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東京ドームは天空席でも楽しめるか?〜坂道ライブ初参戦、アラフィフおじさんが単身で行く

東京ドームは天空席でも楽しめるか?〜坂道ライブ初参戦、アラフィフおじさんが単身で行く

東京ドームの天空席でライブは楽しめるのか? アラフィフおじさんのわたしが、坂道ライブ(櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?“」)に単身で初参戦した体験をふまえてお話しします。

目次

出演者が豆粒ていどにしか見えない席。

2022年11月初旬、東京ドームの「天空席」にてライブを観てきました。

ちなみに、天空席とは「ステージから距離が遠く、高度も高く、出演者が豆粒ていどにしか見えない悪環境の席」を揶揄する用語です。東京ドームで言うと、2階席のなかでも後列のほうがそれにあたります。

そんな天空席で、ライブを楽しむことはできるのか? おカネと時間をかけてまで行く価値はあるのだろうか? みたいなお話をしていきます。

なお、本記事の後半は、アラフィフおじさん(47歳)のわたしが、いわゆる「坂道ライブ」に単身で初参戦した体験談です。もしかして、ひきましたか?

まぁ、ムリもありませんね。それが「世間一般の目」というものでしょう。わたし自身、冷静にわが身を振り返ると、ちょっとひきます。それはそれとして、ご興味あれば、さいごまでお付き合いいただければ幸いです。

では、さっそくいってみましょう。


東京ドームの天空席の景色はいかほどか?

このたび、わたしが座ったのは「40ゲート 7通路 1塁側2階 28列4番」という座席でした。ここより後ろには5列くらいしかありませんので、ほぼほぼ最後列にあたります。

結論として、そこからの景色がこちらです↓

image2

写真でどこまで伝わるか? ではありますが、まさに天空。いちばん奥にあるメインステージは、かすむほどに遠い… という環境です。

坂道ライブのように、出演者が多数という場合には、「だれがどこにいるのか?」を見極めるのは絶望的な状況だといえます。とはいえ、そんな天空席にも「救い」がゼロではありません。

座席位置によっては「支配者」になれる

さきほどの画像を見ていただければなのですが、メインステージに対して「どセンター」です。そのうえ、ほぼ最後列ですから、すべての座席を見渡すことができます。

こ、こ、この景色は「すべてを支配する神の視点…」という、ややもすると危ない思考になるかどうかはともかく、会場全体を一望できるということで言えば、良席だと言ってもよいでしょう。

坂道ライブでは「ペンライト(サイリウム)」が定番であり、会場全体に無数のペンライトが広がるさまは「まさに圧巻」。メインステージに近い座席では、けして見ることのできない景色です。

だったら、その景色を画像で見せておくれよ! と、おもわれるかもしれませんが。ライブ中の撮影は禁止でございますのであしからず。

臆せず双眼鏡を持参せよ

いやいや、会場全体が見渡せるといっても、それは気休めでしょう。だって、結局、出演者は豆粒ていどにしか見えないじゃないか… と、落胆するには早すぎます。

わたしたちには、武器がある。「双眼鏡」という武器があるじゃないか。というわけで、わたしは事前に購入して持参しました。

と聞いて、「いやいや、なんか怖いよぉ」とおもわれたかもしれません。アラフィフのおじさんが、坂道ライブで双眼鏡を眺めているさまは怖いよぉ… とおもわれたかもしれません。

当の本人であるわたしも、会場でまわりから「やべぇヤツ」と見られることを恐れていました。でも、安心してください。まわりはみんな、そういう人たちですから。天空席の近辺では、多くの人が双眼鏡を手にライブを楽しんでいます。

まぁ、楽しんでいるのは当事者であって、ハタから見れば「やべぇ」ことに変わりはないのかもしれませんが。人間、みんなどこかしらやべぇものですから(持論)、気にしない気にしない。

