で語られるものではない。】 社長は日々、会社の経営や財務について「... -
節税とは税金を減らすことではなく、おカネを増やすこと。
節税とは、税金を減らすことだ。と考えるのであれば、注意が必要です。なぜなら、節税とは「おカネを増やすことだから」というお話をしていきます。 【あらためて、節税とは?】 会社における「節税」とはどういうことか? と、聞かれたときに。「税金(法... -
個人事業主が税理士に報酬を支払うメリット
会社が税理士に報酬を支払っている割合に比べれば、個人事業主が税理士に報酬を支払っている割合はだいぶ下がります。それでも、個人事業主が税理士に報酬を支払うメリットとは…? についてのお話です。 【たとえポジショントークだとしても。】 個人事業... -
「月商の〇倍の預金を持て」はウソ、がウソ
会社は、「月商の〇倍の預金を持て」というハナシがありますが。いっぽうで、「そのハナシはウソだ」とのハナシもありますので。そのあたりのことを、まとめてみることにしました。 【ウソのウソなら、ホントになる。】 きょうは、少々「あおり系」の記事... -
決算書を2つ作ってはいけないが計画書は2つ作ればいい
決算書を2つ作るのはいけませんが。計画書であれば2つ作ってもいい。むしろ、場合によっては積極的に2つ作ったほうがいい。それはなぜ? どんなメリットがある? というお話です。 【決算書は1つ、計画書は2つ。】 世の中には、2つ(あるいは、それ... -
商品を廃棄する→「他勘定振替高」という勘定科目を使っているか?
会社が、商品を廃棄する際。「他勘定振替高」という勘定科目を使っているかどうか。使っていない場合、税務署や銀行を誤解させることがありますよ、というお話です。 【その経理処理が誤解を招く。】 会社が事業を続けていると、いろいろなことがあるもの... -
粉飾には必ず傾向がある【決算書による与信管理のススメ】
会社にとって、だいじなことのひとつ「与信管理」。その方法として、取引先の決算書から粉飾をあぶりだそう、というお話をしていきます。 【ぜったいに見抜ける! とまでは言わないけれど。】 いきなりですが、社長に質問です。取引先の「与信管理」はして... -
消費税を税込経理するときに毎月の試算表でぜったいに注意すべきこと
消費税の経理処理について、税込経理を選んでいる場合。毎月の試算表で、ぜったいに注意すべきことをお話ししていきます。この注意を怠ると、のちの資金繰りで問題が起きかねません。 【注意を怠ると、資金繰りで問題が起きる。】 会社でおこなわれる、消... -
資金繰りの極意「入金を早く、出金を遅く」の具体策
資金繰りについて、極意とも言われているのが「入金を早く、出金を遅く」です。机上の空論という側面があるいっぽうで、現実的な具体策もありますよ。という、お話をしていきます。 【机上の空論か、はたまた戯言か。】 会社にとって、資金繰りは「生命線... -
資産と負債のバランスはどう?貸借対照表でココだけは確認したいこと
資産や負債が並ぶ「貸借対照表」は、見ていてもよくわからない… という社長は少なくないようです。 そこで、貸借対照表のなかでも「ココだけ」は確認しておくべきこととして、「資産と負債のバランス」についてお話をしていきます。 【貸借対照表がわから... -
損益計算書は売上だけを見ればいい
社長が決算書を見るときに、もし、「損益計算書を上(売上高)から下(利益)まで眺めておしまい」という見方をしていたら。 損益計算書は売上だけを見ればいい、という見方もありますよ。というお話です。 【また、そんな乱暴なことを言う。】 社長が決算... -
社長が決算書で見るべき3つの勘定科目
決算書は、いったいどこを見ればいいのやら… と悩む社長は少なくないようです。 そこで、社長が決算書で見るべき3つの勘定科目について、お話をしていきます。 【はじめから欲張るのもタイヘン。】 社長たるもの、決算書を見るなど朝飯前。とはいかず、「... -
『売上〇%増(根拠なし)』の計画でも無いよりマシと言える理由
売上は前期比〇%増! ただし根拠なし、みたいな計画はやめましょう。 けれども、計画そのものが無いよりはマシと言える。その理由についてお話をしていきます。 【ある状況においては、そうでもない。】 会社がつくる計画(経営計画・事業計画)について... -
新型コロナを経て『売上代金の未回収』にもっと備える
コロナの影響によって、厳しい資金繰りを強いられている会社は少なくありません。 結果として、売上代金の未回収が増えるかもしれない。そう考えて、いままで以上に「売上代金の未回収」に備えるようにしましょう。という、お話をしていきます。 【新型コ... -
会社が持続するために必要な売上=資金繰り分岐点売上高、というハナシ【後編】
会社が持続するために必要な売上、言い換えると「資金繰り分岐点売上高」について。 前編でお話をした「計算式」には、さらなる「派生」がある。ということをお伝えしていきます。 【ダメだ、そんなに売り上げられない。】 会社が持続するために必要な売上...