独立の『不安』をなくすことはできない。だから付き合うための7つの方法

独立の不安と付き合う方法

ちゃんと食っていけるかなぁ、病気になったらどうしよう…

独立の「不安」は尽きません。無くすことはできません。だから、じょうずに付き合うための方法についてお話をします。

独立後も「不安」はなくならないから付き合う

独立開業をしてから、きょう(2018年4月4日)でちょうど2年になります。

その2年間、ずっと消えることのない「不安」として、次の2つが挙げられます ↓

  • おカネの不安(仕事がなくなったらどうしよう?食えなくなったらどうしよう?)
  • 健康の不安(病気になったら、ケガをしたらどうしよう?仕事ができなくなったらどうしよう?)

もちろん、これらの「不安」は独立する前(会社員)でもゼロではありません。が、独立して「ひとり」になると、不安の程度加減としては以前よりも大きくなりました。

たとえば。「おカネ」のことで言えば、給料のような固定収入はなくなりましたし、「健康」のことで言えば、個人事業者の社会保障・支援は会社員のそれに劣ります。

そのような環境は独立を続ける限り変わることはないのですから、今後も「不安」が無くなることはありません。独立の「不安」をゼロにすることはできません。

なくなったように見えても、ふとした瞬間にまた現れる。独立には「不安」がツキモノなのです。

で、「こりゃマズい(不安で押しつぶされる…)」とわたしの本能が察知したのかどうかはナゾですが。気がついたら、「不安」と付き合う方法を7つばかり習得していました ↓

  1. やらないことリスト
  2. ランニング
  3. 読書・セミナー参加
  4. 毎日経理
  5. ブログ執筆
  6. 朝イチで「きょうのスケジュール」
  7. 神棚

これらによって、決して消えることがない独立の「不安」とも、わたしは日々お付き合いすることができています。

もしも、「不安」でお悩みというのであれば、どれか1つでもお試しされてはいかがでしょう?

というわけで。上記7つの方法について、このあと順番にお話をしていきます。

 

《方法①》やらないことリスト

「不安」になってしまうきっかけとして、「ネガティブ(否定的)な言動をする」ことが挙げられます。

たとえば、

  • 「無理」と言う
  • 「難しい」と言う
  • 「時間がない」「忙しい」と言う
  • 「ツいていない」と考える
  • 考えてもしかたがない(変わらない)ことを考え続ける
  • じぶんが人よりも劣っていると考える(ただただ比較する) など

ネガティブな言動が、ネガティブな現実を呼び込む。って、「ある」とわたしは思うのです。

だからわたしは、これらの「ネガティブな言動」を自身に禁じています。と言いながら、実際にはやっちゃうんですよね… 人間らしいというか、なんというか、ダメなことほど繰り返します、わたし。

そんなじぶんを少しでも変えられるようにと、禁じていることを文字にしてリスト化しました。「やらないことリスト」です。

なりたい自分になるために『ぜったいにやらないことリスト』をつくる

2018.02.17

リストは朝イチ、午後イチで眺めるようにしています。そこでじぶんの言動を振り返り、「またやってしまった… 次は気をつけよう」の繰り返し。

ものの見方・考え方もクセづけのようなところがありますから、繰り返すことで少しずつですが確実に変わります。ネガティブな言動は、減らすことができるのです。

結果、「不安」が生じる、「不安」が膨らむきっかけを抑える効果があります。

 

《方法②》ランニング

独立した直後、「なんとなく体力づくり」的な発想からランニングをはじめました。

いまでは、月に120kmを目安に習慣化しています(3月はランナー膝を発症し、100km以下でしたが…)。初フルマラソンもなんとか完走できました ↓

初フルマラソンを完走!第6回 古河はなももマラソン【RUNレースレポート#08】

2018.03.12

あとから知ったことですが、ランニングは体力づくりに加えて、「不安」を軽減する効果が期待できます。

理由は、気持ちを安定させる働きを持つ神経伝達物質「セロトニン」。ランニングは、その「セロトニン」の分泌を促します。

実際、ランニングをすると「なんかスッキリした」という経験は数知れず。セロトニンの効果を実感しています。

なお、「一定のリズムによる運動」が、セロトニンの分泌を促進します。ランニングのほかにも、ウォーキング、サイクリングなどもよいでしょう。

適度な運動習慣で、体力づくりと不安の軽減。一挙両得です。

 

《方法③》読書・セミナー参加

わたしは、本を2日に1冊くらいのペースで読んでいます。セミナーには月に3〜5本ていど参加しています(オンラインも含む)。

本を読む、セミナーに参加をすると、「いろいろな考え方に出会える」からです。

じぶんになかった考え方に触れることで、「不安」に立ち向かうアイディアが生まれたり、前向きな気持ちになったりできることが多々あります。

セミナーでは講師の人柄を目の当たりにすることで、勇気をもらうということもあります。同じ会場にいる参加者たちの意気込みもまた刺激になります。

いっぽうで、じぶんひとりのせまい世界のなかでは、「不安」が育ちやすいものです。

ちょっと油断をして、読書やセミナー参加を怠ると、じぶんの世界は「不安」で埋め尽くされるばかりであることに気づきます。

ですから、「不安」な気持ちがあるときほど、本を読んだり、セミナーに参加をするようにしています。

 