で、わたしが持参した双眼鏡はこちらです↓

12倍ズームで、価格は 3,000円台。なお、「口径」は大きめのほうが、視野が広くて明るくなるのでおすすめです。

口径が大きい分だけゴツくなるので、「こんなので見てたら恥ずかしくない?」と気後れするかもしれませんが、ぜんぜんだいじょうぶ。とんでもない大きさの双眼鏡を持っている猛者がいたりもしますから。

で、肝心の「見え方」は? というと。12倍ズームでも、天空席からではメインステージはまだまだ遠い。特徴のある出演者であれば、かろうじて見極められるか…? といった感じです。

とはいえ、坂道ライブでは「常にメインステージでの演出」ではありません。他のライブもそうかもしれませんが、「アリーナ(東京ドームで言うとグラウンド部分)」に花道があったり、サブのステージがあったりします↓

image1

画像でいうと、アリーナのいちばん手前(野球でいうとホームベース近辺)がサブステージです。そこにいる出演者であれば、12倍ズームの双眼鏡だと「顔の表情」くらいまでわかります。

双眼鏡なしの「肉眼」となると、サブステージであってもそこまではわからないでしょう。なので、天空席でライブを楽しまれる際は、少なくとも 10倍ズーム以上の双眼鏡をおすすめします。

だったら、配信やDVDでもよいのでは?

しかし、双眼鏡を持参してまで行くものなのかね? という疑問はもっともでしょう。わたし自身、天空席を引き当てたときにはちょっと悩みました。けして、安いチケットでもありませんので。

だったら、配信やDVDで観るという選択肢だってあります。

とはいえ、なにごとも「体験」というチャレンジ精神と、その場でしか「体感」できないフンイキを楽しんでみたいということで、現地まで行くことにしました。

ポジショントークにはなりますが、結果としては満足です。やっぱり、ライブ「感」というものは、現地ならではのものがあります。感じ方は人それぞれでしょうが、迷っているなら行ってみる。とくに行ったことがないのであれば、いちどは行ってみる(実際に体験する)、というのがおすすめです。


東京ドームライブの注意点

今回はじめて、東京ドームでのライブに参加して感じた「注意点」についてもふれておきます。

天空席はちょっと怖い

ライブであれ野球観戦であれ、東京ドームに行ったことがある人はご存知でしょうが、2階席は「かなりの高所」です。なかでも2階席の後列付近(つまり天空席)は、ビルの4階くらいの高さだと言われます。

しかも、傾斜がすさまじく、階段で転げ落ちたらシャレになりません。登り降りするときには、ちょっと怖いくらいなので、注意が必要だと言えるでしょう。

image3

いっぽうで、傾斜がすさまじい分、前列に座っている人が気にならず、視界がひらけている点はメリットです。アリーナ席となると「平坦」ですから、背が低い人などはツラい状況もありえます。

トイレは激混み

東京ドームでのライブとなると、来場者は数万人です。人が集まれば発生するのが「トイレ問題」であり、東京ドームもまた例外ではありません。

開演時間まぎわには、とんでもない列ができており(男子トイレ)、「開演まで間に合わないかもしれないくらい混雑している」旨のアナウンスもありました。

なので、トイレは早めに済ませておきましょう。という、あたりまえのお話です。

完全キャッシュレス

東京ドームはかなりの久しぶりだったのですが、「完全キャッシュレス化」されていました。東京ドーム内での飲食では、現金を使うことができません。

わたしはもともと現金をほとんど持ち歩かない・使わないので、むしろ良かったのですが、現金派の人はお気をつけ願います。

入場チェックが甘い

今回のライブでは、入場前にチケットの確認、手荷物検査、金属探知機による身体検査がありました。最近ではわりと一般的なチェックだと言ってよいでしょう。

本人確認書類を持参とのことだったので、チケットといっしょに確認されるのかとおもいきや、とくになし。帽子をかぶったまま、マスクをしたままでOKであり、ほかの人でも入れてしまいそうです。

また、ペットボトルの持ち込みは禁止でしたが、会場内ではペットボトルが散見されましたので、手荷物検査でスルーされたものとおもわれます。注意点というか、「う〜ん」というハナシです。

退場に時間がかかる…

ライブがおわり、東京ドームの外に出るまでに 30分弱かかりました。今回は「規制退場」ということだったので、座席の場所ごとに順番に退場するスタイルです。

わたしがいた天空席は、ほぼさいごの順番だったために、退場までに時間がかかりました。遠くからお越しの方で、「早く行かないと終電に間に合わない」みたいなケースは要注意です。

ちなみに、入場時(開演の1時間ほど前)にはまったく混雑はありませんでした。入場時間に「幅(3時間)」があったこともあり、人がバラけるからですね。


アラフィフおじさん、単身で坂道ライブ初参戦の体験談

ここからは、アラフィフおじさんのわたしが、単身で、坂道ライブに初参戦した体験談についてお話をしてみます。

おじさんはどのくらいいるのか?

今回、わたしが参戦したのは、櫻坂46の「2nd TOUR 2022 “As you know?“」というライブでした。

ご存知の方も多いでしょうが、櫻坂46は若い女性のアイドルグループです。もともとは「欅坂46」というグループだったのですが、いろいろあって改名され、いまにいたります。

その欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」が発売されたのが、2016年4月6日です。で、わたしが「ひとり税理士」として独立開業したのが、2016年4月4日のこと。

ある日、たまたま耳にした「サイレントマジョリティー」の歌詞が、妙に響いたのですね↓

この世界は群れていても始まらない

Yesでいいのか? サイレントマジョリティー

欅坂46「サイレントマジョリティー」 / 作詞・秋元康さん

「群れていても始まらない」という歌詞と、「ひとり税理士(=雇われない・雇わない税理士)」という立場とが重なるように感じられた、みたいな。

で、このたびは、そんな欅坂46時代からのキャプテン・菅井友香さんの卒業セレモニーも兼ねたライブということもあり、「さいしょでさいごの、坂道ライブ参戦」を決めました。

などとアイドルグループへの思いを語り始めると、気持ち悪いですか? ムリもありません。わたしも、家族からの「ややもすると冷ややかな視線」は感じているのでわかります。

それはさておき、はじめての坂道ライブでもあり、おじさんはどのくらいいるものなのか? は気になっていました。まわりに若い人しかいなかったら、ちょっと気恥ずかしいですから。

結論、けっこういます。ちゃんと数えたわけではないのでわかりませんが、気恥ずかしくないていどにはいる。おじさん2人組みもいるし、スーツにビジネスかばん(会社帰り?)のおじさんもいる。

といっても、若い男女が大多数ですから、おじさんはマジョリティではありせんので、誤解なきようお願いします。

単身はどのくらいいるのか?

おじさんの参戦と同じくらい不安だったのが、単身での参戦です。事実、会場に行くと、グループで来ている人たちが目立ちます。が、単身(つまり1人)で来ている人も、けして少なくはないようです。

わたしの座席の隣も単身でしたし、周辺にも単身らしき人は散見されました。「天空席」だったからかもしれませんが。まぁ、それでも単身だから目立つ、ということはないでしょう。

心配事があるとすれば、コミュニケーション。単身の方どうしでも、積極的にコミュニケーションをとる文化もあるようなので、人見知りのわたしは「話しかけられたらどうしよう?」と、「話しかけんなオーラ」を全開にしておりました。

実際、座席周辺では、単身の方どうしで会話をはじめたり、物々交換をしたり、アドレス交換をしたり、といった光景も… なので、人見知りでなければ、お友達もできて楽しそうですね。

推しメンがいなくてもだいじょうぶか?