《方法④》毎日経理

毎朝、「最大15分」と決めて経理の時間をつくっています。それぐらいの時間があると、経理はだいたい「日次」になります。

よく「月次決算(1年に1度ではなく、毎月決算をすること)」などと言いますが、それよりもタイムリーな「日次決算」のイメージです。

そのようにわたしが毎日経理をしているのは、「おカネの見通し」をよくするためです。

一般に、「見えない不安」というものがあります。見えないから不安、わからないから不安。おカネもいっしょです。見通しが悪いと不安になるものです。

年に1回の決算では、その間、おカネの見通しはさっぱり立ちません。不安でしかたない。月1回ならばまだマシですが、それでも1ヶ月は「見えない」が続きます。

だから、毎日経理。いまのおカネの状態を毎日把握できるようにしています。

おカネの見通しをよくすることで視界をクリアにし、不安でいるよりも未来に対する行動を起こすことに気持ちが向かうように心がけています。

 

《方法⑤》ブログ執筆

独立開業してから(正確には開業日の2週間後から)、このブログを毎日更新しています。

そんなブログ執筆は、日々の「不安」の軽減に一役買っています。と言っても、当初から意図していたわけではありませんが。

そもそもブログを書くということは、まがりなりにも世界に向かって言葉を放つ、ということです。

であるならば、「不安」な気持ちで言葉を綴るというのはあまり感心できることではないでしょう。もっとも、「不安」な気持ちで言葉を綴ること自体が困難です。

そう考えると、「ブログを毎日書く」というのは、ある意味では「修行」のようなものです。

決して消えることのない「不安」の存在を受け入れつつも、いっぽうでは、その「不安」を遠ざけて言葉を綴る。しかも毎日。

なにやらウダウダと言っていますが。要は「ブログ毎日更新はタイヘンなんだよ!」と言いたいわけで。タイヘンゆえに、心がタフになる。「不安」に強くなると信じている。

このあたりについて、ふと思い出したので、わたしの好きな一節を引いておきます ↓

今、僕は語ろうと思う。

もちろん問題は何ひとつ解決してはいないし、語り終えた時点でもあるいは事態は全く同じということになるかもしれない。

結局のところ、文章を書くことは自己療養の手段ではなく、自己療養へのささやかな試みにしか過ぎないからだ。

『風の歌を聴け(著・村上春樹)』より引用

 

《方法⑥》朝イチで「きょうのスケジュール」

毎朝、朝イチで1日のスケジュールを立てています。「スケジュール」とひとくちに言っても、「分単位」の緻密さです。

きょうはアレとコレとソレをやろう、くらいのユルいスケジュールではありません。明日の朝起きるまでの予定を、分単位でキチッと決めるのです。

スケジュールがユルいと行動も思考も散漫になりやすい、という経験はありませんか?

時間に余裕があると思ったら、ダラダラと余計な時間がかかってしまった… 逆に、時間に余裕が無いと、集中力が高まり、思いのほかなんとかなったりして。

散漫な行動や思考をきっかけに生じる「不安」もあるものですから、「隙をつくらない」という意味では、キツめのスケジュールはおすすめです。

ちなみに、分単位の緻密さを守ることができるかどうかは別の問題です。まぁ、ほぼほぼ100%無理です。現実にはいろいろあるし、予定は予定でしかありません。

それでも、予定を立てるというところに、「時間管理への飽くなき挑戦」があります。詳しくはこちらをどうぞ ↓

TaskChute Cloud~タスク・スケジュール・時間管理のツール選びに終止符を

2016.09.18

 

《方法⑦》神棚

なにを思ったか、ことしのはじめに「神棚」を設置しました。それからきょうまで3ヶ月ほど、毎朝参拝をしています ↓

自宅(兼事務所)だと仕事にならない…ならば『神棚』をおすすめ

2018.01.14

そもそも信心深いところなどまるでないわたしですが(バチがあたりそうだ…)。やはり、「神さまの前」となれば、身も心も引き締まる。万人共通、神への畏怖とでも言いますか。

朝起きたら着替えをして、顔を洗って、お水をお供えして、手を合わてお祈りです ↓

「いつも見守っていただきありがとうございます。きょうも自分にできること、すべきことに精いっぱい努めます。どうぞ見守っていてください。」

神頼みかいっ! とツッコみたくもなるところでしょうが、不思議と清々しい気持ちになるものです。

やるべきことをやる、できることをやる。その決意と行動、潔さがあれば、神頼みも悪くありません。「不安」が後退することを感じることができるはずです。

 

まとめ

独立後も「不安」はなくならないから付き合う方法についてお話をしてきました。

決してゼロにはならない独立の「不安」とは、長くじょうずに付き合う方法があるとよいでしょう。

「不安」でお悩みというのであれば、どれかひとつでも試してみてはいかがでしょう?

 

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  きょうの執筆後記
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ABOUTこの記事をかいた人

税理士レス経理エバンジェリスト、フリーランス型税理士。1975年生まれ。 フリーランスの経理・会社の銀行融資支援を得意にする、横浜市の諸留誕税理士事務所・所長。2016年4月、18年間の「勤め人」を脱して独立開業。以来、ブログを毎日更新中!