前述したとおり、今回はキャプテンさんの卒業セレモニーもあって、後半は「号泣」される来場者が続出。

近くの人がタオルを顔にあてていたので、「汗を拭っているのかな?」とおもったら(ドーム内はけっこう暑い)、肩を揺らしていることに気づき、「拭っているのは涙かいっ!」みたいな。気がつけば、そこかしこから「すすり泣き」が聞こえる状況でした。

わたしは、性格がドライなのでしょう、涙を流すまでにはいたらず… 居心地の悪い時間を過ごしもしたのですが。

基本的には、いわゆる「推しメン」がいる方ばかりのようで、推しメンの名前がプリントされたタオルを肩からかけていたり、推しメンの名前が入ったペンライトを持っていたり。カバンには、推しメンの顔写真入りキーホルダーがぶら下がっていたり。

そういう意味では、見た目がまったくの「一般人」であるわたしは、逆にだいじょうぶなのか? あまりの熱のなさに、ファンたちにぶち倒されるのではないか? と心配になるほどでしたが、さすがにだいじょうぶでした。

そんなわたしは、いわゆる「箱推し」であり、櫻坂46の「楽曲推し」です。

ペンライトは持ってゆけ。

見た目がまったくの一般人であるわたしも、ペンライトを持参していました。公式サイトから購入したやつを1本。こういうのを↓

image4

それこそ、アラフィフおじさんがペンライトを振っている姿は、じぶんですら怖いものがあります。が、結論として、ペンライトは持っていくことをおすすめします。

ペンライトがないと、完全に手持ち無沙汰になり、かえって気恥ずかしいおもいをすることになるからですね。坂道ライブでのペンライト使用は、もはや名物なのでしょう。

そのうえ、ペンライトは基本が2本(両手に1本ずつ)のようです。わたしのように1本の人のほうが、だんぜん少ないようでした。

わたしがあまりよくわかっていないのですが、メンバーごとや楽曲ごとに「色」が決まっていて、ライブ中はペンライトの色を切り替えながら応援する、ということらしいです。

ちなみに、ペンライトの色はぜんぶで 15色。覚えられるわけあるかいっ! と、ハナからあきらめていました。でも、だいじょうぶ。となり近所の人たちのペンライトを見ながら、じぶんもそれっぽく色を切り替えればよいのです。

ペンライトの振り方も、まわりを見ていれば、なんとなくわかります。不思議なもので、その場にいると、ペンライトを振っていないほうが恥ずかしくなりますし、ペンライトを振っているほうが楽しくなるものです。郷に入れば郷に従え。ペンライトはもってゆけ。

立って、座って、また立って。

郷に入れば郷に従え、といえば。ライブがはじまると、みな立ち上がります。だれかが「起立!」と言ってくれるわけではないのですが、だれからともなく、みなが自主的に立ち上がるのです。つまり、座席はあれども座ってはいない。

あとは、ペンライトを振ったり、拍手をしたり。そして、「MC」がはじまると、みながスッと腰を下ろします。またしてもだれかが「着席!」と合図をしたわけでもないのですが。まぁ、これが「暗黙知」というものでしょう。

ライブの時間全体から見れば、MCの割合は少ないですから、基本的には「立ちっぱなし」になります。アラフィフおじさんのわたしなどは、けっこう体力を削られますね… 座りたければ座っていても叱られはしないでしょうが、勇気がいる行為だと言えるでしょう。

坂道ライブに限らず、ライブ全体がそうなのだとおもいますが、「体力も必要なんだなぁ」ということは知っていてもよいでしょう。

まとめ

東京ドームの天空席でライブは楽しめるのか? アラフィフおじさんのわたしが、坂道ライブ(櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?“」)に単身で初参戦した体験をふまえてお話ししました。

天空席でも楽しみ方はあります。アラフィフおじさんでも、坂道ライブはだいじょうぶ。単身でも坂道ライブはだいじょうぶ。本記事が、なにかのお役に立てるようでしたら幸いです。

東京ドームは天空席でも楽しめるか?〜坂道ライブ初参戦、アラフィフおじさんが単身で行く

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